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2010.8.31 [火] 異常気象

ここにきて昼間の暑さもさることながら
夜になっても気温が下がらず暑いのが異常。
虫の音も風情に聞こえず悲鳴にきこえる。

「ニッポンには昔四季があってね」などと昔話に
なるのはいやだ。春夏秋冬がきちんとめぐってきて
山の幸海の幸を分けていただき生活する。

自然に畏怖の念を持ち、謙虚に生きなくては!

2010.8.30 [月] イタドリ考

昨日はイタドリのお料理も頂戴した。

イタドリ(虎杖)は、山野に自生タデ科の多年草で
生まれ育ったところではその辺の道端にごろごろ生えていて
皮を向いてそのままよく食べていました。
でもお料理したもの、というのは初めてだったかも。

あんなに美味しいのなら今度自分でも作ってみたいなぁ。

2010.8.30 [月] お呼ばれ

やぎも一緒に葉山へ。
明るく素敵にリフォームされたお家で高知料理に舌鼓。
手には高知のお酒!
「鯨のさえずり」など珍しい料理に感激。
ご夫君Kさん作のエダマメも美味。
(プランターでもあんなに美味しいお豆が採れるのね!)
その上、義理の弟さんが釣ったという鮎も並ぶ。
あゆ、あゆ、あゆ。まさに香魚。
そしてギターとヴァイオリンの演奏もあり!

郷土の美味しいものを、というご亭主のお気持ちが
見事に反映された食卓に、脱帽。

森山神社のお祭りを少し冷やかして帰宅。

ご馳走さまでした!

2010.8.28 [土] 九谷焼USBメモリ

少し前に新聞で紹介されていて気になっている
電子陶箱 九谷焼USBメモリー
とても素敵なんだけど2GBというのが...

さて、本日は「こねこねフェスタ」
ショート、ロング、詰め物と三種のパスタをこねこね

楽しくて美味しくてこのフェスタはやめられないのー。

2010.8.27 [金] 正藍染めの久留米絣

NHKのBShi セレクション再放送、
「一家で守る 絣の手しごと〜福岡県広川町〜」を見る。
脚本家・演出家の大森美香さんが一家三代で久留米絣を
作っている藍染絣工房を訪ねる。

ご当代は四代目だそうだ。先代のお父様が緯糸。
85歳のお母様が機織り。お二人ともたいへんお元気。
奥様が縦糸、26歳の息子さんが藍染め担当。
三代で仲良くお仕事をされている。とても素敵な風景だった。

お訪ねしてみたい!

2010.8.26 [木] コンフィチュール

先日Fさんからいただいた大阪はLE PINEAU
コンフィチュール。モモ&バラ。

自然に作られたとてもやさしいお味。
バケットにのせても、もちろん美味しかったのだけれど
そのままドルチェのように口に出来ちゃうのでした。
そしてもうひとつ、リコッタに添えたら何とも美味。
(その他ヨーグルトに添えても良さそうさし、
紅茶に入れてもよさげ!)

と言う訳でたいへん美味しく食べ切る。
ご馳走さまでした!

つくつくぼうし鳴き始める。暑いけれど確かに季節は
移っている。日も短くなってきたし。

2010.8.25 [水] ためしてガッテン

生姜が身体を冷やすなんて!
ウルトラしょうがは「干しょうが」だったとは!

生しょうが=ジンゲロール→解熱作用
乾燥しょうが=ショウガオール→身体の深部を温める

番組HPはこちら。
http://cgi4.nhk.or.jp/...

2010.8.24 [火] 嫁入り風呂敷

出雲地方に江戸時代から伝わる風習。
NHKの「こんなステキなにっぽんが」の再放送で知る。
藍染めの大風呂敷、なんとも素敵!

もう嫁入りはしないけれど(笑)今からでもオーダーしたくなりました!
(元々「嫁入り」したつもりはないのだった(笑)でも
この風呂敷の風習はとても素敵)

出雲に一件だけ残る工房、確か島田染工場さんと
おっしゃったような...

ありました!ここです。
http://www.tokusen.info/...

2010.8.24 [火] 

昨日の讀売新聞、「本よみうり堂」のページで
萩原魚雷さんが『シルクのべっぴん塾』(シルク著)という
書籍を紹介していた。

このシルクさん、“浪速の美容番長”こと吉本のお笑い芸人だそうだ。
1985年に「非常階段」というコンビ名でデビュー。
漫才の新人賞を次々と受賞し大阪外大出身(英語科)の
才女芸人として注目されるも1996年の相方の急逝により
漫才活動を休止。その後タレントに。35歳を過ぎてから
美に目覚め、この度美顔筋トレ、愛用のコスメ、美ボディの
ためのエクササイズなどを写真入りでレクチャーする本を出した、
ということらしい。

恐らくわたしと同い年ぐら。 それでこのボディはすごいわ。
http://silk.laff.jp/
「非常階段」時代の映像を見ると、元々目鼻立ちがはっきりした
美人よね。それにしても相方のミヤコさんはお気の毒
でしたね。関西方面のメンバーはこのコンビ、ご存知だったかしら?
http://www.youtube.com/...

肝心の書籍は、急造した感がある、など芳しくないコメントも
見受けられます。美顔筋トレはとっても気になるんですけど(笑)

2010.8.23 [月] 

犬や猫では、一緒に生まれてもお父さんが違う、
というのはよくあることだそうです。

なお、予断ですがもちろん人間でも可能性はあって
少し前にインターネットで、双子の子供を父親が
自分の子ではないのではと疑いDNA鑑定をしたら
一人はその父親の子で、もう一人は違う、という結果が
出た、というニュースを目にしました。どこの国の話
だったかは失念。

+++++
帯だけ換えて、キイさんの綿絽と長板中形の綿絽を
交替で着ている。こう暑いと綿絽しか着られない身体に(笑)

2010.8.22 [日] バッタン機

裕司さんの顔の前に写っている紐を引っ張ると
杼が勢い良く動く。
(クリックするともうちょい大きく見えます)

打ち込むときに、手前に強く打ち付けているように
一見見えるが、そうではなく、向こうに押して、
自然に戻ってくる力を利用して打ち込む。

+++++
スペインワイン勉強会第二回、の予定だったが
拙宅のエアコン故障につき、中止。
その代わり、お店にワインを持ち込んでの夕食会。

2010.8.22 [日] @館山市立博物館

城山公園内にあるこちらの博物館。
佇まいの雰囲気が町田の国際版画美術館に似ている。

まずは公園内の茶屋で簡単にちゃちゃっとお昼ご飯。
鯨肉カレーにも魅かれたけれどきつね冷やし蕎麦。
お隣の年配の女性は生ビールをぐいっと。
アサヒスーパードライでなければ私も食券を買って
いたことでしょう(笑)

興味深く唐桟織の特別展を見て、ギャラリートークの時間まで
常設の展示も見る。安房の農家が再現された展示は非常に
面白かった。まさに「用の美」ラインナップ!

受付を済ませたときは整理番号が「4」だったので少々
心配になりましたが、さすがに時間になったら定員の40名
近くの人が集まっていた。展示品を見ながら4代目齊藤裕司氏が
数々のエピソードを織り交ぜ丁寧に説明してくださる。
メモを取る方も多く、皆熱心。男性・女性ほぼ同数で
子供連れのお母さんも。以下ギャラリートーク、覚え書き。
(別途KWにも反映したいと思います。なお、お聞きした
内容をサイトに書き込むことについては許可を得ています)

糸を精練するとき苛性ソーダは使わず。しなやかさが失われるため。
糸を染めるとき火を使わず。染料は40度程度の温度で。
これもしなやさを保持するため。
藍を使った青色だけで70から80色。
染料はその分量を舐めて決める。お祖父様の代、途中から
染料の材料は問屋から仕入れている。そのため、どんな
状況で育ったものかを見極めるため、すなわちタンニンの量を
推し量るために、「舐める」という一見原始的な作業が
いちばん適している(ワインみたい)。そのため10日ほど前から
刺激物は取らず、普段の食生活も気を付けているそうだ。
藍の他、山桃の皮(渋木)・榛の実(矢車)・五倍子・
檳榔樹・カテキュー・ゲレップが染料の種類。赤だけは化学染料。
以上を使い、組み合わせて約300色。
筬(おさ)組立の職人はいるので修理はできるが、部品を
作る職人がいないので、新しく作ることはできない。
(ただし新たに職人を育てる動きはすでにあり)
初代齊藤茂助氏は庄屋だったので本来なら武士のための
授産所には入所できないはずだが勝海舟にかわいがられていたので
例外的に入所が許された。2代、豊吉氏はとてもお洒落な方だった。
(お写真からも伺えます!)
齊藤家では、仕上がりに影響のない部分だけ新しい方法を
取り入れている。→「糸巻き」この部分は現在動力化されている。

砧打ちしてある布とそうでないもの、展示品の一部にも
触ることができた。そしてご本人の織実演も。
タッチ&トーク、プラス実演、というたいへん贅沢な90分。
実演に使用された機は、2代豊吉氏の奥様がお嫁入りする
ときに持ってきたもの(ご実家は宮大工)をモデルに
作られた機で、博物館に納められたもの(ちょとこの辺りうろ覚え、
後日要確認)バッタンというイギリスで発明された、
飛杼(しゃくり)とも呼ばれる部分がついたもの
=筬を手で渡さなくてもいい
普段裕司さんはこのバッタン機を使っていないので
慣れるまでにちょとご苦労があったようです(笑)

お城の形をした分館がそびえる場所まで行き、見事な眺めを
一望して帰路につく。館山は空が広くてきもちいい。
いつまでもこの地に唐桟織が続いて行きますように。
裕司さんの見立てでは、二人のお嬢さんの内、現在
中学生の下のお嬢さんが後継者。たのみます!>若者(笑)

2010.8.21 [土] 帰り道

たいへん有意義だったギャラリートークはまた別途。
駅についたらちょうど新宿行きのさざなみが。
発車まであと9分、売店が混んでいたのでおやつは車内販売で。
海を見ながらびいるびいる。でも待てどもワゴンは来ず。
もしかして車内販売ないのかなぁ。ふ、ふあん。
思い切って車掌さんに尋ねてみる。
返事は、ありません、だってー!!!
来るときはあったのに!(大泣)

はぁ

+++++
オトコノヒトハドウシテスグニオコルノダロウ
シャワーヲアビタラフツウTシャツカエルヨネ?
カエタラッテイッタラオコッタ 
ナンネンタッテモナゾノイキモノ

2010.8.21 [土] さざなみ3号にて

昨晩のこと。12時頃に消防車のサイレンがけたたましく鳴る。
あら、わりと近く?と化粧室に立っている間にヴェランダに
出ていたやぎに、炎が見えると呼ばれる。
あらら、かなりはでに炎が!しかも焦げ臭い匂いも風に乗って。
それから次々に消防車が到着。その間40分あまり。
どうやら鎮火されサイレンが聞こえなくなったと思った途端に
今度はヘリ。取材だと思うけれど夜中に30分以上も頭上を旋回。
すっかり目が覚めてしまった。

どんな火災だろうとインターネット。どうやら民家の火事。
密集しているからえあれだけの数の消防車だったのかな。
残念ながら亡くなった方がいるようだ。
火の元にはくれぐれも注意をせねば。

2010.8.20 [金] 東京本染ゆかた

本日付けの讀売新聞・都内版に
「江戸の涼 白地に紺 本物の風格」と題して
江戸川区の伊勢保染工所さんが紹介されていた。

何気なく検索してみたらこちらで社員を募集していました。
しかも年齢が20歳から50歳位まで、だそうです。
その上経験は問わず、とのこと。
詳細は竺仙さんのページで。

2010.8.19 [木] 百人一首 十四

みちのくのしのぶもぢずりたれ故に乱れそめにしわれならなくに
(河原左大臣/古今)
ふぅ、まだまだ道は遠い。

+++++
おお!みなこさん。遅ればせながらお誕生日おめでとう!
「夏に島原へ」計画があったのに。ぐぐぐ、頓挫(涙)
でもいつかお訪ねしたい。この冬にもしかしたら
熊本へ行くので、そのときに足を延ばすとか!?

さて、昨晩見た「恋する日本語」
同名の小山薫堂のショートストーリー集の映像化、
とのことですが、なかなか面白かった。
そして新しい言葉を得る。で、甘草が「忘れ種」ならば
甘草をモチーフにした帯など作ったらどうかしら?と
ふと思う。

2010.8.18 [水] 到来物

いただいたしょうゆ豆をアテにこれまたいただきものの
山忠本家酒造 義侠 純米原酒 をやる。

うまいっ!

2010.8.17 [火] 

今日は今シーズン最高では!?溶けるというより焦げるような暑さ。
と思っていたらやはり都内で3年ぶりに37度を超えたようだ。
夕方になってようやく少し涼しい風が吹く。

+++++
氷水で美肌が作られるなら毎日だって。ええ、やりますとも!

ポンデュガールの姉妹店、こちらも気になっています。
こちらのお店、昼間の顔はカレー屋さんだそうだ。
http://ielab.jp/...

2010.8.16 [月] アヒルストア

なんですって?今月いっぱいお休みなんですか!?
と言うことはパクチーの後に行かなくて良かったのね。
イタリア好きメイトから教えてもらって以来
気になって気になって。なんたって私も「アヒル」ですから!
(本当は、エミューだったんだけどね)

全面禁煙と言うのも嬉しい限り。
よし、9月の頭にいくぞー。
30分だって一時間だって待つ。ぐっ

2010.8.16 [月] 業務連絡

ねのねのね、新ML作りました。
ご案内が届いているかと思いますが
見当たらない場合はゴミ箱等、漁ってみてください(笑)

名古屋オフ、開催日決定。2010年11月20日(土)
詳細は追って!

2010.8.16 [月] 西瓜

そう言えば今年は一度も食べてないー。大好きなのに(涙)
子供の頃は祖母の家で、売り物の西瓜が熟れすぎて
割れてしまうと私たち子供が食べられる特典。
割れろ割れろと唱えてました(笑)

あの頃の西瓜は井戸や川の水で冷やしたから美味しかったなぁ。
あぁ、食べたい。

写真は2000年イタリアはターラントの西瓜。

+++++
ふふふ、私も今一番ラブですよ>伊勢谷友介の高杉晋作!
龍馬が完全にくわれてるよね(笑)

2010.8.15 [日] 

高校球児と一緒に黙祷。

夜は新宿三丁目の馴染みのお店に早めに。
カプレーゼ、夏鹿(志賀産)のカルパッチョ、
雲丹とトマトの冷たいパスタ、シャコとウイキョウのパスタ、を
やぎと半分ずつ。それぞれにワインを合わせてもらい大満足。
今夜は長っちりをせずに帰宅。見たい番組が目白押しなのだ。
龍馬伝とハイビジョン特集。

2010.8.14 [土] 活花部

お盆帰省のメンバーも多く、こじんまりと4名。
お花屋さんにはすでに秋草。

●ガマ・カクトラノオ・ウイキョウ・ワレモコウ

活花部もこの夏で真楽と同じ8周年。記念の夕食会は来月に。
では今日は乾杯だけと、冷たいジェノヴェーゼとスペインのカヴァ
を用意。

+++++
お店にも着物好き女子がいて、素敵ですね、と声をかけられました。
(キイさんの浴衣がいいからね!)

さて、私もリーク情報。
11月19〜21日まで名古屋でBさんの作品展(刺繍)が
あります。西から東から集まってオフ会、を勝手に妄想中(笑)

2010.8.13 [金] 

そりゃ、びっくり!>おTさま

雲って湿度がある今日のようなお天気が一番苦手。
着る物にも困るなぁ。

結局、キイさんの綿絽に竹富ぐんぼーの帯で
パクチー祭り@経堂 愉快愉快。
(例の写真、アップしてもいい?>お二人)

Photo:許諾があったので、パクチー姫ふたり(笑)

2010.8.12 [木] 日本ブーム

土岐商は大差で勝利。日川は... 8回の攻撃で同点に追い付いて
いれば流れはもう少し違ったものになったのでは。残念!

さて、明日のタスク。リビングカウンター上の本の整理。
できたら本棚も。夜はパクチー祭り!

+++++
最近のユーロ安にもかかわらずヨーロッパからの
観光客の数が減らないなぁと思っていたら、
かの地では空前の日本ブームらしい。特にイタリア!

少し前にイタリアでの休暇を終えて帰国した知り合い。
彼女が乗った飛行機の半分は日本への観光旅行へ向かう
徒党を組んだイタリア人だったらしい。

さて本日は甲子園に岐阜(土岐商)山梨(日川)が登場。
奇しくも同じ日に。土岐商は第一試合、我らが日川は第四試合。

2010.8.11 [水] 夏カゼ・夏木マリ

喉から入って鼻水だ〜っ+発熱、その後にものすごい咳。
これって今流行りの夏風邪でしたか。
流行りものに弱いな、自分(笑)
どんな風邪でもちゃんと治るには二週間、だよね。
でも二週間もじっとしていられないなぁ。
少なくとも今夜も早く床に付くようにしよう。
(ぼたんさんもくれぐれもお大事に!)

さて、夏繋がりで(笑)夏木マリさん。
美容院でぱらっとめくった家庭画報に登場していました。
あと二年で還暦なんてウソでしょう!?というかっこよさ。
百万分の一でも近づきたい!そのヒントをいただいて来ました。
果物→生野菜→たんぱく質→炭水化物
今夜さっそく実行。ははは、私って単純。

2010.8.11 [水] 藤

我が家から商店街へ行く道すがらにあるお家。
立派な藤棚がある。藤が咲く5月に花が見られず、
今年は咲かないのかしらと思っていたら、
今ごろ咲いていました。ちょっとびっくり!

もう一軒、有名な方のお家だったろころ。取り壊されて
更地になったと思ったら、あっという間に植物の楽園。
中でもヤマゴボウの勢力はすごい。

叔母よりブドウ(巨峰・オリンピア)届く。
故郷の味覚。ありがたや!

PACIFIC PEDAL LIFE DESIGN、8月27日まで。

2010.8.10 [火] @新宿御苑

昨晩は、すっかりご馳走になる。

富山産白海老のカッペリーニ(そう、8周年都内版で出たパスタ。
皆が口々にもっと食べた〜い、と言ったものです)再び。
うんうん、これ本当に美味しいねぇ。

やはり人生は人と人とのご縁だと思う。

2010.8.9 [月] ジキルとハイド

ローマ市内の道路に、広島・長崎の名前が付くようです。
詳しくはチルコロの日記で。

+++++
昨日、ワークショップで体験したことをイタリア語で発表。
人間の叡知に皆で感じ入る。
素晴らしい面をたくさんもっている人間なのに
愚かな面も数多い。なぜだろう。

人より多くの食べ物を、人より多くの土地を、人よりお金持ちに、
すべては「欲」から始まるのかな。国同士の争いだって同じような
発想からだよね。「欲」だって上手く使えば人間をレベルアップ
させてくれるものだと思う。だけど「欲」にまみれればそれは
「強欲」となり自分も他人も不幸になる。

どうすれば世界の隅々まで恒久的に平和になれるのだろう。
まずは核廃絶!

2010.8.8 [日] 

最初の学校からの友人二人と家でのイタリア語も細々と
続けている。今日がその日。なんとその内の一人が
素敵な浴衣姿で!お料理を習っている先生が着付を
始めたので、お料理の後に希望者でレッスンを
受け始めたとのこと。で、復習をかねて、本日ゆかた姿で
登場と相成った。藍の地に白く大きめな柄が入ったゆかた。
子供の頃のものだそうだ。私より数歳年下の彼女。昔の、
しかも子供の頃のものが今も着られる着物の世界って
本当にすばらしい。

シンプルな浴衣を子供に選んだ今は亡き御母様のセンスにも脱帽。

2010.8.8 [日] 

藍染めワークショップ覚え書き。

貴重なトルファン綿の反物を福本先生がご提供してくださり、
一人約37センチ×33センチ四方の布で染め体験。
先生が実際にトルファン綿を染めるときの手順とは
違い、限られたワークショップの時間内ということで
それを幾つか端折ったものとなる。

布はすでに先生がジャバラに折ってくださっていた。
そこに小さな布を両側から当てて、木綿の太い糸、二本取りで
とめていく。このときかなりしっかり、布の間に隙間が
できないように留めること。ただし目のつまったトルファン綿に
針を通すだけでもたいへん。その都度先生にチェックして
いただくときっちり留めたつもりでも甘い。

お針仕事が苦手な私はデザインを考える余裕など一切なし。
ともかく、全部で5箇所に白く残す部分を作る。

藍甕は二つ。大きなポリバケツに藍が元気に立っている。
水道水だったし、いつもと環境が違う場所での作業なので
ご心配だったようですが、気温のせいか、たいへん元気。
(ただし本当の藍染めは冬の作業がいちばんきれいに
染まる、とのこと=寒染め)

まず作業の終わった布を水でもみあらい。
脱水して染め。また脱水して空気中で振る。中までよく
空気が行き渡るように(還元)。それを水洗いして脱水。
また染めて、以下同じ手順を繰り返す。結局五回染めた。
水洗いは灰汁を抜くため。なのでやさしくもみ洗い。

最後に脱水して、糸を外す。白い部分がちゃんと
残っているかどきどき。それをまた水洗いして脱水。
乾かす時間はないので、濡れたまま持ち帰った。
で、一晩たってアイロンをかけたものが写真のもの。

蛍のようにぽわっと、白い部分がちゃんと残ってうれしい。
それにしてもちょっとだけ福本先生の藍染めを体験して
思ったことは、これを一反作業するというのは本当に
たいへんなことだと言うこと。しかも一反分、ムラなく
染めるのだから、想像を絶する。今回の小さな裂だって
ムラムラですよ。帰り際キケンだったのは福本先生の反物が
とてもお安く思えたこと(笑)いやもちろん高価なんですが
あれだけの手間を考えたら、と。

水洗いのときに、つい汚れた水を取り換えようとしてしまう。
先生から、替えなくていいわよと言われ、そうだった!
一度出た藍は色移りしないのだった、と気付く。

四時間という短い時間でしたが、木灰で立てた藍で布を染める、
という貴重な体験ができて、本当によかった。
百聞は一見にしかず。そして百見は一経験にしかず、
見るだけより実際に作業することがいかに理解に役に立つか、と
改めて思いました。

トルファン綿覚え書き:20年前にトルファンから持ち帰った
手績みのトルファン綿を、絹機と木綿機で繻子に織ってみた。
(トルファン綿の特徴を生かすには繻子織がベストと考え)
絹機で織ったものは針を通してもその穴がすぐに元にもどったが
木綿機で織ったものはそのまま。結局絹機で生産ラインに。
しかしその頃よそ行きの木綿を買う人は滅多におらず、商業的
には失敗。織元は着物ではなく他のものに加工して販売することを
考え始めた。そこで福本先生が織元からそこにあった総ての反物を
B反ふくめすべて引き上げた、そうです。ちなみに今日使わせて
いただいた布は正反!

2010.8.7 [土] 

福本潮子先生による藍染めワークショップに参加。
たいへん面白かった!トルファン綿って本当に素晴らしい!
藍にもますます愛。そして福本先生のかっこよさにやれれました(笑)

軽く夏風邪を引いてしまったので、やぎと待ち合わせて
タイ料理で元気をつける。帰宅して「まっつぐ」と
幻の甲子園を見る。
泣けて泣けて(昨日から泣きっぱなしです)。
今歴史を振り返ればなんと愚かなことかと誰でもが思えることが
当時はまかり通っていたという事実に改めて背筋が寒くなる。
学校でこの歴史こそ教えるべきだよっ。

+++++
桃のリゾットを作る。
桃!?と思ったが、かなりいけます。
次はメロンのパスタだ。
(以上細川亜衣さんレシピ)

アキュフォーカスという老眼用の治療法(オペ)があるのですね。
びっくり!

2010.8.6 [金] 戦争と平和を考える夜

「吉永小百合 被爆65年の広島・長崎」・「封印された原爆報告書」を見る。
大平数子さんの詩、『慟哭』には特に強く心が揺さぶられた。

2010.8.6 [金] 

なんで来ないんだろうと不思議に思っていた
お上からの通知書。山と積まれた書類の間から
出てきました!おーのー。
まずは日々の細かなことからちゃんと!

今年は鳴かないなぁと思っていた近所の蝉。
ここに来て俄然、賑やかです。

そうそう、母から電話で、桃を送ってあげたいけれど
品不足で、と。先日叔父が送ってくれた桃が美味しかったので
今年はいいのかと思ったら、暑すぎてダメだそうだ。
ブドウも、秋に収穫される甲斐路などは粒がぽとぽと
落ちているそうで、心配である。ということはワインも!?

+++++
食べるものに困らず着るものに困らず住むところに
困らない。普段当たり前だと思っていることに感謝しよう。
女学生時代に戦争を体験した母たち。その青春を思い、
しかし戦争を本当に経験したの?と思ってしまうくらい
楽天的で生き強い彼女たちを見習って、少しのことでは
へこたれない気持ちを持とう。

私たちは、恵まれている。けれど「恵まれている」=「幸福」
とならないところが人生は難しい。でも、戦争のない時代に
生まれてきたことに感謝し、今生きていることだけで本当に
在り難いと思わなくては。

2010.8.5 [木] ナラ枯れ

(フーさんの日記を拝読して)
「ナラ枯れ」、先週末京都に滞在し、御所を散歩していて
楢が軒並み枯れていたので、訝しく痛々しく思っていました。
その後、山々にも同じような状況が見えたので心配していた
ところです(新幹線の車窓から見える山並みにもかなり
見受けられました)東北の「ナラ枯れ」の被害は耳にして
いましたが京都もこれほどの被害とは。
あの赤茶けた木々を見ていると本当に心が痛みます。

全国的にかなり深刻なようです。なんとかしなくては!
取り急ぎ啓蒙のため、URLリンク。
http://www.juno.dti.ne.jp/...

+++++
ワインの名前、それは覚えられないもの(笑)
なので私はエチケットを写真に撮るようにしています。
以前はデジカメだったので、持ち歩いていないことも多く
「しまった」ということも少なくなかったのですが、
今はiPhoneがあるから大丈夫。いつでもどこでも
(お店の方におことわりして)パチリ。

「イル・カーリチェ」、何年か前に一度伺いました。
近くに欲しいお店でですよね。

2010.8.4 [水] お洗濯日和

昨日に引き続きいい風が吹いている。
京都で着た浴衣をじゃぶじゃぶと洗う、洗濯機が(笑)

衿に念のため躾けをかけて、本畳みにしてネットへ入れる。
弱めに脱水して、ぱんぱんと整えて着物ハンガー。
あっという間に乾いて、アイロンも要らない。
夏は綿絽に限りますなぁ。

午後からイラストレーターのKさんが打ち合わせに。
SF小説の表紙などを手がける大御所ですが、
自転車乗りでもある。今日も愛車のロードレーサーで
颯爽と登場。知り合った頃はまだ自転車には乗っておらず
その頃のイメージとはまったく違う現在のお姿。
完全に自転車乗りのボディでかっこいいのであります。

なぜかイラストレーターには自転車乗りが多い。
なぜでしょうと尋ねると、こもってする仕事だから
その反動じゃないかなぁって。でもそれならプログラマも
そですけど、自転車乗ってる人って周りにはいないなぁ。

帰り支度のKさんを見ていたら、私もロードレーサーに
乗りたくなった。愛車のクロスカントリー(ルイガノ)が
玄関の「置物」と化しているのに。だって、スピード
出ないんだもん!

SF大会ってすごいのね!

Photo : 仲良く並んだルイガノとTrek

2010.8.3 [火] 

Torbreck、いいワインですよね。

+++++
すっきり晴れて今朝は涼しい。いい風も吹いている

最近どうして光化学スモックが多いんだろうと
訝しく思っていたら、どうやら大陸の空気汚染の
影響らしい。地球はどこも繋がっていてひとつだからねぇ。

パーソナルトレが終わって中目黒へ。
前回は最近目が離れているような気がしていたら
実際離れていた、真実に驚愕し、今日はここのところ
小鼻が大きくなっていると思っていたら実際大きくなって
いた、ことに驚く。セルフケアの方法を教えてもらいながら
しばらく通って、10年前の顔を取り戻せ!プロジェクトです(笑)

新宿三丁目で来客用のお茶菓子と海老餃子を買って帰宅。
今夜は海老餃子+夏野菜のグリル(昨晩の残りもの)+ビール。
ということはやぎはいないのだな(笑)

シナモンロースト(浅ヤキ)麦茶、ピックアップできずに残念!
麦茶の競演を我が家でもしてみたかった。

2010.8.1 [日] 嵐山

少々ベタだが、阪急に乗って嵐山へ。
天龍寺、夢想国師のお庭などを楽しむ。

庭に向かって右手から左手に風が通り抜けて行く。
畳みの部屋に座って風を受けていると寝転がりたくなる。
しかし「寝転がり禁止」の札(笑)

禅宗でも宗派によって雲水さんの雰囲気というのは
違うものだなぁ、と今回の旅のひとつの結論。

暑かったけれど、よく歩いて気もちのいい疲労感。
京都駅で荷物をピックアップし、帰京。

京都でいつも泊まる宿は御所のすぐ脇。毎朝、蝉時雨。
それにしても「せみしぐれ」とは良く言ったものである。
しかし、我が家の付近は今年蝉が鳴かないのである。

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