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2004.12.31 [金] 大晦日に

日に日に犠牲者の数が多くなりしかも信じられない
数字になっている。
せめて義援金をと思う。
http://www.jrc.or.jp/...

犠牲者の方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

2004.12.31 [金] 大晦日

イタリアでロマンチックな大晦日を過ごす人あり...
うらやましいぞ!>Fさん

私は昨年に続き東京で年越し。
寒空の大晦日はカモ鍋にしよう。

皆さまそれぞれ過ごす場所は違っても同じ空の下
良いお年をお迎えくださいませ。

あっ、お正月用の着物出しておかなくちゃ。
**********

星の数よりたくさんのごめんなさいと
それより多いありがとうを、大切な人へ...

2004.12.30 [木] yakiniku

今年最後の外ご飯。
久しぶりの顔と年に一度の顔が揃って
それはそれは賑やかで楽しい会食になりました。
「ネリヤカナヤ」(黒糖焼酎)おいしかった。
でもいつの間にか「ネホリハホリ」になっていた(笑)

2004.12.29 [水] 雪

こんな日はやっぱり荒井由実を聴いてしまうのです...

2004.12.28 [火] バリから

メールが届きました。
「バリはぜんぜん大丈夫です」とのこと。ほっ。
心配してくださった皆さま、本人達に代わり
お礼申し上げます(^^)
なんと、地震があったこと自体知らなかったんだって!

2004.12.28 [火] 大掃除

がんばれ!>自分
もくもくと手を動かせばいつかは終わるさ。
フォルツァ(涙)

あのね、ネットなんてしている時間は
ないんじゃないの?>わたし
まだまだゴールは遠いぞ(涙)

ところで、時間が経つにつれて被害状況が
明らかになり、改めて恐ろしさを感じている
スマトラ地震。バリは大丈夫だとは思いつつ
メールが返ってくるまで、心配...
現地からの報告をウェブで読むとどうやらバリ島は
大丈夫のようですね。ほっ。
しかし夕刊の「沿岸国死者4万人超も」という見出しに
足が震えています。

2004.12.27 [月] スマトラ地震

バリは反対側で、どうやら大丈夫のようだ。よかった。

しかし津波の被害にがく然とする。
津波の恐ろしさが波の高さではないということを知る。

2004.12.26 [日] 活け花部

午後から今年最後の活け花部。お花の用意をいつもの
お店@銀座で。お花屋のおじさんが市場に都が関わるように
なってからどうにも駄目だね、とこぼしていた。
商いは商人に任せておけば良いんじゃないの!

お稽古終了後、活け花部以外のメンバーも集まり
忘年会。いやぁ、若い人がたくさんていいわねぇ(笑)
良く食べ良く飲み、見ていて気持ちいい!そして
なんとも愉快な夜。皆さまどうもありがとう!!

途中スマトラで地震のニュースが飛び込む。
とっさにバリへ行っている二人のことが心配になる。
大丈夫だろうか...

2004.12.25 [土] お稽古納め

昨日のお茶に続いて今日はお精進クラスのお稽古納め。
新年によさそうなレシピでうれし。
その後、一衣舎さんへお寄りする。例の祖母が祖母の伯母から
譲り受けた着物、数年目に仕立て直して着ているものが、
かなり生地が薄くなってきている。再度メンテナンスをして
もう少し着られるかどうかの相談。糸自体はそれほどへたって
ないので、上手く仕立て直せばまだだいぶ着用可能とのこと。
よかった! 

そして私は今日すごく大事なことに気付いたのです。
洗える仕様でなければ、上手な仕立てであればとくに和裁士さん
にこだわらなくてもいいのではないかと正直思っていました。
しかし、大事なのは針仕事の上手下手ではなくて(と言っても
針仕事が上手なのは基本事項)、いかに「地のし」をきちんと
するかということ、という点を今更ながら認識したのです。
例えば、私はここ数年八掛問題に悩んでいました。と言うのも
すぐに八卦の裾が痛んでしまうからです。それを回避するためには
紬にも柔らかものに付けるような八掛が望ましいのですが、
そうすると表と裏の釣り合いが難しい。それを上手く仕立てるため
にはそれぞれの収縮率を考えた「地のし」が必要。それをきちんと
やってくれる仕立屋さんとなると、おのずと限られてくる。それに
今日は気がついたのです。

「洗える仕様」と聞くと、「洗わなくちゃいけない」という
強迫観念に私はかられてしまっていました。だから、絹物を
わざわざ洗える仕立てにしなくても、と。「洗える仕立て」は
「何年経っても狂わない仕立て」を目指したら洗っても大丈夫な
着物になったということ。そして「洗える」というのはいざという
時の為の保険なんですよね。実際、塩素が含まれている水道水で
絹ものを洗う事が果たして良いのか、という疑問も感じているし。

とにかく何と言ってもキーワードは「地のし」。布の特徴を
きちんと把握してそれに合った「地のし」が出来る仕立屋さんに
頼まなくちゃ!と改めて思った次第です。

2004.12.24 [金] Season's Greetings!

皆さま楽しいクリスマスとよい休暇を!

しょうサンタになって宅急便のお兄さんにも
小さな小さなプレゼントを。
えぇっ、いいんですか〜!?と喜んでくれる。
いいのいいの、それに本当に少しばかりだし。
だって○○のチョコって高いじゃないですかっ。
おっ、そう来たか。このメーカーを知ってるんだ。うれしいな。
小さなプレゼントなのにこんな風に喜んでもらえて
こちらがプレゼントもらったような気分になりました。

それだけでとても心温まるクリスマスイヴ。

2004.12.23 [木] おまけ

宿のご主人「皆さんKIMONO真楽でお着物を買われたんですか」
一同「違いまーす」
ばすけさん「チーム名なんです!」
(チームKIMONO真楽、うんかっちょいいね)

2004.12.23 [木] お座敷でクリスマス

@助六の宿 貞千代
http://www.sadachiyo.co.jp/...

手持ちでなんとか少しでもクリスマスらしくと
考えていたコーディネートは実際に着てみたらNG。
前はいいんだけど、後ろが...。
祖母が祖母の伯母から譲り受けたアンサブルの大島を
仕立て直して着ているのだけれど、仕立て直したときに
帯も作った。その帯をしめて、着物と帯を一続きにして
帯締めと帯揚げだけ真っ赤にしようと考えた。
前からはなかなかよし。しかし後ろ姿がさすがに地味すぎ。
Buona ideaだと思ったんだけどなぁ。
後ろ姿のシミュレーションまではしていかったのだ。
急遽帯と小物を替えて出掛ける。とほほ

お姐さんたちの芸はさすが。お座敷遊び、もっと本格的に
やってみたい!お三味線もかっこいいねぇ。
参加者のそれぞれに凝ったクリスマスコーディネートも
堪能し、お座敷で芸者遊びという異色のクリスマスパーティを
楽しみました。幹事さんそしてご参加の皆さまありがとう!

さぁ、始めましょう、というときに会社から呼び出しがかかった
Hさん、本当にお気の毒です(涙)

Photo:くにえさん “お姐さんにお酌をする見習いしょう奴の図”

2004.12.22 [水] えっ

皆さんファンデとか何種類も持ってるの?
一種類しか持ってない私って女性失格!?

あっ、そんなことより年賀状年賀状っと。

ちょっとひとやすみ。

マスカラ、一度も使ったことがない... あっ、
一度だけあった(笑)
せめて睡眠十分で明日は出掛けたい。でも今夜も飲み会なのっ。

2004.12.22 [水] エスペリア

曙橋のエスペリアさんが今月28日(火)をもって西麻布へ移転。
http://www.kanshin.jp/...
しばらくご無沙汰している内にあれあれ、そんなことに。
とにかく移転前に一度行かなくちゃ、と昨夜の取引先との食事会は
エスペリアで設定。11年目にして初めて「クリスマスディナー」を食す。
ワイングラスが知らないうちに大きくなっていた。万歳!
分煙から完全禁煙に。万歳!!
そしてワインリストも以前より充実しているような...
白2本・赤2本、どれも美味しかったけれど、最後にいただいた
ワイン、ジンファンデルの原種(Zinfandel primitivo)、が特に!

新店舗も楽しみです。価格はちょっと確かに心配。
何たって“西麻布”だからね。曙橋から!>Sっち

結局昨日は年賀状、手書きヴァージョンが終わらず。
続きを書こうと思ったら、て、てが震える。じ、じが書けない。
これってア、アル中ですか?

2004.12.21 [火] クリスマスコーデ

日記を読むと皆さんがんばっているご様子。
とくに、Sっちに負けないわよっ、と意欲を燃やしている
名古屋魂のTちゃん(笑)Kさんが付き合って選んだという
着物、楽しみです。

それに引き換え私は手持ちで勝負。華やかなものを持って
いないからなぁ。こいういうとき困っちゃうよね。
今年こそは季節感のあるものを揃えようと思っても
結局一年中着られるようなものを買っちゃうのよね。
まだまだ駄目だわ、わたし。

せめて髪でも美容院でアップにしてもらおう、と思ったけれど
火曜日はお休みよね?ということは予約できないじゃん(涙)

う〜む。あっ、まだ明日があった>予約

おっと、その前に年賀状。今日こそやり終えるのだ!
会社が終わって、個人版に突入。フォルツァ>自分

夜は柚子湯に入る。お庭でとれた柚子は香りが違う!

2004.12.20 [月] ラオスの木綿・続き

そういえば私が古玩堂さんに作っていただいた
塵除けもラオスの木綿。
“ラオスの小さな村で、綿を手で紡ぎ、藍で何回も染め、
手織りしたもの”と聞いている。ラオスの旅がとても
良かったとやはり古玩堂のスズキさんから以前お聞きして、
それ以来一度訪ねてみたいと思っているが、まだそれは叶わない。
ラオスの木綿を羽織るたびに、気持ちだけはまだ見ぬ国へ...
*あぁ、私もラオスの木綿を持っているのだったわ、と
心の平和を取り戻しました(笑)

Bんさんのフルート聴いてみたい!そしてバンコクにはカバン持ちで
お供します、わんわん。
Tさんは、引越お疲れさまでした。無事終わってよかったね。
陶板すてき〜。そして私の中ですご〜く素敵なご新居のイメージが。
そのうち遊びに行かせてくださいね。
かわいい女の子が誕生という嬉しいニュースも!“入院手続きを
踏んでから二時間”それはすごい。これからもきっと手がかからずに
育つに違いない(^^) おめでとうございます!!

2004.12.19 [日] ラオスの木綿

素敵。とてもすてきだわぁ。
今さらながら、一衣舎さんの秋展に行かれなかったのが
悔やまれます(涙)
で、広バチとは? 折り返されていないバチタイプなのかな。
と想像してみたり...

一方、御祖母様の飾り金具のついた鼈甲簪というのも
すてき〜。

今日は垂涎の的がいっぱいの指を銜える日ナリ(笑)

ラオスの布は、
木綿は綿を栽培 手紡 藍染め
絹は蚕から育て 手引き 泥染め
それぞれの糸を経緯一本交互に入れて手織した布
との情報が一衣舎さんより。まずますヨダレガを
出しながら地団駄を踏んでいますよ(笑)

2004.12.17 [金] イタリア仲間と

忘年会@中野
いつものように飲んで食べて喋って、あっという間に
時間は過ぎて行く。好きなものが一緒って本当に楽しい!
着物と同じだね。
ワインはプロセッコを皮切りに白3本、赤4本。グラスをその度に
変えてくれるのはさすが!

深夜のつぶやきを読んでBんさんが優しい伝言をくださった。
Bんさん、ラブッ!! わかってくれる人がいるって
とてもうれしい。

2004.12.16 [木] 人形町・浜松町・中野

小網町のさるやさん。干支の絵が描かれた木箱に
入っている楊枝。魚久の粕漬け、伯母へのお歳暮。
気になっていた喫茶去快生軒、コーヒーとマーマレード・トースト。
コーヒー400円、トーストはなんと200円!小切りになっているのは
芸者さんが化粧した口でも食べやすいように切り分けていた名残。
へぇ、喫茶去って中国の禅宗の言葉で「まぁ、お茶を一杯」の
意味なんだ。
ころもやさんの一周年記念セールに心が揺れたが、思いとどまる!
今月はちょっと厳しいのです...

書のお稽古の後に、中野にて牡蠣とシャンパーニュを堪能。
明晩の飲み会打ち合わせのつもりがしっかり飲んでしまった(笑)
SっちとI子ちゃんと偶然一緒になり楽しさ倍増。

人形町で町内会のおじさんみたいな人に「おねぇさん、ご苦労さん」
と声を掛けられた。おねぇさんは着物に帽子は被らないだろう。
しかも三つ編み(笑)

2004.12.15 [水] 怒り

増税の前に政治家の数を減らすべきじゃないのっ!

2004.12.14 [火] ....

アメリカのホストファミリーより悲しい知らせ。
気持ちを伝える言葉が見つからない...

2004.12.13 [月] 活け花部

覚え書き。今月26日(日)が今年最後のお稽古。
この日は、年末年始に使えそうな和風キャンドルアレンジを
作る予定。その後拙宅にて忘年会。
飛び入り参加熱烈歓迎(笑)

今年の書が仮名強化ということもあり、最近万葉集などが
気になっている。そこへ和楽でどんぴしゃりの特集があった。
その中に“5人が選ぶ、心に響く萬葉のうた”というページがあり、
歌舞伎の中村雀右衛門さんが
「あかねさす 紫野行き 標野行き 野守は見ずや 君が袖振る」
という額田王の歌を選んでいる。そのコメントの一部に
“平安時代にくらべても、万葉の女性は「あるものはある」
というような、非常に素直で闊達な無邪気さがあるように
感じました。とても自由。平安の女性はー『六歌仙』の
小野小町などがそうですがー屈折があります。何を考えて
いるかわからないようなところがあるのです。すでに自由奔放で
いられない何かが生まれていたのかもしれませんね。”という
女形ならではの鋭い洞察があり面白かった。

ちなみに六歌仙を電子辞書で引いてみる。以下岩波国語辞典第六版
より、転載。(辞書引かないとわからなかった・汗)
平安初期の6人の和歌の名人。
在原業平(ありわらのなりひら)・僧正遍昭(へんじよう)・
喜撰(きせん)法師・大伴黒主(おおとものくろぬし)・
文屋康秀(ふんやのやすひで)・小野小町。

2004.12.12 [日] マティス展

最終日@国立西洋美術館
最後の日になんて行くものじゃぁ、ありませんね。
雨上がりの公園の木々が美しかった。

昨日は日中ずっと手に持っていた塵除けだけど
今日は家を出るときから活躍。
島田さんの木綿に塵除けでちょうどよい暖かさでした。

2004.12.11 [土] 再びルーマニアナイト

お茶のお稽古をすませ、午後一番に御苑でOさんと待ち合わせて
呉服屋さんへ。楽しい企画で盛り上がる。ぜひ実現させましょう!
その後は、ボストン美術館所蔵 ローダーコレクション
「美しき日本の絵はがき展」を見に大手町の逓信博物館へ。
面白い!日本人の構図の旨さは浮世絵ゆずり。大胆にして
痛快な画面割、好きだなぁ。“作者不詳”に好きな作品が多かった。
図録が売り切れてしまったため、予約をする。送料博物館持ちで
お送りいただけるそうだ。

大手町から銀座に出てエノテカバールで喉を潤す。
何件かお店を覗いてから銀座ダリエさんへ。
今夜は下戸の気持ちが痛いほどわかった日。
塩辛にコーラはいややっ!!!(笑)

参加者の素敵なお召し物も楽しみつつ、二度目の
ルーマニア料理を堪能。ルーマニアの白はリースリングが
美味しかった。赤はルーマニアの土着品種の“フェティアス・カ・
ネアグラ”が売り切れだったのでメルローを。口当たりのよい
赤でした。
お祖母ちゃまにどうぞよろしく!>ちどりさん

*****

飲み会を何回か断れば○○が買える... これはまったくだね。
でも断れないノンベのサガ>自分(笑)

2004.12.10 [金] オーダー品

が色々届く。届くという事はお支払いも
発生するということですねぃ(笑)

ここ数日背中が痛い。理由には心当たりがある。
7日にとある集会があって、スタッフとして働きやすい
ように、若者がよくしているように腰にバッグを付けていた。
そうしたら一時間もしない内から背中が痛み始めた。
今日は夕方整体へ。先生にはそのことは言わなかったのに
痛いところをぎゅうぎゅう。そして「身体が硬いのはいつもの
ことだけれど、こんなに背骨が曲がっていたことはないよね」
と言われてしまった。もう二度と腰にバッグはつけません(涙)

帰り道にあるワインバーによってさくっと帰るつもりが
ナガッチリになってしまった。たはは、かっちょ悪い。
でもおかげでお隣さんたちと楽しい会話。こう言う出会いは
とてもいい。

2004.12.9 [木] Teatro alla Scala

参加しているそこかしこの空間でミラノ・スカラ座のオープニングが
話題に上っている。ミラノの守護聖人S.Ambrogioの日で祝日の
12月7日、2年6ヶ月の長い修復を経てスカラ座が戻ってきた。
引越公演でも字幕を付けなかったあのスカラ座がなんと今度は
座席の背に四カ国語で表示可能なディスプレイ搭載。演目は
1778年8月3日にスカラ座のこけら落としで上演されたアントニオ・
サリエリ作"L'Europa Riconosciuta"、指揮はもちろんリッカルド・
ムーティ。この作品、初演以降スカラ座で上映されることはなく
実に226年ぶりの上演とか!

オープニングにはそうそうたるメンバーが集まったようですが
その中にゴクミの姿も。イタリア関心空間・ミラノの友の日記で
知る。う〜ん、ゴクミちゃん、なかなかどうして貫録です(笑)
http://www.corriere.it/...

(ミラノの友よ、ご紹介のサイトここに転載させてもらいました)

2004.12.8 [水] 帯留め

長野の鈴木さんに頼んでいた帯留め、試作品が届く。
これはなかなかいいかも!

体のいい厄介払いなのではないのぉ>ビッグブルー
いい気分にさせておいて大きなお荷物を
背負わされただけなのでは...
うがちすぎ?(笑)

2004.12.6 [月] 桜さくら

昼間はひたすらクリスマスカードおよび年賀状作成。
夕方から桜製作所さんのプレビューへ伺う。
確かな手仕事ってやっぱりいいよね。落ち着くわぁ。
銀座にもう海外ブランドのお店はいらないんじゃない?
私たちが待っていたのはこう言うお店だと思う。
そしてワインが進むのでした(笑)

一押しキーワードは「矢沢」です。
あの手仕事であの値段はやすい!!

http://www.kanshin.jp/...

2004.12.6 [月] 覚え書き

逓信総合博物館ていぱーく
ボストン美術館所蔵 ローダーコレクション
「美しき日本の絵はがき展」
12月12日(日)まで。
http://www.teipark.jp/
忘れず行かなくちゃ。チケットをいただいていたのでした。

そうそうこれも行きたいと思っていたのでした。
おかもちさんの日記を読んで思い出した。さんきゅ!です。
1月10日まで。
http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/...

2004.12.5 [日] ワイナリー訪問あとがき

その他のキーワード。
ベレンゾン・ラグフェイズ・小公子・石灰岩・糖度22度・2010年...

生まれ故郷の山梨再発見。
ビバ山梨、ビバ勝沼、そしてラブ有賀オーナー(てへへ)

ワインとともにとても気になっているのは元は“縦糸業”の
有賀家の着物。お宝がありそうです。
で、“縦糸業”勝手に着物関係の仕事ように思っていますが
実際はどうなんでしょう?“縦糸業”が何なのかご存知の方が
いたら伝言お願いします!

甲州種の味わいを一番引きだすのはリーデルの416/33だとか。
リーデル・ヴィノムシリーズは三タイプ持っているが
残念ながらこれはないぞ。買おう(笑)

2004.12.4 [土] 勝沼醸造さんへ

待ちに待った勝沼醸造ワインツアー。
http://www.katsunuma-winery.com/
ねこちゃんが幹事であれやこれや骨を折ってくれた。
ありがとう!

お天気が心配だったけれど予報では夜からの雨。
勝沼ぶどう郷へ降り立ったときの空模様では予報通り
持ちそうな気配。雪をいただく南アルプスを遠くに望み、
山並みが一幅の絵のよう。空気もきれい。

駅からタクシーに乗り、ほどなくして勝沼醸造さんへ。
思いがけなく日本家屋の佇まい。古い家屋(築120年)
をリストアしてワイナリーにしている。皆、真っ先に
外から見える和室に反応。さすがKIMONO真楽(笑)

時間になり有賀社長登場。今日は私たち9名と他の方が2名、
総勢11名のツアー。まず気になっていた和室および土間の
テイスティングルームから拝見。壁には古いモノクロームの
写真が。着物姿の女性の写真が多く見入ってしまう。

蔵を利用したカーヴの2階(ここが本日のテイスティングルーム)
で勝沼のワインの歴史などについて説明を聞く。葡萄栽培は
コーカサスが最初。甲州というブドウが最初に栽培されたのは
鎌倉時代から。明治10年に勝沼から高野・土屋という二人の
青年がフランスへ渡りワイン造りを学ぶ。そこから勝沼の
ワイン造りの歴史が始まる。現在勝沼には32のワイナリーが、
山梨県内では83のワイナリーがある。日本全体のワインのシェア
はなんとたったの2.7%!私的には信じられない数字!!
以下その他のシェア:
トップはやはりビール類で71.1%
次が焼酎で12%
焼酎に抜かされた日本酒が10%
ウィスキーは1.5%

勝沼のワイナリーが多いのは元々家庭で飲まれていたから。
身近であるものでお酒を造るのは人の常。ワインのシェアの内
国産ワインが占める割合は35%。

次に自社圃場の番匠田という畑に出て、説明を聞く。
ここには1990年に植えられたカベルネとシャルドネ。
1990年当時一本40房だったものを今では20房にし、
ブドウ一房一房に傘をかけ、櫛で梳かして一粒一粒が
くっつかないように。これは他の国のブドウ栽培地と
違って勝沼は雨が多く多湿である。多過ぎる水分は
ブドウ造りにとって良くないので、降った雨の処理が
勝沼では大きな問題。その為の工夫、試行錯誤の繰り返し。

畑の後はカーヴにて。樽はすべてフレンチオーク。
やはり伝統があり信頼性が高いので。三社から仕入れてどれが
良いのか確認している。それぞれの樽にはオークが採れた
森のイニシャルと内側の焼具合が示されている。「T ML」と
言う具合。Tは森の名前のイニシャル。MLはミディアムライト。
樽は最長5年仕様。ワインを寝かせる期間は70日〜最長でも1年。
目からうろこが落ちたのはこちらの「アイス製法」。ブドウを
絞ったジュースの段階で水分を取り凝縮感のある白ワインを
作っている。ブドウがなっている段階で凍ったものを使う
「アイスワイン」というのは知っていたが、ジュースの段階で
凍らせるとは!

一通り説明を聞いたらいよいよ試飲。“甲州ヴィンテージ”
“甲州シュール・リー”・“ブラン樽熟成”・“勝沼甲州樽醗酵”
などの白と“アルガ ベリーAヌーボー”・“ベリーA & カベルネ”
などの赤。それからサプライズを数種!
ここまででなんとツアー所要時間3時間を30分も突破。

この後、有賀社長と一緒のランチを直営店の「風」にて、
の予定だったが急用が出来てしまったため、私たちだけで。
残念!こちらのお料理はどれも美味しく、オーナーが
細かに食べ方を説明してくれた甲州牛のローストビーフは
特に絶品。そしてこれが白ワインととても合うのが嬉しい驚き。

その後、ワイナリーに戻ってそれぞれ好みのワインを買い
帰路へ。有賀さんは噂にたがわず、熱いハートと強い信念を
持った方でした。そしてユーモアもあり、とても楽しい方。
ワイン造りは本当にご苦労が多いと思うけれど、それを
楽しんでいつも新しい事に挑戦して、これだと思えば今までの
やり方に拘らない、強い信念と共に自由な精神を持ち合わせている。
お目にかかる前に何度かこちらのワインを飲んでいて、その
美味しさに作り手の方の姿勢はある程度想像がついていたけれど、
実際にお目にかかり直接お話を聞き、さらに納得!
「とにかく懸命にやること。だけど横柄じゃ駄目なんだ。」とは
有賀さんの番匠田での言葉。ここにもひとり本物を作り続ける人が
いた。とても嬉しい出会いの日。

2004.12.3 [金] 今日も今日とて

お昼から外出。ジョヴァンニを日比谷で見て
エノテカバールでワインを飲みながら友人と
映画についてイタリアについて熱く語り(笑)、
東京都庭園美術館にてとあるパーティに出席。

ネムネムで帰宅。明日はお楽しみの勝沼醸造さんだ!

2004.12.2 [木] 師走というに

我が家の室内温度は27度。しかも窓は開いている。
Mac部屋にいたっては30度近くある。

自分のことを「芸術家ですから」という人は珍しい>ヤマモトヨウコ氏
そして今日は母のお誕生日。おめでとう!

そんな師走に入って二日目は、12月大歌舞伎@初日を
堪能し、友人のお店に花を活け、書のお稽古へ出向き
中野のワインバーで軽く2杯いただき、帰宅。
長い一日でした。それにしても歌舞伎は面白かった。
初日というのは華やかさが格別ですね。

“梅ごよみ”の玉三郎演じる深川芸者・仇吉の
最後の衣装、カラスが描かれていたもの、
ほんと恰好良かったですね!最初の浴衣姿も
くらくらきましたけど。

2004.12.1 [水] 人形町・浜松町・中野

小網町のさるやさん。干支の絵が描かれた木箱に
入っている楊枝。魚久の粕漬け、伯母へのお歳暮。
気になっていた喫茶去快生軒、コーヒーとマーマレード・トースト。
コーヒー400円、トーストはなんと200円!小切りになっているのは
芸者さんが化粧した口でも食べやすいように切り分けていた名残。
へぇ、喫茶去って中国の禅宗の言葉で「まぁ、お茶を一杯」の
意味なんだ。
ころもやさんの一周年記念セールに心が揺れたが、思いとどまる!
今月はちょっと厳しいのです...

書のお稽古の後に、中野にて牡蠣とシャンパーニュを堪能。
今夜の飲み会の打ち合わせのつもりがしっかり飲んでしまった(笑)
SっちとI子ちゃんと偶然一緒になり楽しさ倍増。

人形町で町内会のおじさんみたいな人に「おねぇさん、ご苦労さん」
と声を掛けられた。おねぇさんは着物に帽子は被らないだろう。
しかも三つ編み(笑)

2004.12.1 [水] おてっぱい&阿闍梨餅

とは“ぬた”のことなんだ。ありがとう、京都の友よ。
ぬた、大好き。実家(山梨県都留市)ではノビル(野蒜)
のぬたなど良く食べました。

“阿闍梨餅”お土産にいただいて初めて食べました。
もちもちした食感が美味しい。
お菓子にはトンと疎い私ですが、友人のおかげで
口にする機会も増えてきました。有り難いことです。

どうして“阿闍梨”なんだろうと思っていたら
なるほど、阿闍梨さんの被っている帽子を模した形なのね。

2004.11.30 [火] とあるパーティ

@赤坂
ひとりで心細く思っていたらジェントルマン二人が
お声をかけてくださった。主役の大学時代のご友人とのこと。
「ヤツとはどんなお知り合いですか?」と聞かれて
銀座のとあるところで隣り合って意気投合したんです、
と答えたら、もしかして、という顔をされたのが
可笑しかった。確かに出会いはバールでしたけど(笑)

銀座のおねーさんたちはもっときれいに髪をアップに
していると思う。あっ、でも自分にしてはきちんと
アップに出来ました。

2004.11.29 [月] ばったりとお約束

御苑に帯を見に行く。帰りがけに絵織ちゃんとばったり。
お洋服姿もキュート也。
“あさみ”さんの襦袢、切れ端を握りしめ銀座へ。
京都からSちゃんがお稽古で来ているので
銀座で待ち合わせてご飯を食べるお約束。
街はすっかりクリスマス。今夜は(も?)ワインな夜。
楽しくお喋りして食べて飲んで、あっ!あさみさんの
襦袢についてお尋ねしようと思っていたのにすっかり
忘れてしまった。くぅ〜。

そして“おてっぱい”とはなんぞや?
やはりお誘いをいただいたこちらへ入るべき?
http://www.kanshin.jp/...

2004.11.28 [日] ワイン浸り

よく晴れた秋の一日、三鷹へおよばれ。
フランス・日本・イタリアのフォーメーション。
きらきらと輝く日を浴びながら飲むワインの美味しいこと。
お部屋にはお庭から手折ったユキヤナギの紅葉と菊が
文字通り彩りを添えている。あぁ、しあわせな土曜日。

そしてワインの後はダニー・ケイ+NYフィル(1981年)を
見せていただく。面白すぎて涙が出る。ダニー・ケイ、おそるべし。
あっ、小泉首相とダニー・ケイは似ている!

夜は札幌から届いたウニでパスタ。お相手はドロミテ(イタリア)の
白。今日は良く飲みました。

写真はS邸@三鷹のお庭に咲くサザンカ

2004.11.27 [土] 早朝

早い朝の、匂いが好き。

午前精進料理クラス。牛蒡の摺り流し美味。牛蒡のアクは
ポリフェノールなのでアク抜きはしない方がいいらしい。
(“ためしてガッテン”情報 by 今西先生)
最近の牛蒡は昔のようにアクが強くないので、私は
アク抜きしていなかった。正解だったのね。
午後お茶のお稽古。
夕方銀座へ出て、一周年のアップルストアを冷やかし、
グリーティングスカードを買い、“悉皆”さんで帯を受け取る。
すっかり街はクリスマス。年々早くなるような気がする。

2004.11.26 [金] サンふじ

今年も大好きな「ふじ」の季節になりました。
毎年お願いする“田畑農園”さんへ注文。

http://www.mis.janis.or.jp/...

よく考えたら“田畑農園”ってすごい。
田も畑も農園も!

2004.11.26 [金] 草木染め

お願いしていた着尺が織り上がってきた。
すてきな色だけれど私がイメージしていたもの、
記憶にあった色とは違う。その反物は矢車と渋木で
染められた糸で織られている。最初に見たものは
もっと白っぽいグレー。届いたのは渋木の色が少し
強くベージュがかっている。思い切って織手の方に質問。
染めた時期の矢車の色が薄かったので、さみしくならないように
渋木の色を若干強めにした、と正直に説明してくだる。
あぁ、やっぱり。

合点が言ったので、これはこれでこのままご縁をいただく
ことにした。もちろん先方は織直すとおっしゃって
くださったけれど... その時にしか出ない色、それが草木の
魅力でもあるのだもの。

ただ一つの問題は、それに合わせて先にいただいた
帯(藍・ログウッド)との相性が「最高の最高」から「最高」
になったことかな(笑)

2004.11.25 [木] 家でも

もちろん飲みますよ。ご飯を食べない日はあっても
お酒を呑まない日はない、なんちて。うそ。
食べながら飲む、のが大人になってからの基本(笑)
今日の〆は野菜たっぷりのフェットゥチーネ。

で、今夜は勝沼醸造“アルガブランカ イセハラ”
発売になったばかりの畑の名前がついたワイン。
行く前に学習しすぎか(笑)

でも一度肝臓を悪くしているので(と言ってもお酒が
原因じゃありませ〜ん)自分なりに気を付けてはいます。
えぇ、自分なりに!

イタリア北部でも地震があった模様。気を付けてね!>ミラノの友

2004.11.25 [木] アルコール部部員に告ぐ

今、新宿伊勢丹の6階で開催されている<MIKUNI&ジャクソン>
シャンパーニュ・バーはいいよ!
20種類の中から3種類シャンパーニュが選べて三國シェフ考案の
プチオードブルが付くの。それで価格は1,575円。ちっちゃな
グラスで出ると思いきやこれがちゃんとしたグラスでボリュームも
大満足。<クリュッグ><ルイ・ロデレール>
を選ぶと高くなるけれど、私のお勧めはレコルタン・マニュピラン
と呼ばれる自分が栽培した葡萄のみを原料にシャンパーニュを
生産している作り手のもの。

以下は今日選んだ三杯、
1.<アルフレッドグラシアン>ブリュット・クラシック
2.<ジャック&アンドレ・ボーフォール>ブリュット・グランクリュ・リゼルブ
3.<マリーノエル・レドリュ>ロゼ・ドゥミセック

2の白と3のロゼが特に印象的。そして最近ドゥミセックの
魅力がわかって来た私はロゼを連れて帰りました。
フォアグラの前菜ととても良く合ったのです。
でも残念ながらフォアグラまでは買えなかった(笑)
11月30日まで。12月1日から7日までは<バカラ>×<テタンジェ>
のシャンパーニュ・バー。

http://www.isetan.co.jp/...

2004.11.24 [水] 覚え書き

「タイマグラばあちゃん」観に行きたいな。
http://www.mmjp.or.jp/...

へぇ、椿山荘にはこんな素敵な料亭もあるのね。
ここならきっと素敵な時間が流れる事でしょう。
お幸せに!>Mちゃん
http://www.chinzanso.com/...

2004.11.23 [火] お出かけ

古玩堂さんの展示会@二子玉川高島屋
ころもやさんでいただいた黒白ドットの足袋が受けていた。
古玩堂さんのスズキさんには最初の頃の着物姿を見られている。
それから比べると着こなしが数段アップした、とのこと。
やはり恥をかきながら成長するのだ(笑)

夕刻からはイタリアワイン試飲会@全日空ホテル
http://www.eswine.co.jp/...
七つのカンティーナ、ワイン30銘柄+グラッパ4銘柄
飲んだ事の内ワインだけに絞ったけれど、それでも
全部制覇は出来なかった。くぅ。
生産者に直に会えるのはとても楽しい。会場に着物の方は
ひとり、私と合わせると二人でした。

2004.11.22 [月] 飲み会

Bas邸にて。初めてK君の漫画を読む。
もっと読んでみたい。

お持たせお酒美味しゅうございました。
皆さまありがとう。

2004.11.21 [日] ヌーヴォー三昧

昨夜は札幌から宿泊客あり。
シャンパーニュとアルガ ベリーAヌーボーを開けて空ける。
どちらも美味なり。

日曜日はヌーヴォー@ワイン勉強会番外編の日。
白1銘柄・赤3銘柄、最後はボージョレの当たり年
2000年のMlin-A-Vent La Rocheを。
持ちよりのお料理もいつもながらとても美味しく
よく晴れた秋の日に自然の恵みをたっぷり
味わって至福の一日。神様仏様八百万の神様、
ありがとうございます!

2004.11.20 [土] 12月4日

勝沼醸造さん、とても楽しみであります。

興味深いイベントは重なるもので、この日に国際基督大学内に
ある、茅葺きの家屋群泰山荘、その中のお茶室「高風居」を
中心にしたツアーが、メンバーになっている日本民家再生
リサイクル協会から来ていた。案内には泰山荘研究の第一人者、
コロンビア大学教授ヘンリースミス氏(歴史学)による講義を
予定ともある。
あぁ、残念!同じ日だなんて!!
http://www.geocities.jp/...

写真は昨夜開けた“アルガ 甲州ヌーボー”
ブォーノ! 

さて、活け花部へごー。

2004.11.19 [金] 恵みに感謝

今年も元気に新酒を楽しめる。健康に感謝、恵みに感謝。
お店ではフレデリック・コサール氏のヌーヴォーを。
氏にはお目にかかったことがある。やはり顔を知っている方
のは飲まなくちゃね(^^)
http://www.yomiuri.co.jp/...

そしてボトルで買ったのは写真のもの。

今日は勝沼醸造さんの新酒も届くし、日曜日はワイン勉強会で
ヌーヴォー特集。しばらく楽しめるぞ。

2004.11.18 [木] イラク情勢

アメリカ軍のファルージャへの攻撃を耳にするたびに、
何もかもがでっちあげのような、この書簡こそが真実
なのではないかと、恐ろしい気持ちになる。そして
日本は明らかに「アメリカの同盟国」なのだ。それが
恐ろしさを倍増させる...
http://www.ottimo.co.jp/...

一衣舎さんのお庭、侘助が満開でびっくり。やはり変だよ>陽気
その後お稽古@大門、帰り道中野坂上の酒屋さんによって
本日解禁のボージョレーヌーヴォーを購入。一昔前の狂ったような
お祭り騒ぎには興味がなかったけれど、ワインをかなり飲むように
なって新酒の良さもわかってきた。

2004.11.17 [水] 幸せを感じる瞬間

引っ張り出した長襦袢に半襟がちゃんとかかっているとき!

沼袋のシルクラブさんにお邪魔して小宮さんの江戸小紋を
たくさん拝見し、銀座へ。知人への贈り物を手配した後
もとじさんへ。解いた祖母の着物を羽織にしようとずっと
預けておいた。なかなかこれだという羽裏がなかったが
手持ちの襦袢を流用することに決める。気に入っている
柄だけれど薄い色なので袖の汚れが気になってなかなか
手を通さない。それならいっそ羽裏にと決断。今度は
中羽織にするつもり。途中で寸法をチェックするため
仮仕立てをお願いした。余計にお金がかかるけれど後で
直す羽目になるよりはいい。羽織は微妙だからね。
悉皆で着物を一枚受け取って、帰宅。そしてサッカー。

途中、四ツ谷駅のホームで小学生の男の子二人がカバンを
ぶつけ合って悪ふざけをしていた。近くの女性が
「君たちやめなさいっ」と注意したのは拍手。しかし
その後に「君たち制服を着てるでしょ。どこの生徒か
わかっているのよっ」と脅かすようなセリフはいただけない。
それではまるで「言いつけるわよ」と言わんばかり。
ホームで悪ふざけがいけないのであって、そのことを純粋に
注意すべきだよね。とは言え、そのセリフはいただけないと
件の女性に注意する勇気は、なかったけど...

2004.11.16 [火] 手紡

半幅帯を滅多に締めない私だったけれど
峰島さんの帯は良く締める。
手紡のアイルランド種ウール素材(×綿)がシャリ感が
あって尚且つ柔らかく締めやすいし、何より締めていて
楽しさがある。
やはり手仕事の良さなのだろうか。
そんなことを仕事の合間にツラツラと考える、小春日和。
ちょっと便利なサイト発見↓
http://home10.highway.ne.jp/...

家の周りも木々が色づいてきれい。今は柿の木が見ごろ。
自然っていいなー。大事にしよー!!
そして私は赤ワインを飲むの。むふふふ

2004.11.15 [月] 夢実現

「Re: 秋の遠足、10/30(土)にキリンのビール工場へGO!
9/17 7:55 am」(BBS)
“私はワイン部も作ってこんなところにも行きたし(^^)
http://www.katsunuma-winery.com/
ここはいいワインを造っています。”
と書いていた、勝沼醸造さんへいよいよ行かれることに!
具体的な企画、ありがとー>Nちゃん
なんとしてもミニマム6名はシシュ!

2004.11.14 [日] 真実は

地元ケーブルテレビが伝える。
友人のボランティア活動報告コラム。
http://www.itmedia.co.jp/...

10時から5時まではギャラリー陶花さんでのフリマ。
真楽の皆さまもお忙しかった様子。あまりお会いできず
残念。Sちゃん、お疲れさま。オバサマ達に装い、
めちゃ受けでしたね。写真はご縁があった下駄。500円也。

コンプレックス、使い方次第では自分を成長させるもの。
がんばろう!>自分

ははは、昨日書いた日記を、読み返したらかっちょ悪い
つぶやきのように思われて、大部分今朝消したんだけど
しっかりおTさまに目撃されていました。そしてご賛同
いただきました(笑)この部分に↓
「何か一つのことに秀でた人は、たぶんコンプレックスなど
持たないのだろう」
あぁ、私だけじゃなかったんだと、ちょっとほっとする。
コンプレックスを感じるという事は、まだまだ成長出来る
という証しだよね。うん、きっとそうだ。

2004.11.13 [土] 炉開きの茶事

半東デビュー!昨日は初めてのおつかい for お懐石。
勉強になりましたー。
半東は箸洗いをこぼすダメダメデビュー。

京都でイタリア人との邂逅は残念ながら私ではなく>みにさん
そんな出会いが欲しいです!

かず石鹸、黒猫シリーズを使い始める。
あまりの使い心地の良さに歌が飛び出す。黒猫のタンゴ。

2004.11.12 [金] フリマ

日曜日のフリマ@ギャラリー陶花さんに出すものを整理。
大事に着てくださる方と出会えるといいなぁ。

写真はその内の一部。
最初に自分で誂えた単衣の紬。縞が今の私には少し太い。
細縞のグレー、サマーウール。クリーニングが出来るので
お茶のお稽古用に作ったけれどサマーウールの素材感に
今ひとつ馴染めない。

誂えた物を最後まで手元に置かないことには少し罪悪感というか
淋しい気持ちもあるけれど、もっともっと活用してもらえたら
着物も本望なのではと、自分勝手かもしれないけれど、思います。

2004.11.11 [木] 夢はゆめでも

えりりんが撮った写真。どれも雰囲気がある。
そしてするどく真実をえぐっている(苦笑)

当日の着物、裾が短い!そのうえ大股!!
ゆえにふくらはぎが丸見え。幾ら足が自慢だからって(瀑)
カッチョワルイ〜。鏡があっても後ろに下がって
見られない場合、短くなりがちのようです>私の場合
深く反省...
そしてもう一つの問題は、背中のシワ。最初にしっかり
脇に寄せてもしばらくするとシワがよってしまう。
これはどうすれば解消できるのでしょうか。
どなたか良いお知恵を!

帯お太鼓部分
Photo:えりりん

2004.11.10 [水] 夢さめやらず

当日の装いはこんなでした。
Photo:おもさん

花嫁さんと真楽参列者全員で記念撮影をした。
私のデジカメで、数枚撮ってもらった。
とても楽しみな写真だったのに、そのデータは
なぜか、ない。ごめんねー!堪忍ねっ!!>皆さま

2004.11.9 [火] 中野区民祭り

最近着物のせいでちょっとご無沙汰している自転車。
マイカラーのオレンジ、ルイ・ガノ。
昨日は久々にペダルを踏む(自転車で京都のためにリハビリね)。
きもちいいー。ご近所では西新宿の欅並木などがお気に入り。

さて、本日は午後から横浜高島屋へ。坪島土平氏の作陶展。
ご縁あって少し親しくさせていただいている。幾つになっても
新しいことにチャレンジしている土平さんはすごい!
進化を続ける作品の数々を堪能。

帰り際、小腹が空いたのでペックのバールで白ワインと
タコのマリネ。もっと増えるといいなぁ>バール

夜はNちゃんが中野に引っ越してきたお祝い飲み会。
副題は“中野区民祭り”(笑)久しぶりに大人数の飲み会。
楽しかったー。ありがとう&お疲れさま>幹事のSっち。
ご一緒できて楽しかったです>参加者
後ろ髪を引かれつつも一次会のみで帰宅。
あやうくバスで乗り過ごしそうになるも
運転手さんが親切に起こしてくれる。はずかしー。
でもなんでわかったんだろう???

2004.11.8 [月] 峰島さんの帯

今年の春に出来上がったウールの半幅を京都へ締めていった。
春にはウールと言う素材が少し重たく感じられたので
この秋本格デビューとなった。東京でも好評でうれしかった
けれど、京都でも数名のオバサマに声をかけられ褒められた。
素敵な男性には残念ながら声を掛けられなかったけれど...

この帯は私が半幅でいつもしている締め方にぴったりだ。
かなり打ち込みを強くして張りを持たせてもらったのが
良かったみたい。裏はチャコールグレイ(草木染め)、
表は草木染めと化学染料を併用。リバーシブルに締められる。
我ながらこのプロジェクトは大正解だと悦に入っている

峰島裕子さんはテキスタイルを北欧で学んだ。そのせいか
日本で学んだ織の人とは少し違うセンスがあると思う。
くすんだ色を使ってもどこか澄んだ感じがある。可愛い色を
使っていても甘くなり過ぎない。そんなところが大好きな作家さん。
今度は大振りのバッグを作ってもらおうと目論んでいる。

写真は京都で昆布菓子を選ぶ私。唐桟に峰島さんのウール半幅。
Photo:ぼたんさん
ミネシマ帯宣伝です(笑)アップはこちらに↓
http://www.ottimo.co.jp/...

2004.11.7 [日] 京都あとがきその2

6日のために誂えた袋帯段通花文、二重太鼓を切って
一重にしたのは明らかに私の判断ミス。
結婚式の後は普段にどんどん締めたいと思ったのだが
これは間違いだった。帯にも気の毒なことをしたと思う。
「帯の長さはどうします?」というお店の方の言葉に端を
発したことだが、この判断を下したとき、二重に締めたときに
裏にも柄面(表面)が見えるということに思いが至らなかった。
裏は黒なので、当たり前だが一重に締めるとお太鼓の裏は黒い。
表の柄が裏にも出たらもっと素敵だったろうに... 
「格」ということだけではなく。

短絡的な思考だったと深く反省。
この教訓を心に留めるために日記に記す。

2004.11.7 [日] 京都あとがき

名の有る神社仏閣からぶらりと立ち寄った先々で
いつもより熱心に手を合わせた。
ブッシュ再選でますますキナ臭くなりそうな世界。
台風・地震の被害。気にかかる様々な出来事。
少しでも平和に、より多くの人が幸せに。
富みと幸せを分け合って助け合って生きていかれるように。
分け合える幸せ。分け合えるから幸せなのだ。

2004.11.7 [日] 京都あれこれ

【堪能しました!】
●美山の風景 美山の地鶏
●イノダコーヒ三条支店 (コーヒーじゃなくてコーヒなのね!)
●先斗町ますださん
●伏見の街並み 鳥せいさんでの会食@蔵
●特別公開中の京都御所
●東寺
●三浦清商店さん
●ゑり萬さん
●松前屋さんのお昆布菓子
●宗忠神社 
●真如堂
●京都大学時計台記念館「ラ・トゥール」
●引き出物でいただいた末富さんの紅白薯蕷饅頭
【次回はぜひ!】
●レンタサイクルでの京都探検
●三浦清商店さんでの染めオーダー

京都、リピーター決定です(笑)
写真は宗忠神社の階段 この先に真如堂

2004.11.6 [土] フーさん

最高!!!
本当に良いお式でした。フーさんらしく自然で...
心温まるじわんとした秋の一日。
末長くお幸せに。

2004.11.5 [金] 伏見

サイコー!

2004.11.4 [木] 美山

さいこー!

2004.11.2 [火] ワイン浸り

よく晴れた秋の一日、三鷹のB-san's パパママ邸へ。
フランス・日本・イタリアのフォーメーション。
きらきらと輝く日を浴びながら飲むワインの美味しいこと。
お部屋にはお庭から手折ったユキヤナギの紅葉と菊が
文字通り彩りを添えている。あぁ、しあわせな土曜日。

そしてワインの後はダニー・ケイ+NYフィル(1981年)を
見せていただく。面白すぎて涙が出る。ダニー・ケイ、おそるべし。
あっ、小泉首相とダニー・ケイは似ている!

2004.11.2 [火] 仕度

4日からの京都行きの仕度を徐々に。
なんとキモノも卸すのです。しっ、内緒ね(笑)

躾けを取るべく広げたら、ショック!衿糸じゃなくて
ホック、それもご丁寧に二つも!!初めての呉服屋さんで、
うっかりリクエストを忘れてしまったようです、わたし。
取り合えずホックをはずす。しかしさすがにプロだね。
きれいに付いています。取るのがたいへん(笑)
躾けも、いつも感心する。なんてきれいなのでしょう。
やはり「躾け」が大事なのですねぇ。

2004.11.1 [月] 位置づけ

星条旗に包まれて遺体発見というニュースは
(今日2日になって、星条旗はなかったとの証言も
あると報道されている)
テロ組織が私たち日本人をどのように位置づけ
しているかという事が鮮明になり、背筋が凍るようだ。
強く願うのは真の政治家の登場。

自分探しはもっと違う方法で出来たのにと悔やまれる。
ご冥福をお祈りします。

2004.10.31 [日] 茶会

今日はHalloween。
ハロウィンの起源は諸説あるが、私が習ったのは
ケルトの人たちのお祭りに他の文化が交じり合い
今の形になっというもの。

お茶会は上野公演、国立博物館庭園内のお茶室。
出掛ける頃には雨もあがり、途中から晴れてきた。
今日は「晴れ女」の面目躍如です(笑)
点心は韻松亭にて。横山大観がオーナーだったこともあるとか。
http://www.innsyoutei.jp/
国産大豆「タチナガハ」から作られる湯葉や飛竜頭、おからなど、
どれも自然のお味で美味しかった。

お茶会が終わって国立博物館で休んでいたときのこと。
外国の女性が写真を撮りたいと言う。前を向いて
さぁ、どうぞと微笑んだら、後ろを向いてとのリクエスト。
そう彼女が撮りたかったのは私ではなく、私の帯だった。
がっくし。でも今日の帯はFさんのお式のために新しく
誂えたもの。リハーサルを兼ねて締めてみた自信作。
と言う事はお目が高いわ、外国の方(笑)

2004.10.30 [土] 遠足

雨にも負けず生麦のキリンビール横浜工場へ。
1862年、文久2年8月21日に起きた英国人殺傷事件、
「生麦事件」。それを伝える「生麦事件碑」が入り口近くに
立っている。

それにしても大きいね横浜工場。確かにbreweryというよりは
工場といった雰囲気かも。まず案内係りの女性について見学。
なかなか面白いぞ。でももうちょっとゆっくり廻ってほしいなぁ。
途中ジョッキのコレクションなどもあるけれど、それを見ている
時間はなかった。それと週末はお休みでラインがとまっているのが
ちと残念。見学の途中で麦汁の味見。私的にはなかなか美味しいと
思いました。見学終了後はお楽しみの試飲!一番絞りとラガーを
いただく。うん、出来たてはまた格別ですな。
試飲の後は敷地内のレストランでお楽しみ夕食タ〜イム。
道すがら一同がひくひくしたお店で軽く二次会。都内組みは
一杯だけいただき帰途につく。

予約や引率、どうもありがとう!>kさん
楽しかったね。また別のところへ行きましょう。

今日はミネシマユウコさんというテキスタイルの方に
織ってもらったウールの半幅、本格的デビューの日。
うん、なかなかいいかも。ご一緒の方々にも評判よしでうれし。

Photo:ほさぷさん提供 “缶ビールの美味しい注ぎ方”を熱心に
聞く私たち。他のお勉強もこれくらい熱心だといいんだけどね...(笑)

2004.10.30 [土] もしかして?

なか志まやさんの日記に
“いつも思っているのは、奇抜でなく、でもどこにもない
個性的で品がある着こなし!”
とありました。私が目指している、心がけているのも
同じです。で、私も帽子で気っ風市へお邪魔しました。
私のことだったらうれしいなぁ〜(^^)

2004.10.30 [土] イタリアから2

そうなんです。地震はイタリアでも多いから敏感なのかも>みにひつじさん
記憶に新しいところではアッシジの地震が大きかったですよね。
私のメル友Federico君も心配してすぐにメールをくれました。
こういうときインターネットっていいなぁ、と思う。

2004.10.28 [木] イタリアから

イタリア関心空間の友人であるayakoさん、真楽メンバー彩古さん
でもありますが、彼女の2004.10.27付けの日記が興味深い。
24日のコリエラ・デラ・セーラ紙に載った、ナポリ東洋大教授
であるフランコ・マッツェイ氏が長く住んだ日本について語った
言葉が紹介されている。

『日本人?彼らにとって地震は自然災害というだけではない。
共に生きることを義務付けられた大地の力の表現なんだ。
彼らはこうやって何世紀にも渡り自然の脅威と生きている。
地震だけでなく台風、津波・・・それらは日本文明の一つであり
歴史なのだ。 (後略)』

全文は下記のページで。
http://www.kanshin.jp/...

2004.10.27 [水] 生存!!

郵便局のテレビに「母子3名の救出現場」のテロップと映像。
戻って急いでテレビをつける。すでに勇太ちゃんは救出
されていた。残る二人、お母さんと真優ちゃんの救出が
待たれます。それにしても救出にあたっている人たちも
命がけです。何事もなく一刻も早く助け出されますように!

お母さんも運び出されましたが、真優ちゃんが見つからない。
レスキュー隊にもいったん現場を離れて待機命令が出た模様。
う〜ん、心配です。まゆちゃんはどこ?

生存は勇太ちゃんだけのよう...

犠牲になった方々のご冥福を心よりお祈りします。
そしてこれ以上被害が大きくなりませんように。
大地の神様、どうかこれ以上揺らさないでください。
お願いします。

2004.10.27 [水] 手作り

石鹸を先日Kさんより頂戴した。
オリーブオイルとのバーター取引(^^)
使っているのが小さくなったらおろしてみよう。
楽しみです。

ありがとう!>Kさん

そう言えば祖母や母はヤカンにもいつも水を
汲み置きしていました。

うわっ、また揺れた。結構大きいと思ったら
やはり中越地方は震度6弱だそうです。心配ですっ!

2004.10.26 [火] とりあえず

お見舞いと、外に出たついでに堀留町へ足をのばす。
やはりテレビや新聞だけだと分からない事も多い。
ちどりさんのレポートに続いて直接お話を伺えてよかった。

これからの教訓として着物+下駄などのときに被災したら?
と思っていたのでその辺りもお尋ねしてみる。下駄だと
踏ん張りがきかないので、やはりちょっと辛かったとのこと。
ふ〜む。だからといって着物のときにいつもシューズを持ち
歩くのもなぁ。ただ、すわっ!というときに靴を履くのは結構
たいへんなので、つっかけられる下駄や草履はこの点では有利
のようだ。それから着物は重ね着なので、上着が布団がわりに
なる利点もあるというご指摘。ふむふむ。あとはとにもかくにも
「水」だそうです。お風呂に水を張っておくのが一番らしい。
そう言えば祖母の時代は必ず浴槽に水を張って寝ていたような... 
ただしこれは風水的にはよろしくないという指摘あり(^^;)

「悉皆」の工場も同じく十日町、こちらにも寄ってみる。
スタッフの皆さんにお怪我はなかったようだ。ただし
丸洗いの機械にダメージがあるとのこと。でも大きな被害
ではなくてよかったです。

それから台風で被害が出た各地のその後も気になります。
復旧は進んでいるのだろうか... 

2004.10.26 [火] 十日町

あぁ、そうだそうでした。
半襟型染め体験などでお世話になっている「ころもや」さんは
本社が十日町でした。
たいへんなご様子、本当に胸が痛む。
義援金以外にもできること、考えなくては!

2004.10.25 [月] 酒蔵

きむら君の日記にあった酒蔵は久保田の朝日酒造のことか。
山積みになった数万本の酒瓶がほぼ全滅とのこと。
「1830年の創業以来の危機と言っても過言ではない」と
広報部長の言葉。う〜ん、気の毒です。

2004.10.23 [土] 地震お見舞い

震源地の新潟の皆さま、お怪我ありませんでしょうか。
とにかくびっくりです。台風で被害が出たばかりなのに
追い討ちをかけるようなこの地震。まだ余震も続いて
いるようなので、くれぐれもご注意下さい。

小千谷の織元さんも気掛かりです。

2004.10.22 [金] presbiopia

なのかなぁ。ついに、もしかして!?
目には自信があったのになぁ。いやだなぁ。
検診に行ってみるべきか... それが問題だ。

とにかく必ず読み直してから送る事。
反省を込めて日記に記す。

2004.10.22 [金] デスクワーク

お洗濯をしながら(笑)
勤め人時代はお天気でオフィスにいるとお洗濯がしたくて
したくてうずうずしたものですが、SOHOのよさですね。

イタリアで太りました、えぇ。
今までは現地でどんなに食べても飲んでもそれを
上回るほど歩くので引き締まって帰ってきたものです。
それが今回はお腹のまわりが....
原因は、
1,北イタリアでいつもよりお肉系が多かった
2,距離は歩いたけれど比較的平坦だった
3,トシ(ぐぐっ)
でしょうか(涙)戻ってから和食・ワイン抜きご飯で
ダイエットをはかるも二日でリタイア。三日目にはすでに
イタリアンとワインな夕ご飯でした(笑)

2004.10.21 [木] 気っ風市

書のお稽古。その前になか志まやさんの気っ風市へ。
お店の手前でSさんとおちびちゃん、Kさんに行き合う。
お店にはTさんとTさんのTTコンビがいると聞く。
あらあら、今日は真楽デー?(笑)

楽しくいろいろ拝見していたら幽霊部員(笑)のMちゃんがお母様と
いらっしゃった。Husbandの着物候補、気に入ったかしら?

書のお稽古の後、中野のワインバーへ。夕ご飯を食べ損なったので
ご飯を食べさせてもらいながら美味しいワインを飲ませてもらおうとの
魂胆。なんと偶然Sっちに会う。予定よりちょっとだけ長居して帰宅。
こういう偶然てとてもうれしいね!

2004.10.19 [火] イタリアンマダム

飛行機に長時間乗るとどうしてもお肌にダメージが。
普段家では最低限のことしかしないワタクシですが、
長時間フライトの後ぐらいはお肌のメンテナンスをして
あげようとサロンへ。

そうしたら担当のおねぃさんが、私の足を「イタリアのマダムの
ようにきれいな足ですね」だって。きゃっほー。褒められた!

*イタリアのマダム足とは:イタリアのお金持ちは細くて筋張った
足をしています。きっとお金に物を言わせてお手入れしているに
違いありません。そしてそれをこれみよがしに露出させているのです(笑)
ちなみに私はお金持ちのマダムではないのでお手入れは一切
していません。足だけは祖母譲りで他のところよりはちょっとだけ
自信がありますのです。着物では唯一の場所が隠れてしまうので
ちょっと残念ナリ。な〜んてね(笑)

2004.10.17 [日] Tokyo

戻ってきました、ザンネンだけど(笑)

NEXから丸ノ内線へ東京駅で乗り換え。
改札を入ったところでお一人。列車に乗り込んでから
もうお一人、着物姿の女性。

やっぱりニッポンもいいね!!

2004.10.16 [土] Lago di Comoその2

Bellagioでアルプスを見て、イタリアでの休暇もおしまい。
これからずるずると荷物を持って帰国です(笑)

2004.10.14 [木] Lago di Como

犬も歩けば“市場”にあたる。
想像通りの観光地だと思われたコモ湖にも
地元の人御用達の大きなメルカートが。
そして地元の人はやはり親切だったのでした...

2004.10.12 [火] Paviaその2

大好きなフンギ、フンギ、フンギポルチーニ! 
あぁ、しあわせです。

2004.10.10 [日] Pavia

全身が映る鏡がないとついつい短くなってしまいます。
反省...

2004.10.9 [土] Albenga

イタリアの青海波。

2004.10.5 [火] Albaその2

葡萄の葉が色づき始めている、そんな季節です。

2004.10.4 [月] Alba

ここは「狩り」禁止です(笑)

2004.10.2 [土] 季節はうつって...

気がつくと袷の季節。
ますます着物ライフが楽しいですね。
お出かけしましょう!

2004.10.1 [金] アイコン!

伝言にアイコンがつくようになったのね。
一目で誰から来たのかわかりやすいね。
進化する関心空間。ありがとうございます!>技術さま

2004.9.28 [火] 江戸とルーマニア

「江戸野菜と藤原ヒロユキビール」ワークショップ
@東京ガス新宿ショールームへ。
江戸野菜はもちろんのこと“ビール”に魅かれて出掛ける私(笑)
これはニッポン東京スローフード協会主催
「始めよう、東京のスローフード2004」のひとつ。
http://www.tokyo-slowfood.com
江戸野菜とクラフトビールについて学んだ後、調理実習そして
試食・試飲!イラストレーターの藤原ヒロユキさんはビール好きが
高じてついには自分ブランドのビールを造ってしまった方。
私もマイビールを造りたくなりました。
http://www.kodawari.cc

夜はお待ちかね「さくらこさんを迎えてルーマニアな夜」@ダリエ
ルーマニア料理って??? へぇ、意外にさっぱり。香辛料も
利いていて美味しい。初めてのお料理に興味津々な私たちは
あれこれマダムにお尋ねする。ほほぉ、とても貴重な香辛料が
使われているんですね。やはり魚料理は川魚、鯉とかナマズ
なんですか。
これは以前チェコの方から利いたチェコ料理と似ている感じ。
私は特に前菜とスープ、最後のドーナツがお気に入り。
ドーナツ、見た目は「ぜったい食べ切れない!」だったのに
気がついたら完食(笑)

初めてお目にかかる方もいて、珍しい料理に話もはずみ、
とくに“狩の話”はねぇ(笑)、とても楽しい十五夜の夜。
さくらこさん、ちどりさん、皆さまありがとうございました。

2004.9.27 [月] イタリアな日

昨日は有楽町朝日ホールにてイタリア語漬けな午後。
「二つのイタリア海洋都市 アマルフィとヴェネツィア」という
講演を聴く。同時通訳があったけれどこれも勉強とイタリア語で。
今日は今日とて法政大学市ケ谷キャンパスにてイタリア関係
シンポジウム。昨日の講演と同じ内容もあり、逐次通訳で
昨日理解できなかったところがフォローできた。
それもドナテッラ・カラビ氏の通訳はなんと陣内秀信氏。
贅沢です(笑)
http://www.kanshin.jp/...

昨日今日とKWはエコロジーと異民族の共存共生。21世紀はまた
海路が見直され港町がKWをひも解く鍵となるようだ。
温故知新、昔に学ぶことはとても大切。

二日間、頭を使ったせいか、またしてもお名前を間違えるという
ミスをおかす。言い訳のようだが、私の画面では同じに見える。
字が小さ過ぎるのかそれともシニアグラスが必要なのか。
それが問題だ...

2004.9.24 [金] レディースさんな日(笑)

友人のダーリン(アメリカ人)が着物を作りたいと言うので
私が呉服屋さんへ案内することになった。
身長も高く裄も長いし初お誂え、どころか初着物。これは親身に
なってたっぷり時間を取ってくれるところじゃないと。そんなに
たくさん出入りの呉服屋さんがある訳ではないけれどその中から
“しょうコンピュータ”が選んだのは新宿御苑にあるNやさん。
外国人でビギナーで普通の反物ではサイズが合わない友人の
ダーリンの相談相手として最適だと判断。そしてこの判断は
間違っていなかった。

王道からアバンギャルドまでいろいろ提案してくださる。
私まで楽しくなってその気になる。誰のための一日なんだか(苦笑)
結局どんぴしゃなものは今あるものの中にはなかったけれど
急いでいる訳ではないので、探してもらうことに。取り合えず
アメリカにすぐまた帰国する友人のダーリンのために採寸を
してもらう。友人ママ、元デザイナー、も大満足の様子。
あぁ、よかった。

私も次は羽裏を特注して羽織を作っていただこうと心に決める。
(見せていただいたマスターズの羽裏に触発されて!)
私にとっても大収穫の一日でした。

おまけ:日本では男性の方を“ダーリン”と呼ぶ、というのが一般認識
ですがどっちもありなのよね!? アメリカのホストファミリーでは
DadがMomのことを“ダーリン”と呼んでいました。

2004.9.23 [木] フィンランドな夜

銀座「たらふく」で寄り合い。
スナフキンの本名が“Nuuskamuikkunen ヌースカムイックネン”
だと初めて知る。へぇ〜。にょろにょろは“Hattivatit”
全ャラクターの本名を知りたい人はここへゴー。
そして左の“HAHMOT”をクリック。
http://www.muumimaailma.fi/

その他に覚えた新しいこと、フィンランド語を幾つか。
って言ってもカタカナ(笑)
こんにちは:バイバー
hello:モーイ
ありがとう:キートス
bye:モーイモーイ
もうちょっと長いさようなら:ヘイヘイ
そして一番受けたのは「へらへらな人」:ヘールボトン

新しい事を覚えるのは楽しいです。
そして着物に似合う帽子を見つけてほくほくなわたし。
今日はさっそくかぶっていきました、とさ。

2004.9.21 [火] 覚え書き

忘れずに行く事。

http://www.akasakayugallery.com/...

そうそう、正藍冷染の反物もほんと素敵でした。
火を入れずに常温で藍を建てることができると
初めて知りました。

2004.9.20 [月] ぼたんさんオフ

あつっ。今日も朝から暑いじゃないですか!
急遽箪笥に仕舞った朝の襦袢を引っ張り出す。大急ぎで半襟付け。
秋の定番単衣、茶の紬に河合さんの格子の帯を下ろす。
こちらも茶。帯締めもえび茶をもっと濃くしたような色に。
帯揚げをモカ色にして一息つかせる。茶は大好きな色のひとつ。

まずは蔦サロンへ。知人の展示会。家具とテキスタイル、
それに今年はガラス。テキスタイルの峰島さん、大きなバッグが
あるといいなぁと昨年話したら登場していました。
なかなか素敵!でもトート形だったので、横長でファスナーを
つけて一泊旅行に対応できるような物を作ってもらいたい。
これは今後相談。家具の鈴木勉さんには帯留め試作を催促。
http://www2u.biglobe.ne.jp/...
PREPA・平さんのガラスの器を購入。
http://www.prepa.jp/

その後銀座へ出て、ほさぷさんと銀ぶら。かねまつホールで
むら田さんの展示会。やはり更紗は素敵。青山みともさんで見た
「捨松」さんの帯も忘れられない。

夕方日本橋高島屋へ移動。他のメンバーとも落ち合い
「草乃しずか日本刺繍展」を見る。
長艸さんともまた違う草乃ワールドが展開されていた。
たっぷり堪能した後はFOUCHONのカフェでお茶(私はビール
だけどね・笑)。見終わって皆一様に刺繍もさることながら
反物の地模様が気になって仕方がない様子。着物オタク?(笑)

京橋で下車し一穂堂さんで「源氏物語を愛でる」を拝見。
山口伊太郎、山口安次郎ご兄弟のお作品も堪能。念願の
天方智子さんの帯も見せていただく。残っていたのは半巾
だけれど、十分に素晴らしさが伝わってきた。

会場の「はいやく」さんへは幹事のくせにぎりぎりに到着。
http://www.yakuzenhaiyaku.com/...
落ち着いた店内の雰囲気もスタッフの対応もよく、
ゆっくり楽しめたオフでした。
そうそう残ったご飯を持ち帰りたいというリクエストにも
こちらのスタッフは笑顔で対応。ポイント高し!

ぼたんさん、お疲れさまでした。
そしてオフ会に参加の皆さまどうもありがとうございました。

2004.9.19 [日] 天高く

馬肥ゆる秋
空気が乾燥してくるとビールがますます美味しくなる。
私の一番はこれ↓
http://homepage2.nifty.com/...
らでぃっしゅぼーやで定期的に配達してもらっている。
そして最近能登半島の仁江海岸で角花菊太郎さんが作る
とても美味しい自然塩をいただいてますます食卓が充実。
有り難い事です>西の友よ
本物の手仕事は着物の世界のみならず大切にしていきたいなぁ。

今日はお茶のお稽古と活け花部。以前知人に紹介してもらった
銀座七丁目のお花屋さん。安いしお花がキーパーに入って
いないので、持ちが良さそうです。知らなかったら見過ごして
しまいそうな店構え。

今日はまた残暑が厳しい一日。単衣では暑かった。

2004.9.16 [木] 駒沢

友人と連れ立って村瀬治兵衛展@ギャラリー櫟(駒沢)
http://www.isahomes.co.jp/
風がだいぶ秋めいて単衣で丁度いい陽気。
少し早く着いて先に受け付けを済ませる。
友人が「漆をたのしむ茶会」へ申し込んでくれたのだ。
そしてそのとき気がつきました。なんと私は柄物半襟に
足下は紬の色足袋。本格的なお茶会ではないといえ
お茶室に入るのに替えの足袋も持たずに出るとは、言語道断!
海より深く反省(涙)友人の顔に泥を塗ったのではないかと
心配。そして私のお茶の先生にも。ぐすん
展示会とお茶会はとても面白うございました。

その後友人と銀座に出て中国茶を楽しんだ後は、浜松町にてお稽古。
お稽古の後は友人の焼き肉店にて小ビビンバと生ビールの
夕ご飯。ここはビビンバも冷麺も「小」があるからうれしいの。
http://www.ottimo.co.jp/...
しかし着物で焼き肉屋の片隅で一人“ちゃんじゃ”をつまみながら
ビールを飲むってどうよ(笑)しかしそんな自分が好きなのでした。
あははははは

写真は住宅展示場の一角で友人撮影。
すました顔がおかしいよ>自分(笑)

2004.9.15 [水] OTAKUとUMEさん

今や国際標準語となった「OTAKU」
イタリアではここまで進出!

http://www.kanshin.jp/...

人生ほんといろいろ。
お気楽な事ばっかじゃないよね。
でも下を向いたってうつうつと考えたって同じなら
上を向いて今を一生懸命。その先が必ず薔薇色では
ないとしても、縁ある者同士助け合って分かち合って
進んで行けたらいいなぁ。なかなかそう出来ない自分への
エールの気持ちも込めて!
*****
私が元気になれる一番は気の合った仲間との夕食。
もちろんそこには楽しい会話とともにワインが!
という訳で今日も元気になるため(笑)お出掛けです。
まずは古玩堂さんの展示@TEORIYAさん(小川町)
素敵な布たちに目まいがしそうです。すてき〜。
良い仕事に国境はありませんね!

とても豊かな気持ちで銀座へ。一目新iMacちゃんに
お目にかかろうと。どうやらこのとき丸ノ内線の改札付近で
メンバーのK○○○○○A(アルファベットにすると長い・笑)に
目撃されていたようです。今度はお声をかけくださいねー。

そしてそして夜は女性四人で楽しい夕食会@ウメさんち
へっ、こんなところに、という場所。周りの風景とのギャップも
面白い。NYのソーホーを思い出しちゃった。
あぁ、今夜も食べました飲みました。幸せです。感謝です!

写真は古玩堂さんで数年前にいただいた布(縞・絣)と今回
いただいた布。

2004.9.14 [火] 一衣舎さん発見!

お昼に外に出たついでに本屋さんに寄る。
「七緒」という着物雑誌を立ち読み(こらこら)
そして木村さんを発見したのでした。
それにしても次から次に出ますねぇ>着物雑誌

http://www.president.co.jp/...

2004.9.13 [月] ポストカード

とてもキュートなポストカードをいただきました。
オリジナルは版画だそうです。
オリジナルもぜひ見てみたいなぁ。

8月に京都で買い求めた帯留め、12代今衛門作と判明。
誰のお作か気にせずただ気に入って買ったものだけれど
名のある方とわかって、正直嬉しいです。るんるん!

2004.9.12 [日] 北鎌倉その3

三人でふと我に返るとすでに3時間が経過。
素晴らしい反物や帯は、見飽きると言う事がない。
まだまだ後ろ髪を引かれる気持ちを振り切って
U邸を後にする。

帰りがけにお軸に目が留まる。お作品もさることながら、
すてきな表装だと思ったら、やはりこちらの紬でした。
縞のとても洒落たもの。
今はもうないものだそうです。残念!

U邸ご近所のMさん、アポその他どうもありがとう。
Tさん、ご一緒出来て楽しかったです。

2004.9.12 [日] 北鎌倉その2

お茶とお菓子をいただいた後は、いよいよお宝拝見です。
広げては見る広げては見るを何度繰り返しただろう。
ふぅ、至福のときです。

こちらの帯はすでにひとつご縁をいただいている。
だから今日は主に着尺をと思っていたのに気がつくと帯を
握りしめていた(笑)

2004.9.12 [日] 北鎌倉その1

見事な秋晴れ!お出掛け日和です。
北鎌倉の駅で待ち合わせてU邸へ。
門をくぐり趣のある路地を進む。
なんてすてきなお宅なのでしょう。
火鉢とお盆を利用したコーナーテーブルや
見事な刺繍の衝立、でいいのだっけ?名前が出てきません。
誰かヘルプ!
額装したお手紙などにぐるぐる眼が行ってしまう。
お座布団もソファにかけてある布もなんてすてき。

そして奥様お手製のお菓子とお茶。う〜ん、美味しい!

2004.9.10 [金] sakurako san's diary

さくらこさんの日記にある
たけのうちさんの“ちりめん山椒”
私も大ファンになりました。きれいなおじゃこさんなのです。
美味しいのです。キレのあるお味が確かに夏場に特にいいかも。
そして呉服関係の「他所の悪口」これってオフ会などでたびたび
話題にのぼりますね。ほんと、これはいややっ!(笑)

夜、中野坂上のスタンディングバーでイタリア関心空間が
取り持つご縁のM子さんと初デート。
中野メイトのSちゃんも加わり楽しい夕べ。イタリアと
スペインの赤。ラテンなフォーメーションを楽しみました。

2004.9.9 [木] まだまだ続く

お洗濯>夏着物

今年誂えた浴衣の縮み度は下記の通り。
●綿紅梅(水通し済み):4分
●長板中形(初めてのところ 水通しリクエスト済み):8分

家で洗濯をする着物は水通しをしてもある程度さらに縮むことを
考慮に入れて適正身丈より3分、長く仕立てている。
綿紅梅はさすが、ほぼパーフェクトです。
*****
すやの栗きんとんが届く。
http://www.suya-honke.co.jp/
名残の冷水点てでさっそくいただく。
去り行く夏と来る秋、あぁおいしい。
ご馳走さまでした。

2004.9.8 [水] 日経おとなのOFF

購入。
「よう勉強してはりますなぁ」
なんて言われたら有頂天になっちゃう私(笑)
でもそれって「不必要に語るな」「その話はやめてください」
という意味なの!? 
う〜ん、だんだん恐くなってきました、京都(汗)
さくらこさんにますます教えを乞わなければ!
いやだからこそ面白いのだ、うん!!
*****
ちなみにこれです。てっさい堂さんでご縁があった帯留め。
下は片山文三郎商店さんでいただいたお土産のてぬぐい。
*****
作家の水上勉さんが肺炎のため死去。
以前勤めていた会社のMacソフト・ユーザだった水上さん。
お電話ではいつも「みずかみです」と落ち着いた声。
それまでずっとミナカミだと思っていた私。ミズカミツトムさん
なんだとそのとき知った。
ご冥福を心よりお祈り申し上げます。

2004.9.7 [火] お洗濯

ひたすら浴衣をお洗濯です。
持っている浴衣の中で綿縮みが一番扱いが楽、
と言う事を発見。

2004.9.6 [月] 光琳ひいな形・続き

光琳文様はやはり尾形光琳とは関係ないところで生み出された
ファッションでした。尾形光琳の絵画様式を部分的に取り入れて
「きもの」の文様としたのが「光琳文様」。それゆえ、
江戸時代の「きもの」雑誌でありスタイルブックであった
「雛形本」の光琳文様の特集号である「光琳雛形本」のように
光琳の名のついたものも尾形光琳とは直接関係がない。

そしてやはり光琳作の可能性が指摘できる染織品ははわずかに
数点のようです。光琳にとって染織の仕事があまりに身近で
あったため、芸術家としての創作意欲がそそられなかったから、
というのが妥当な推察のようです。
(以上「きもの」と文様 長崎巌著 参照)

絵織ちゃんからも参考になるサイトを教えてもらいました。
ありがとう!
http://www.geocities.jp/...

2004.9.5 [日] 光琳ひいな形

最新号の和楽も着物特集。やはり大はやりなのか>着物
その中に、元祖着物デザイナー、光琳という見出しがあり
“呉服商「雁金屋」に育った彼は、「光琳ひいな形」と呼ばれる
図案集を刊行、大ヒットします”と書かれていた。

私の記憶では「光琳ひいな形」と尾形光琳は関係ないはず。
彼は贔屓筋に頼まれて二点程着物に絵を描いているけれど、
呉服のデザインなどには(あまりに身近だったために)興味を
示さなかったのではなかったかしら...

違ったかな。

2004.9.4 [土] 雨

の予報だったので、フル装備で出掛ける。
まずはお茶のお稽古。なぜいつまでたってもお炭の
お点前を間違えるんだろう。「今日こそは間違えずに
やろうと言う気はないの!?」とセンセイ。
その気はあるんです、あるんですけど、脳がない(苦笑)
違うな、その気があれば覚えられるはず。じゃぁ、
やっぱりその気がないのか?>自分

お稽古の後は本郷三丁目で知人の作品展。初めて東大赤門を
見る。へぇ、かっこいいね。

銀座で「帯」も見たかったけれど、お茶のお稽古に出遅れた
せいで、時間切れ。戻る頃にぽつぽつと降り始めて四ツ谷に
出た頃はバケツをひっくり返したような雨。

フル装備で出てきてよかった。

2004.9.3 [金] トルファン綿とカメ

福本潮子さんのトルファン綿の着尺に魅かれていた。
でも他の方とご縁があったようだ。
残念なようなほっとしたような複雑な気分。
だってお値段が...(笑)

なんと言ったらいいのだろう。つややかな光沢としっかり
した張り。ネオンのような光沢とでも言えるだろうか。
藍の色も、かぎりなく漆黒に近い黄昏と夜の境のような色。
「夜のきもの」と形容したくなる、なんとも不思議な反物だった。

夕方買い物に出ると、犬の散歩をしている女性が信号待ちを
していた。なんと両手で抱えているのは、カメ!
大きなリクガメを抱っこしているのだ。

買い物を終えて歩き出すと件の女性にまた会った。
今度はカメも地面に下ろして歩かせている。どうやら
犬とともにカメもお散歩だったようす。しかし...

2004.9.2 [木] 銀ぶら

今日は友人のTさんと銀座デート。
待ち合わせの資生堂パーラーで芸術的なケーキに
溜め息をついた後、お鮨屋さんで遅めのお昼を堪能し、
平野屋さんにて村松親月さんの象牙細工に目が釘付け。
http://home.att.ne.jp/...
そして彼女のご贔屓の8丁目の呉服屋さんへ案内してもらう。

選りすぐりの着尺や帯、なんとも危険なお店(笑)
センスの良い品々を目で楽しんだ後はHouse of Shiseidoへ。

その後書のお稽古で浜松町へ出て、昼間の威勢をかりて
帰りには中野坂上のスタンディングバーで一杯のつもりが
四杯(笑) 楽しい木曜日でした。

残暑が厳しいものの朝晩には秋の風。普段はざっくり着ている
襟元を詰め気味に、髪も普段よりはきちんとアップに。
なんたって銀座でデート、しかも女友達と!ですから(笑)

2004.9.1 [水] 北鎌倉その2

お茶とお菓子をいただいた後は、いよいよお宝拝見です。
広げては見る広げては見るを何度繰り返しただろう。
ふぅ、至福のときです。

こちらの帯はすでにひとつご縁をいただいているので
今日は主に着尺をと思っていたのに気がつくと帯を
握りしめていた(笑)

2004.9.1 [水] 橘

ふむふむ、なるほど。だからみかんなのね。
幾つになっても知る事は山ほどある。
というかなぜ今まで疑問に思わなかったのだろう。

“橘の文様は、日本で生まれた吉祥文様の代表的なもののひとつです。
橘(やまとこみかん)は、日本の伝説では、遠方海上にあるとされる
理想郷「常世国」からもたされる果実で、長寿を招き元気な子供を
与えると信じられていました。正月の鏡餅の上にみかんが乗せられる
のもそのためです。”
(「きもの」と文様 日本の形と色 長崎巌著から引用)
*****
覚え書き:
藍の色素インジゴチン(青藍)は水溶性ではないため、
そのままでは染織できない。そのためインジゴチンを
アルカリ性水溶液で還元し、可溶性のインジゴホワイト(白藍)
にする必要がある。その操作が藍建。
藍建にはすくもに灰汁、ふすま、水などを加えて発酵させる
発酵建(すまし建?)と還元剤を用いる還元建(濁り建?)がある。
*****
何を着るか悩ましい季節ですが、9月9日(重陽の節句)までは
薄物を着てもよいとのこと。明日の外出は夏大島を着よう。
秋の山野を眺めながら酒宴でも開きたいものです。

2004.8.31 [火] こんなん出ました!

iMac G5!!
http://www.apple.com/
おフランスでデビュー。
*****
NHKハイビジョンでアテネオリンピックの
プレイバックを観る。
見逃していた開会式の前半部分。
壮大な叙情詩を思わせる内容でとても美しかった。
*****
今朝まではまさに狂飆吹き荒れる。台風一過、一気に秋が
深まると思いきやしばらくまた残暑が厳しいようだ。
着るものにますます困る日々。

2004.8.31 [火] 衿付込

今一番着やすいと思っている着物の衿付込は5分と分かる。
衿付込の寸法と衿が落ち着かないこと、この二つに関係が
あるかどうかははっきりしないが、体感を優先して今後の
仕立ては5分で統一と決める。

台風の影響で依然風が強い。風の強い日、と言うのも着物に
とっては問題。

2004.8.30 [月] 思いつくまま

Aさんの「玉すだれ」の演技を浅草のS邸で拝見。すばらしい。
脈々と系譜は受け継がれていますな!>M師匠

「衿付込」がなんであるか、理解しました。
確かになんであるかを考えると、衿あわせには影響
しそうもないけれど、7分の着物がどうも衿が落ち着かない。
でも着やすいと思っている着物も7分かもしれないので
これは引き続き要調査。

オリンピック男子マラソンのアクシデントにはびっくり。
銅メダルを取れてよかった、デリマ選手。

砲丸投げのマヌシュ選手にはがっかり。すごいなぁって
感動して見たのにさ。私の感動を返せっ。というか次は
ドーピングの選手にも勝っちゃえばいいんだよね(笑)、室伏選手。

浴衣をはじめ、夏の着物のお洗濯。早くお天気回復しますように。
そして単衣の用意。新しい帯などを出してにんまり。

2004.8.28 [土] 精進と素麺

久しぶりに精進料理のお稽古へ。
今にも雨が落ちてきそうな肌寒い夏の終わり。
何を着よう? 悩ましい。
結局、最後にと仕舞う前の上布を着る。
しかしこのお天気に麻はどうなのかしら。

精進料理の献立はこんな感じ。
「利休飯」「大豆の梅ポン酢漬け」「賀茂茄子の田楽」
「モロヘイヤの寒天寄せ」「そうめん瓜の味噌仕立て」
むむむ、どれも美味。暑い夏に最適なメニュー。
しかし肌寒い(笑)

浅草に直行と思ったけれど、雨足が強くなったので
いったん家に戻り雨下駄に。薄物の雨ゴートと雨下駄は
本当に大活躍。必需品です!

仲見世で遅れて合流。それにしてもお天気悪いのに
すごい人!えっ、サンバ!?
その後はSちゃんちで素麺パーティ。生憎のお天気にも
負けず元気に素麺を食べるの図。大門素麺、ダイモンじゃなくて
オオカド、とても美味しゅうございました。普段食べているものと
食感が違って面白かった。
そして久しぶりに「きみはペット」話題でキュンとときめく(笑)

どうもありがとう!>Sちゃん
またご一緒しましょうね>参加の皆さま

これがこの夏最後のイベントかも...
夏終わっちゃうねぇ。

2004.8.27 [金] 夏の終わり

父の夢を見た。
父の運転する車に真楽のメンバー数名と乗っている。
はしゃぎながらすごくハッピーな私たち。
父も私たちの様子を見てとても幸せそうだ。
そしてやはり左ハンドルを握っている。

幸せな気分で目を覚まして、あぁ夢だったんだと
泣きたくなる。

夏の終わりはいつだってちょっと物悲しい...

2004.8.26 [木] 中野にて

書のお稽古にテレビ取材が入ると言うので
はりきって出掛けたら(うそ・笑)キャンセルに
なっていた。

終わって中野へ急ぐ。大江戸線で代々木、そこから
JRに乗り換えて中野まで。結構近かった。

ワインのある生活は幸せです。大事になが〜く楽しまなくちゃ(笑)
今日は先日のスペイン食事会のお釣りをポチ袋に入れて持参
していたのに、またも渡すのを忘れてしまった。
次は催促してくださいね>Aさん・Hさん
K君にはどうやら渡していたらしい。
あっ、づらのKさんにも次回。

今年初めての夏大島。もうすぐ夏の着物もお仕舞い。
少しさみしいなぁ。

2004.8.26 [木] エゴイスタ

人間は、いや私はと言うべきか、勝手な生き物である。
ときどき反省もするが、一度しかない人生
勝手にさせてもらおう、と開き直る。
相手の立場になって考える。考えている。考えようとしている。
だけど考えている自分は私なのだ。

そんなことを考えながら筆を運んでいたら、ふにふにふに...
なんともしまらない筆運びになってしまった。

とことん勝手にも生きられない中途半端な生き物らしい。

2004.8.24 [火] イタリア関心空間オフ

中野坂上のスタンディングバーにて。
立ち飲みゆえ、そして長時間になるであろうから
それを考慮して履き物を選ぶ。
喋って飲んで食べて、延々4時間以上。
しかし楽勝なのであった。

着物でtanti augiriを初めて歌う。
そして私が一番古いって(涙)

2004.8.23 [月] 新撰組

わたしも涙涙涙です。
三谷幸喜の脚本に役者がよく応えていますよね。
久しぶりに毎週楽しみです。
でもどんどん話は暗くなるんだよなぁ...

その後はマラソンで大声援大歓声!
やったね、野口さん。今朝はシューズアクションの謎が
解けてすっきり(笑)
次はハンマー投げに絶叫。
最後の投擲で逆転か!!と期待が高まったけれどアヌシュ選手の
出来が良過ぎました、と言うか上でした。くぅ。

と言う訳で今日は使いものになりません、ワタシ(笑)
デスクワークをの〜んびり。自営業でよかった。

2004.8.22 [日] 活け花部

お盆開けのこの時期、一番お花がない時期。
しかも日曜日は一週間の内で最もお花が少ないのです。
(市場が月水金なので)
来月からは土曜日にお稽古が出来そうで何より。

半幅帯、実は少し苦手でした。でも最近はラクチンの魅力に
開眼。と言う訳で、今日はラクチン半幅で。帯締めに帯留めを
使うのが私なりの、ちょっと苦手な半幅を締めるときの、工夫。

2004.8.21 [土] 砺波

この夏の旅ですてきな風景に幾つも出会った。
その中で、富山の砺波の風景がとくに心に残っている。
日本の美しい田園風景。こんなところがあるんだなぁと
思っていたら、散居村と言うそうです。
富山の若菜さんが教えてくださいました。
ありがとう>若葉さん!
http://www.city.tonami.toyama.jp/...

そして夜は焼き肉オフ@友人のお店!
http://www.ottimo.co.jp/...
喋ってばかりじゃなくて食べるぞーと意気込んで参加。
いつもサラリーマンがほとんどなので、浴衣(きもの)姿の
面々に友人も大喜びでした。
あぁ、食べた飲んだしゃべった。お疲れさまでした!>参加者

2004.8.20 [金] きものサロン

私もさっそく買わなくちゃ。
そして真楽の「あの方」を見なくちゃ!

見た見た見た〜。かわいい〜。いい笑顔。
素敵なショットだね!
もんぺを履いてこれだけすてきなんてさすが
元ごにょごにょごにょ(笑)
茄子もいい味だしてます。

2004.8.19 [木] カルチョ最終戦

やったぁぁぁぁぁああああああああああ!!!

眠い目をこすりながらお台場、日本科学未来館まで。
「みらいせんい展スポーツ系シンポジウム」に参加。
http://idaten.c.u-tokyo.ac.jp/...
お目当ては古武術家の甲野義紀氏と失敗学創始者の畑村洋太郎氏
との対談。でもどのセッションも面白かったなぁ。

対談を聞いている人たちの中には物理の先生などもいて、甲野さんの
動きを力学で説明したり。DVDで見ても今一つ理解が出来なかった
甲野さんの動き、実際に見ても今一つ「?」だったけれど、力学の
アプローチで少し理解が出来たような... 今からなら化学も物理も
好きになれそう(笑)

畑村先生の話もとても有益で面白かった。今度本も読んでみよう。

今日のキーワードは、
抗力(帆掛け船)と揚力(ヨット)・力積・コンプライアンス・
精神力・グリア細胞・ミトコンドリア
今日のおどろきは、生DNA!納豆みたいにネバネバなのね。

2004.8.18 [水] オリンピック

私はみるつもりで観てます!(笑)>オリンピック
根っからのスポーツ好き。
観るのもやるのも好き。(今は何もしてないけど、ぐすん)

勝つ物(者)もあれば負ける物(者)もあり。
観ている方も一喜一憂。
とにかくライブで声援を送ればアテネに届くと信じ
毎夜毎夜絶叫しています(笑)
*****
「どうして着物なんですか?」(とよく聞かれます)
だって裸じゃ逮捕されちゃうじゃない。でしょう(笑)

2004.8.17 [火] watashi

“けとけと”で
“あべあべ”
そして
“ずこいきり”です...

2004.8.15 [日] 忘れられない夏・おまけ

京都の後は富山県(大牧温泉)と石川県(山中温泉)へ
足を延ばしました。国内旅行最長記録です。
帰りにはギャルリ百草へも寄りました。
すてきなところです。

あぁ、楽しい夏休みも本当にお仕舞い。
思い切って京都へ行ってよかったなぁ。
楽しいだけじゃなくて勉強もできて、またひとつ
世界が広がりました。東京とカリフォルニア
そしてイタリアだけじゃ世界が狭い(笑)

真楽で偶然出会いそして友になれました。ありがとう!
このご縁をこれからも大切にしていきたいです。
これからもどうぞよろしくー。

旅はいいね。また、旅に出よう。

写真はギャルリ百草にて 
着物は小千谷にアザミの型染め(by 一衣舎さん)

2004.8.15 [日] 忘れられない夏・その3

8月10日、京都三日目。
今日は一人で市内をぶらぶら。でも大丈夫私の手にはフーMAPが。
http://www.kanshin.jp/...
本当に強い味方です。ありがとう!>フーさん

ホテルをチェックアウトし、京都駅へ。荷物をコインロッカーに
預けて探検開始。まずは南禅寺界隈へ。お昼をすぎて小腹が空く。
豆腐料理の奥丹さんで、冷や奴・田楽などをいただき、水路脇を散策。
ここも市内?と言うくらい静か。適当に歩いていたら大きなお屋敷が
立ち並ぶ場所へ出る。すごいなぁ。どんな人が住んでいるんだろう。
風情のある入り口にセコムのシールがなんともアンバランス。

先程より雷が鳴っていると思っていたらついに雨が降り出す。
兼用傘持参だったので、そのまま構わず歩き続ける。
偶然、月曜日に定休日でお寄りできなかった「いさか」さんの
前に出る。雨が止むまで、と店内に入るとそこは私のツボだった(笑)
結局ご主人のお話をお聞きしながらあれやこれや着尺や帯を見せて
いただき、長居をしてしまう。

いさかさんを後にして、まずはお土産と、Fさんお勧め二条・駿河屋さんへ。
ここでお土産に“松露”を買い、いさかさんのご主人お勧めのギャラリーを
目指して祇園エリアへ。残念ながら今日からお盆休みのようでシャッター
が降りていた。近くの「染司よしおか」さん、「尾張屋」さん、
「今昔西村」さん、「ちんぎれや」さんへ寄る。
今昔西村さんでは、若い女性が羽織紐や帯締めを熱心に選んでいた。
どうやら京都でアンティークの羽織や着物を買い込んだよう。
それに合わせていろいろ選んでいる。意見を求められたのが
きっかけで少し話をしたら、東京の人で割り合いご近所さんだった。
世間は狭い(笑)宮古上布のすごくいいものがあったけれどお値段も
よくて断念。

川沿いのカッフェでひと休みして、京都駅へ戻る。東寺など少し
お寺さんも廻りたかったけれど時間切れ。ここでめくるめく私の
京都滞在はThe Endとなりました。でもさっそく秋に再訪が決まり
ほくほくです(笑)

三日目にご縁があったもの。
●松露(和菓子):二条駿河屋
●白檀細工物:尾張屋
●数寄屋袋:ちんぎれや

今後の課題。
■郷に入れば郷に従え
■親しき仲にも礼儀あり
■砂利道や玉石の上を下駄で歩くとすぐに駄目になってしまう。
何を履けばいい?

最終日は一人で京都を楽しみました。
それも最初の二日間をしっかりフォローしていただいたお陰です。
最後に改めて、ありがとうございました>Sさん・Fさん
ご一緒できて楽しかったです>Bさん・Oさん

2004.8.15 [日] 忘れられない夏・その2

8月9日、京都二日目。
今回宿泊先に選んだのは鴨川沿いのホテルフジタさん。
インターネット予約料金が設定されてリーズナブルでした。
朝起きて鴨川をさっそく散歩する。山が見えて川が流れていて
京都って本当にいいところだなぁ。就学旅行のときとは
まったく違う京都が私を楽しませてくれる。
二日目の今日は大阪からOさんも参加して、さらに楽しくなる予感。

お昼をイノダさんで食べる。Sさんが子供の頃から食べていたという
「スープランチ」を私もオーダー。ロールパンに海老フライなんて
初めて!京都の方はコーヒーがお好きだそうで、こちらが数年前に
焼けてしまったときは大ニュースだったそう。以前と雰囲気が
変わらず建て直しされて、ほっとされたそうです。
夜は上七軒のビアガーデンで。雪洞がぽわぁんと浮かびあがる
お庭で、舞妓ちゃんが入れ替わりテーブルに座ってくれる。
なんとも可愛い舞妓ちゃんたちに、すっかり気分はオヤジです(笑)
少しだけ花街の甘美な世界を垣間見て、飲み足りないオヤジは
さらに夜の街へ...(笑)

二日目にご縁があったもの。

●新深草団扇・三種:小丸屋 住井
●瓢箪帯留め:てっさい堂

今日も今日とて京都在住組みにすっかりお世話になりっぱなしの
私でした。ありがとー。

写真は元祖さくらこちゃん。こちらもかわいいっ。
お許しを得て、日記に登場していただきました。

2004.8.15 [日] 忘れられない夏・その1

8月8日(日)中学校の修学旅行以来、京都へ降り立つ。
私の不注意でSさんをお待たせしてしまう。
心から反省です。ゴメンナサイ>Sさん
名古屋からのBさんとも駅で合流。Sさんの車で京都駅を
後にする。途中Fさんをひろってまずはご飯。
Fさんの案内でと〜っても美味しい親子丼をいただきました。
普段は食べられない生卵の黄身(上にのっていた)もペロリン。
京の味マジック? 途中茂庵さんでお茶をして、夜は点邑さんで
これまたと〜っても美味しい天ぷらをいただく。どれも美味しかった
けれど鱧と生麩が京都らしかった。お店の雰囲気もとてもすてきで
その中にはんなり着物姿の女性4人(自分たちのこと・笑)
いい雰囲気でした(笑)夕ご飯の後は川沿いのバーでいっぱい。

その他今日お訪ねしたところはSさんの日記を頼る事にして(てへへ)
http://www.kanshin.jp/...
私はご縁があったものをメモしておこう。

●古布(ちりめん)のカエル:時代裂梵
●つぼつぼの扇子:宮脇賣扇庵
●Savon de Tawaraya(オリジナル石鹸):ギャラリー遊形
●葉書いろいろ:美術はがきギャラリー便利堂

それにしても「こんなに楽しくてイイの!?」という初日。
終日車で案内してくれたSさん、予約や会計などもろもろの
面倒を見てくれたFさん、おおきに!!

2004.8.14 [土] 夢うつつ

の京都を皮切りに石川、富山と遠征して今夜東京に
戻りましたー。
あぁ、なんて楽しい京都だったのでしょう。
あれもこれもそれも、京都のSさんとFさんのお陰です。
本当にお世話になりました!!
名古屋のBさんと大阪のOさんともご一緒出来て楽しかった。

収穫は本当にいろいろ。例えばBさんがとことん名古屋人
だったとか(爆笑)、Fさんのお陰で11月にまた京都へ行く
口実ができたとか(うふふ)、京都のいろいろを京都生まれ
京都育ちのSさんからたっぷりお聞きできたとか、Oさんとは
同じAB型とか、私たちは実はオヤジだったとか(笑),,, などなど。

おいおい日記に書きますが、まずは皆さんにお礼。
そしてそんな素敵なご縁を与えてくれた真楽に心から
感謝です!

2004.8.5 [木] エスパーニャ

なか志まやさんで綿紅梅の浴衣をピックアップ。
銀座へ出ようか表参道へ出ようか迷う。
まずは「てぬぐい展」と表参道へ。異常な蒸し暑さの中
てくてく歩くもギャラリーはお休みでした(涙)

気を取り直して銀座へ。ひと休みとエノテカ・バールへ。
後から隣に座った紳士と話がはずみ、結局ここで時間切れ(笑)
浜松町で書のお稽古をすませ、スペイン料理店へ。
前を通るたびに気になっていたお店。お付き合いいただいた
皆さまありがとうございました!パエリヤはとても美味しかった
ですね。“イワシのマリネ”がなかったのは残念だったなぁ。

良く歩いたせいか、最後の一杯を飲む頃にはネムネム。
大江戸線を乗り過ごしてしまいました。たはは

そうそう、“波とちどり”はやってきません(涙)>Peonyさん

2004.8.4 [水] 図書館

Amazonで読みたい本をぽちぽちしいたらどこにも
収まらなくなって、あっちこっちに山積みされ始めた。
これではいか〜ん、と手元に残したい書籍以外は
図書館を利用しようと思い立つ。

調べたらなんと歩いて行かれるところに区立図書館が。
さっそく出向いて、しばらく図書館で過ごした後
(学生に戻った気分!)、読みかけの一冊を含む三冊を
借りてきた。

●「きもの」と文様 講談社/長崎巌著
●織と染めの歴史ー日本編 昭和堂/河上繁樹・藤井健三共著
●染織辞典 泰流社/中江克己著
この夏は少しお勉強な気分の私です(笑)

********
夜はNHKハイビジョンで「アスシュビッツと音楽家たち」(再)
を観る。囚人で構成された女性だけのオーケストラで演奏して
いた人々。ナチスの片棒を担いで生き残ったという自責の念と
なぜ私だけが生き残ったのかという重い十字架を背負い、その後を
生き抜いてきた三人の女性を追ったドキュメンタリー。
人間の狂気を心から憎む。二度と繰り返してはいけない人間の
過ち。どうしたら繰り返さない!? 自分にできる事はそれが
たとえ小さな事でも諦めず、絶対に諦めず、犠牲になった人たちの
分も、今声をあげる事が出来ない人たちの分も、とにかく行動して
いくことしかないのでは思う。私たちはたまたま戦争のない平和な
時代に生きているけれど、それはとても危うく多くの人たちの犠牲の
上に成り立っていることを忘れてはいけないよね。

2004.8.3 [火] 贅沢でタフな一日

今日はご縁があって江戸小紋染色・重要無形文化財保持者の
小宮康孝さんのお宅へお邪魔した。ご専門は江戸小紋だけれど
今日は興味深いお話とともに、長板中形の反物を数多く
見せていただいた。古い型紙を復刻して作られた反物の数々。
遊び心がしっかりした職人技に支えられ、あれもこれもとても
魅力的。そんな反物をただ指をくわえて見ているだけなのは
心から辛い(笑)
奥様もとてもチャーミングな方で、贅沢で素敵な時間を
過ごさせていただきました。心から感謝です。

夜はアジアカップ、バーレーン戦。ここまでA代表は
「私が見ると負けない記録」更新中。でも今夜は15分程
見逃してしまった。その間になんと先制されていた(涙)
でも、絶対勝つ!と気持ちを入れ替えて観戦。とてもタフな
ゲームで見てる方もぐったり。今日も今日とて審判に泣かされるし...
でも勝って良かったぁ。玉田の笑顔にくらくらの夜(笑)
あっ、中田(浩)も中沢もよくやりましたね。
それにしても今夜は心底疲れました。ふぅ〜。

おまけ:ある人が言うには私はカモになりやすいタイプだそうだ。
へっ?わたしはアヒルなんですけど(笑)

2004.8.2 [月] からだの知恵

のりんさんの日記で知った
「昔の女性はできていた」(三砂ちづる著)読了。
http://www.amazon.co.jp/...
やっぱりね、と言うのが読後感。
ちょっと“大和撫子のからだづくり教室”の宣伝ぽい
ところもありますが(笑)、興味深く読みました。
http://www.undoukagakusouken.co.jp/

この教室に通うと着物が着たくなる効用もあるようです。
逆に着物を着ている私たちは、教室に通わなくても
コントロールできるようになるかも!?

2004.8.1 [日] マッハ!!!!!!!!

を観るべく、銀座へ。
映画と言う事で、気楽に兵児帯。
いつもは壁にかかている布をぐるぐると。

映画の前にApple Storeへ立ち寄る。
iPod miniがもしかして入荷してないかしら?
初期型、しかもBさんのお古、を今は使っている。
miniなら帯に挟みやすいものねぇ。
果たして結果はNo。昨日は突然の入荷があったのに...

映画はもう最高。面白い!というかすご過ぎ!!
理屈抜きで思いっきり楽しめました。
でもわたしったら最初の方でほろりと来ちゃったけど(笑)

2004.8.1 [日] 行かなくちゃ

今年こそ!
http://www.kanshin.jp/...
写真は我が家のニューフェース。

そう言えば今日はお朔日。そしてお八朔。
実家にいたときはよく「お朔日からなんなんだ!」と
父親が雷を落としていたっけ。それも今は懐かしいです。
お盆ももうすぐですね。

と書いて、なんとなく違和感が...
ぽんっ。そうだ。田舎では「八朔」も一月遅れなんだ。
9月1日に毎年お祭りがあって“おはっさく”と呼ばれていて
これには必ず出掛けていました。
http://www.city.tsuru.yamanashi.jp/...

へぇ、今は大名行列もあるんだ。今年は帰ってみようかな。

2004.7.31 [土] 根津とサッカー

しじらツアー、楽しゅうございました。
企画をありがとう!>ほさぷさん
ご一緒出来て楽しかったです!>はるゑさん・とくさん
鷹匠さんのお蕎麦も美味しかったです。
NOMADでのカッフェタイムもいいかんじ。
(ご紹介ありがとう!>ちどりさん)

夜はアジアカップ。チカラが入りましたっ。
涙が出ましたっ。そして今日からスズキ・ラブです(笑)
もう“へたくそっ”などと言いません。
キャプテン・ミヤモトはやはり頼れるぞ。カッコよすぎ。
そしてカワグチ君、あんたはえらいっ!!
シュンスケとサントスはカワグチ君に足を向けて寝られませんな。
あ〜ん、それにしてもうれしいよぉ。

女子サッカーは私も同感!いいよね>こゆきさん
ドリブル突破、前をむいて果敢にシュート、思いきりの良い
プレーに惚れました。一般社会でも女子の方が元気がいいけど
スポーツの世界もそうだなぁと(笑)
男子サッカー選手はぜひ女子サッカー選手と付き合って
日本サッカー界のさらなる進化のために尽力してほしい。
モデルや女優などと付き合わなくてよろしっ(笑)

2004.7.29 [木] ビバ山梨

母より固い桃、叔父よりブドウ(デラウェア)が届く。
すっかり「桃トースト」の虜です(笑)
素敵なレシピありがとう!>さくらこさん

小千谷縮更紗型染・1尺7寸袖丈が出来上がり。
うふ〜ん、素敵。ちょいっとレトロに袖を長くして
正解だったかも。いい年をして、と思ったキミ、
レッドカード出しますよ!(笑)

2004.7.28 [水] 姫とサッカー

昨夜、生まれて初めて姫ニンニクなるものを食べました。
これは旨い!
http://www.ottimo.co.jp/...

A代表、私が観てると負けないぞ記録更新中。
しか〜し、今夜はお習字で観られない。どうする?どうなる!?

今日も昨日に引き続き浴衣に八寸帯。
ちょっと手抜きな2004年夏(笑)
などとまずは一衣舎さんへ出向いたら
がっび〜ん、お約束は明日でした。と言う事は今日は水曜日?
お習字だって明日じゃん!

下駄にゴムを張らないで履いているから頭に響いて(アキコさん日記参照)
どうにかなってしまったのかしら、私の脳みそ。ぐすん

2004.7.27 [火] 麺話

麺の話題をもう少し。
お素麺はカレーをかけてもうまし。タイ風カレーで
なくても大丈夫。ただしさらさらカレーが向いているナリ。
具は白身魚と夏野菜がお勧め。一日目はご飯で食べて
二日目はお素麺、が夏の定番。

お蕎麦は地元のものをお取り寄せ。
http://www.kanshin.com/...

夏のパスタはトマトの冷製で決まり!
http://www.kanshin.jp/...

それにしても食べ物のことばかり(笑)

2004.7.26 [月] 桃

山梨県人の桃の食べ方
良く洗って皮のままがぶりっと丸かじり。
でも最近は小ぶりで固く美味しい桃が手に
はいらなくなりました。さみし〜。

で、少し柔らかい桃でさくらこさんの「桃のトースト」
(日記参照)に挑戦。んんん!いける!!
新たな桃の魅力ですなぁ。

ネリネリ、痛み入りまするぅ>誰となく(笑)

そして私も冷麦ではなく断然素麺派です!
(今夜も素麺だったりして・笑)
こちらのものを毎年オーダー。美味しいですよ。
http://www.yamamen.jp/

2004.7.25 [日] 大掃除

人生は埃と不用品との戦いナリ。
しかしやってもやっても片づかず(涙)
洋服の不用品は救世軍のバザーに出したり
古布として資源ゴミに出したりしているものの
まだまだ出てくるよ。こんなのが...
誰も引き取ってくれないですよねぇ。
万が一、「はい!」と言う方は伝言くださ〜い。
って着物じゃないしいないか...

白のブラウスはさっそく貰い手が。ありがとうございます!

2004.7.23 [金] Housewarming Party

で、夕刻よりBさんちへ。
今日は長板中形を浴衣仕様。足下は浅間温泉で入手した
ねずこ下駄。二枚歯はMサイズのみだったのでちょっと
大きいけどとても履きやすい。

持ちよりとホストのBさんの手料理にワインが進む。進みすぎ。
この日は平日及びMac関係の集会だったため、着物はBさんと
私のみ。アメリカ人のPさんが着物と浴衣の違いがわからないと言う。
Bさんが一生懸命説明する。横からそれは違うよとわたし。
口を挟んで申し訳ない(笑)はたしてPさんはユニクロで買って
帰るのだろうか...

そうそう、この集まりの中に甲野さんの講習会に何度か出ている
メンバーがいました。なんとバランス感覚を養う下駄持参。
みんなでフローリングの床でぺたぺた、こんこん。
床は大丈夫だったのかしら(汗)
今度講習会等の機会に声をかけてもらうことにしました。
そのときはお知らせするね>誰となく
やはり投げられると体感できるそうです!

2004.7.22 [木] 真相究明

長板中形を買い求めた呉服屋さんへ「藍止め」に
関してお電話をしてみた。実は呉服屋さんも慣習的に
「藍止め」に出していたことがわかり、お店の方が
徹底的に調べてくださることになった。意外な展開に
ちょっとびっくりするも正直な姿勢に好感度大。

先程途中経過のお電話があり、「藍止め」に使われている
ものや、作業工程は明らかになった。後は使われている
液体の実態と有効性。個人的には「藍止め」は必要ないと
思っているけれど、むくむくと探求心が頭をもたげ、
件の呉服屋さんのご店主と、実態を探る旅に近々出る予定。
すべてが明らかになり、お店の方の了解が取れたら
レポートします。ご期待ください!(笑)

夕方はNちゃんの襦袢地があがってきたのでお店で
待ち合わせて色を確認。とても素敵な色、想像していた
通りでにこっ。本人も満足の染め上がりだったようでほっ。

松屋の上で、四谷三栄さんの下駄などをちらっと見て
赤坂へ。今日は「鏡花」さんで日本酒を楽しむ。
http://www.fukumitsuya.co.jp/...
赤坂ということを忘れてしまう設えに心からの〜んびり。

黒田さんの胡麻下駄初下ろし。

2004.7.21 [水] 信州へその4

さらにヅラデビュー。どひゃあ(笑)
写真はさんごちゃん撮影。
旅の余韻はまだまだ続きます。

松本でご縁があった「その1」が届きました!
家で見るとさらにすてき〜!!
“かがりはどうされますか”と聞かれて、自分でやりますと
答えたけれど、やはりお願いしようとまさにお電話を
しようとしたときに、荷物が届いてしまいました。
ちょっと後悔している不器用なわたし(笑)
どなたかかがりのボランティアはいらっしゃらないですか。
謝礼は出しますよ(笑)

2004.7.20 [火] 信州へその3

えりりんが撮ってくれた写真です。
松本二日目のわたし@四柱神社。

今回着て行ったものは島田染工場さんで染められた
長板中形のゆかた。八寸の竹富グンボウで着物風に。
反物のときよりも仕立てあがったらずいぶん明るい青に
なっていた... これも化学薬品の「藍止め」のせい!?
とりあえず、購入先の呉服屋さんにお尋ねしてみよう。

2004.7.18 [日] 信州へその2

松本への旅はスッピンデビューでもありました。きゃぁ〜(笑)
写真はきむら君のアルバムより。
以下立ち寄った場所の覚え書き。まだまだ行きたいところあり。
すでに気持ちは松本再訪(笑)
●光佳染織
http://www.kanshin.jp/...
お宝の山(笑)代島光子さんと横内佳代子さん、
染めと織が本当にお好きなんだなぁと思いました。
肩に力の入っていないお二人のスタンスもとてもいい感じ。
染めの材料は、刈安や矢車など近くで
獲れるものが50%、残り50%は海外。糸は岡谷、京都の
座繰り。反物は多くても二反まで、ほとんどは一反。
この言葉にノックアウト。これが本当のお誂え。
●陶片木(中町通り)
松本市中央3-5-10 中町通り 電話:0263-32-064
趣味の良い陶器と木工製品が並ぶお店。2階のギャラリースペースも
雰囲気良しこちらで売られている漆塗りなどのものはすべて修理可能。
私は梅の木に漆が塗られているフォークなどを買い求めましたが、
欠けたりしたらお直し出来ますので、とご店主。こんな小さなものまで
と、とてもうれしくなりました。
●松本市はかり資料館
http://www.city.matsumoto.nagano.jp/...
国内外の古い「計り」「量り」「測り」の収蔵品はもとより
古い建物もとてもすてきです。近藤さんという館長さんも
いい味出しています。和紙に柿渋を塗った繭を計るめずらしい升も
見られます。これで200円はやすい!
●工芸ほんごう
http://www.kanshin.jp/...
反物はとてもきれいな色でした。めがね織りのネクタイもすてき。
次は工房へ!
●ギャルリ灰月
http://www.galerie-kaigetsu.com/
モダンな店内にセンスのよい作家作品が並ぶギャラリー。
村田朋子さんの野菜をモチーフにしたジュエリーがとても
気になりました。
●軽食堂・三谷
http://www.kanshin.com/...
中村好文(なかむらよしふみ)氏設計のレストラン。
名前は軽食堂となっていますが、お値段は軽食堂ではありません(笑)
普通の民家が並ぶ通りを少し入ったところにあり隠れ家的な雰囲気。
前菜のお野菜は美味しかったけれど、パスタは凡庸。店内の雰囲気は
とても良い。
●ちきりや工芸展
http://www.mcci.or.jp/...
陶器・雑貨・布、さまざまなアイテムが所狭しと並ぶ。
民芸品店なのにどれもセンスの良さを感じるのは松本の底力!?
●宿とコーヒー「まるも」
http://www.avis.ne.jp/ 〜marumo/index-j.html
今回はこちらに泊まりました。喫茶でコーヒーも飲みました。
よく拭き込まれた廊下や手すりが美しい、なんとも落ちつく
佇まいです。
●枇杷の湯
http://www.joy.hi-ho.ne.jp/...
いったん外へ出なくてはいけない露天風呂が穴場。
ひぐらしの声を聞きながら夕暮れどきに入る露店は最高。
●ねずこ下駄・斎川商店
http://www.kanshin.jp/...
二枚歯に男物の矢絣(藍色)の鼻緒をすげてもらいました。
とてもお安いです。さっそく二日目に履きました。
履き心地も良いです。もうちょっと小さいサイズがあると
もっと良し。おじちゃんの朴訥とした雰囲気もグッド。
●ナワテ通り
http://www.nawate.net/
女鳥羽川(めとばがわ)沿い。“縄のように細く長い土手”が
名前の由来。長屋造りの商店が軒を連ねる。昔は掘っ建て小屋が
並んでいたそうです。お店を冷やかしながらぶらぶらと歩くのが
楽しい。
●四柱神社
http://www.dynax.co.jp/...
ナワテ通り近くにある神社。
天之御中主神・高御産霊神・神御産霊神・天照大御神が
祭られている。
●松本民藝館
http://www.city.matsumoto.nagano.jp/...
とにかくまったりしてしまいます。美味しい昆布茶をご馳走に
なりました。写真を撮らせてもらえるのもいい。

2004.7.18 [日] 信州へ

17日・18日と一泊二日で小旅行。これが私の松本デビュー。
山梨県都留市生まれの私は中央線を良く使う。でも松本には
今までご縁がなかった。真楽の縁で松本に行くことになり、
初めての松本にすっかり魅せられてしまいました。ご縁という
ものの不思議さとあり難さを思わずにはいられない旅でした。

ちょっと修学旅行気分でもあり合宿気分でもあり
なんだか懐かしいような気持ちがしたのも松本という
土地柄のせいでしょうか。織物が生活に根差している
という印象も強く受けました。

「好きで作っている」そんな気持ちが自然に感じられる
作品の数々に出会った今度の旅。作り手の顔がわかり、
仕事振りを少しでも知る事ができそして出会いがあれば
言うことは何もありません。
この旅では織物以外にも素敵な出会いが数多くありました。
作り手の愛、その愛を受け止めて販売する人たち。
私はその製品に携わった人たちすべての愛を感じる事が
できるユーザであり続けよう。そんなことを思いながら
本当に幸せな気持ちで帰路につきました。

良いご縁をありがとう!企画して、飛び回ってくれた
陶子さんに本当に感謝します。そして現地で運転をして
くれたこゆきさん・くにえさん、ご一緒の方々にも
心からありがとう。また旅をしましょうね!

2004.7.15 [木] お茶・Tea・Te'

「OZONE 夏の大茶会 2004」へ。
世界のお茶がテーマなので、お抹茶・お煎茶・中国茶・ハーブティ、
さまざまなブースや体験コーナーがある。
残念ながら、時間があまりなかったので、ざざっと駆け足で。

たち吉さんのブースではエスプレッソカップを購入。
若手作家がメインのnewsの商品。その中の安藤雅信さんのもの。
http://www.momogusa.com/
若い方の伸びやかな発想はやはりすてき。大御所には
ない魅力ですね。

安藤さんは岐阜県多治見で「ギャルリ百草」というギャラリーも
なさっていて、だいぶ前に雑誌でそのギャラリーを見かけたこたが
あった。古い日本家屋でとてもすてきな佇まい。行ってみたいと
思いながら記憶の憶測に沈んだままになっていた。それがそうとは
知らず手に取ったカップの作者がギャラリーのオーナーだった。
何年も時を経て、ご縁があってとてもうれしい。今度こそ訪ねて
みよう。お連れ合いの安藤明子(衣作家)さんのお作品も
楽しみに。

小堀遠州流のお茶席もあったので、きちんとした夏着物姿の
女性が数多かった。そんな中、浴衣に下駄のわたし。
ご近所ということでお許しを(笑)

2004.7.14 [水] 藍止め

とある呉服店で長板中形染めの反物と縁があり
仕立てあがって本日到着。くんくん、藍の良い香りが
なぜかあまりしない。そう言えば、お店の方が
仕立ての前に「藍止めに出す」と言っていた。そのせい?
初めて聞く言葉に少し疑問を感じながら、そのときは
お酢でも使って止めるのかと、勝手に納得していた。
(ちなみにこの呉服店とはこれが初めてのご縁でした)

後から「藍止め」についてお店の方に伺ったところ
どうやら化学薬品を使うということがわかった。
これはかなりショック。詳しい事はわからないけれど
自然のもので染められたものに薬品など使っては台無し
ではないの!? 草木染めの意味がなくなるのではないの!?

薬品を使った「藍止め」について詳しい方がいらっしゃったら
教えてくださ〜い。

2004.7.13 [火] 梅雨明け

だったのですね!それにしても蒸し暑かったですね。
まさに蒸し風呂のよう。

午後から日本橋堀留町・銀座・門前仲町、というコース。
あまりに暑いので浴衣でお出掛け。紺と白の縞に糸蜻蛉が
飛んでいるもの。半襟付で八寸帯を銀座結びに。でも素足に
下駄です。こんな格好で銀座へ出ていいのだろうか(笑)

夜は友人達とPasso a Passoで夕食。料金が改定されて
どうかなと少し心配だったけれど、食材のグレードなどを
考えると今でも十分安い。席数が少ないのでこの値上げは
やむなし、だよねぇ。

2004.7.11 [日] 恋焦がれ

恋をしました。君の名は蓮糸(の帯)。
あぁ、なんて素敵なのでしょう。
でもでも君は高嶺の花。ぐすん

失恋(笑)の後は活け花部。夏は花持ちが悪いので
花材選びが難しい。さらにこの時季はお花も高い...
家にはアジサイとルリダマアザミ、ハスの実などで涼しげに。

2004.7.6 [火] 帰国

からっと晴れてさわやかな葡萄畑から帰国した途端
蒸しっとした暑さにくらっと来ました。いやぁ、暑い。
暑いと言っても涼しくなる訳ではないけれど、つい口から
出てしまいますな。

空港でウィンブルドン帰りの杉山選手に遭遇。とても
チャーミングな方でした。

そうそうアメリカに持参した着物は諸事情により今回は
一度も袖を通す事なく持ち帰り(苦笑)
冬のようなサンフランシスコではとても着れませんでしたよ、
夏着物。しかも足袋を忘れていたし(笑)
いつかは旅の間中ずっと着物、に挑戦したいなぁ。
でもできればそれはヨーロッパにしよう。いつか見た
和服姿の女性@アッシジ、白い日傘をさして、それはそれは
素敵な光景でした。

2004.7.4 [日] HAORI

サンフランシスコのカンファレンスが金曜で終了。
その後は恒例になっているワイナリーツアーでワイン三昧。
今夜はHealsburgという街に来ています。

とあるショップでユーズドの羽織が売られていました。
値段は80ドルから100ドル。
状態はかなりいいけれどお値段もいいね(笑)

アメリカでは羽織をそのままジャケットやブラウスの
ようにはおっている人を何度か見かけました。

2004.7.2 [金] KIMONO

セッション最終日。お昼休みを利用して友人のオフィスへ。
築百年のレンガ造りのビル。中は見事にレストアされている。
古さと新しさの融合。さすがは建築設計会社。
友人がオフィスをくまなく案内してくれる。かっこいいなぁ。
そしてなんと壁には着物がディスプレイされていた。

お昼は友人の会社の前にあるGAP本社の最上階カフェで。
本当は社員以外は入れないのだけれど、友人の会社社長と
GAPの社長が大の仲良しで、友人達はカフェへの出入りが
特別に認められている。今日は私も友人の会社の社員(になりすまし・笑)
ベイブリッジと湾を見ながらのランチはとても気持ちがいい。
それにしてもGAPの社員は皆若い。ハイスクールかカレッジみたいだ。

夜は友人の案内で155年前から営業しているレストランへ。
常々不思議に思っていた事。なぜヨーロッパからの移民の国の
アメリカで食事が美味しくないのだろう。その答えがこの
レストランにはあった。答えは、元々は美味しかった!
だって、この営業当時から頑なにスタイルを変えないお店では
お料理がどれもとても美味しかったのだ。そして新たな疑問。
いつから美味しくなくなったの?(笑)

チェコスロヴァキア(当時)からやってきたウェイターの
お兄さんに遊ばれながら、楽しく食事。帰りはほっぺに
ぶちゅ〜っと大きなキスのプレゼント。それも二度も。
いったい私を幾つだと思っているのかしら(笑)

2004.6.30 [水] ベイエリア

セッションを終えてこちらの友人と総勢9名で食事へ。
今夜はベイエリア(と言ってもフィッシャーマンズワーフではなく)の
ヴェトナム系料理。Slanted Doorというオシャレな名前のお店。
昨年お昼を食べて美味しかったので期待。

そしてその期待は裏切られることなく大満足の夜でした!

そう言えばホテルで見かけた女性。黒の紋付き羽織を
そのままジャケットに。ボトムは黒のパンツ。それに
白いストールをしていてなかなかのセンス。
でも黒の羽織(紋付き)って喪服!?

と書いたら拓ちゃんより伝言。
“昔、小紋や色無地の上に黒の紋付きの羽織を着ると
盛装になったのです。 ”と教えていただきました。
そう言われれば、母も昔着ていたような...

ありがとう>拓ちゃん

2004.6.28 [月] San Francisco

Appleのカンファレンスのため、日曜日からサンフランシスコ。
からっと晴れて涼しいくらいのお天気。梅雨の時期に日本脱出は
うれしいなぁ。

初日の今日はスティーブ・ジョブスのkeynoteに続いてセッション。
会場にはiPod搭載のBMWとMini Cooperが。
お持ち帰りってのはないのかしら(笑)

ケチャップ味のパッタイってありですか!?

2004.6.25 [金] Euro2004

ベッカムはやっぱりPKを外す男だったのね。
地元ポルトガルがPK戦を制して4強入り。
ヌノ・ゴメスが近ごろのお気に入りなので
私もうれし。ビバ・ポルトガル!

2004.6.24 [木] あちち

今日は暑かったです。選挙カーのがなり声が
その暑さを一層助長。“一生懸命走り抜きますっ”って
マラソンじゃないんだからさ、もっと普通の声で
政策を語るとか出来ないのかなぁ。

そんな中、用事があってJR中野駅周辺へ。ときどき
飲ませていただくお店で初ランチ。美味しくてやすいっ!
その後、なか志まやさんの気っ風市へ。
芝崎るみさんの展示会へも足を運びたかったけれど
ここで時間切れ。残念。
http://www.kanshin.jp/...
気っ風市で、鉄条網の浴衣を拝見。クールでした。

今の私の問題点。帯は夏・冬問わず開き仕立てにしたい。
裏にシンモスを付けるのが一般的だけれど、ぼてっとして
野暮ったいし、だんだん表地と添わなくなりシワが出てしまう
のも嫌だ。同じご意見のなか志まやさんにもお願いして来ましたが
シンモス以外に何か良いアイテムはありませんか?>どなたか

染め帯の仕立て方、長さ、柄の位置、いろいろ悩み中。
さらに下駄にゴムを貼るかどうかも大問題。
粋と野暮の間で大きく揺らぐ私なのです。ふぅ。

2004.6.23 [水] 改悪

参議院選挙、明日が公示日。どうやら自民党は
選挙後の憲法改正時に憲法24条、両性の平等も改悪
しようとしているらしい。

以下自由民主党政務調査会・憲法調査会プロジェクトチーム
「憲法改正論点整理(案)」より抜粋。 
http://www.kenpoukaigi.gr.jp/...
“婚姻・家族における両性平等の規定(現憲法24条)は、家族や共同体の
価値を重視する観点から見直すべきである。”

24条、詳しくはこちら↓
http://www.houko.com/...

ナンセンス極まりない!
                      

                      

2004.6.23 [水] 浴衣で

ビアガーデン行っちゃいました。
どこからどうみても浴衣にしか見えない絞りで(笑)

アフターファイブ、早々とシャワーを浴びて
浴衣に着替えて風の谷のビールを楽しむワタシ。
http://homepage2.nifty.com/...

そんなときにお誘いが。割り合い近くだったし
着替えるのも面倒だったので、えいやぁと浴衣で。
すでに浴衣+スッピン(ほぼ)を実践(笑)
さすがにバスへ乗るのははばかられたのでタクシーで。
案の定運転手さんに「お祭りですか?」って言われちゃいました。

それにしても昨日はまさにビール日和。美味しかったなぁ。
友人が偶然見つけたビアガーデンもいい感じ。というか
面白い!タヌキの親子も出没していました!!

2004.6.22 [火] 台風一過

青空が広がる。あぁ、気持ちいい!
小鳥も嬉しそうに囀っています。

電線さえなければ、新宿に隣接した場所にしては
なかなかの眺めだと思うけど...
どうかしら。

2004.6.21 [月] 季節外れの

野分の音を聞きながら、私も蝋燭の灯でくつろぐ。
町家の風情には負けますが...(笑)

2004.6.20 [日] 父の日

世界中のお父さん、そして天国のお父さんたち、
Happy Father's Day!

2004.6.19 [土] ヌヌヌの日

お茶のお稽古の後、まず「うちくい展」へ。
http://www.kanshin.jp/...
様々な織り手のいろいろな布。どれも素敵。
中でも藍と墨を使ったうちくいが気になった。
テーブルに掛けてもいいし、巻きスカートのように
腰に巻いてもいい。もちろん本来の目的でも。
何度も手に取り、自然光の中で眺めたり、腰に巻いてみたり。
「出会い」とも思ったが、結局は諦めた。私にしては珍しい(笑)
なぜだろう?やはり着物を着たときに身に付けられるものを
今は購入したいのだろうか...

その後、日本橋三越にて大井川の葛布をみる。
http://www.kanshin.jp/...
日傘が目的だったがなぜか帽子を連れて帰ることに(笑)

今日は夏大島に紅型の夏帯。思いっきり夏の装いでした。

2004.6.18 [金] 講習会

今日は表千家・同門会の一般講習会で五反田。
お天気が良かったせいかいつもより着物姿の方が多かった
ように思う。初炭・台飾・薄茶の講習に続いて京都から
お出ましの堀内宗匠のお話。「風姿花伝」「槐記」
「逢原斎書」などから引用したお話がとても興味深かった。
最後の話題、「型と様式」については特に深く感じ入った。
ヨーロッパ的な“様式”、すなわち一つのスタイルに集約する、
に対し日本的な“型”、型を守りながら独自の世界を切り開いていく、
こと。“型にはまる”ということは型そのものが悪いのではなく、
そこから先の高みに行かれない事を指すのであろう(これは
私の感想)。この歳になってようやく“型を学ぶ”と言うことの
重要性が本当にわかってきたような気がする。

10代の頃まではとにかく日本的なことに反発していた。堅苦しくて
ただ歴史をなぞるだけ。欧米的なものがとても自由に思えて憧れた。
とくに性格が一般的な日本人に比べてアグレッシブだったので、
余計に窮屈に感じていたのかも知れない。しかし窮屈だと思っていた
日本的な文化や思考が、まず活け花に出会って、実はとても柔軟で
懐が深いと分かり始めた。そして次にお茶と出会い、着物に触れ、
日本文化の奥深さと柔軟性を一層感じる事になる。途中海外での
ホームステイと言う経験も大きかった。外から眺めて初めてわかる
ことも私にはあった。もっと早く気づいていれば、と思う事も
あるが人生に「遅過ぎる」ということはないと言い聞かせ、
“茶の湯は常の事なり”を心に留めこれからも精進したい。

話は変わって、最近続けて贈り物にベビー用品を買った。
アイテムは「甚平」。写真はその内のひとつ。小さいって
なんて愛らしいの!

2004.6.16 [水] 出会い

用事があって大宮まで。
帰りに途中から乗ってきた着物姿のご婦人、
私が着物だったので、隣に座ってお声を掛けてくださった。
亡くなった父が長くお稽古をしていた観世流の謡と仕舞いを
その方も習っていらっしゃるそうで、話がはずむ。
こう言うご縁も着物ならでは。

新宿駅でお別れして、伊勢丹へ。7階の中川さんで麻の
小座布団を物色していたら、声を掛けてくださる方あり。
真楽のSさんでした。松原さんへご一緒したときとまったく
同じ組み合わせだったのでちょっと恥ずかしかったナリ。
しかも物色に没頭していてすぐに気がつかなかったし。
ごめんなさい(笑)

2004.6.15 [火] 覚え書き

●東京大丸 7階 暮らしのエッセンス
◆6月16日(水)〜29日(火)
http://www2.daimaru.co.jp/...

着物にもかぶれる帽子夏ヴァージョンを探している。
新聞に「浴衣に洋風小物」の見出し。シブヤ西武や
新宿タカシマヤの浴衣コーナーが取材されていた。
今度覗いてみよう。写真は帽子冬ヴァージョン。
手持ちを適当に合わせているけど、結構評判が良く、
ご満悦(笑)

そうそう、ご満悦と言えば昨夕近所の商店街で
浴衣姿の私(江戸っ子を気取ってすでに家では浴衣です)に
小さいお子さんを連れたお母さんが「○○ちゃん、浴衣の
おねぇさん(!)きれいねぇ」だって。なんて教育の
行き届いたお母様なのでしょう(笑)

2004.6.12 [土] 盛り沢山

かずさんとまずはDVD鑑賞。面白い!でも実際に見たい。
そしてたっぷり解説して欲しい。甲野善紀氏をお喚び
できないだろうか(笑)
http://www.kanshin.jp/...

その後は女子二名に着物着付けレッスン。
先生役お疲れさま!>かずさん

最後は総勢7名で楽しいお食事会。着物がご縁の楽しい集い。
お陰様でどんどん広がっています。

「上毛かるた」を初めて目にする。
恐るべし群馬県!初代真楽上毛かるたクィーンを
目指して特訓せねば!!

お客様をお迎えするのは涼しげな鉄泉。

2004.6.11 [金] 「夏は来ぬ」

お茶のお稽古の後、銀座へ出る。まずは雨下駄のメンテナンス。
歯を取り替えることができるので、利休を買ったのだが
小松屋さんでは取り替えに5千円かかるそうだ。
それは聞いてなかった(涙)下駄にはあまりにも過酷な
現代の街並み。何か良いアイデアはありませんか>下駄屋さん

その後に一穂堂ギャラリーさんで長艸純恵さんの「夏は来ぬ」展を
観る(6月22日まで)。朝顔の帯が本当に素敵だった。そしてそ
の帯に合わせてあった野村福一氏作、結城上布がこれまたすてき。
http://www.kougei.or.jp/...

長艸さんとお話ができて楽しゅうございました。

2004.6.9 [水] 祝・勝利

サッカーA代表、インドに快勝。
しかし何点取っても安心することはないサッカー観戦で
あります(苦笑)
勝利を祝してシャンパーニュで乾杯!
ぷはぁ〜、勝った後のお酒はうまい!!

怪我で欠場の中田選手も観戦していました。
でもあの帽子はなんだ!?

2004.6.8 [火] 都民版

讀売新聞の都民版、「着物カフェ人気」と「銀座ならではの柳染め」
という見出しが! 皆さんご存知の“着物カフェ”(高田馬場)と
もとじさんと泰明小学校児童のコラボレーション、銀座の柳を使った
“柳染め”の記事が並んで載っています。柳染めは小学校の正門脇と
校庭にある二本の柳を剪定して5年生76人が二枚のハンカチを
染めたそうです。

真楽でも期間限定のバールなど出来れば楽しいかもね。
だって着物でふらっと立ち寄って飲めるお店って少ないんだもの。
ってそれは自分のため?(笑)

2004.6.7 [月] ピンチヒッター

友人から、海老蔵襲名披露、知人が行かれなくなったので
今日の今日だけど、と電話あり。咳が出る風邪を引いてしまい
ちょっと悩んだけれど、こんなチャンスを逃しては!と思い
ピンチヒッターを引き受ける事に。

歌舞伎はまだ片手で数えられる程しか観ていないけれど
襲名披露というのはかくも雰囲気が違うものだ、という事は
実感。豪華絢爛な出演者。そして全員が海老蔵をもり立てる。
ご贔屓筋からの贈り物が並び、花を添えている。
海老蔵の助六は伊達男っぷりは文句なく。セリフに拙いところも
感じられたけれど(通でもないのに偉そうにスミマセン)絵になる、
という点では百点満点。

この日は桜升会 http://oukai.etc.gakushuin.ac.jp/... 
主催の学習院貸切公演だったせいか、男性の割合も多かったように
見受けられた。そして私たちの前に座った殿方の整髪剤の匂いが
少々強く、ちょっと辛かった。
公共の場に出るときは香りには気を付けないと、と思いました。
着物の場合は古いものを着るときにかび臭くないかどうかも
要チェックですよね。

歌舞伎座に向かっているときに友人のお知り合いとすれ違う。
その女性に「しょうさん」と言われてびっくり。真楽をご覧
いただいているそうです。馬鹿面して歩けませんね(笑)

2004.6.5 [土] 番外編

工房見学は参加の皆さまがとてもよろこんでくださり
言い出しっぺの私もたいへん嬉しゅうございました。
拙い引率でしたが、大事なく終了できて良かったです。
しか〜し、個人的には小さいな災いが(涙)

まず、駅に向かって歩いていたら突然私の脇で自転車が
止まり、乗っていた男性に着物の裾を触られる!あまりの
ことに声も出ず。

気を取り直して錦糸町に向かい、竹さんとお昼を食べる。
楽しくおしゃべりしてふと時計を見ると、約束の時間5分前。
いけな〜い、と慌ててバス停に向かうも誰も来ず。訝しげに
思い時計を見るとまだ一時間前。とほほ

お茶も飲まずにランチのお店を飛び出したので、近くで
カッフェを飲む。そこのトイレでなんと今日がデビューの籠を
ひっくり返して中身散乱。手ぬぐいをなどをお洗濯するはめに。
そして扇子を駄目にしてしまいました。とほほ2

でも籠には傷もつかなかったし、これくらいで済んでこれ幸い。
小さな災いは大きな災いを避けてくれるためにあるのでしょう。
見学の道中は何もアクシデントがなく、オフまで無事に楽しく
終了したし。ただ、こう言うときは注意が必要なのでいつもなら
「二次会!」と言う私がまっすぐ帰宅しました(笑)

写真は今日がデビューの籠。素材は炭化竹・籐・漆、林まさみつ氏作。

2004.6.5 [土] 松原さんふたたび

今年の三月に装道さんの見学に混ぜていただいた松原染織工房さんへ
真楽メンバーと再訪。前回は、60名の中に一人だったので、糊置きの
作業はほとんど拝見する事ができなく、今日のこの日を心待ちに。
見逃したり聞き逃したりしたことをカバーできたので長板中形を
より理解できた。説明はその都度少し違うようなので、今回の
説明で抜け落ちていた点をフォローしつつ、覚え書き。

【染め】
染めは糸を染めるのとは違い、糊のついた反物を染めるので
糊が脱落しない、三回から四回が限度。 藍は空気に触れ酸化して
初めて色が出る。
ジーンズなどを染める化学染料は98%が色素だけれど、自然の
藍は7%色素があれば御の字。

藍瓶は温度を20度以上にするため、瓶四つ事の真ん中に火を
入れる場所があり、おがくずを燃やしている。瓶の深さは
かなりあり、下の方は茶色。藍色は表面だけ。 藍の立て方は
「すましたて」。明治中ごろからS32(?)まで途絶えていた。
(先染の場合は「にごりたて」)、藍のご飯は「フスマ」。
別グループの説明ではお酒などは雑菌が増えるので入れない。
「すくも」(蓼藍の葉を発酵させて染料にしたもの)の状態で
四国より届く。一瓶に60kg必要。10万円也。月におおよそ12反。

【糊置き】
型の大きさは手ぬぐいの型などに比べると小さい。ゆがみを
修正しやすい大きさ。糊は「もち米粉+石灰」でアルカリ。
中国の“いんか布”のようにもち米の他に小麦粉を使うところもある。
小麦粉は水洗いで落ちないので、削り落とす。友禅はいっちん糊
「小麦粉+石灰」。熱処理するものには石灰は使わない。
長板の素材は樅(モミ)。13mの反物、1/2を広げられる長さ。
半分糊置きし外で乾かし(天気が良ければ30分)その部分を丸め
残り半分に糊置き。両面別柄の場合は、自然の色(ベージュ)のまま。
裏表同柄の場合は、柄を合わせる為に裏から見やすいように糊を
赤くする。(書き間違いのご指摘ありがとうございます>中ざくらさん)
型の端が糊を置いたところに重ならないようにピンを使っているが、
昔は竹で出来た“えんくぎ”を使用。

【染料】
藍以外には“タンガラ(マングローブの一種)”と“渋木(やまもも)”
http://www.studio-tao.com/...

抜けているところは、別メンバーの日記で(笑)

2004.6.4 [金] 和菓子

かな書を習っている大正大学の浜松町サテライト教室にて
「伝統の和菓子」というセミナーを受講する。
お話は虎屋文庫の中山圭子氏。和菓子の歴史と魅力に
ついて90分、語りとスライド。お茶を本格的に始めるまでは
まったく和菓子について愛がなかった私。だんだんその魅力が
わかるようになり少し勉強をしたいなと思っていたときの
タイムリーなセミナーだった。

例えば“羊羹”が羊の汁物の見立て料理とか“金つば”が刀の鍔を
模ったもので、もともとは丸かった、と言った和菓子好きの
人にはたぶんポピュラーなお話も私には初めて耳にするものばかり。
奈良平安時代に中国に留学した遣唐使が唐菓子を持ち帰り
鎌倉室町時代に中国に留学した禅僧により点心(羊羹・饅頭)が
伝来し、室町時代以降、ポルトガル人の貿易商や宣教師によって
南蛮菓子(金平糖・有平糖・カステラ・ボーロ・鶏卵素麺)が
伝えられ、そして江戸時代中期に大成された和菓子。
それには平安貴族の衣装の色合わせ「かさねの色」に共通の
美意識が織り込まれている。

今日のセミナーの覚え書き。
椿餅・草餅(オリジナルは母子草、3月3日に必ず用意、厄除け)
亥の子・海老羹・コンフェイト(ポ、金平糖、日本は2週間、
ポルトガルは5日から10日で作る)・ボーロ(ポ、お菓子の総称)
カステラ(ボーロ・ド・カステラ、スペインの菓子の意、それが短くなった)
かせいた(細川家伝来の菓子)・Marmelada(かせいたの原形)
幾世餅・粟餅売り、飴売り・ふのやき(利休好み、クレープ状、
中に味噌など)・友千鳥と色木の実(尾形光琳が虎屋に注文)
白と緑(菱餅のオリジナルカラー)・あこや、ひっちぎり(関西の雛菓子)
男重宝記(なんちょうほうき)・落雁(降りて来る雁)
参勤交代(地方での菓子の発達に寄与)

江戸の人々の色や素材での「見立て」のセンスには脱帽!

http://www.toraya-group.co.jp/...

今日新しい日傘デビューの日でもありました。

2004.6.3 [木] 茶の湯の心

私の大好きなイタリアで茶の湯に真摯に向かい合う
人たちがいる。「ラビリオ庵」の今後が楽しみです。

http://www.kanshin.jp/...

今日はあんなところやこんなところへ行く。どれも着物関係。
そしてカゴ番長になるべく、カゴをピックアップ!
〆は書のお稽古とスタンディングバーでの一人呑み。
ひとりも好き... お月さまがとてもきれいでした。

2004.6.2 [水] 町家熱

町家に泊まれるなんて、すてき!
(気になる人はさくらこさんの日記をチェック!!)
う〜んう〜ん、8月に泊まっちゃおうかな。
でも6名以上で貸し切れるそうなので、京都オフの
ときまで楽しみに取っておこうかな。
う〜ん、悩むわ。

ちなみに絵織ちゃんが教えてくれたお見合いサイトはこれ↓
http://www.machiya.or.jp/

それにしても空気が重い。身体が重い。
紫陽花だけが溌剌と見えます。

2004.5.31 [月] 衣替え

さくらこさんの日記を拝読。
いいなぁ、“建具替え”。
我が家はせめてクッションカバーを
麻に衣替えしよう。

そう言えば西陣には町家を貸したい人とそこに住みたい人が
お見合いするシステムがあるの?>誰となく
小耳にはさんだのですが...

京の都に住んでみたいなぁ。誰か使ってくれませんか?(笑)

つぶやきにさっそく応えてくれて
ありがとう!>さくらこさん・絵織ちゃん

2004.5.30 [日] 活け花とおよばれ

月に一度の活け花部。今日は発表会形式。
各自、自分で花材を用意して活ける、という課題。私はちょっと
楽をさせてもらいました。

お花を選ぶときは出来上がりをイメージすると買いやすい。
季節のものを選ぶのはもちろんですが、何かテーマを決めても
いいと思う。例えば今日みたいに暑い日なら、涼しさをよぶ
水辺をイメージして「トクサとアジサイ」、もしくは
とことん強烈な色を取り合わせて、暑さを楽しんでしまう、とか。
もしどうしても活けてみたいというお花があれば、その花を活かす
ために取り合わせを考える。漠然と選んで行くと、活けるときに
難しくなってしまう。そして何より大事なことは、その花が一番
自然で魅力的に見えるように活けること。その為には花材との
対話、これが大切。なぁんて思うのですよ。

その後はお友達のご実家へおよばれ。三鷹にあるその家は
暮らしている方のセンスがそこかしこに光る、素敵なお住まい
でした。お庭には草花がたくさん。そこから花を手折ることが
できるのはなんて贅沢なことなのでしょう。庭のある暮らしに
私も戻りたいなぁ。

写真はお友達のお母様が活けたお庭の草花。
前に買ってくださった知人(持田真理子)のガラスの器に。
http://www.ottimo.co.jp/...

2004.5.29 [土] 精進料理

今日は「しょうが飯」「そら豆のすり流し」「湯葉のけんちん揚げ」
「アスパラのきんぴら」「ジャスミン茶羹」。
臨済宗の精進料理を教えてくださるのは今西清美先生。
普段に取り入れやすい内容で気に入っている。

その後整体へ寄り、中野の小西酒店でワインと日本酒を購入。
このお店はおねーさんが的確なアドバイスをしてくれるし
お酒に愛があるので好き。もっと近くにあればなぁ。

茶花をあらためて習おうかどうしようか... それが問題だ。

2004.5.28 [金] 日本とイタリア

昨夜はOZONEで陣内秀信氏のセミナーを聞く。
題して「イタリア人のライフスタイル」。
今ヴェネトが元気だそうだ。街に人が戻り活気ある
生活空間となっている。古いものを再解釈・再生し
魅力的な街造りを行っているヴェネト州。似たところも
たくさんある日本とイタリアだが、街造りという点では
一歩も二歩も、いや百歩は日本が遅れていると思った。
ますますイタリアが好きになった夜。初生陣内先生も
好きになりました、ぽっ。セミナーの後はイタリア好き仲間と
ワインを傾けながら熱く語る。おかげで喉痛し(笑)
http://www.kanshin.jp/...

今日はお茶のお稽古の後髪を切る。Sちゃんに教えてもらった
サロン。担当のOさんは職人気質で花丸なんです。毎回
写真を撮ってくれるので、それも楽しみ。前回はカメラ視線で
貞子になってしまったので今回は目線を変えてみました(笑)
お気に入りは冷蔵庫の扉にしっかり飾っています。ぷぷぷ

2004.5.25 [火] 鴉襲撃事件

銀行経由、広島ゆめてらす(新宿サザンテラス)へ。
残念ながら澤田さんは席を外していてお目にかかれず。
7月を楽しみに。その後ふと思い立ってざくろ坂の
一穂堂さんへ。 http://www.planup.co.jp/
素敵な竹籠を拝見し駅へ戻るその途中、なんと歩道橋の
上でカラスに襲われる!手すりで大きなカラスが鳴いて
いて一瞬目があってしまう。しまったと思い少し足を速めて
歩き出したとき、私の後頭部を2本の足で思いっきり
蹴ったのだ、カラス君。心底びっくりしました。そして
恐かった。トラウマになりそうです。近くに巣があったのかなぁ。
でも何もしていない私に、それも背後からなんて卑怯なり!

その後気を取り直して銀座に出る。花を買い書道展を観て
金杉橋(浜松町)の友人のお店に。途中新しく買ったデジカメの
機能を確かめるべく撮影をしながら。キモノで大きな花の
包みを抱え、写真を撮り歩く姿はちょっと変だったかも(笑)

キモノを着始めたころに初めて作った紬の単衣。いつもの
着物姿より女らしいと先々で評判でした。ウレシハズカシ,,,

2004.5.22 [土] とほほ

あら、そちらにもダックちゃんが!

話は代わって、今日はとんでもない一日でした(涙)
前日がすっきり青空だったので、そうだ明日は美術館や
ギャラリー巡りをしよう!と意気込んでいたわたし。
朝早くから仕度をして、さぁ出掛けようとしたそのとき
友人からのメールで今日が土曜日だと言うことに気づく。
そのときまで今日が金曜日だとすっかり思い込んでいたわたし。
土曜日という事は、「点心弁当」の日だっ。げげっ、もう10時!
点心弁当作りは9時スタートだったのに!!

とにかく割烹着だけバッグに詰め込んで慌てて外へでる。
えっ、雨!? でも戻ってる時間はないよぉ(涙)
ええい、このまま行っちゃえ。でもなんでこんなときに
絹物着てるの、わたし(大泣) それも薄物。さ、さむい...

点心弁当作りのお稽古終了後、とほほな気持ちを切り替える
べく、銀座へ。みにひつじさんのKW「ゆずりは展」へ。
素晴らしい手仕事を見て、心がようやく救われました...
http://www.kanshin.jp/...

で、今日着ていたキモノ、居敷き当を別染めにしました。
イメージ通りの色で満足です。

2004.5.21 [金] 小悪魔鶩ちゃん

こちらの空間もよろしく!>誰となく(笑)
http://www.kanshin.jp/...

今日我が家にやってきたDEVIL DUCKIES。
アヒルに似ていると言われる私ですが
私はこの子達と逆のANGEL DUCKYって
ところでしょうか。図々しい?(笑)

あぁ、それにしても久しぶりの青空、気持ちいいー。
仕事と真楽の合間に(笑)袷の襦袢を仕舞ったり、
新調した単衣のしつけを取ったり。
五月晴れ、続いてくれますように!

2004.5.19 [水] う〜ん

身体が重い。五月晴れはどこ!?
しゃっきりしようとお抹茶を点てる。
ちょっとした遊び心でエスプレッソカップ。

しゃっきりしたところで銀行へ。その足で沼袋の
「シルク ラブ」さんへ。さっちんの日記を読んで
気になっていた展示会「ありがとう・島田染工場展」
を観る。結構近くなのに初めて伺った。素敵な設えに
ちょっとびっくり。
http://silklab.com/
販売されていた長板中形も素晴らしいけれど、
参考出品の小宮康正氏の染めた長板中形の作品
「波とちどり」がとても気に入った。この型紙で
染めてはもらえないかと尋ねたら、ご店主が小宮さん
のところに電話をかけてくださった。思いがけず
人間国宝の小宮康孝氏と電話で直接お話しすることに。
私が気に入ったものは玄人受けはする作品だが、それを
着ていても誰もその値段には見てくれない。そう言う
ものを欲しがる人はかなりのへそ曲がり、と笑いながら
言われてしまった。

ははは、へそ曲がりは亡くなった父譲り。否定はしません。
今回は残念ながらご子息がその気にならなかったのでお願い
することは出来ませんでしたが、その気になったら、と
おっしゃってくださったので、時期を待つ事にしましょう。
その代わりではありませんが、島田染工場さんで染められた
ものを1枚買い求めました。

2004.5.18 [火] 映画

Bさんのお母様お勧めの“永遠の語らい”を観る。
映画館へ足を運ぶのは久しぶり。
面白かった。いろいろと考える事あり。
劇中で歌われるギリシャの古い唄もよかった。

銀座をぶらぶらして南青山のリストランテで夕食。
すばらしいワインとの出会いもあり大満足。

映画館対応で、枕無しのお太鼓。さらにシワにならない
裂織の帯を選ぶ。寄り掛かれて楽でした。

2004.5.16 [日] 洋服デビュー

着く頃にはきっと晴れるさ、と家を出る。
今日はいつもと違うルートで葉山まで。
丸ノ内線→大江戸線→都営浅草線→京急と乗り継ぎ新逗子へ。
そこからバスに乗り旧役場前で下車。そして目指すは
青空アート市会場の森山神社。しかしそれらしき様子はない。
とりあえずヌホエリ邸を目指す。あれぇ、ここにも誰もいない。
もう一度森山神社に戻ると出品者らしき人々をスタッフが
案内している雰囲気。後を着いて行く。ビンゴ!雨の為
会場が民家に移っていた。真楽ちくちく部のお店は丁度
開店準備の真っ最中。作品の素晴らしさにびっくり。
あらためて皆の器用さに脱帽。爪の垢を煎じて飲まないと
駄目かな、私(笑)
諸事情により12時30分にてリタイア。残念ながら帰路につく。
それでもとても楽しかったです。しっかり茶碗と落款(トンパ文字)
も手に入れたし。

皆さんどうもありがとう。お疲れさまでした。
特に葉山在住メンバーにはお世話になりました!

そう言えば金沢文庫から新逗子までの風景はなかなか
良かったな。茅葺きの家などあり車窓を楽しみました。
帰りは逗子から新宿まで湘南新宿ラインにて。

みなこファミリーにお会いできたのも嬉しかった!
イオ君、愛らしい。ご主人も愛らしかったです(笑)

2004.5.14 [金] バレエじゃなくてバレー

やったね!おめでとう!!オリンピック出場>女子バレー
今日韓国にストレートで勝って今のところ全勝で
出場決定。いやぁ、心底嬉しいですよ。なんでこんなに
熱くなるのか自分でも不思議だけど、嬉し涙が止めどなく(笑)

吉原さん、年下だけど、ついていきます姉御って感じだよねぇ。
かっこよすぎ!!

2004.5.13 [木] 枇杷物語

Nちゃんが鹿児島の実家からたくさん届いたからと
枇杷を持って来てくれた。

枇杷と聞くと必ず思い出す。父が病床でこの時期に
「枇杷が食べたいなぁ」としきりに言っていた。でも
果物は主治医から禁止されていたので、気の毒に
思いながらも食べさせなかった。それからしばらくして
父は亡くなった。こんなことなら好きな枇杷を食べさせて
あげれば良かった、と私。そうしたら、私がちゃんと
食べさせたわよ、と姉。それは良かった!じゃないわよ。
それが父の症状を悪化させたんじゃないの!? なんてことは
よもやないとは思うけど、姉と私は正確、じゃなくて性格が
まったく違う。(朱入れありがとう>ぬほっ)
私はこう見えてもルールはしっかり守る、いや守ろうとする。
姉は何につけ要領がいい。

たはは。こんな話を書いていたら父のことが想い出されて
泣けてきた...

枇杷はとても美味しいです。ありがとう>Nちゃん

2004.5.12 [水] 堀留町界隈

用事があって堀留町まで。
近くまで来たので「ころもや」さんへ寄る。
http://www.koromoya.com/
半襟と足袋を購入。そして江戸紅型の写真サンプル帳を
拝見。こちらには染めの職人さんの他、デザインと型を
作る女性の職人さんもいらっしゃるそうで、新しい
デザインも素敵でした。お値段も工房直販ならではの
買い求めやすい価格です。お正月用に少し派手な帯が
欲しいなぁと妄想は膨らむ(笑)でも今日は小物だけ。

ころもやさんの並びにある梨園染めの戸田屋商店さんにも
寄りたかったけれど、連絡を入れていなかったので諦める。
問屋さんだから突然ではご迷惑よね。
http://www.kanshin.jp/...

銀座に出て、和織さんで帯締めを買い、新店舗のギャラリー泉で
「芭蕉布展」を観る。素敵な作品が並ぶ。芭蕉布は風をはらんで
どんなに涼しいのだろうか。いつか着てみたいなぁ。
http://www.motoji.co.jp/...

小松屋さんで下駄と草履のメンテナンスをしていただき
新宿三丁目のIl Bacaroで喉を潤して帰宅。

2004.5.9 [日] キリム

住まいのある建物の一部でNPO、MOGU VILLAGE Project主催
アフガニスタンのカーペットおよびキリムの販売が行われている。
「アフガニスタン 復興 自立支援」の活動はもとより織物自体に
興味があったので覗いてみた。アフガニスタンのカーペット・
キリムは良質なウールを用いた草木染め。一日に3センチ織るのが
やっとだそうだ。そしてその品質はペルシャ絨毯にも決して引けを
取らないとのこと。確かに手仕事の素晴らしさが感じられる。
このNPOの人たちがMacユーザというご縁もあり(笑)数ある
中から古いキリムを一枚、購入した。アフガニスタンの復興と
すばらし職人技が絶える事がないように、という願いも込めて。

草木染めならではの美しい色の経年変化。化学染料ではこうは
行かないだろう。私は草木染めのように年を取りたいなぁ(笑)

2004.5.8 [土] お茶会

友人のお社中お茶会@東京都庭園美術館。
http://www.teien-art-museum.ne.jp/

気温が低く着物日和。よかったぁ。さすがにまだ単衣は
着られないものね。暑くなったら着ちゃおうかとも思ったけど(笑)

東京都庭園美術館、初めて足を運びましたが良いところですね。
残念ながら美術館は時間がなくて見られず。またぜひ行こうと
思います。

前日に用意していて無地小紋をを当日の朝キャンセル。
結局河合さんの菱形ドット模様の着物に結城の帯という
好きな組み合わせで。

夕方から誘われていた代々木公園のタイフードフェスティバル
には、残念ながら行かれず。私にはめずらし仕事仕事の週末です(笑)

2004.5.5 [水] こどもの日

用意をしておいて、お風呂に菖蒲を
入れ忘れたおマヌケは、わたしです(涙)

2004.5.4 [火] 強風

台風並の風にも負けず、午後から渋谷と銀座へ。
今日はネコのお供のアヒルです(笑)
雨には降られず助かりました。

Apple Store Ginza前で待ち合わせをしていたら
キュートな外国の女性に、写真を撮ってもいいですかと、
聞かれた私たち。「もちろん!」と三人で彼女のカメラに
納まりました。ちょっと恥ずかしかったけど...

Photo: 絵織ちゃん

2004.5.3 [月] 帰省

同級生の訃報。いそぎ帰省する。

中央線の車窓から見える風景がとても好きだ
今は新緑が目に眩しく、山では大好きな藤の花が咲く。
手入れをされた藤棚も美しいが、山に自生している
大きな藤の木もいい。

同級生はもうこの美しい故郷の光景を見る事もないんだなぁ...

2004.5.1 [土] フェスタ

イタリア好き仲間と我が家でホームパーティ。
ルールはいつもの一品持ち寄り。
お持たせはどれもこれも美味しくて涙もの。
ホームパーティは楽しくて美味しくて
止められません!

葉山の食材屋さんTanto Tempoさんから
プロシュートやチーズも宅配してもらった。
写真はモッツァレッラの薫製、ブタちゃんの形。
「可愛くて食べるの可哀想だねぇ」と言いながら
気がつくと「美味しい〜」とむしゃむしゃ(笑)

そして疑問。私は自分の事をとてもスタンダードだと
思っているけれど、マイノリティなのかもしれないの?
どうなの??

2004.4.29 [木] 方言というよりは

そう言えばカゲキな言い方が多い我が実家ですが
ご飯を残すと「お茶わんから火が出て目が瞑れる」って
言われました。
「オニハソト、フクハウチ、オニノメヲブッツブセ」は
以前日記にも書きました。
子供の頃は当たり前だと思っていましたが、今になって
思い出すと過激すぎる!(笑)

気持ち良く晴れた“みどりの日”。今日は4月生まれの
友人達のお誕生会。何を着て行こうかなぁ。

結局母が用意してくれた、祖父方の親戚が織った泥大島に
城間さんの紅型。伊勢丹BPQCのお花屋さんでブーケを
三つ作ってもらい、出口に向かう途中、絵織ちゃんにばったり。
濃い青の唐桟縞、とても似合っていました。永江先生の
帯もすてき。絵織ちゃんはいつもすっきり着こなしてすでに
自分のスタイルを持っていますね。

お誕生会は最高でした。持ち込んだワインに合わせてもらった
お料理もサプライズがあり、楽しく美味しかった。
お店のスタッフがもうちょい響く対応だったらさらに良し(笑)

2004.4.27 [火] 嵐

いやぁ、すごい風と雨でした。
洋傘が壊れちゃいました(涙)
そんな日に中野サンプラザからは続々とお着物姿の方が。
雨はともかく台風なみの強風はつらいですよね。

話はかわって、方言。同じ事でも場所がかわると
言葉も変わって面白い。かずさんの日記で「えんこ」
楽しませていただきました。
私のいなか(山梨県都留市)では、“かけっこ”は「とびっこ」
肌を“掻く”のは「かじる」、“インゲン”は「ジュウロク」
“トウガン”は「ユウガオ」“歯ごたえの良い事”を表現するときは
「シンギリシンギリ」... 

2004.4.25 [日] オフ会当日

今日は楽しみにしていた新メンバー歓迎オフ。
その前に恵比寿の三越へ寄って、黒田さんに
鼻緒を締め直していただこう。昨日に続いて
空気がさやかで着物日和。ついでに念願の胡麻竹の
下駄を夏用に買う。鼻緒は江戸時代の仕事半纏の生地。
うっすらと色が変わっているのは”汗“かも(笑)
古い藍は本当に良い色に経年変化する。これが本藍の
魅力ですね。

その後は“海田曲巷、上田晶子『茶かごと茶杓』展 ”へ。
http://www.dees-hall.com/
茶かご一式、いつか欲しいなぁ。私が持っている海田さんの
お茶杓のお話などをしながら作品を拝見していたら
あっという間に時間が経って、時計を見ると5時!
いけな〜い、オフに遅れちゃう。

ふぅふぅ言いながら会場へ到着。わぁ、眺めがいい。
お部屋は畳みで堀こたつ形式。ラクチンでしかも席を
移動できるので楽しさ倍増。ワイングラスも大きくて
(これは重要です!)ポイント高し。お料理も美味しく
いただきました。幹事のお志津さん・きむら君、本当に
お世話様でした!心から感謝!!

一衣舎さんの作品展帰りのメンバーが多かったせいか
とても唐桟度の高い集まりでした。そう言う私も
昨日と同じ白格子に城間さんの紅型帯で。

また楽しく集まりましょうね!>皆さま
ただし呑み過ぎると下駄の歯を折ったり(Sちゃん)
寝過ごしたり(自分・笑)というアクシデントに
見舞われるので、量はほどほどに致しませう。

2004.4.24 [土] 作品展その2

斉藤さんと私。
去年お願いした白格子を着て記念撮影!

2004.4.24 [土] 一衣舎さん作品展

午前中にSちゃんと会場で待ち合わせ。
http://www.kanshin.jp/...
欲しいものがあると言うので、初日の午前中と
相成りました。良いお出会いがあったようで何より。

館山唐桟の斉藤裕司さんのお元気なお顔を拝見でき
いろいろとお話を伺えてうれしかった。
見せていただいたお祖父様の見本帳には唸るようなものが
たくさん。中でも「“よみくずし”でしかも縞」ととても小さな
「千鳥格子」が気になる。(復刻してもらうしかないか・笑)
今よりずっと糸の質が良かったと、斉藤さん。
そしてお祖父様はとてもセンスがよく染めも織もお上手だった
とのこと。古い裂、木綿と絹の「絹唐(きぬとう)」も
触らせていただいた。格をあげるために、織られていたのかな。

斉藤さん以外にも帯と着尺でお二人の方の作品も並ぶ。
野蚕をつかったチャコールグレーの着尺に魅かれた。
上質のウールのような素材感がおもしろい。
男性の角帯も一味違うものが揃っていて楽しい。

そうそう、今年の設えは良かったですね。
そして木村さんご本人がお召しになっていた手紡糸の
唐桟にはジェラスです(笑)

2004.4.22 [木] ショットバー

書のクラス@浜松町。お教室の近くにガラス張りの
良さそうなショットバー発見。帰りに覗いてみたら
女性二人連れと男性客がちらほら。
次回、挑戦してみたいぞ。

二度続けて着物だったので、すっかり「着物の人」という
イメージが新しいクラスでも定着。「若いのにえらいのねぇ」と
ここでも。ははは、お褒めいただいた方よりは年下だと思うので
その言葉あり難く頂戴しておきます(笑)

2004.4.20 [火] ワイン会

@高輪プリンスホテル
Sちゃんに誘われて行かれなかったワイン会、同じ主催の
別ヴァージョンへ別友に誘われた。奇遇です。二つ返事で
一緒に行くことに。場所は高輪プリンスホテル。深く潜入
するのは初めてでした。実は少し侮っていた、高輪プリンス。
お庭もなかなかすてきで、レトロなボールルームもいい感じ。
イメージだけで判断しちゃいけませんよね。

フランスはロワールのドメーヌ・デ・ロッシュ・ヌーヴという
酒造元から生産者のThierry Germain氏を招いてのワイン会。
ジェルマンさんはボルドー出身で父親もワイン生産者。
自分らしいワインを造る為、閉鎖的なボルドーを抜け出し、
開放的なロワールへ移り住んでドメインを始めたそうです。
物静かな風貌ですが、ワインを語り始めたらやはりこの方も
熱かった!“シンプルでピュアなワイン造りを心がけている”と
言う言葉通り、きれいなワインでした。でも骨格はしっかりと。
テロワール(風土・地域性)の個性も確実に表現された...
もちろん、除草剤は使わず有機肥料のみ。良いワインを造ろうと
思ったら手段はおのずと決まってくるのですね。
ワインの世界と着物の世界、本当に似ていると思います。

ワイングラスが並んでいるブローチを帯留めに、ワインクーラーの
ピンバッジを帯揚げに留めて、“さぁ、試飲するぞ!”と言う
意気込みを表現しました(笑)

しか〜し、今日のワイン会。グラスが小さかった。しかも
カットグラス。ワインの能力を引き出すにはあまりにも
役不足。それだけが残念でした。

2004.4.18 [日] 活け花部

今日は風が爽やかで昨日ほど暑くなさそうだ。
と言う訳で、大島の袷に長襦袢も袷。その代わり、
肌襦袢や小物類はすべて夏仕様に切り替えた。
祖母が祖母の叔母から譲り受けた大島はとても薄く袷の
最後の頃に重宝する。ゑり正さんから届いたギザ綿は
肌当たりがとてもやわらか。しかし、大きい(涙)
Mサイズなのに。でもSサイズはなかったのです。
どんな素材でも続けて着用すると足のスネ、裾除けが
あたる部分、が痒くなる私。このギザ綿はどうだろう。
連続で着用して試してみたい。

早起きをして日本橋三越へ行くという目論みは、見事に
打ち砕かれる。あれだけ昨夜ワインを飲んだら、まぁ
無理だね(笑)

今年の活け花部、「和の枝を活ける」と言うのがテーマ
だが、今月は枝物をひと休み。急に気温が上がったので
ナルコラン・ドラセナ・ユーカリのグリーンに、白いミニバラ
“グリーンアイス”を合わせる。緑+白、好きな取り合わせです。

2004.4.17 [土] およばれ

精進クラス→銀座→友人宅
手土産はチーズとイタリアのデザートワイン。
マグナムボトルが待っているらしい。
わくわく。
チーズはここで購入。
http://www.kanshin.jp/...

それにしても4月に27度の予想気温とは。
かといって麻の長襦袢を着るわけにもいかなしい。とほほ

精進料理クラス、「新ジャガの蒲焼き」は本当に蒲焼きの
味がした!

丸山正@ギャラリー無境、では展示とともに
“巻き付け”のパフォーマンスを観る。
ギャラリーはなんとも落ちつく空間。パフォーマンスの
会場は“三日月”と言うお蕎麦屋さん。こちらもいい雰囲気でした。
パフォーマンスは面白かったけれど、布が少し可愛そうな気もした。
作者だからできる荒技ですね(笑)

運河沿いの友人宅ではお庭でワインとお料理を堪能する。
お庭のある暮らしはやはりいいなぁ。暑い日だったので
泡がとても美味しゅうございました。サンテミリオンの
マグナムボトルも美味。持参したイタリアのデザートワイン、
Alpageのチーズもよろこんでもらえて何より。
それにしてもAlpageの店主はいつもワインにぴったりの
食べごろのチーズを選んでくださる。そして価格もリーズナブル。
良いお店です。

2004.4.16 [金] 事始め

昨夜から浜松町で、新たに書を習い始めた。
これから一年は「仮名」を、という心構え。
創作に行かす為、初心に戻って基本から。

浜松町へ行く前に銀座もとじ「ぎゃらりー泉」で
近衛家・陽明文庫展を観る。と言ってもあまり時間がなく
名和文庫長のトークイベントの合間に、失礼を承知で拝見
させていただいた。もし機会があれば再訪したい。
18日(日)まで。

帰りがけに人質三人が解放されたというニュースを耳にする。
なにはともあれ良かった。権利・義務・責任... 色々な事を
考えさせられる事件だった。まだ人質になっているお二人も
一刻も早く解放されますように。

2004.4.15 [木] 素材

初夏のように汗ばむ日が何日か続き、夏用のアイテムに
気持ちが馳せる。汗をかくと肌がすぐに痒くなるので
これからの季節は、乾燥する冬と同じくらい神経質になる。

昨年は海島綿の肌襦袢を入手した。裾除けもないかと探して
みたが見つからなかった。ゑり正さんのサイトに夏用の裾除け
がいくつか出ていたので、メールで問い合わせる。お返事に
肌の弱い人にはギザ綿ものがお勧めとあった。エジプトの
ギザ綿はペルーのピマ綿・カリブ海諸島の海島綿と並び
世界三大の長綿花だそうだ。こちらを参照↓
http://www.chori.co.jp/...
ゑり正さんの「裾よけ ギザ」はフランスの紡績会社が織った
クレープ地。肌当たりがとても柔らかいとのこと。さっそく
オーダーする。届くのが待ち遠しい。

さて、海島綿に続いてギザ綿のアイテムを手に入れたら、残るは
ピマ綿だけですね(笑)

2004.4.14 [水] 今日は雨

昨日は伊勢丹の写真館に証明用写真を撮りに行った。
ついでに入浴剤など買い込む。行く先々で「今日は着物では
ないのですね」と驚かれた。むふぅ〜。落ちこぼれも
ここまで来ましたよ!>誰となく(笑)

用事を済ませて馴染みのBarでいっぱい。最近Sちゃんが
足繁く通っているようだ。たまには私も行かなきゃと。
なんてね(笑)
カウンターでカメリエーラと話をしていたら、帽子を
かぶったなかなか素敵な紳士が「混んでいるねぇ」と入ってきた。
場所を空けようとカウンターのはじっこに寄る。
その紳士、何も言わずに私の横へ。普通こう言うときって
「どうも」って言うか会釈ぐらいするんじゃない!?
見た目はとても紳士なのに、行動がジェントルじゃないので
がっかり。その後もビールを黙々と飲んでいた。別に
話さなきゃいけないと言うルールはないけれど、苦虫を
潰したような顔で隣で飲まれると、ちょっとね(笑)
寡黙に飲んでいても雰囲気が良ければいいんだけど。

2004.4.13 [火] 二人で201歳!

昨夜NHKハイビジョンですごい人たちを知った!
(と思ったらさすが真楽、すでにKWになっていましたね。
お知らせありがとう>ぬほりん http://www.kanshin.jp/...
京都西陣の山口伊太郎さん(102)と安次郎さん(99)の兄弟。

兄・伊太郎さんがジャガード機の故郷リヨンに寄贈した
源氏絵巻3巻。例えば桜の花。桜色に染まった花びらは
白い絹糸で織られている。周りにピンクの糸、その間に
プラチナを折り込んでいる。その効果で白い花がピンクに染まる。
伊太郎さんが創造するものを実際に形にする織師の方もすばらしい。

弟・安次郎さんがご自身で織る能装束。190センチと背の
高い舞手のために軽くする工夫。従来の“糸わたり”ではなく
“縫い分け”。裏も表のように美しい。一日8時間織って
15センチ織進むのがやっと。出来上がった能装束は美しく軽い。

お二人が口を揃えて言う、「95までは年齢を気にしたことが
なかった」と。これには驚いた。そして「一生研究」。
お二人に比べたら私なんてまだまだ赤ちゃんなのね(笑)

下記にお二人についての記事がありました。

http://www.tokyo-np.co.jp/...

2004.4.10 [土] トリプルヘッダー

早起きしてまずはお茶のお稽古。
終わってから駒沢大学へ出て田島隆夫展。
反物はもちろんのこと、絵もすばらしかった。
お手紙に書かれていた椿などはそのまま帯にしたい。

駒沢大学から青山一丁目経由で大江戸線に乗り換え
新江古田へ。ギャラリー陶花さんで行われている
堀江茉莉さん(型染め) と池田祐子さん(陶器)
の二人展を拝見。紅型の帯だったせいか、堀江さんの
スタッフと間違えられる。それとも何処でも態度が
大きすぎるのかしら(笑)
池田さんの焼き物は使い勝手も良さそうな上にとても
センスがいい。そのせいか、ほとんど売約済みだった。
小ぶりの手付きがなぜか残っていたので、それを買い求める。
堀江さんの作品は扇子を一つ。帯は工房へ行ってお願いする
お約束を(笑)

天気予報で気温がだいぶ高くなると言っていたので比較的
薄地の木綿(単衣)ででかける。それでも汗ばむ程でした。
そろそろ襦袢も単衣にしよう。

2004.4.9 [金] 温故知新

江戸に、ローマに、学ぶべきものは多い。
しかしよくできたシステムさえ永久には続かなかった。
何故だろう...

2004.4.8 [木] 花祭りに

お釈迦様のお誕生日は朝の雨もあがり青空が広がる。
今日は銀座でパーティ。その前に気になっているお店や
展示会を見ようと家を出る。すると、近所の富士高校に
すごい警察官の数!ヘリも上空を飛んでいる。プレスも
駆け付けている。何があったんだろう。様子を見ている人に
聞いてみる。誰かがピストルで自殺をしたらしい。
何とも物騒な世の中だ。
(結局暴力団二人が学校に逃げ込んで一人は自殺。
一人は逮捕された。)

気持ちを切り替えて、まずは青山一丁目のBINGATAYAへ。
http://www.kanshin.jp/...
友人二人のプレゼントとカード類、紅型の和紙を買う。
ペーパー類は布と同じくらい好き。あれもこれも
欲しくて困る(笑)飲み物の券をいただいたので
オリジナルブレンドのコーヒーを飲む。美味しかったです。

その後銀座へ出て、HOUSE OF SHISEIDOで今日から
始まった「美の生命力と唐草展」を観る。
http://www.shiseido.co.jp/...

資生堂本社ビルがリニューアルされ、1・2階が展示スペースに
なった。展示会はとても面白かった。ふろしきで馴染みのある
“唐草”のルーツや変遷、そしてそれをモチーフにした美術品や
資生堂のパッケージなど。二階スペースの一部はライブラリーに
なっていて自由に美術書や本を閲覧できる。企業がこう言う形で
経済活動から得た財産を還元することは、とても良いことだと思う。
バブルの頃に一時文化活動にお金を投入することが流行ったけれど
それはバブルの終焉と共に終わってしまった。資生堂の試みは
恒久的に続くと嬉しいなぁ。そうそう、この展示会無料です!

パーティはたくさんの着物姿の方に会えて楽しかった。
村林先生にもお目にかかれました。御御足は痛そうでしたが
それ以外はお変わりなく相変わらずのオーラを発していました。

パーティの後もう一つの予定。Sちゃんのお誕生日を二日遅れで
お祝いするのだ。あぁ、それなのに私ったら30分の大遅刻。
ごめんなさ〜い! 原因はパーティ会場を後にするのが
少し遅れたこと。急いで飛び乗った電車が逆方向だったこと。
Sちゃんの携帯番号を持たずに出たので(私は携帯、非携帯の人)
連絡ができず心配をかけてしまった。反省です。

楽しく飲んで帰宅。それにしても朝の事件は高校生が
巻き添えにならなくて本当に良かった。

2004.4.7 [水] シミその後

家にあったポイント用シミ抜きで無事落ちました。
よかった!

朝、古谷青遊さんにお目にかかる。いつお会いしても
着物姿がかっこいい。いったん家に戻り吉祥寺の
東急デパートへ。友人が催事に出展しているので
お煎餅を近くで購入して陣中見舞い。お煎餅屋さんで
着物に帽子が好評だった。その後、田島隆夫展へ
足を延ばすはずが、東急で長居をしてしまったので
あきらめる。土曜日にはぜったい!
http://www.kanshin.jp/...

代わりに新宿へ出て、紀伊国屋へ。「武士道」(新渡戸稲造著)
の新刊(対訳版)が出ていた。
http://www.amazon.co.jp/...
映画の影響か。これは文庫本で数年前に読んだが
とても興味深かった。
http://www.amazon.co.jp/...

そんな私は19歳の時、カナダのヴァンクーヴァーにホームステイ
するまで新渡戸稲造を知りませんでした。彼の地で客死されている
ため、新渡戸記念公園がヴァンクーヴァーにはあるのです。
すでに25年も前の話ですよ。大昔ですね(笑)

2004.4.6 [火] シミ

今からちょい遠出のために唐桟・白格子を着た。
ふと袖に目をやると、濃いピンクのシミがぁ〜(涙)
いつ付いたんだろう? きっと赤ワインです。
濡れた冷たいおしぼりで叩いたけど落ちない。
出発時間は迫っているからこのまま行っちゃいますが
時間がたっても落ちるかなぁ>赤ワインのシミ

え〜ん(涙)

2004.4.5 [月] 覚え書き

奥順さんにお聞きしたことを忘れないように。
●結城は縦糸が横糸より太いので光にかざすと縦に雨のように
模様が走る
●結城の化学染料はバイエルンのもの 堅牢度は最高クラス
および身体にやさしいもの
●いざり機と高機、一世代で着ている分には違いが出ないし
わからない
●結城の高機にはいざりで織られる効果を得る為にスプリングを
つけて工夫
●結城の糊は縦糸だけについている 糊落とし(湯のし)は
結城で

昨日「玉のり」さんの展示会が最終日だと急いで出掛けるも
最終日は土曜日でした。とほほ
電車に乗ってしまったので代わりに銀座へ出る。
もとじさんの新店舗にいち早く潜入。呉服屋さんではもったい
ないような設え(笑)ワインでも飲ませていただきたい雰囲気。
さっちんも日記に書いていた“丸洗いの水洗い”(1万5千円程度)
は良さそうだ。京都の特定の水でないと駄目らしい。

画像はお花見で出会ったワンちゃん

2004.4.3 [土] お花見

今日はお花見の日。
まず午前中は近所の善福寺川をサイクリング。
ここは毎年お花見をするスポット。川辺に
レンギョウ・ヤマブキ・ボケ・ユキヤナギなどが咲きそろい、
満開を少し過ぎてはらはらと花びらが散る中、自転車を
走らせるのはなんとも幸せな気分。
芽吹き出した木の芽の若々しい緑の中に霞む桜。
草野心平の詩「富士山」を思い出してしまう。

“麓には桃や桜や杏さき むらがる花々に蝶は舞い
億万万の蝶は舞い...”

今年は花粉も少なかったし、本当に良い春でした。
2001年の様子ですが善福寺川の桜はここで!
http://www.ottimo.co.jp/...

さぁ、午後は北沢川緑道桜並木です。

下北沢駅を出発して、北沢川緑道から羽根木公園。
途中緑道の桜のトンネルの下で、シャンパーニュで乾杯。
この日はお花見と一緒に、M青年の大学卒業のお祝いも
兼ねる。やはり桜には青空が似合うよねぇ。
羽根木公園は梅林が見事のよう。来年はここで梅見をしよう。
夜は梅丘のイタリア料理店、さらにもう一件ワインを楽しんで
帰宅。早起きサイクリングのせいか、二件目ではへろへろでした(笑)

途中羽根木公園で着物娘三人を発見。目で追っているとNちゃんに
「ヨウコさん、お直しオバサンの目になっていますよ」と言われる。
いやぁ〜ん、妙に短い着物の丈をそんな目で見ていたの、わたし。
なかなか雰囲気のある三人でしたが、そう、着丈が短いのです。
あれはわざと?

2004.4.1 [木] 今日は父

昨日の弟に続き、今日は父のお誕生日。
そう亡き父はApril Fools' Day生まれなのです。

今日から新しくなったことが結構ある。
まず営団地下鉄が民営化して東京メトロに。
総額表示義務づけ開始。など。

総額表示に関しては一見、消費者には便利なように見える。
手に取った商品の金額とレジで会計する金額が一緒で
わかりやすい。しかし、総額表示になると消費税を幾ら
払うのかわかりにくい。店舗によっては本体も併せて
表示しているところもあるけれど、総額表示だけのところも
多い。これって消費者の税に対する認識をうやむやにさせようと
するお上の意図を感じてしまうなぁ。お店だって総額表示に
なると消費税が変わる度に値札やレジをすべて変更しなくては
いけなくて、余計な手間と出費がかかる。これって何の為に
変更になったのかよくわからないぞ。どうですか?>皆さん!

2004.3.31 [水] 弥生も終わり

今日は3月最後の日。弟の誕生日でもある。
おめでとう、弟よ。

実は我が家は私を入れて4人兄弟姉妹(田舎者の
子だくさんって思った人にはデコピンですよ・笑)
姉・兄・私・弟の素晴らしいフォーメーション。
そして姉以外はみな3月生まれなのだ。

今月はお誕生月だったので嬉しいお祝いの言葉や
素敵なプレゼントをたくさんいただいた。有り難いことです。
その他にも3月は嬉しいこと悲しいこと辛いことが
これまでの人生でいっぱい詰まった月。
嬉しい気持ちと切ない気持ちとちょっぴり後悔と...
でも明日からまた新たな一年が始まる。
欧米に倣って9月を新学期にという声もあるようですが
私はやっぱり4月を一年のスタートにしたい。
花々に見送られて、そして迎えられてまた新しい一年。
自分が3月生まれだから、余計にそう思うのかもしれませんが...

ところで、写真は友人のカップルにいただいたTシャツ。
似てるらしい。似ているのだろうか。

2004.3.31 [水] Furoshiki

愛用のMac、チタンを包もうと思って
九印さんのFuroshikiを購入しましたが
そのまま持つには私にはちょっとゴツイ。
手持ちのバッグには入りそうもない。
と言う訳で、デザインコンセプトはとても
良いと思いますが、私には現実的なアイテムでは
ありませんでした(涙)

すてきなのに残念!

現物を見て、欲しいと言う方いらっしゃらないですか?(笑)

http://www.kanshin.jp/...

2004.3.30 [火] 桃と栄螺

「三千年に一度だけ花を咲かせる不老長寿の桃」
えりりんの日記からの連想。メンバーの日記からは
いろいろと連想が広がりいつもとても面白くまた
勉強になる。こう言う知識の広がりって本当にいいなぁ。

今日は新江古田から二子玉川、渋谷・新宿を経て帰宅。
ハルクで魚介を買う。山盛りサザエ(千葉産)が880円とは安い。
しかもさらに一つおまけしてもらう。気仙沼のメカジキも美味。

今日もたくさんの素晴らしい布を見る。

2004.3.28 [日] シャンパーニュ

今日はワイン勉強会「シャンパーニュの古酒」!
なんと一番古いものは1964年のヴィンテージでした。
シェリーと紹興酒を足して2で割ったような味わい。
テイスティングのときは少し“むむむ”でしたが、お食事タイムに
ラングルというシャンパーニュ地方のチーズと合わせたら
最高でした。良いブドウが使われていてきちんと作られている
物は古くなってもそのポテンシャルは失われず、と言うよりは
新たな魅力が出てくるものなのですね。シャンパーニュもまた
着物と同じなのだと思いました。

写真はカタクリ。この後真鯛のカルパッチョの付け合わせに
なってしまうのですが、あまりに可憐なのでしばらく飾ってから。

2004.3.27 [土] 快晴!

久しぶりに気持ちのいい週末。
まず精進料理のクラスへ。韃靼そば茶飯、これは
大ヒットです。

お昼過ぎに友人と待ち合わせて日本民藝館へ。
ずっと気になっていたところ。井の頭線の
駒場東大前から徒歩5,6分。特別展示は
「英国の古陶・スリップウェアの美」。
以下パンフレットより抜粋:
“18ー19世紀頃、英国の家々で日常的に使われていた
「スリップウェア」。この焼物の美しさを、世に初めて
紹介したのは民藝運動の先駆者達でした。(後略)”
私はスリップウェアという名前も初めて。
使いやすそうなでもとても雰囲気のある器でした。
スリップウェアについて詳しくはこちら。
http://www.slipware.jp/

その後旧前田侯爵邸の洋館と和館を見て、市ケ谷へ移動。
http://www.kanshin.jp/...
念願の「小石丸」を見る。その小石丸で織られた反物は
とても軽く(糸がたいへん細い)光沢がある。
まさに天女の衣、羽衣と言った様子。

クルリトーキョーにも寄りたかったけれどこちらは
諦めて参宮橋へ。美味しいスペイン料理を堪能して帰宅。
途中、桜も楽しんでとても有意義な土曜日だったなぁ。

写真は旧前田侯爵邸・洋館よりみる庭園の桜

2004.3.26 [金] うぐいす

ホーホケキョといい声で鳴く春告げ鳥。
時はお茶のお稽古、場所は浜田山。
23区内にもいるんですね! ちょっとびっくり。

2004.3.25 [木] まだまだ続く

幸せな夜。
仲良しグループの3月合同お誕生会。
場所は乃木坂と赤坂の間にある「岩壁」という
意味の魚介料理のみのお店。
オリーブオイルを輸入している知人から先日
シェフを紹介してもらったばかり。
若くてとてもさわやかなシェフなんです。
お店のスタッフもとても感じが良く、私たちの
我がままにしっかり応えてくださった(笑)

行きは雨が止んでいたのに帰りは予報通り雨。
ここのところ雨下駄・雨ゴートが大活躍です。

今週末の晴れを期待しながら夜は更けるのでした。
あぁ、今夜も本当に幸せ。

2004.3.22 [月] 幸せな夜

嶋田悦子さんの藍染め格子の木綿で中野へ急ぐ。
手紡綿のこの着物はかなり地厚で、子供のころに
あったようなネルのガウンを想像して、いつも
一人でにやにやしてしまう。とても楽しい着物です。

中野通りの桜も枝によってはかなり咲いている。
こんなに寒いのに健気だなぁ、と見上げながら急ぐ。
今夜は道が混んでいて約束の時間ぎりぎりなのだ。

カウンターにはすでにSちゃんとBさんが座っている。
今月7日がお誕生日だったので、そのお祝いをしてもらう。
まずはシャンパーニュのロゼで乾杯。肌寒いのでこっくりした
白を飲み、次はスペインの赤、95年。ソムリエのおねえさんが、
リリース直後に飲んでこれは絶対寝かせて置きたいと思った
ワインだそうだ。どんぴしゃ飲み頃!ヘーゼルナッツ、カカオ、
ほのかに黒胡椒も感じる。あぁ、こう言う出会いがあるから
ワインはやめられません。

Sちゃんから茜・玉葱・矢車で先染めされた素敵な帯揚げ。
Bさんからはシャープなストライプがかっこいい器。
そしてSちゃんのお友達Kちゃんからは、お手製のバッグ。
とても見事なバッグです。着付けをちょこっと教えただけで
こんなお礼をいただいちゃっていいのかしら。でもうれしー。
日曜日には別のKちゃんから美味しいお菓子BABBIもいただいた。

自分ではもったいなくて買えないものをプレゼントされるのは
本当にうれしい。幾つになってもお誕生日はいいものだと
改めて実感(笑)そして心優しい友人達に心から感謝!

2004.3.21 [日] 活け花部

晴れて良かった。
今日のお花は、
●枝物:木五倍子(キブジ)・別名 木藤(キフジ)
キブシ科キブシ属 原産地 日本、中国
*イチョウと同じ雌雄異株、秋には銀杏に似た実がなる
●花:スプレーギク モナリザ(白)・舞風車(赤紫)

今年は枝物で和物を積極的に活ける、という目標。
Y部長が見つけてくれた中目黒の昔ながらのお花屋さん。
さすがに枝物強し。しかし、枝物に強いお花屋さんは
花物に弱い(というか種類が少ない)というジレンマ。
今日はお彼岸でしかも日曜日。心配していたように
お花がほとんど菊でした(苦笑)個人的にあまり菊が
好きではないので(まだオコチャマですね・笑)悩みつつ
スプレーギクを二種。変な先入観のないメンバー達からは
ブーイングが出ず、ほっと胸を撫で下ろす。
本当は一重のオールドローズなど合わせたいところ。

家にも何もお花がないので、ハッピージェネレーションと言う
名前のチューリップを買う。葉が白い斑入りでめずらしい。
これは渋谷駅の青山フラワーマーケットさんで。

ドリフ世代なので、悲報にショック。
いかりや長介さんのご冥福を心よりお祈りします。

2004.3.20 [土] 試飲会

近所の酒屋さんのスタンディングバーでブルゴーニュの
生産者を囲んでワイン会。雨コート・雨下駄・雨傘...
とても寒い夜でした。

会の方は生産者を囲んで和やかなけれど真剣な良い会。
この作り手はビオディナミでワインを生産しているのだが
特にそれを売り物にしている訳ではないと言う。
土の持つ力をひき出して良いワインを造ろうと思ったら
畑に農薬を撒く行為は考えられないだけだそうだ。
他にもっと良い方法があればビオディナミにもこだわらないと
言う。確かに良いゴールを目指して方法があるわけで、
方法が最初にありきではありませんよね。ビオで作られて
いたって美味しくなかったら何の意味もない訳だし。

この生産者、フレデリック・コサールさんと言うのですが
年齢は40歳、ソフトでシャイな物腰と強い信念、そして
ワインに対する愛がある。冷静な、けれど深い愛。

物作りはすべての世界で共通していると思いました。
「愛と信念、そして柔軟な心」、やはりこれでしょうか。

昨年末小松屋さんで購入した雨下駄はすこぶる具合良し。

2004.3.19 [金] 武蔵小山

少し前に大阪に戻った友人が出張で上京。
彼を囲んで飲むことになり、武蔵小山の「川島」まで。
美味しい肴とめずらしい日本酒の数々、
出てくるもの出てくるもの、ほとんど知らないものばかり!
着物同様、良いものを作っている作り手さん、
たくさんいるのですねぇ。

遅れて入ってきた年配の男性四人連れ。和気あいあいと
いい雰囲気。一人の方が私たちにタバコを吸ってもいいですか?
と尋ねてくる。こう言う風に言われるとタバコが苦手な私も
嫌な気はしません。笑顔で「駄目です」って答えました(おいおい)。
そうしたら「そんなつぶらな瞳で言われては」(高校生のころ
“ハイランドの目”と呼ばれてました)と一番端っこの席に移動
してくれました。素敵なオジサマです。

今日は出先で着物を着替えなくちゃいけない訳あり
だったので、私にはめずらしく半幅。知人の作家に
オーダーしたウールの織。チャコールグレーの裏を
見せて締めてみました。縞の表もいいけれど無地の裏も
いい感じ。
鏡のないところで着替えるのは、やはりまだ難しいなぁ。

写真は紅一点(一応ね・笑)の私だけサービスしてもらった
「食用鬼灯」のカラ。
ホオズキ、好きです。ここのはとても美味しかった。

2004.3.18 [木] やったぁ!

ううう、開花宣言の今日、サッカーも「桜咲く」!
養花雨は文字通り花を咲かせる雨となりました。
とても幸せです。満足です。嬉し涙です。うぅ〜。

シャンパーニュのロゼ「MARC HEBRART」で乾杯。

2004.3.17 [水] 消費行動

日記を読むとBBSがきっかけで、多くのメンバーが
消費について考えているようだ。ときには色々真面目に
考えることも大事だよね(と自分に言い聞かせている・笑)
ただし、「古着購入」がNGで「お誂え」をやみくもに
奨励している訳ではないですよ。“真っ当なものにお金を払って
そのお金が正しく社会で循環する”ことを私は望んでいるのです。

さて、今日は午後からお見舞いのお花を手配しに行く。
場所は新宿伊勢丹地下2階、BPQCにある「more than words」。
http://www.kanshin.com/...
用事が済んだところで、7階の呉服売り場でも冷やかさそうと
あがっていくと、松栄堂さんが特別販売をされていた。
http://www.kanshin.jp/...
いつもは伊勢丹には置いておらず、日本橋三越まで行かなくて
いけないので、この機に下記アイテムを購入。
極品防虫香・誰か袖匂い香(詰め替え用)・香(MARINE)

同じく匂い香をご覧になっていた上品な御婦人がお声を
掛けてくださる。とてもきれいな日本語。今は亡き、
お花の先生にとても雰囲気が似ていた。やさしくて品があり、
それでいて温かみもある物腰。素敵な方に着物姿を褒められると
本当にうれしいです。祖母の着物を着ているときに出会ったことが
余計にうれしい気がしました。

松栄堂さん、銀座8丁目に店舗もあるそうです。

2004.3.16 [火] サッカーU-23

私が観てると負けないぞジンクス記録更新中!
やったね。やったぞ。よかったぞ!
阿部君と大久保君に拍手!!

それにしてもどきどきです。はぁ〜。

2004.3.13 [土] 恵比寿

午前中様子を見たら大丈夫そうだったので恵比寿の
遊中川さんへ。  http://www.yu-nakagawa.co.jp/
坂野友紀展を見に行く。
金属を使ってスプーン・フォークやお皿などを作って
いる坂野さん。今回は遊中川さんとのコラボレーション、
取っ手が彼女のバックが多数出ていた。これが大人気で
ほとんど売約済み。
私はアルミのボタンを、洋服を作っている知人への
プレゼントに購入。いただいた桜茶が美味しかった。

会場で真楽のKさんにお目にかかる。一緒にお茶をして
楽しいお喋り。型染めの帯が素敵でした。

遊中川さんは新宿伊勢丹の7階にも入っていて麻の小物類が
すてきなので、ちょっとしたプレゼントによく利用しています。
季節ごとに出る、袋入りの飴がとてもかわいい。

2004.3.12 [金] 復帰

ようやく熱が下がる。ごそごそと起き上がり真楽をチェック。

かずさんの日記にあったリグロインとベンジンの違い
私にとっても永遠のテーマです(笑)
前に呉服屋さんで聞いたときは、リグロインはベンジンより精製度が
低く、揮発しにくいので、扱いやすい、ということだった。
辞書で調べたら、
●リグロイン
沸点が60〜120℃のガソリン。実験室用の溶剤として用いる。
普通,ベンジンのことをいうことが多い。
●ベンジン
石油を蒸留、精製して得られる,沸点がほぼ30〜120℃のもの。
ガソリンの一部をなす。引火しやすい。燃料・溶剤・しみ抜き用。

と言うことはリグロインはガソリンでベンジンはガソリンの
一部と言うこと?

ベンジンと石油ベンジン、ちょっと面白いサイトを見つけました。
http://www.google.co.jp/...

2004.3.11 [木] 高熱

仕方なく一日ベッドの中。
着物も片づけられず。とほほ

2004.3.10 [水] 小格子

今日は友人のお店のお花を活け替える。
さっそく小格子を着て出掛けようと先日半襟型染め講習で
お世話になった「ころもや」さんの半襟をちくちく。
それにしても半襟を掛けるたびに針を指に刺す不器用な
人も珍しいのでは(苦笑)

昨日書きそびれてしまったが、木村さんに今度の個展に
出すアイテムを見せていただいた。個人的には
「小千谷・更紗」がキーワード。思い掛けなく探し物が
見つかるなど、木村さんをお訪ねするといつもハッピーな
ことが。展示会がますます楽しみになりました。

http://www.kanshin.jp/...

出先で唐桟の白小格子大好評。呉服店で逆セールストーク
などしてみたり(笑)
色違いの小格子を着たさっちんに偶然会う。

夜、またも熱が出る。う〜ん。

2004.3.9 [火] 豊玉と幕張

昨年春の一衣舎さん個展で、斎藤さんにお願いした
白っぽい小格子を取りに伺う。もちろん出で立ちは唐桟。
帯は山岸さんの桜色。
小格子反物で見たときも良かったけれど、仕立て上がると
またぐっといい。
航空絹布の色が、もう少し紫がかった小豆色を想像
していたのだが、どちらかと言うと紺に近い。
そのせいか、さらにすっきりした印象。衿はまた
バチ衿に。袖を通すが楽しみであ〜る。
この紺ヴァージョンは真楽メンバーSさんのところに
婿入りしているはず。

その後は幕張まで足を延ばす。FOODEXへ行くのは初めて。
Macの展示会以来の幕張はちょっと遠かった(笑)
取り合えず知人が出展している海外出展ゾーンへ。
なんとも面白すぎる展示会ではありませんか。
キモノだったので、海外から来ている方はもとより
日本の方もとても親切にしてくださる。キモノ効果は
絶大ですね(笑)ちなみに会場ではお一人キモノ姿の
女性を見ました。韓国パビリオンのチマチョゴリ姿の
スタッフも素敵だったなぁ。

それにしても規模の大きい展示会でほんの一部、
イタリアパビリオンとその周辺、しか見られなかった。
出来たら最終日にもう一度。新たに仲よくなったイタリアーノが
自分のところのオリーブオイルをプレゼントするから、と
わざわざ昨夜電話をくれた。やっぱり行かなくちゃ!(笑)

2004.3.7 [日] イベント

今日はシチリアのトラーパニ市主催のイベント。
イベントだしお天気もいいし、個人的にも記念日だし。
と言う訳でいつも地味な私にはめずらしく華やかに。
こう言うときは昔着物です。自分で仕立てた物は皆渋めなので(笑)

イベント会場は有楽町の外国特派員協会。トラーパニ市の方や
リストランテのオーナーに再会出来たのは良かったけれど、
なんと専門の通訳を頼んでいなかったようで、たいへんなことに。
私が誘った友人が通訳として駆り出されこき使われてしまいました。
誘った私の立場が!(涙)
それにしてもイタリア人、もとい、シチリア人たら。
何を考えているのだろう。何も考えていないのよね(涙)

会場に着物姿は私を入れて三人でした。その内の一人大島を
着ていらした方は、山梨県にお勤めでなんと私の出身地都留市の
オフィスにお勤めでした。昨年研修でイタリアへ行ったそうです。
奇遇です。

この日はイベントの前にとても大切な人からお誕生日の
祝福を受ける。ありがとう。

2004.3.6 [土] 工房見学

長板中形染の松原染織工房さんへ。
http://members2.jcom.home.ne.jp/...
装道さんの見学に混ぜてもらう。
工房の所在地は江戸川区松島、関東大震災後、こちらに
移られたようだ。戦前はたくさんの染め物屋さんが
あったけれど、今は数件とのこと。

型を置いて防染糊を置く作業と藍瓶での染め行程を見せて
いただく。とは言っても装道さんはなんと60名!そこに
一人混ざっての見学はなかなか辛い。これはもう一度真楽で
来なくては(笑)

藍が付着染料で生地の中心には染み込まず裏に抜けない
というのも初めて知った。だから裏表違った柄のものが
あるのね。そうかそうか。言われてみれば納得!

染めは糸を染めるのとは違い、糊のついた反物を染めるので
糊が脱落しない、三回から四回が限度だそうだ。
藍は空気に触れて酸化して初めて色が出る。デモンストレーションの
木綿のハンカチも最初に引き上げたときは青より薄い緑色。それが
しばらく空気に触れさせているとだんだん濃くなっていく。
それを何回か繰り返す。
ジーンズなどを染める化学染料は98%が色素だけれど、自然の
藍は7%色素があれば御の字とのこと。

藍瓶は温度を20度以上にするため、瓶四つ事の真ん中に火を
入れる場所があり、おがくずを燃やしている。瓶の深さは
かなりあって、下の方は茶色。藍色は表面だけなのね。
藍のご飯は「フスマ」だそうだ。昔は簡単に手に入ったものが
だんだん入手が困難になって来ていて、道具周りから難しい
状況になっていると、これはどこでもよく聞く話。

染めの説明をしてくだった松原孝司さんが冗談めかして
いつまでやっていられるんだか、とおっしゃっていた。
戦時中は平和産業とされいったんは廃業に追い込まれた
長板中形。戦後、復元された江戸時代の紺屋の火を消さない
ためにも重要無形文化財「長板中形」保存のためにも
まずはお金をためて、反物を1反手に入れたい(^^)

そうそう5月に展示会があるようです。松原さんの反物を
欲しいと思っている方は、その展示会がチャンスのようです。

2004.3.5 [金] 啓蟄

今日で晴れて病院通いから開放される。
「治りが早いね」とドクターに言われてるんるん(笑)
午後は久しぶりにお茶のお稽古。冬ごもりの虫と
一緒に動き出す私。伝言でも多くのお見舞いを
いただきました。うれしいなぁ。真楽っていいなぁ。

病院で会計を待つ間に長嶋さんのニュースを知る。
後で新聞を読むと、父の経緯とまったく同じ。
倒れた年もほぼ一緒、60代後半はひとつの山ですね。
そんなこともあって、とても気になる。父は糖尿病も
あったので、4ヶ月後に逝ってしまいましたが、
持病のない長嶋さんはきっと元気に回復なさるでしょう。
お祈りしています。

サッカーU-23はUEAラウンド最終戦を2対0の勝利。
疲労もピークのようだったが、気力の後半戦には拍手!
それにしてもUAEの選手、後ろからラグビーのような
反則はいかがなものかと.....

2004.3.3 [水] 雛祭り

しばらく安静に、を良いことに真楽をのんびり
見ながら過ごす。でも雛祭りの用意が何も出来なくて
しょんぼり。そんなところへ荷物が三つ!

一つは知り合いの作家(テキスタイル)・峰島さんから
オーダーしていた半幅帯。
もう一つは、友人から桃の節句のお菓子。
最後の一つは、別の友人からバースデーカードと素敵な
お誕生祝い。(今度の日曜日がMy Birthdayなんです)

しょぼんな気持ちはどこかに吹き飛び一瞬にして
ハッピーな気持ちに。だってどれも本当に嬉しい物ばかり。

半幅を織ってもらった峰島さんはスウェーデンで
テキスタイルを勉強したせいか、渋い色みの物でも
どこかクリアで、そこがとても魅力。
フルオーダーは今度の帯が初めてだったらしい。
悩みながらもとても楽しんでくれたようだ。
具合が良くなったらさっそく締めてみよう。

2004.3.2 [火] 扁桃炎

日曜日の夜から喉と身体が猛烈に痛み出し熱が
39度5分をマーク。いよいよインフルエンザ
かと思ったら、扁桃炎でした。
そう言えば姉は良く子供の頃に腫らしていたなぁ。
私は初扁桃炎です。

しばらく大人しくしています。
皆様も季節の変わり目、くれぐれもご自愛の程。

2004.2.28 [土] 1:47 pm

午後から日本橋堀留町の「ころもや」さんへ。
http://www.koromoya.com/...
梨園染の戸田屋さんの並びです。残念ながら
こちらは土曜日お休みでした。
http://www.rienzome.co.jp/...

半襟型染めの講習会。費用は半襟代の1,500円!
人形町の駅から200m程の問屋街にいきなり
モダンなお店が出現。一階が店舗と工房、二階が
かなり広いイベントスペースになっていて、その二階で
講習会。店主・根津さんの説明と実演、それから
各自好きな型紙を選んで、製作。
私は写真のぱっと見には幾何学模様、実はお人形さんの
型を選びました。ころもやさんの職人さん途中やさしく
アドバイスをしてくださり、それなりの物が完成。
他には「クモの巣」や「市松と千鳥」「大名行列」などの
模様。
リリコさんを始め数人の真楽メンバーにお会いする。
皆さんしっかりチェックしてますね!って自分も(笑)

お店のラインナップもなかなかでした。ギンガムチェックの
鼻緒の下駄もキュートだったな。

その後はちどりさんKWの「高虎商店」さんへ。
http://www.kanshin.jp/...
友人のお誕生日プレゼントを購入。お兄さんがなかなか
いい感じ。楽しくお買い物が出来ました。また行こう。

夜は目黒のビストロで美味しい食事。あ〜、良く歩いた。

2004.2.26 [木] なか志まやさん

「春の気っ風市」へ昨夕足を運ぶ。
http://www.nakashimaya.com/
昨夏、神楽坂のギャラリーでの展示会へは
伺ったことがあるけれど、お店に行くのは
初めてである。店主の好みが反映されたなかなかの
品揃え。伊予紬の八寸帯が気になる。
最終日(29日)までちょいと悩ませていただこう。

駒場の「日本民藝館」へも足を延ばしたかったが叶わず。
こちらは次回のお楽しみ。

帰りに立ち寄ったワインバーで中野の昔の様子を、
生まれも育ちも中野という床屋さんに伺う。
それにしても年配の方は教養があるなぁ。

2004.2.25 [水] γ-GTP

すぐに対抗する私(笑)
'01:6
'02:9
'03:10
という数値でございます。
これからも心置きなくご一緒できますわね!>真楽飲み部長

“真楽飲みの本部長”僭越ながら慎んでお受けします(笑)
って日記を伝言代わりに使ってすみません。
皆様の小窓をうるさくするだけですね。てへ

2004.2.24 [火] きらきら

妙に部屋が明るいなぁ、春だなぁ、
と思ったら窓がキレイになっている!
日曜夜の雨風で洗われたらしい。
ラッキー(笑)

2004.2.23 [月] このまま春?

昨晩はすごい春の嵐でした。
“きものサロン”は顔見知りのライターさんに
頼まれたのですが、トシもバレバレでちと恥ずかしい...

彼岸桜が満開。椿もすてきに咲いています。

手元の花辞典を参照。手前の白は「蓮見白」か「白菊」、
左の斑入りは「花車」、赤いのは「赤羽衣」、右側に花びらだけ
写っているピンクは「明石灘」だろうか。椿の種類はとても
多いので難しい。
ちなみに「日本書記」には”海石榴”の字で表現されており
”椿”の字は「万葉集」で初めて登場するらしい。

大きな画像はこちら↓
http://www.ottimo.co.jp/...

2004.2.22 [日] 恵み

葉山からすてきなものがたくさん届いた。
お願いしていた食材とともにやって来たのは
裏山で採れた蕗の薹。沖縄からのタンカン。
お庭の椿。
葉山に住む友人の心尽くしが本当にうれしい。

今日はワインの勉強会の日。その後の食事会に
到来物を出す。皆思い掛けない春の恵みを喜んでくれた。

どうもありがとう!>葉山の友よ

2004.2.21 [土] 次のアイテム

絵織ちゃんの日記を拝読して、染織の修理が気になる。
「小石丸」という繭、名前がかわいい。
結城の紬は私もいつか手に入れたいと思っている。
カプチーノを薄くしていったようなベージュが欲しい。
良い出会いがありますように!

今日はお茶のお稽古とアクシスへの予定。
http://www.kanshin.jp/...

アクシスギャラリー、予定通り行ってきました。
素晴らしい手仕事に触れ、心が揺り動かされました。
人間て素晴らしい。同じ人間として、こう言う仕事に
携わっている方々を心から誇りに思います。
せめて私は本当の手仕事にお金を払える人でありたい。
一生懸命働こうと改めて思いました。

2004.2.19 [木] ゴキゲン

です、今日の私。ふんふんふん
鼻歌まで出ちゃったりして(笑)

夜は中野でワインを楽しむ。
「鴨のサラダ」をはじめお料理も相変わらず美味しい。
お誘いありがとう!

口にするものではずせないアイテムはどれか?で
盛り上がる。私はお酒だなぁ。しかしオリーブオイルも
かなりプライオリティー高し。

横縞の大島に、大島の帯。セオリーでは同じものの
組み合わせはいけないのだけれど「あえて」。
帯巾は7寸5分。

春めいた夜、足取りも軽いよねぇ。あっ、千鳥足か(笑)

2004.2.18 [水] カルチョ

一次予選の初戦から声カレカレの私。
心安らかに眠りにつけることを八咫烏様に心から感謝。
あぁ、心を鍛えなくては! これでは身が持ちません。

勝って本当によかったぁぁあああああ!

お花は「彼岸桜」を飾って「悲願咲く!」(笑)

2004.2.18 [水] shunga

えりりんの日記を読んで先日書店の店頭で
ぱらぱらとめくった画集を思い出しました。
お好きな方にはこれは必須ではないかと!(笑)

http://www.amazon.co.jp/...

2004.2.16 [月] 羽織

告白します。私は羽織を数える程しか持っていません。
一枚は着尺で作ったmy first haori。
もう一枚は父方の祖母のもの。
後の一枚は、出先であまりに寒くて購入した古着。
その他にいただきものの羽織が二枚。
(その内稼働しているのは二枚)

羽織を着始めたら重宝で手放せなくなりました。
来シーズンに備えてとりあえずもう一枚仕立てることに。
母方の祖母の着物を解いてあったので、それで作ることに
しました。とりあえず羽裏をセールで購入。

今日は別冊和楽の森田空美さん特集、着付けページの帯結びを
参考に。今までのやり方よりさらに帯に負担がかからない。
結果、友達の友達メソッドを石田節子さんの本を参考に
自分なりにアレンジ+鈴木空実さんメソッドを取り入れてそれを
進化。う〜ん、我ながら素晴らしい歩みです(笑)

2004.2.15 [日] 夢うつつ

昨日は、お茶→浅草骨董市→歌舞伎→スタンディングバー
と言う一日。骨董市は地元民・さんごさんの先導。
お世話になりました!
せさんとフサエさんがご一緒。お志津さんは風邪で来られず。
今ごろ大人しく養生しているかしら。
市松の切子、冷茶グラスとあったものを、お酒を呑んだり
ビシソワーズなどを入れたりするのにいいなぁと購入。
お値段は一個千円を700円にて。
皆さんとはその後お茶を飲んでお別れ。私は一路歌舞伎座へ。

友人のピンチヒッターで大層素晴らしい舞台を観る。
二月代歌舞伎・夜の部、演目は
1、三人吉三巴白浪
2、仮初の傾城・お祭り
出演は、玉三郎、仁左衛門、團十郎、左團次...と豪華絢爛。
http://www.kabuki-za.co.jp/...
席は花道の脇! 三人吉三の特に大詰がなんとも美しくて
かっこよくて惚れ惚れ。後ろの通だと思われる年配の方は
「やりすぎね」とおっしゃっていましたが(笑)
役者も衣装も間近で見ることが出来て、まさに昨夜は歌舞伎の虜。
お話もビギナーにも良くわかるもので、心から楽しむことが
できました。そしてやはり玉三郎はすごいと思った夜。

2004.2.14 [土] Valentin's Day

Happy Valentin's Day!

春一番も吹きましたね。

2004.2.12 [木] 文楽

ついにデビュー!
知人に誘われて国立劇場で文楽「国性爺合戦」を観る。
うわぁ〜、なんて面白いの!一大スペクタクルだよ!!
文楽と言えば、心中物が浮かんでしまう私ですが
このプログラムは登場人物も多く、さらに虎も登場して
なんとも壮大な舞台でした。

「国性爺合戦」は近松晩年の大作で、コンビを組んでいた
竹本義太夫亡き後、その後継者の竹本政太夫のために書いた
作品の一つ。後継者問題も含めて新体制の顔見世興行であり、
その上興行は大成功となったそうな。詳しくは下記で。
http://www.mekong.ne.jp/...

人形を遣うという職人芸がプラスされ、お能や歌舞伎とは
また違う魅力。その魅力にすっかり心を奪われてしまいました。
これを機会に文楽へも足を運びたい。

私たちが見たのはAプロでしたが、次のBプロはなんと
吉田玉男・吉田蓑助出演のプラチナチケット、曾根崎心中でした。
一度は生で見てみたい!

2004.2.10 [火] 東京ドームな日

友達から「テーブルウェアフェスティバル」のチケットをもらう。
http://www.tokyo-dome.co.jp/...
例年気にはなっていたが、わざわざお金を出して行くほどには
今一つならなかった展示会。チケットをもらえるとなると
興味は俄然涌いてくる(笑)友人を一人誘って東京ドームへ。
コンテスト部門では「トレビスの小さな器」あさくらやよい
「Luxury Bowl」青木良太 などが気になった。
国内の代表的な陶磁器19産地による器の競演「全国陶磁器産地の
銘品紹介」もなかなか素敵な空間だった。
織物同様色んな産地ががんばっているのだなぁ。
http://homepage.mac.com/...

夜は友人のお店でお花の活け替え。
今回は、キイチゴ・ミモザアカシア・アリストロメリア(二種)。
前回の教訓を活かして、バリのカゴに低くアレンジする。

着物は草色の唐桟にピンクの帯(山岸さん)で春色コーディネート。

2004.2.9 [月] 風邪

以前も日記に書いたらでぃっしゅぼーやの小冊子、
「お話サラダ」その中の“からだをほぐすこころをゆるめる”
(by 中野史朗さん)。
今回は、“風邪を引くのは悪いこと?”と言うタイトル。
読み進んでへぇ〜とびっくりしたり納得したり。

以下抜粋引用:
+野口晴哉氏もその著書で「疲労の偏りがピークに達したとき、
人は風邪をひこことによっとその偏りを治す」としています。
さらに「ガンになる人や脳溢血になる人をていねいに診ると、
みな共通して風邪をひかない人が多い。長生きしている人は、
絶えず風邪をひいたり、寒くなると急に鼻水がでるというような
いわゆる病み抜いた人である(『風邪の効用』(筑摩文庫より)
と述べています。(中略)免疫学の方からも「いわゆる風邪の
不快な症状(熱・咳・鼻水など)の状況下においては、人の
体のリンパ球というウイルスや、ガン細胞をやっつける
白血球の働きがよくなり、いわゆる免疫力の高い状態になる」
とされているそうです。+

やっぱり風邪を引くことにも意味があったんだねぇ。
下記でバックナンバーを読めます。

http://www.radishbo-ya.co.jp/...

2004.2.8 [日] 活け花部

早起きをしてまずは「いしかわ伝統工芸フェァ」へ。
会場は東京ドームに隣接のプリズムホール。
藤間紀子さんプロデュースの“いしかわの四季を彩る”と
題したディスプレイがなかなか素敵だった。
友人のバースデープレゼントに蕎麦著を購入して
“桜のお茶席”でお菓子とお抹茶をいただく。
お点前は小堀遠州流の立礼。ステージではお家元の
トークショー。ここのところご縁がある。

お酒の試飲を横目で見ながら(笑)活け花部へ移動。
枝物を多くという今年の目標。今回は啓翁桜。
太い枝を切るのもたいへんだったらしく思いの外
一人一人時間がかかる。初めての方も多かったのに
きめ細かく対応できず、反省。
お稽古の後は薩摩の豚シャブ。さっぱりとても美味しゅう
ございました。

明るい陽射しに誘われて山岸幸一さんの帯に重田周作さん
の兎の帯留め。山岸さんの帯は思い切って良かった。
とても軽く締めやすいし織りなのにすごく軽い。何より
締めていて気分がとてもいい。何というかハッピーになれる
帯なのです。兎も楽しそうでした。

2004.2.6 [金] 上田紬

仕事を早めに切り上げて銀座へ出る。
さっちんが教えてくれた小山憲市さんの個展を銀座
清月堂画廊でみる。
10月の上田ツアーで初めてお会いした上田さん。
会場に入るとすぐに笑顔でわかっってくださった。
良かった。覚えていてくださったようだ。
(小山さん曰く、あのとき私たちはとても目立っていた
そうです。田舎では着物のグループが少ないそうで・笑)

その時も見せていただいた青みがかった緑の格子が
やはり気になる。その他には黒に限りなく近い墨色の
紬にすくいで桜の花びらが入っているもの。白っぽい縞に
同じように花びらが散っているもの。ぐっと踏みとどまる。
今夜もお月さまが冴え冴えと、とても美しい。そのせいか
気がつくとバッグにウサギが1羽...

...お金を貯めて京都へ行くのは無理そうだ。
お金はなくとも京都へ行くことにする。
フーさんMAPの威力はすごいぞ。

どうやら今日はさっちんの後ばかり追いかけていたようだ(笑)
15分ほどの差で会えなく残念。評判のさっちんの鬼(手)更紗
を拝みたかった。

2004.2.6 [金] 冗談みたいな

ハラダさんがMacからマックへ行くらしい。
ふぅ〜ん。
そう言えば和楽に銀座のApple Storeが載っていた。

2004.2.4 [水] 立春その2

夜は楽しみにしていたワイン会。
体調が戻って良かったぁ。
だって、イタリアから来日している生産者に
会えるのですよ!そして飲み放題(笑)

場所は地下鉄で駅二つ先の酒屋さん。歩ける距離です。
そこにスタンディングバーが少し前にオープンした。
それが会場。来日した作り手はTenuta Sant'Antonio。
まだ若いカンティーナだけれど、アマローネの巨匠
Dal Forno Romanoも推薦しているそうだ。

中野飲みメイトのお志津さんも誘って行く。生産者と
ちゃっかり知り合いになろうと少し早めに到着。
案の定先客はお一人ぐらい。しっかりお話して一緒に
写真を撮る。着物姿を喜んでもらえてよかった。

そうそう、会場にはもうお一人すてきな着物姿の方が。
お召し物はお祖母様のお着物と帯。すっきりといなせな
雰囲気がとても印象的でした。

2004.2.4 [水] 立春

新規募集と共に新しいメンバーの方がたくさん
おいでくださった。
皆様どうぞよろしく!

陽射しの中に春らしい強さを感じる。暦の上だけでなく
着実に春は近づいているんだなぁ。
梅も早いものはすでに楽しませてくれている。
やさしい気持ちになれる香りと姿形が大好きです。

そう言えば去年は真楽で梅見に行った。
今年はどこぞに見に行かれるだろうか。

2004.2.3 [火] 節分その2

節分のもう一つのアイテムめざしを買いに商店街へ。
魚屋のおにーさん曰く「今日はイワシ一年で一番売れるねぇ。
でも節分にイワシって知らない人がいるんだよねぇ。今日も
何人もいたよ。それも若い人じゃないの。60代くらいの人。」
えぇ、それって本当!?日本は大丈夫なのか...

いただいて来たお豆で無事に豆まき。
「鬼はー外、福はー内」子供の頃実家でこの後に
「鬼の目をぶっつぶせぇ」と続いた。なんとも武闘派の家である。
年の数だけ豆を食べるのはしばらく前から遠慮している。
だってそんなに食べたらお腹壊れちゃうものね(笑)
柊は用意出来なかったので、画仙紙に書いてドアに貼る。
鬼は解ってくれただろうか...
焼いたメザシでビールを一口だけ。明日は立春だねぇ。

2004.2.3 [火] 節分

ちょっと体調を崩し布団に入ってる間に
「節分までに」と新年会で技術係のばすけさんが
約束したことが実現していた。
えりりん・ぬほりん・ばすけさん、お疲れ様でした。
どうもありがとう!

臥せっていたので柊もお豆も用意できなかった。
郵便局へ行く途中近所の神社で豆まきのお知らせ。
病み上がりなれどお豆欲しさに出掛ける。
はじまると、お豆ではなくお菓子ばかりがまかれる。
「お豆が欲しいのですが」と言うと警備のおじさんが
升からとって渡してくれた。袋を持参しなかったので
そのままジャケットのポケットに入れて持ち帰る。
風情はなくとも袋か半紙に包んでまいてくれるといいのになぁ。
とにかくこれで家でも豆まきができまする。

今夜から「剣客商売」の新シリーズ開始。待ってました!

熱も下がり復調です。ご心配ありがとう>誰となく

2004.1.31 [土] OZONEと門仲

お茶のお稽古をすませOZONEへ。
わぁ、たくさんの布!
http://www.kanshin.jp/...

特に気になったのは
【着尺】
23-1 渕辺和子
44-1 薦田綾子
88-1 竹田三千代
107-2 小島まり子
【帯】
10-1 富永和雅
52-2 藤本哲生
62-3 稲木久
71-2 河野康子

素敵な作品を作る人ってたくさんいるんだなぁ。
出品者で作品を持っているのは齋藤裕司さんぐらいだった。
多くの作り手とその作品を知ることができて嬉しい。
とても良い企画展だと思う。

夜は門前仲町で楽しい夕べ。

2004.1.31 [土] 手すりと穴

かずさんの日記を読んで(笑)
私もすべったすべった、階段の手すり。
ほんと良く滑るのよね、つやつやで。
廊下にはところどころ穴空いてた。
節のところが、穴になってたのよね?
同じく消しゴムとかお金とかよく落ちました。

ふふふ、色々思い出しちゃった。ここには書けない
ようなことも。悪ガキだったなぁ(笑)

2004.1.30 [金] カルティエ

京都・醍醐寺霊宝館で開催される「カルティエ宝飾デザイン展」
イタリアの建築家エットレ・ソットサスとカルティエの
コラボレーションらしい。面白そうだ。

          *************
どっか〜んっ!頭に来たからここに書いちゃうぞ。
だるそうな電話の応対はなんだ、どん! 保留にしないから
そっちの会話が筒抜けだよ、どんどん!
「オッティモだかオッティマだか..」っておいおい。
高い手数料ばっかり取って行員の教育がなってな〜いっ。
って教育というよりは常識の問題なんだけど(涙)

「ヒトノフリミテワガフリナオセ」父の口癖でした。
今は亡き父上様、私は気を付けますわ!(笑)

2004.1.30 [金] 故郷

卒業した小学校の木造校舎、今は取り壊されてコンクリートの
無味乾燥な校舎になっている、どこかに写真がないかと
サイトを探したけれど、残念ながら見つからなかった。
同じ校舎で母も学んだ。木造二階建てで左右にはそれぞれ
六角形の半分が飛び出した形の音楽室と図書館。
広い前庭があり、とても素敵な小学校だった。確か取り壊される
前に希望者は写真が購入できたので、実家にはもしかしたら
あるかもしれない。この木造校舎には音羽楼さんで感じたように
やさしい陰と光があった。もう三十年以上も前のことなのに
その陰と光、そこに流れていた空気を感じることができる。
四角いコンクリートの校舎で学ぶ子どもたちはどんな風に思い出す
のだろうか...

ちなみに幼稚園は父と同じところ。
http://yasusinara.hp.infoseek.co.jp/...

それにしても出身地・都留のことを私はあまりに知らない。
「芭蕉が、約半年間都留に逗留した」と言うのも今日初めて
知ったのだ!

2004.1.29 [木] クリスマスローズ

お水が落ちてしまったようだ。
しっかり上がっているように見えたのだけど
屋外+オアシスに無理があったのかな。
持ち帰った我が家の分は元気なんだけどなぁ。
もっと研究しなくては...

今日はゆるゆるした一日。ついつい真楽サイトで
遊んでしまう(笑)
お昼に外に出た帰り、本屋さんで「石田節子実演
きもの着こなし術」を買う。
http://www.kanshin.jp/...
昔のお写真も載っていて、へぇ〜っと思わず声をあげる。
正直なところ“センスって磨けば光るんだ!”と思って
しまった。いやなに、以前からああ言うセンスの方だと
思っていたので。ちょっと違うお着物姿など載って
いたので。シツレイに聞こえたら申し訳なく(汗)!

以前石田さんご本人をお見かけした広尾の美味しい
和食屋さんも登場していました。

2004.1.28 [水] ふぅむ

えりりんのアルバムに写っているみにひつじさんのお連れ合い。
確かに私もどこかでお見かけしたことがあるような気が...
前世で?(笑)

仕事の後に銀座に出る。修理のため小松屋さんへ寄り
その後「石田節子のたんすの中身展」へ。
うわぁ、すてきなコーディネート。タイトルが示す通り
ぜんぶ石田さんの私物。さすがに池田重子さんのアシスタントを
なさっていただけあるなぁ。洒落た組み合わせが嫌みじゃなくて
粋なのだ。中でもワインレッドの結城と茶の紬に合わせてあった
彦根更紗の八掛に目がくぎ付け。
黒田商店さんも出ていて、初めてお目にかかることができました。

2月1日(日)まで銀座6丁目の銀座かねまつホールにて。

2004.1.27 [火] 活け花

友人のお店のエントランスに花を活ける。今月から月に二回のお約束。
節分が近いので、それに添ったものプラス外に置くので丈夫で長持ち
する花材。結果選んだのは、
青文字・ぜんまい・スカビオサ ステルンクーゲル・クリスマスローズ

スカビオサはセイヨウマツムシソウ。スカビオサ ステルンクーゲル
はスカビオサの一種ステラタの結実した状態。ステルンクーゲル
というのは「星の球」という意味のドイツ語だそうだ。
【下記サイトを参照、引用】
http://www.ohararyu.or.jp/...

クリスマスローズは日本にとても似た花があってその名前が
節分草。活け花の下には“笑う門には福来る”。

お花を買ってお店に向かう途中偶然「石田節子のたんすの中身」展
の前を通りかかる。時間がなくて寄れなかった。残念。
出直さなくては!

2004.1.26 [月] 宴の後

着物の後片づけ。最初の頃はこれが着るより面倒で。
今は慣れたのでそうでもない。会社勤めではなくなったのも大きい。
会社勤めの人たちはたいへんだよねぇ。エライゾ!

昨日は、柿渋染めの万筋に浦野理一さんの帯。紬地に型染め。
柿渋万筋は、私のキャンペーンもの(などと言うと大げさですが)。
どういうキャンペーンかと言うと、江戸小紋などの型を作る職人さん
も少なくなっていると聞いて、そう言う職人さんの仕事を少しでも
増やしたいと思って作ったもの。私自身はやわらかものにはあまり
興味がないく江戸小紋を仕立てるつもりがないので、紬地に万筋を
柿渋で入れてもらいました。
もちろんサンプルの反物が素敵だったからオーダーしたんだけどね(笑)

帯は思い掛けなく暮れに誂えたもの。どこにご縁(落とし穴とも言う・笑)
があるかわかりませんね。

足袋はめうがやさんの今年の干支、申柄。ぬほりんにはサルに
見えないと言われてしまいました。でもサルなんです。きぃ〜!

2004.1.25 [日] 新年会

心待ちにしていた新年会当日。
これ以上はないという快晴!ぬほりん・えりりんが
葉山に引っ越して以来、何度か足を運んだ葉山だけれど
今まで一番のお天気。

会場の音羽楼さんで食事をするのんは初めて。外から
何度か眺めていていつか入ってみたいと思っていた。
わくわくしながらのれんをくぐる。路地を通り玄関へ。
引き戸をひいて、中に入る。ほの暗い建物に柔らかい
光が差し込みなんとも美しい。想像していた通りの
素晴らしい日本家屋。廊下の向こうにはお庭が広がる。

最初の乾杯はヱビスビール。冷え具合がこれまた
パーフェクト。その後は季節感たっぷりの美味しい
お食事とぬほりんセレクトのお酒と焼酎。デザートの
前にお庭にて玉すだれシスターズによる「南京玉簾」。
二人の技もさることながら、演じる姿がかわいらしく
最高の余興。みなこ師匠、お弟子さん達はとても立派でしたよ!

食事の後はオーナー兼板長が自ら建物の説明をしてくださる。
有意義なおまけ付。
音羽楼さんを後にしての散策タイムも葉山ならではでとても
素敵な時間だった。

えりりん・ぬほりん、色々どうもありがとう!
参加者の皆様、素敵なお召し物を拝見できて楽しゅう
ございました!
参加できなかった皆様とは次の機会にぜひ!

森山神社でお賽銭を投げた後、階段を踏み外して
尻餅を付いたお間抜けは私です。ビテイコツが痛いです(涙)

2004.1.23 [金] 生織ちゃん

「すごくバスケさんな絵が撮れたので」とみなこママが
生織(いおり)ちゃんの写真を添付してくれた。
本人の了解を得て、アップしま〜す。

元気にすくすく育ってかっこいい日本男児に育ってね!生織ちゃん。

2004.1.22 [木] ふぅ

人生とは埃との戦い、ですな。

     *************

祝・みなこママ!
「ふんばれ!」と言う声援も良かったのか(笑)

     *************

真楽にもらでぃっしゅぼーやメイトが数人。
で、ちょっと気になったので自分がいつから
メンバーなのか調べてみました。
結果は1989年から。らでぃっしゅがNPOとして
スタートしたのが88年だからその翌年にメンバーに
なっていたことになります。

そうすると15年か。もうちょい長いような気がしたけれど...

2004.1.21 [水] まさに着物生活

「らでぃっしゅぼーや」というところから
有機無農薬・低農薬野菜を宅配してもらっている。
20代半ばのあるとき姉が私の食生活を見て言った。
「今はいいけどいつか(影響が)出るわよ。」
そう言われて確かにそうかもしれないと思った。
一人暮らしのアパート。冷蔵庫にはビールだけ(苦笑)。
お米も存在しない暮らしぶりなのだった...
そして書店で何気なく手に取った雑誌に紹介されていたのが
らでぃっすぼーや。すぐに申し込んだのです。
それからだから20年近く!?きゃぁ〜。

で、野菜と一緒に届いた小冊子をぱらぱらとめくっていたら
その中の“からだをほぐすこころをゆるめる”というコラムに
以下のような記述があった。

「甘い物を控え、体を冷やさず足を痛めない工夫をして
もらうだけであれほどつらかった毎月の生理がスーッと
楽になることは私の治療室に来ている患者さんでもよく
あることです。」(このコラムを書いているのは整体師さん)

“体を冷やさず足を痛めない”ということはまさに着物生活!
東洋医学では足にできるタコやウオノメは気の流れを乱して
血液もうまく流れず、婦人科のトラブルに深く関わっていると
考えているそうです。食も含め昔ながらの生活をしていれば
良いと言うわけですね。

2004.1.19 [月] 男性用草履

食後の一休み。

昨日和織さんへ行ったときにお店の男性スタッフが
車のシート素材を使った草履を履いていた。
ぽつぽつと通気孔が開いている素材。
滑らずとてもいい具合らしい。
車のシート素材なら通気性もあって、足に汗をかく
男性陣(誤解ですか?・笑)には打って付けなのでは。

2004.1.18 [日] 伊勢丹経由銀座

昨日とは打って変わって快晴!
お洗濯、お布団干し、お天道様は有り難い。

午後からは伊勢丹の京都展を見てその後銀座へ。
和織さんで秦荘紬(はたしょうつむぎ)展をみる。
暮れにディスプレイされていた反物がすてきだったので
(しかも価格はそれほど高くない)期待していたのだが
デザイン・色合わせ共に好みとはちょっと違っていた。

これでお仕舞いならお財布の紐は堅かったのですが
私の好みの反物を作る京都のカワイさんが新作を持って
ちょうどお店に来ていた。これがまずかった(笑)
できたてほやほやの湯気が上がっている着尺とご縁が
できてしまいました。密かにカワイさんのものがもう一枚
欲しいと思っていたので、なんとも言えないタイミング。
ご縁とはこういうものだ!と一人で無理矢理納得。

写真はしづっちに対抗して。すぐに対抗する私なのです(笑)

女子バスケ、五輪出場おめでとう!

2004.1.17 [土] 新年会その2

この日は中野メイトのSちゃんとその友達Kちゃんがやってきた。
なんとこの私が初着物を下げてきたKちゃんに着付けを教えるのだ!
しょうはここまで来ましたよ>えりりん
(えりりんは最初の私を知っている生き証人なのだ)
はじめとは思えない飲み込みでKちゃんもちゃんと着られて、
三人で雪がはらはらと舞う中友人宅へ。最寄り駅に着いた頃は
雪からみぞれに変わっていた。
美味しい日本酒と肴、それにプチトマト入りのお鍋!
ちょっとびっくりだけどとても美味しかったのです。
上げ膳据え膳で新年会を堪能。どうもありがとう。

Kちゃんが買った着物は私好みの一品だった(笑)
帯も刺繍が素敵なのだけど芯が入ってなくてかなり短い。
もしかしたらこれは子供の帯なのでは?
私も最初に買った昔着物は、後から子供のキモノと判明した
経験あり。昔着物を購入するときはこの辺りにも留意した方が
良さそうですね。

写真は別の友人からもらったスリランカ土産。値付けとして
帯に下げるのはだめ?中に匂い袋を入れて。大きすぎるかしら(笑)

2004.1.16 [金] 芥川賞

19歳と20歳のダブル受賞とは驚きました。
「蹴りたい背中」は真楽メンバーのMさんが
お勤めの出版社から出ているのよね。

それにしても受賞した二人、雰囲気が対照的で
おもしろい!

直木賞受賞の京極夏彦さんはマックユーザ。

2004.1.15 [木] 小正月

空にはパステルで描いたような雲。
この日に成人式でお休みの方が良かったなぁ。
今日はお昼から“Adobe Creative Suite” DEBUT Fair
へ参加のためニューオータニへ。
始まる前にラウンジで野菜サンドとカッフェをいただく。
値段は覚悟して入ったのでまぁいいとしても、残した
サンドイッチを包んで下さいとお願いしたら、それは
出来ませんと断られた。
何かあったら困るからというスタンスだと思うけれど
サンドイッチだよ、サンドイッチ!
そういえばホームステイをしていた北米では「こんなものも!」
というものも残すとしっかり持たせてくれたっけ。
久しぶりに北米の良さをひとつ思い出しました(笑)

肝心のFairはゲストセッション、(株)サムライの佐藤可士和氏、
ホンダのステップワゴンやauのケータイのコマーシャル、キリン・
極生を手がけたアートディレクター、がとても興味深かった。
もちろん、ラッセル・ブラウン氏(PhotoShopエバンジェリスト)
のセッション(友人が通訳で相方)もクールでした!

会場で、私が着物だったので友達がすぐに私を発見。
そういうメリットもありますね、着物(笑)

2004.1.14 [水] 簪その2

長野の木工作家・鈴木努氏より試作の簪が届く。
上から3本はイチイ。木目がとても美しい。
下の3本は楓。細工がキュートである。
仕上げはすべてオイルフィニッシュ。
試しにさしてみる。やはり二股が安定するかな。
しかし私ったら簪屋でも始めるつもりなのか(笑)

夜は幡ヶ谷の餃子屋さんへ。水餃子は幾つでも(笑)
風が冷たそうだったので足下は防寒足袋で。
裏がネルでとても暖かいです。柄足袋ヴァージョンも
あるといいなぁ。
http://www.rakuten.co.jp/...

2004.1.13 [火] どんど焼

どんど焼どんど焼、どんど焼はないのぉ、どんどん!と
付近をうかがうもその気配はなし。都内じゃ燃やす場所も
ないか。最後の頼みの綱は近所の神社。しかし神社にも
お焚きあげの張り紙などは出ていないし気配もない。
ええい、こうなったら直談判。その結果は15日までに
持ち込めば焚きあげてくださるとのこと。あぁ、よかったぁ。
明日忘れず神社に持ち込もう。
今年はいつになく立派なお飾りだったので、例年のように友人に
託す訳にも行かず、困っていたので本当にほっとした。

松飾りをしない家が多いなぁと寂しく思っていたけれど
どんど焼などがなくなっていることも大いに関係しているんじゃ
ないでしょうか。飾ってもその処分に困るのが現状では...
葉山はいいなぁ。

あっ、お正月に使った酒器も仕舞わなくちゃ!

2004.1.12 [月] 髪と成人の日

絵織ちゃんの日記を読んで、私も髪を切りたい熱が再熱。
切りたい切りたい切りたい。ばっさり切りた〜い。
でもでももうちょっと我慢。憧れの日本髪を一度
結うまでは!

イタリアでは免許無しで乗れる車があるのね!
http://www.kanshin.jp/...

      ************

日にちが年ごとに変わるようになって
解りにくくなった成人の日。
月一度の活け花部のためお昼から中目黒へ。
途中成人式だと思われる若人にたくさん遭遇。
その中に一人だけ羽織袴姿の男性が!
すがすがしく素敵でした。

それにしても今年も女性は白いふわふわのショールが
多勢を占めていた。皆が同じものって私はいやだなぁ。

活け花の花材は木瓜に菜の花。初春に相応しい取り合わせ。
今年は和物を多くする所存。

2004.1.10 [土] お初釜

なのに寝坊!二重太鼓なのに!!
なのに(笑)間に合った。よかったぁ。

2004.1.8 [木] 真実は勝つ

BSハイビジョンでプラハの特集を観る。
ヴァーツラフ、ヤン・フェス、トマーシュ・マサリク...

以前英語を教わっていた女性がチェコの出身で子供の時に
家族でカナダに亡命した経験を持つ。彼女は私より幾つか
若い。

自由、民主主義、民族... 深く考えさせられた夜。
それにしてもプラハはなんて美しいのでしょう。

2004.1.7 [水] 地味

地味だ地味だってぇ、地味のどこが悪いってんだぁ。
こちとら17歳から江戸っ子よ。
江戸っ子は地味好みなんでぇ。それが粋なのよ。
仕舞いにゃぁ、地味で可哀想だってぇ、
ほっといてくんな。
お他人様に不愉快な思いをさせてるってぇなら
ともかく、そうじゃなきゃぁ、好きな格好を
させてくんな!

ってこれって正しい江戸弁なんでしょうか(笑)

2004.1.3 [土] おんな職人展

新宿京王へお志津さんと連れ立ってこれ↓を見に行く。
なかなか楽しい。
http://www.kanshin.jp/...

それにしても、二人ともあちこちで褒められる。
着物を着ているだけで、あんなに褒められて赤面(笑)

その後は浜町の友人宅で新年会。
そろそろワインが恋しいころ。たっぷりいただきました(笑)

写真は購入しためうがやさんの足袋とおまけ(!)の巾着。

2004.1.2 [金] お年玉

都留の実家へ日帰り帰省。久しぶりに弟家族も揃った。
母の美味しいお節と近所のとても美味しいお刺し身で
弟が用意してくれた栄川(エイセン)が進む進む。
栄川は亡き父と福島へ行った時に飲んだ想い出のお酒と弟。
おお、そんなことがあったのか。

両親が誂えてくれた、親戚が織った大島に紅型の帯。
ここのところお気に入りの黒地に白赤のドット模様の羽織。
一緒にお花を習っていた方から譲り受けたものと思い込んで
いたが、クニコバァサン(父方の祖父の後妻)のものだと
言うことが判明。これは呉服屋さんでいつもとても褒められる。
私もあかぬけているなぁと常々思っていた。
それもそのはず、クニコバァサンは粋筋の人だったのです。

真実がわかった帰省。お年玉を配るだけじゃなく意外な
収穫があったのでした(笑)

2004.1.1 [木] 元旦

明けましておめでとうございます!
今年もどうぞよろしくお願い致します

元旦の今日ばかりはカラス君もご遠慮してくれたようです。
小鳥のさえずりとともに目を覚ましました。
穏やかなお正月。

まずヴェランダへ出て、初日の出に手を合わせる。
世界が少しでも平和になりますように、
今年も元気に楽しく暮らせますように、などなど。
お祈りすることばてんこ盛り(笑)

BSで坂東玉三郎がホストでゲストが観世清和。
そして観世清和がお能についてあれこれ解説するという
番組を観た。とても面白かった。それにしてもさすがに
二人の着物姿は決まっている。やはり袴はいい!

写真はヴェランダからの初日の出。
いつか電柱と電線のない場所へ引っ越したい。

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