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2014.10.26 [日] 受け継いで、着る。 |
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この週末も鎌倉のスタジオで着付け仕事でした。
そんな中、ちょっと素敵な着物話ひとつ。
息子さんが五才の七五三、娘さんはお宮参り、母も和装で記念写真をというご家族。
ヘアメイクの間に、持ち込まれた着物をチェックします。
曙色と柿色のぼかし地に大きな糸菊がほわんほわんと配されたうつくしい綸子の着物。
「今の季節にぴったりですね」と声をかけると、
「この着物、私のお宮参りに母が着た着物なんです」とおっしゃいます。
季節感がありすぎて、それ以来ずっと袖を通す機会がなかったそうですが、「ちょうど私と同じ時期に娘が生まれて着ることができました」とのこと。
三十数年ぶりに空気を孕んだ着物。
着付けると、とてもよく似合って素敵でした。
娘さんの産着もその時の物で、三才の七五三には仕立て直してお祝い着にするそうです。
もしかすると、今、赤ちゃんの娘さんも数十年後に袖を通すのかもしれません。
受け継いで、着る。
こうゆう長い時間の着物の物語が、大好きです。
※写真は、25日のお昼休憩で八幡宮に寄って撮りました。
七五三やお宮参りの家族がたくさん参拝に来ていました。 |
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2014.10.22 [水] 包装紙 |
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こんなお菓子の包装紙を見ると、
ついつい、反物化製作シミュレーションしてしまう。
注染、友禅、布の素材、などなどなど。
もぐもぐ和菓子を食べながら、
けっこう楽しいひとときなのです。 |
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2014.10.19 [日] さんま炭火焼大会 |
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今日は、町内会の「さんま炭火焼大会」でした。
百尾のさんま、帆立、さざえ、豚汁、ビール、ひやおろし、etc。
何もかも美味しかった〜。
そして、体中がさんまくさい。
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ウールの着物にたっぷりさんま臭を漂わせたまま、閉廷間際の加地邸へ後片づけの手伝い行く。
臭くてごめんなさい。
三週目の「加地邸をひらく」は、メディア掲載と口コミで、来場者数が徐々に増え、スタッフはてんてこ舞いの様だった。
ちなみに、庭のカフェは、森山神社土曜朝市チームが地元力で応援協力中。
これがなかなか心地良いのでありますよ。 |
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2014.10.17 [金] 秋の空 |
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夕陽に誘われ、浜散歩。
今日の日没。
< 2014.10.17 17:08:40 > |
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2014.10.12 [日] 仕立て直し |
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今日の七五三着付けは三歳の男の子だった。
お宮参りの産着を長着に仕立て直し、抹茶色のお被布を別注して、三歳の祝い着をご用意されていた。
男の子のお被布姿もすごく可愛らしい。
五歳の時もこの着物を寸法直しして着るのかな?
自分に誂えてもらった晴れ着を仕立て直して何回も着る。
成長に合わせこまめに揚げで調整して長く着る。
和服の本来の姿。
大切にしたい着物の本質。 |
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2014.10.5 [日] シーズン突入 |
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朝早くから、鎌倉のスタジオで七五三着付け仕事。
今日は、久々に糸島からニレイさんが来てくれて一緒だった。
一日中スタジオに缶詰めだったけど仲間が揃って楽しかった。
でも、子ども相手だとパワーを吸い取られる。
へとへと。 |
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2014.10.4 [土] 土浦花火 |
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去年、雨に降られて残念だった土浦花火。
リベンジの今年は、曇り空だったけれど雨には降られず適度な風もあって、プログラム全部を楽しめました。
特筆すべきは、マス席の位置。
お茶部効果による巫女パワー増強で、かずさんマス席が、私達の斜め前。
嘘みたい。
ネットで別々申込みで抽選なのに驚きです。
そんなこんなで今年もたっぷり全国の花火師達の仕事を堪能できました。
人生の一瞬ずつが、ありがたいことの積み重ねです。
土浦全国花火競技大会 |
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2014.10.1 [水] 蓼/たで |
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今月のサイトトップは、蓼。
そう、
蓼食う虫も好き好き。。。
どんな色、柄、質感、素材であっても、着物は着物。
好きな着物は十人十色で。
それで、いい。
あなたの好みもリスペクト!
野に咲く蓼の花って、かわいい。
藍の花とちょっと似てる。 |
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