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2005.11.22 [火] 10:45 pm

黒松の盆栽を買った。

友人がつけた名前はクロマツ。
あやうくクロマティになるところだった。

育てる注意点は以下の2点。
1)1日置かせた水を、毎日遣る事。
2)陽にあてる事。

私より長生きしますように。

2005.11.1 [火] 9:07 pm

ネクタイが届いていた。

こんなに素敵だから1本くらい手元で寝かせても良いかもしれない。中ずりの糸の物も、太糸の物も捨て難いなぁ。

これが着物だったらなぁと嘆息。

2005.10.12 [水] 0:17 am

残業のせいで一衣舎個展に行けなかった…。

2005.10.9 [日] 8:57 pm

えりりんさんの日記に触発された。実は私も盆栽が気になっているのだ。

決定打は銀座森前さんの出した『お洒落な大人の盆栽入門』http://www.amazon.co.jp/...だった。もともと朝倉彫塑館の盆栽鉢に辻村家の人々の作品が使われている事から盆栽自体は気になっていたのだが、この本で背中を押されてしまった。

-今年の目標-
盆栽を始める!
趣味が渋いと言われても気にしない!

2005.10.5 [水] 8:08 pm

『七緒』
一衣舎さんの木綿が…。木綿が…。
当ててみたい物が2.5枚あった。

『銀座志ま亀きもの尽くし』
志ま亀カラー満開。蝶の柄と玩具柄は、元来好きな柄行なので見入ってしまう。
大津絵の柄も気になる。
でもあの志ま亀カラーを着こなすのは私には無理かも…。

『InRed お着物倶楽部』
りょうさんと野宮さんが可愛い。(それだけかい!)

画像:今秋こそはこのコーディネートで出かけたい。
館山唐桟+柚木沙弥郎 型染め帯
あとは茜色の帯締めを整えるだけ。

2005.10.3 [月] 9:14 pm

そう言えば、無理を言ってネクタイを数本、自宅へ送ってもらう事になった。中から好きなものを1本チョイスして残りを返送する。

男性は良いなあ。ネクタイで伊兵衛織が楽しめるのだものね。

その際に面白いことを聞いたのだが、平織でネクタイ地を織る時は広幅で織るのだそうだ。斜めに生地を裁断しないと、バイアスの加減で生地が伸縮せずに結びにくくなる。考えてみればネクタイには綾織が多い。成る程、平織よりも綾織のほうが斜めに伸縮が自由だからか。

帯締めも織りでは伸縮が生まれない為、経糸に余裕があり 伸縮に富む 組紐のほうが断然締めやすい。逆に、桐箱にかける真田紐は組み物ではなく織物だ。手をかけたときに緩んでしまうようでは、お道具が危ないという訳。

預かり知らぬところで、道具達は私たちの煩いを和らげてくれているのだ。真に有難い。

画像:秋の実と菊を活けてみた。器は加藤委 作。

2005.10.2 [日] 11:03 pm

今日は伊兵衛さんのお手伝い。役得とばかりに見本裂をあてまくる。一崩しか、千鳥格子か…それが問題だ。

着物を見ていると幸せだった頃に逆戻る。たかが身に付けるもの、されど身に付けるもの。糖衣錠のように、甘く優しく包んでくれる絹の感覚は、一度知ってしまうと止められない。

帰りしに、『なごみ別冊 京都で、きもの』http://tankosha.topica.ne.jp/...を立ち読み。南果歩さんがお召しの伊兵衛+更紗帯が堪らない。

チベット柄の白地名古屋帯(川島織物)も気になるなぁ。あと、伊澤屋さんのアセテートの蝶柄名古屋も…。

つまり、帯が欲しいのですな。はい。

2005.9.25 [日] 4:22 pm

最近、家で赤米を炊くようになった。今日は赤米に鰹昆布をのせて、蕎麦茶を注いでお茶漬けにしてみた。

いつもダシ汁でお茶漬けを作っていたのだけれど、お茶で作るお茶漬けもやはり美味しい。物足りなければダシの代わりに鰹昆布を入れれば良い訳だし。

しばらく作りつづけてしまいそう。

2005.8.27 [土] 11:15 pm

お店に宮古上布をお召しのお客様がいらした。(まだ働いているんかい!)藍の深い色とテリ。美しくてうっとり。秋冬の個展は着物尽くしの予定だ。「土日だけでも出勤したいなぁ」なんて、邪まな心が芽生えたり。

止まったら死んでしまう魚のように、オーバーワーク気味が丁度良いのかもな。こうなったら週6日でも7日でも働くよ!

ああ、私は2足のわらじで、どこへでも行ける。

2005.8.23 [火] 8:59 pm

『きものサロン』を拝読。対丈着物も、お召しになっている方も、どちらも素敵。紙面からあの楽しい1日が思い出されたのだった。

『美しいキモノ』は林先生の貝合わせと板絵が。これを貸し出ししたのは私なの。うふふ。春号、夏号も、折角だから仕事の証しに買おうと思っていたけれど逃していた。それだけに購入できた秋号は思い出の1冊になった。

重陽の菊が描かれた桐の板絵は経年変化により、褐色がかってくる。「置上げ」という胡粉を盛る手法をこれだけ奇麗に仕上げられるのは、林先生しかいない。林先生の板絵はいつか手に入れたい物の1つだ。五節供のうち、飾り勝手の良い 雛か、置上げが存分に楽しめる 重陽にするかが悩みどころだ。

2005.8.22 [月] 10:16 pm

電車で着物娘3人組を見かける。「ワフクが」「ワフクだと」という会話を耳にしながら思い浮かんだ単語は「ワクフ」http://www.tabiken.com/...

駄目だ!着物人間失格だ!(笑)

2005.8.20 [土] 9:26 pm

このところ、食べてばかりいる。あまりに食べ過ぎているので「絶対に39kg以上になっているはず!」と、わくわくしながら体重計に乗った。体重計が表示した数字は—

37.6kg(体脂肪率10.1%)

…。最早、声も出ない。どうやったら太るのですか?

2005.8.19 [金] 9:52 pm

痒い…。猛烈に痒い。

皆、痛みの話に惑わされてはいけない。そのあとに来る掻痒感のほうが、寧ろ強調されるべきだ!

(何の話かは秘密)

2005.8.13 [土] 11:32 pm

夕立は轟音をたてながら向こう側からやってくる。まるで雨のカーテンのよう。高円寺のPALアーケードでしばしの雨宿り。

帰宅後、うちから観る東京湾大花火大会は素晴らしかった!本当に贅沢な住まいだなあ。

観られなかったものを観る日は、突然やってくる。まるで夕立のように。

2005.8.6 [土] 8:25 pm

今日は佃の夏祭り。
着ている物は麻の襦袢に、小千谷+みんさー半幅。

2005.8.4 [木] 11:20 pm

夜景が観たい!という訳で、仕事帰りに1人で六本木ヒルズへ。滲む光を観ながら、色々と思索に耽る。

帰り際、「中国★美の十字路 展」に立ち寄る。まるで仕掛けられた罠に嵌められたが如く 展示品に足止めを喰らい、なかなか美術館を抜け出せなかった。

鮮卑の鹿形器(青銅)に始まり、銅に銀象嵌の壷、染織では錦や綺、繍仏など垂涎の品ばかり。特に染色品は、飽かず眺め入ってしまった。

質問があったので監視員に尋ねると、学芸員を呼んで来てくれた。しかし判然としなかった為、質問用紙を書くことに…。後日、メールで回答が送られてくるのだそうだ。凄い!

しかし美しかったなあ。後漢から盛唐にかけての技術力の高さに感心せずにいられない。

2005.8.3 [水] 9:21 pm

メイク+ヘア ワークショップのおかげで今日は良いことがあった。髪もばっちり巻いていたしね!もっと女を磨くわ!(スポコン)

画像/今回のマイベストフォト(ナルシス)
でも煙草吸っているのよね。とほほ。

2005.8.2 [火] 8:17 pm

実はワークショップを抜け出し、こっそり八木一夫展にも行っていた。抽象陶芸という分野を切り開いた事で知られる氏。

しかし、今回の展示からは伝統を大切にしていた面も窺えた。信楽の花器や、樂茶碗、三島手の作品。古典に則った確かな仕事から「この基礎があってこその、オブジェ作品だな」と思わせる。
私の性格上、抽象的すぎるものばかり目にすると疲れてしまう傾向にあるようだ。どちらかと云えば抽象的な中に具象がピリリと効いている作品が好きだ。

SOSを型どった作品は、まさに詩的な存在の中に具体的なメッセージが盛り込まれ、観ていて素直に感動した。

自分の好きなものが、また一つ判った気がする。

2005.8.1 [月] 8:55 pm

そういえば土曜の墨田川花火大会は、ベランダから眺めることが出来た。東京湾花火大会も見えるのだそうだから、贅沢な家だ。まるで夏を愉しむ為にあるような家。

今日が八朔だという事に今、気がついた。
烏兔匆匆である。

2005.7.31 [日] 9:43 pm

真楽3周年パーティー。

思えば3年前の6月28日、発起人のえりりんさんの次に入会したのは私だった(実は会員番号2番なのよ!)。この3年、私の人生には色々な事があったけれど、いつも着物を着れば元気が出た。真楽のおかげで得たものはどれだけ大きいことか。まだ3年。「これから」が本当に楽しみだ。

朝、夏大島と一楽織帯(地機織/臭木染め)を着て、急ぎ足に家を出た。玄関のところで同居人が「絵織が着ると着物も洋服みたいだよね」と言われ、少し嬉しくなる。

目黒の庭園美術館会場もとても素敵。皆様の着姿も目の保養。本当に嬉しい1日となった。(この場を提供してくださった全ての皆様に感謝)

画像/日に焼けすぎ!(photo by.せ さん)

---
追記/3番目らしい。多分私で3人目。
やはりアナログ伝達には敵わなかったらしい。

2005.7.18 [月] 3:26 pm

3周年記念に着て行くものを決めた。
我ながら、ぼんやりした色合いだなあ。
或る意味、自分の好みの判りやすさに感心する。

2005.7.1 [金] 10:16 pm

また悲しい別れがひとつ。
自分から別れを切り出して泣いたのは初めてだ。
今年は波乱万丈やなぁ。

2005.6.30 [木] 11:34 pm

上半期、人生が一気に変わった。
下半期も頑張るぞ。

さて、上半期名言集

1位 タイムマシーンは発明されているんだよ(真剣)
2位 引田天功はマジックじゃない!イリュージョンだ!
3位 うちのブライスはシャラポワ。スコ〜ン!

ちなみに1・2位は同一人物による発言。世の中には面白いことを言う人がいるものだ。見習いたいと思う。

2005.6.19 [日] 7:37 pm

昨日は鬱の大波に飲み込まれてしまう。色々な人にエクスキューズを発していたら、日付が変わる頃に友人から電話があった。ありがたい。

2005.6.12 [日] 11:27 pm

紗の型染め着物(添田 作)を見る。胡粉を4回押した後に、型染めを施したのだそうだ。見たことのない世界。端布を触って大満足する。

京絞りも奇麗でうっとり。

画像/紫陽花を青白磁花器に活けた

2005.6.3 [金] 10:50 pm

一衣舎さんに仕立てていただく反物をヤマトさんに託す。しまった!「水気厳禁」と書くのを忘れた…。今日も雨だったけれど、まあ どうにかなるさ。

これで3周年イベントで締める帯はどうにかなりそうだ。

2005.6.2 [木] 4:44 pm

今年は人生の転換期。出来るだけ多くの機会に着物を着て、楽しく新しい日々を見つけたい。

昨日は更衣。有楽町で早速 単衣のかたをお見かけした。私も夏大島が着たいわぁ。巻きのまま眠っている夏帯も仕立てに出さなければ…。

画像/うちから見える景色。いつも窓の外はとても奇麗。
墨田川は流れて、その上に空がある。

2005.5.18 [水] 6:25 pm

躁鬱が激しいながらも、なんとか生きている。

友人の活けた花が萎れてきたので、まだ元気な蕾だけを峻別して活けなおす。細い茎が3本だけだったので、醤油注しの上蓋に開いた空気穴を利用してみた。上蓋から花が生えているみたいで、ちょっと可愛くなる。醤油注しは黒薩摩焼きを使用(かごっま子だからね!)。しかし、この花は何という名前?洋花なのは判るのだけど。花どめも欲しいなあ。

2005.5.17 [火] 6:36 pm

家の窓から見える夜景。遠くに見える青い光は何と云う橋だっけ?教えてもらったのに忘れてしまった。

電力問題の事を考えると、夜景には抵抗感を感じるのだけれど、いざ夜景を前にすると光の美しさには抗えない。夜景、大好きなのだ。

幸せとは云い難い日常の中で見る、ちいさな幸せの光。ああ、生きているなぁ。

2005.5.2 [月] 10:35 pm

ネット復活。

2005.3.29 [火] 3:42 pm

G.W.までネット生活は小休止。
ご連絡はPHSまでよろしく!

2005.3.28 [月] 5:37 pm

下戸部の紅茶話が気になっている。
ちなみに私の定番紅茶はムジカのダージリン。

お茶といえば、抹茶の20〜30g缶は灰皿に適している。(こんな事言ったらお茶人に怒られそう。)密閉性も高いし、形も良いのだ。抹茶の粉末が散らないように作られているのだろうから、当たり前だけれど灰も散らない。我ながら素晴らしい発見だと思う。

2005.3.27 [日] 10:19 pm

焼肉を食べて元気をつける。
幸せを感じるととても切ないなあ。
でもあと少し、突っ走るわ!

着物に関係ない日記ですな。

2005.3.22 [火] 6:08 pm

六屋さんへ、銀継ぎが仕上がった器をとりに行く。割ってしまったときは、捨ててしまおうかという考えも頭をよぎったけれど、銀継ぎで蘇らせる事が出来て良かった。益々、愛着の湧く品になった。

2005.3.18 [金] 8:05 pm

えおりは曲がり角を曲がった。
花粉症を拾った。

明日ありと思う心の仇桜。
いつも今の状態は今でしかないのだわ!

2005.3.16 [水] 11:58 pm

真楽メンバーと中野でご飯。
諸先輩がたのご意見は大変参考に。数々の名言を頂戴し、楽しい夜を過ごさせていただいた。私にも曲がり角を曲がったところに拾い物がありますように。

2005.3.10 [木] 10:06 pm

雑誌『CONFORT』の今月号表紙http://www.ksknet.co.jp/...が良い。デルフト皿の継ぎが屋久杉なのだ。元麻布の さる山という店が繕いをしたのだそうだ。

最近、毎月のように『CONFORT』を読んでいるなあ。私も遅ればせながら建築ブームに乗ってみる?建築って見所がよく判らないんだけどねぇ。数学的な頭脳を持ち合わせていない私には、建築は大きすぎる。

2005.3.8 [火] 8:53 pm

引越し準備をしている時に、大切な器を割ってしまった。金繕いしてくれる店が小石川にあったなあと記憶の糸を手繰り寄せ、六屋 http://www.rokuya.com/ のHPにたどり着く。蘇るかな、私の器。

2005.3.7 [月] 9:13 pm

去年の冬に会った人に、昨日再び会った。あとで「あの子、随分、痩せたね。尋常じゃない。」と言っていたと伝え聞いた。よくわかるなぁと感心しきり。もう落ちる肉も無い。

2005.2.22 [火] 11:29 pm

実はブニュエルと同じ誕生日。
ブニュエルは故人だけど。
ゴーリーも同じなのね!

普通に仕事をこなして、夜は おばさまとお食事。
帰宅後は、宝物の蝋燭に灯りを点して、その炎で煙草を吸う。嗚呼、ちょっぴり幸せ。

2005.2.21 [月] 10:29 pm

会社のお姉さまから「明日、私はお休みだから」と、1日早い誕生日プレゼントを頂戴する。涙が出るほど嬉しくなる。他人の優しさが心に沁みた日。私も人に優しくありたいな。

2005.2.20 [日] 10:32 pm

昨日の日記に書いた貝覆いの作家・作 檜扇が『美しいキモノ』の巻頭に!細見美術館http://www.emuseum.or.jp/...では、その作家が作った貝桶が展示されているようだ。貝桶〜。

2005.2.19 [土] 8:55 pm

貝覆いhttp://www.planup.co.jp/...とご縁結び。リンク先画像は「夕顔」だけれど、私のは少し小ぶりの「胡蝶」。貝は合わせた時の音が良く、見目に良い桑名の蛤を使用しているのだそうだ。蛤と言えばやはり桑名にたどり着くのね。

3月に間に合えば、桃の節供に飾りたいと思う。
私も美しい物に癒される日々。

画像は「梅ケ枝」だったかな。(デジタル万引...笑)

2005.2.17 [木] 11:12 pm

最近の通勤のお供は『茶と美』(柳宗悦 著/講談社学術文庫)。この本は、ジャケ買いならぬ、表紙買い。表紙の「喜左衛門井戸」写真が良いのよ〜。

勿論、内容も表紙負けしない素晴らしさだ。知る力より、観る力こそ大切だなあと痛感させられる。知識だけが増えると、目が曇る事もある。また、知識が余りにも無いと物の持つ美を濾過して、純度を高めて楽しむ事もできない(ように私は思う。)

近頃の学校教育に関して言えば、体験教育だけでは意味が無く、体験で得た結果を理論付けて学ぶ授業こそが大切だと思う。経験から何かを学ばなくては意味が無い。

文中の「人々の煩いを柔らげようとして、すべての器はよき形をを選んでいる」「自然の叡智が、ものの美を安全に加護する力であるか(以下略)」という言葉達に感銘を受ける。

しかし眼の力を養うにはどうしたら良いものやら。暗中模索。

2005.2.16 [水] 4:11 pm

「人間国宝の日常のうつわ-もう一つの富本憲吉-」展へ赴く。色絵と白磁が秀逸!彼の作品には(民芸作家による作品の中では珍しく)理知的で静かな美しさがある。

数学が好きだった富本氏はウィリアム・モリスに影響を受け、オリジナルの連続模様を幾つも編み出したらしい。羊歯は5〜6枚の枝葉を付けるけれど、4枚で菱形を形成したほうが上下左右に連続模様を成すために4枚柄の羊歯模様(菱形)を発案した。そう言われれば四弁花、五弁花の模様もまた連続模様として美しい図案だ。

例の花椿会の頒布品だった帯留も展示されていた。1939年(15,000個)と1940年に渡って製作され、各年とも大きさが違った。輪郭線は全て富本氏による手描きだそうだ。凄いなあ。

銘についても面白い本が残されていた。各年毎に銘を変え、その銘を本に記し、製作年が判明するようにしていたのだ。銘は【富】の字を使う事が多かったようだが、本に寄れば「○○年【富】世の中の苦難に耐え忍ぶ形」「○×年【富】田に×で世の中の情勢を指し示す」(確かこんな説明だった)と云うように、字体に意味合いが込められているのだ。他にもウ冠が富士山のような【富】があったり、富士山の前に人が立っているような字体があったり。

あと、個人的に好きだったのは平乳棒。自作の色絵で「青」「赤」「黄」と記されており、使うに良し、見目に良し。富本氏自身が使い込んだ品だからか、使い込まれた道具にだけ宿る独特の美しさがあった。

好きだわぁ。富本ワールド。

2005.2.10 [木] 0:11 am

病院の先生に「4月頃をメドに薬を減らすつもりです!」と告げると「時期がきたら自然に薬の量も減るものです。減らす時期を自分で決めないようにね。」と諭される。薬を飲んでいる為に生じる罪悪感が浮き彫りになってしまった。ふにゃあ。

画像はフーさんより頂戴したもの。
綾織の艶って美しいなあ。虜。

2005.2.9 [水] 8:55 pm

上野で開催中の唐招提寺展へ行く。天平時代の隅鬼に心掴まれる。こういう美しさは時が磨いたものなのかしら。鑑真和上坐像も当然のことながら澄んだ美しさがあった。

唐招提寺は南都六宗の一つ律宗の総本山。展示された瓦の類には南都六宗風のものと、平安二宗風のものが混在しているようで面白かった。

南都六宗についてももう少し詳しく知りたいなあ。
高校では世界史を選択していたので日本史には疎いのよ!

しかし、ポスターの鑑真和上像撮影がヴィム・ヴェンダースって!(笑)
どういう繋がり?

(追記:おもさんの日記に↑ご回答が!)

2005.2.8 [火] 8:45 pm

清津峡の秘湯http://www.kiyotsukan.com/...でビール片手に雪見風呂。
昼過ぎに東京に帰り、赤坂でお茶をして帰宅。
夜は表参道で呑み、佃の友人宅にお泊り。
ハードな1日。

2005.2.7 [月] 8:43 pm

仕事帰り、新潟へ向かう。
聞きしに勝る雪深さ!

2005.2.2 [水] 11:24 pm

伊賀のぐい呑とご縁があった。LOVE伊賀。

大きさから言って、そば猪口になってくれそうな予感(笑)。
ゆのみとして使うにも適当な大きさだし、賢い子なのだ。

今日、知った事。井戸の釉薬の縮れ「カイラギ」は漢字で「梅華皮」と表記するらしい。梅の古木にみられる凹凸のある樹皮と似ているためにこの漢字が充てられたそうだ。なんだか今の季節にぴったり。嗚呼、今年も湯島天神へ行こう。ついでに近くの道明さんにも寄ろうかな。

えりりんさんの日記に触発される。里親制度(特にパレスチナ)には前から関心があって、何度も申し込もうかと思った事がある。ただ、支援を続けることは意外と難しい。募金とは違い「続ける」責任がある。いつか、自分で継続的に支援できる力を持ったら里親制度に参加したいなあ。いや、その頃には里親制度自体が前世紀のものになっていると良いのだけれど。

2005.1.29 [土] 0:23 am

綾織りをおろす。少し着にくさを感じ「生地のせい?」「仕立てのせい?」と一瞬 戸惑うが、自分が痩せたのだと気づき愕然とする。体型は日々 変化するものなのよね。当たり前の話。

夜に眠れなかった分、行きしの電車の中で泥のように眠る。新年会は玉簾に始まり、美味しいご飯、皆様の着姿、笑顔。とても楽しい ひと時を過ごした。しかし呑み過ぎたかな、誰と何を話したのか余り記憶にあらず。失礼があったらばお許し召されよ。

皆様に起こしていただきつつ、無事に帰宅する。本当に感謝。夏の3周年記念も楽しみだわ。

2005.1.28 [金] 11:23 pm

職場に嬉しい来訪者。

帰りしなにヤマト急便の集荷配達センターに寄り、明日のための着物を受け取って帰宅。帰路の途中にも「はやく見たい〜」と はやる心を抑え、家に辿りついてから荷をといた。仕立てあがった着物を見て、心が吸い寄せられた。ああ、これは本当に良い出会いだったなあ。躾糸を取りながら、またうっとり。

この着物とご縁があった夏の事を思い出す。季節がめぐっても忘れないだろうなあ。

2005.1.24 [月] 11:08 pm

もの凄く良い塗りの漆器を触る。まだ塗りたてなので、一見すると表面はマット。ところが良く見ると、漆の銀河が七色に煌いている。黒漆の色味には深さがあって、艶を内包している。使い込むと磨かれて、この世のものとは思えない美しい品になるのだろうなあと思わせる。

手に触れると、水に濡れているのかと思うほどしっとりとしていた。あまりにも「判りやすい」凄さに驚愕した。漆作品は触れば素人でも違いが判る(断言)!素人にも判る凄さというのは圧倒的よね。

しかしながら今の時点の美しさは、蕾の美しさ。美しさを理解している着手の元で、愛されて花開けば良いなぁ。どんな品も私たちは完成品を買うのではない。買ってから育てているのだ。

2005.1.18 [火] 9:25 pm

よく目にする富本憲吉氏の帯留(少し大ぶりの丸型に花が描かれたもの)は、資生堂の頒布品だったのだそうだ。どうりで同じような品を各所で見かけるわけだ。そうと知ると椿の柄ではないのが不思議に思える。

文藝春秋ギャラリーで着物http://members.jcom.home.ne.jp/...を拝見。2階に飾られたレモン色の菱織り帯が目に焼き付いて離れない。経緯が反転して織り成す地紋(?)は正方形になっており、遠めに市松にも見える。それが織りの面白さを良く引き出している。色も微妙な濃淡のレモン色で、私好み。

これも「手に入れられなかったけれど忘れられない品」になりそうだ。本当は握り締めたいけれど。

2005.1.13 [木] 0:35 am

以下の所へ行きたいわ。
(自分の所の帯留展も楽しみだけれど)

「世界の布を、帯に展」(〜1/22)
http://www.mukyo.com/

「第77回国展 工芸部 受賞作家展」(1/19〜1/24)
http://members.jcom.home.ne.jp/...

と、ワクワクしていたらお会いしたことは無いけれど、とある方の訃報をしらされた。遺された方々がお気を落とし、お体を崩さないことを祈る。

少し悲しみに浸りつつも、作家http://www.planup.co.jp/...からの新年のお年賀プレゼントに狂気乱舞。だって井戸なんだもの!カイラギの具合もおおらかで良いの。(さすがに抹茶碗ではないけれど...)

画像:井戸ぐい呑み(お酒を呑ませてあげたい!)

2005.1.12 [水] 6:45 pm

今日はSALEへ行き、黒田陶苑を冷やかしてから、アキコさんと資生堂パーラーでお茶をする。いきなりの誘いに快く応じてくれたアキコさんに多謝。着物の話は尽きないわぁ。その後は日本橋三越で作陶展を拝見する。井戸が良いの。井戸が。伊賀もちょっと好き。

今日の収穫は知りたかったトンボ玉作家の名前を覚えたこと。
http://www.glassbeads.jp/...
トンボ玉って魅力的よね。

2005.1.8 [土] 11:31 pm

やっと新年を祝う気持ちになった気がする(後ろ向き?)。今年からは1人。身軽だからこそ出来ることがある!頑張るぞ!京都に引っ越したい気も少し。どうなることやら2005年。

画像:犬張子

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