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ショックを引きずりながらあれこれ思う。
スタンドアロンでよいお店や宿がその質を保ちつつ
運営していくのは現代では至難の業なのだろうか。
大手に吸収されるのは避けられない運命なのか。
嘉永2年(1849年)創業の宿も例外ではないのだろうか。
もしかして、女将の引退、ということもあるのだろうか。
いろいろ、ぐるぐる、考えています。
もう一度女将に会いたいなぁ。
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辛夷さんの日記を読んで、驚きとともにショックを受けています。
伊豆山の宿は、結婚した年からほぼ毎年通っている宿でした。
設えももてなしもこれ見よがしではなく行き届いているのに
ちょうどいい距離感で、お風呂も大好きで、女将も大好きで
とても大切な場所でした。昨年は伺う機会を逸してしまい
今年は連休明けにでも伺おうと思っていたところでした。
でもいつもいただくお便りが昨年今年となく、何かあったのでは
ないかと心配もしていました。
辛夷さんがおっしゃるように経営母体が変わればそこに
流れる空気は確実に変わるだろう。
大切なものをひとつ失ってしまった。とても残念です。
女将はどうしていらっしゃるのだろう... |