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2003.4.29 [火] Festa |
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我が家のフェスタに中野メイトでイケルクチのお志津さんも
招いた。お志津さんの素敵な着物姿に友人達から称賛の
声・声・声。着物姿のゲストがいると華やかでうれしい。
お志津さんはお手製のネロリローションをまた持参してくれた。
とても良い香りでうっとり。どうもありがとう!
写真はお志津さんお持たせの料理を、知人(持田真理子)の
ガラスの器に盛ったもの。ガラスの器は二枚重ねて
間にゲーラックスを挟み、涼しげに演出してみました。
持田真理子オフィシャルサイト:
http://www.ottimo.co.jp/... |
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2003.4.25 [金] 一衣舎さん作品展 |
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銀行などをちゃっちゃと済ませ、ギャラリー陶花へ。
今日は一衣舎・木村さんの作品展初日。
どんなギャラリーなんだろう。どんな作品展なのかなぁ。
どきどきわくわく会場へ向かう。
あれ?普通のお宅みたいだけど...と路地を進む。
青竹に活けられたお花が迎えてくれ、玄関に入る。
正面にはえりりんの唐桟。中を覗くと斉藤さんのお顔が。
まずは斉藤さんにご挨拶。お父様もお元気とうかがいうれしい。
その後いつもの仕事着とは一味違う木村さんと唐桟新作を
お召しになった奥様にお目にかかる。
肌襦袢などを展示しているお部屋では、大きな顔をしていた
せいかご来場の方からいろいろ質問される。すでに使わせて
いただいているものだったり、先日伺ったときに拝見した
製品だったりしたので僭越ながらお答えする。アルバイトとして
やとってもらえば良かったかしらん(笑)
すてきなお茶室でお茶をいただき、お庭で水琴窟の音色を聴き
和む。お茶室を設計したのが、友人の知人だったことや友人の
お母様(古玩堂)が6月に陶花さんで二度目の作品展をなさるなど、
意外な繋がりも発見!
さらに、KIMONO真楽をご覧いただいてる方からもお声を
かけていただき、心がほんわかした一日。
そしてもちろん素敵な手仕事の数々を間近で拝見でき充実の
金曜日でした。 |
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2003.4.22 [火] 新緑 |
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緑が日毎に眩しくなる。
今日はガツンとやられた日。
立て、立つんだ、しょう!
泣くもんか... |
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2003.4.20 [日] お茶会 |
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ばすけさんキーワードの「楽しい茶会」へ。
http://www.kanshin.jp/...
生憎の雨。私には珍しくやわらか物を新調したので
それにしようかとも思ったけれど、雨なのでやはり
紬にする。帯は落ち着いた雰囲気の結城を締める。
久しぶりの白半襟・白足袋・草履でのお出掛け。
品川歴史館の昭和初期に建てられたお茶室
「松滴庵(しょうてきあん)」で玉川遠州流、お煎茶の
お点前を拝見し(もちろん美味しいお茶をいただき)
書院ではお薄を楽しんだ。おふくさを右につけていたのが
興味深い。お庭もとてもすてきで八重と枝垂れ桜が見ごろ。
雨に濡れた緑もきれい。そして水琴窟もありました。
時間がなく中国茶のお席へ出られなかったのが心残り。
表千家のお茶を習っているとは言え、他所のお茶会へ出る機会も
今までなかった私にはとても良い経験でした。今年はお茶に
力を入れようと思っていたので、これをきっかけに実行に移そう。
そうなると、無地の紬が欲しいなぁ(違う?・笑)
やはり結城の無地でしょうか。お金貯めなきゃ! |
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2003.4.19 [土] 新宿散歩 |
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雨が近づいているためか、とても蒸し暑い土曜日。
気温的には単衣なのに...
少しでも涼しくと思い、綿の着物にする。青戸さんと
言う方の椿模様、藍の絣。
「姫や」さんで昼から参加のメンバーと落ち合い
その後文化服装へ移動。三井家の展示を観る。
刺繍がすごいのなんのって。細い糸で乱れもなく
繍ってある。絞りも今より細かくて繊細な印象。
お金あったのねぇ(溜め息)
途中「たんす屋」さんに寄り、「エスペリア」へ。
夜から参加のメンバーとも無事合流でき、美味しい食事と
ワインで話に花が咲いた。よかったよかった。
その後は帰宅組と二次会組。二次会はお志津さんの案内。
珍しいお酒や焼酎が置いてある「こあら(漢字忘れちゃった)」へ。
ちょこっと手を付けたお料理も美味しかったので、こちらは
ぜひ一次会で再訪希望。
途中でぽつぽつと落ちてきた雨が心配だったけれど、本降りに
ならず良かったです。
写真はみなこさん制作の水屋袴を試着している私。 |
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2003.4.18 [金] 太田屋さん |
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かずさんにご紹介いただき浜町の太田屋さんへ行く。
こちらは人形町で三代続く洗い張り、染め物屋さん。
今は浜町に場所を移していらっしゃいますが。
以前、えいやっと自分で洗ってしまった正絹の長襦袢。
スチームアイロンをかけたらかなり蘇ったとは言え、
そして「なぁんだ、結構大丈夫じゃん」と強気な発言を
していたけれど、やはりぼろっとなった印象は否めない。
と言うことでそのメンテナンスの相談に伺いました。
結局丸洗いをしていただくことになり、洗える様に仕立てた
ものならともかく、そうでないものはこれからは絶対に
プロに出そうと心に誓った私です(涙)
とは言え、普段の汚れ(袖口や裾)はその日の内に
ベンジンで落としていれば、そうそうメンテナンスに
出す必要はないのだけれど。
おかみさんはとても気さくな方で、預かっている着物を見せて
いただきながらあれこれ教えてもらう。これからは何かあったら
こちらに持ち込めると思うと大船に乗った気分。
ご紹介どうもありがとう>かずさん
それにしても今日は暑かった。袷では汗をかく陽気でした。
それもそのはず夏日だったのですね。 |
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2003.4.15 [火] 葉山散策 |
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葉山の友人宅を訪れる。前は海、後ろは山、庭にはお稲荷さんの
恵まれた環境。近くには御用邸もあって庶民的な雰囲気と何やら
ハイソな雰囲気が相まった素敵なところ。
生憎の雨の為、裏山(三ケ岡)の散歩は見合わせたけれど
美味しい地魚に舌鼓を打って、縁側から庭を眺めながら和む。
芽吹いてきた新緑が雨に濡れて美しくもあり、とても楽しい
一日だった。
サンキュ!>へらへら本部(謎)
次は着物で再訪します。 |
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2003.4.14 [月] 憎悪の連鎖 |
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テレビでアメリカ国民がイラク攻撃についてどう思っているかを
特集した番組を見た。世界貿易センター跡地での戦争をサポート
する集会、その中にはテロで犠牲になった人たちの家族も多い。
この戦争を9.11の報復と捉えている人が多いようだが、同じように
何の罪もない一般市民が犠牲になることはどう思っているのだろうか。
犠牲になる人たちの大多数が9.11のテロとは無関係なのに...
巧妙に仕組まれた一部の人たちのシナリオに、知らず知らずの内に
取り込まれていく国民。リンドバーグの出身地デトロイトの空港の
壁画には空や宇宙関係の偉業が描かれているのだが、その中にはあの
「エノラ・ゲイ」の姿も。未だに原爆を肯定する人たち。
その精神と軍事力とあまりにアンバランスなアメリカの姿に
恐ろしさを感じる。そしてその国に未だに翻弄される国、ニッポン。
今こそひとりひとりが自分の足で地に立ち、哲学を持って生きなくて
はいけないのではないだろうか。そんなことをつらつらと考えながら
新聞をめくったら都知事選の投票率が過去二番目の低さ(44.94%)と
あった。こんなにも不安定な時代に、自分の権利をやすやすと放棄
するなんて...
着物を着るようになって、日本的なものや考え方の懐の深さに
感心する。今こそ、日本的な考え方の出番じゃないかと心から
思う。世の中には白黒つけられないことがいっぱい。それを
無理やり白黒つけようとするから無理があるのだ。
今こそ、ニッポンキャンペーン! ほんとにそう思うよ。
それに日本だけがこの地球上で唯一の被爆国。日本にしかできない
平和へのアピールをもっともっとしていかなくちゃ!! |
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2003.4.13 [日] 七々子ちゃんと彦吉さん |
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生まれたばかりの七々子ちゃんに会った。
お母さんとはまた違った魅力。スタイリッシュで都会的な
素敵なお嬢さんに育ちそう。
上州屋設楽彦吉カレーをようやくゲット。
今夜食べてみます。
そう、これはのりんさんちのカレーなんです。
それにしても今日は初夏の陽気。汗ばむほどでした。
単衣仕立ての木綿に帯は大島で仕立てた7寸5分(細かい・笑)
を銀座結びに。
彦吉カレー食べてみました!欧風カレーなのね。
ポークとビーフを買ってみたのですが、私はポークが好き。
荻窪のザ・ガーデンには中辛のみ置いてありました。
辛さに強いので次は辛口が欲しいなぁ。どこにあるのだろう。 |
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2003.4.12 [土] 刺繍再び |
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みすやさんの針で、二枚目の半襟に挑戦。
こちらの針はシロウトの私にも使いやすさがわかる。
布にすっと入る。針穴も大きく、糸も通しやすい。
さすがに職人さんの手作りは違いますね。
さて、肝心の半襟ですが、自分で考えたレンコン模様。
レンコンに見えるかどうかは謎です(笑) |
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2003.4.11 [金] あれだよ! |
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欲しいなぁってずっとうろうろじろじろ見ていた
「えり正」さんの刺繍の肌襦袢と裾除けを、
お志津さんが同じ日に購入していたのを「伝言」で知る。
あうっ!あれは本当に可愛かった。
他に買うものがあったので断念したんだけど
後悔の念がむらむら。もう一度伊勢丹に行くか(笑)
でもお揃いじゃぁねぇ... |
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2003.4.11 [金] 伊勢丹へ |
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明日はお天気が悪そうなので仕事にして、その代わり
今日お茶のお稽古へ。その帰りに伊勢丹の京都展へ行く。
先日東武で売り切れだった刺繍針の“相中”を購入。
その他にプレゼント用のツゲの櫛を「十三や」さんで求め
筍とイノダのコーヒー豆を買って帰途につく。
筍は先日トラットリアで食べたものを真似て「タケノコの
カルパッチョ」としていただく。
茹でた筍を薄切りにしてイタリアンパセリを乗せ、岩塩と
オリーブオイルをかける。美味! |
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2003.4.7 [月] お誕生会 |
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アトムのお誕生日の今日、仲良しグループの
4月生まれお誕生会。
場所は青山の「レ・クリスタリーネ」。
3,500円のコースにチーズも頼んで一人5,000円。
すべてのワインは持ち込み。ここは持ち込み料が
@1,000円と安いので、こんなにリーズナブルに
なった。持ち込みワインはすごいものばかり!
と〜っても幸せな春の夜。
祖母の仕立て直しの大島に、桜色の帯を締めて。 |
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2003.4.4 [金] さくらさくら |
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中野通り、JR中野のサンプラザを越えた辺りから哲学堂方面へ
どこまでも続く桜のトンネル。目黒川の溢れるばかりの桜の花。
朝電話で姉とちょっと諍いをしてブルーな気持ちだったけれど
満開の桜の花を見上げていたら、気持ちがだんだん晴れ晴れと
してきた。
目黒川から少し入ったギャラリーで書の先生の個展を見て
夜はテレビで「紅の豚」を再び観る。最高! |
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2003.4.2 [水] 蜻蛉玉 |
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以前、簪を作ってもらった大野洋子さんの「はる 三人展」を
午後から両国へ見に行く。みなこさんもご興味があると言うので
JR両国駅で待ち合わせる。二人とも30分前に到着してベッカーズで
時間を潰していたことがわかり笑ってしまった。私が携帯電話を
持っていないアナログな人だから、こう言うときに不便ですね。
みなこさんは赤黒の大きな格子のお着物に、ブルーの小格子、
ツバメ柄の素敵な雨コートをお召しになっていた。聞けば、
その日にお買いになったとのこと。
びっくり!丈もぴったりでお誂えのように素敵でした。
会場では、作家さんたちのお知り合いの年配の女性に二人とも
着物姿を褒めちぎられる。と同時に手が伸びてきてお太鼓を
直される。
「斜めにするともっと粋よ」とオバサマ。
「あっ、本当ですね」と笑顔の私。
でも本当は触って欲しくないよね。
だってもし手が汚れていたら困るもの。でも大人だからそんな
気持ちはおくびにも出さず、笑顔なのです。大人は辛い(笑)
肝心の三人展は、大野さんのトンボ玉、彫金もご主人様の
木工、漆塗りも、そしてもうお一人の木工製品もどれも素敵で
楽しい時間を過ごしました。
その後、浅草の合同履物へ行き、みなこさんのカラスに絶対
赤の鼻緒がいいとごり押し(笑)
終日桜雨でしたが、雨に濡れる桜もまた風情があり楽しい午後でした。
おつかれさま!>みなこさん
Photo:みなこさん |
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2003.4.1 [火] 池袋へゴー |
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銀座の前に、池袋東武と全国伝統的工芸品センターへ行く。
京洛老舗の会と京縫展をそれぞれ見る為。この日がどちらも最終日。
京洛老舗の会では、絵織ちゃんの真似をして「みすや」さんで
鍼を買う。刺繍用の鍼は一番売れ筋の「相中」は売り切れだった。
それは4月10日から始まる新宿伊勢丹の京都展で買い足すことに
して、「天細」と半襟用に「きぬくけ」を購入。
まだ使っていないけれど、絵織ちゃんのコメントを読むととても
使いやすそう。不器用な私でもお針仕事が楽しくなりそうな予感(笑)
京縫展では、刺繍にぐぐっと近づいてあれこれじぃっと見ていたら
会場にいらした伝統工芸士の加藤さんが、「何かご質問があれば」
とお声をかけてくださった。それに甘えて、本だけでは良く分からない
点などを質問しつつ、あれこれお話を聞く。貴重な経験。
加藤さんに感謝です。
●昔は糸は撚らずに使っていた。
●刺繍でも刺し子があるが、刺繍の刺し子は裏は点線ではなく
一本の線になる(返しながら繍うので)。
●「縫う」と「繍う」の違い。刺し子は運針で鍼を勧めるので
縫うを使う。
●プロとアマの違いは、裏から鍼を刺すとき思った所に一回で
出るかどうか。
●繍い始めも、終わりと同様に最低二回小さく刺して始める。
(私が持っている本には玉を作るとありましたが、プロの方は
こうやっているそうです)
●裏が見えるものは、表とまったく同じに見えるように繍うが
裏が見えないものは、小さな模様を続けて繍っても構わない。
そして思ったこと。四角い刺繍枠が欲しい(笑) |
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