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2004.6.5 [土] 番外編

工房見学は参加の皆さまがとてもよろこんでくださり
言い出しっぺの私もたいへん嬉しゅうございました。
拙い引率でしたが、大事なく終了できて良かったです。
しか〜し、個人的には小さいな災いが(涙)

まず、駅に向かって歩いていたら突然私の脇で自転車が
止まり、乗っていた男性に着物の裾を触られる!あまりの
ことに声も出ず。

気を取り直して錦糸町に向かい、竹さんとお昼を食べる。
楽しくおしゃべりしてふと時計を見ると、約束の時間5分前。
いけな〜い、と慌ててバス停に向かうも誰も来ず。訝しげに
思い時計を見るとまだ一時間前。とほほ

お茶も飲まずにランチのお店を飛び出したので、近くで
カッフェを飲む。そこのトイレでなんと今日がデビューの籠を
ひっくり返して中身散乱。手ぬぐいをなどをお洗濯するはめに。
そして扇子を駄目にしてしまいました。とほほ2

でも籠には傷もつかなかったし、これくらいで済んでこれ幸い。
小さな災いは大きな災いを避けてくれるためにあるのでしょう。
見学の道中は何もアクシデントがなく、オフまで無事に楽しく
終了したし。ただ、こう言うときは注意が必要なのでいつもなら
「二次会!」と言う私がまっすぐ帰宅しました(笑)

写真は今日がデビューの籠。素材は炭化竹・籐・漆、林まさみつ氏作。

2004.6.5 [土] 松原さんふたたび

今年の三月に装道さんの見学に混ぜていただいた松原染織工房さんへ
真楽メンバーと再訪。前回は、60名の中に一人だったので、糊置きの
作業はほとんど拝見する事ができなく、今日のこの日を心待ちに。
見逃したり聞き逃したりしたことをカバーできたので長板中形を
より理解できた。説明はその都度少し違うようなので、今回の
説明で抜け落ちていた点をフォローしつつ、覚え書き。

【染め】
染めは糸を染めるのとは違い、糊のついた反物を染めるので
糊が脱落しない、三回から四回が限度。 藍は空気に触れ酸化して
初めて色が出る。
ジーンズなどを染める化学染料は98%が色素だけれど、自然の
藍は7%色素があれば御の字。

藍瓶は温度を20度以上にするため、瓶四つ事の真ん中に火を
入れる場所があり、おがくずを燃やしている。瓶の深さは
かなりあり、下の方は茶色。藍色は表面だけ。 藍の立て方は
「すましたて」。明治中ごろからS32(?)まで途絶えていた。
(先染の場合は「にごりたて」)、藍のご飯は「フスマ」。
別グループの説明ではお酒などは雑菌が増えるので入れない。
「すくも」(蓼藍の葉を発酵させて染料にしたもの)の状態で
四国より届く。一瓶に60kg必要。10万円也。月におおよそ12反。

【糊置き】
型の大きさは手ぬぐいの型などに比べると小さい。ゆがみを
修正しやすい大きさ。糊は「もち米粉+石灰」でアルカリ。
中国の“いんか布”のようにもち米の他に小麦粉を使うところもある。
小麦粉は水洗いで落ちないので、削り落とす。友禅はいっちん糊
「小麦粉+石灰」。熱処理するものには石灰は使わない。
長板の素材は樅(モミ)。13mの反物、1/2を広げられる長さ。
半分糊置きし外で乾かし(天気が良ければ30分)その部分を丸め
残り半分に糊置き。両面別柄の場合は、自然の色(ベージュ)のまま。
裏表同柄の場合は、柄を合わせる為に裏から見やすいように糊を
赤くする。(書き間違いのご指摘ありがとうございます>中ざくらさん)
型の端が糊を置いたところに重ならないようにピンを使っているが、
昔は竹で出来た“えんくぎ”を使用。

【染料】
藍以外には“タンガラ(マングローブの一種)”と“渋木(やまもも)”
http://www.studio-tao.com/...

抜けているところは、別メンバーの日記で(笑)

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