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2004.3.31 [水] 弥生も終わり

今日は3月最後の日。弟の誕生日でもある。
おめでとう、弟よ。

実は我が家は私を入れて4人兄弟姉妹(田舎者の
子だくさんって思った人にはデコピンですよ・笑)
姉・兄・私・弟の素晴らしいフォーメーション。
そして姉以外はみな3月生まれなのだ。

今月はお誕生月だったので嬉しいお祝いの言葉や
素敵なプレゼントをたくさんいただいた。有り難いことです。
その他にも3月は嬉しいこと悲しいこと辛いことが
これまでの人生でいっぱい詰まった月。
嬉しい気持ちと切ない気持ちとちょっぴり後悔と...
でも明日からまた新たな一年が始まる。
欧米に倣って9月を新学期にという声もあるようですが
私はやっぱり4月を一年のスタートにしたい。
花々に見送られて、そして迎えられてまた新しい一年。
自分が3月生まれだから、余計にそう思うのかもしれませんが...

ところで、写真は友人のカップルにいただいたTシャツ。
似てるらしい。似ているのだろうか。

2004.3.31 [水] Furoshiki

愛用のMac、チタンを包もうと思って
九印さんのFuroshikiを購入しましたが
そのまま持つには私にはちょっとゴツイ。
手持ちのバッグには入りそうもない。
と言う訳で、デザインコンセプトはとても
良いと思いますが、私には現実的なアイテムでは
ありませんでした(涙)

すてきなのに残念!

現物を見て、欲しいと言う方いらっしゃらないですか?(笑)

http://www.kanshin.jp/...

2004.3.30 [火] 桃と栄螺

「三千年に一度だけ花を咲かせる不老長寿の桃」
えりりんの日記からの連想。メンバーの日記からは
いろいろと連想が広がりいつもとても面白くまた
勉強になる。こう言う知識の広がりって本当にいいなぁ。

今日は新江古田から二子玉川、渋谷・新宿を経て帰宅。
ハルクで魚介を買う。山盛りサザエ(千葉産)が880円とは安い。
しかもさらに一つおまけしてもらう。気仙沼のメカジキも美味。

今日もたくさんの素晴らしい布を見る。

2004.3.28 [日] シャンパーニュ

今日はワイン勉強会「シャンパーニュの古酒」!
なんと一番古いものは1964年のヴィンテージでした。
シェリーと紹興酒を足して2で割ったような味わい。
テイスティングのときは少し“むむむ”でしたが、お食事タイムに
ラングルというシャンパーニュ地方のチーズと合わせたら
最高でした。良いブドウが使われていてきちんと作られている
物は古くなってもそのポテンシャルは失われず、と言うよりは
新たな魅力が出てくるものなのですね。シャンパーニュもまた
着物と同じなのだと思いました。

写真はカタクリ。この後真鯛のカルパッチョの付け合わせに
なってしまうのですが、あまりに可憐なのでしばらく飾ってから。

2004.3.27 [土] 快晴!

久しぶりに気持ちのいい週末。
まず精進料理のクラスへ。韃靼そば茶飯、これは
大ヒットです。

お昼過ぎに友人と待ち合わせて日本民藝館へ。
ずっと気になっていたところ。井の頭線の
駒場東大前から徒歩5,6分。特別展示は
「英国の古陶・スリップウェアの美」。
以下パンフレットより抜粋:
“18ー19世紀頃、英国の家々で日常的に使われていた
「スリップウェア」。この焼物の美しさを、世に初めて
紹介したのは民藝運動の先駆者達でした。(後略)”
私はスリップウェアという名前も初めて。
使いやすそうなでもとても雰囲気のある器でした。
スリップウェアについて詳しくはこちら。
http://www.slipware.jp/

その後旧前田侯爵邸の洋館と和館を見て、市ケ谷へ移動。
http://www.kanshin.jp/...
念願の「小石丸」を見る。その小石丸で織られた反物は
とても軽く(糸がたいへん細い)光沢がある。
まさに天女の衣、羽衣と言った様子。

クルリトーキョーにも寄りたかったけれどこちらは
諦めて参宮橋へ。美味しいスペイン料理を堪能して帰宅。
途中、桜も楽しんでとても有意義な土曜日だったなぁ。

写真は旧前田侯爵邸・洋館よりみる庭園の桜

2004.3.26 [金] うぐいす

ホーホケキョといい声で鳴く春告げ鳥。
時はお茶のお稽古、場所は浜田山。
23区内にもいるんですね! ちょっとびっくり。

2004.3.25 [木] まだまだ続く

幸せな夜。
仲良しグループの3月合同お誕生会。
場所は乃木坂と赤坂の間にある「岩壁」という
意味の魚介料理のみのお店。
オリーブオイルを輸入している知人から先日
シェフを紹介してもらったばかり。
若くてとてもさわやかなシェフなんです。
お店のスタッフもとても感じが良く、私たちの
我がままにしっかり応えてくださった(笑)

行きは雨が止んでいたのに帰りは予報通り雨。
ここのところ雨下駄・雨ゴートが大活躍です。

今週末の晴れを期待しながら夜は更けるのでした。
あぁ、今夜も本当に幸せ。

2004.3.22 [月] 幸せな夜

嶋田悦子さんの藍染め格子の木綿で中野へ急ぐ。
手紡綿のこの着物はかなり地厚で、子供のころに
あったようなネルのガウンを想像して、いつも
一人でにやにやしてしまう。とても楽しい着物です。

中野通りの桜も枝によってはかなり咲いている。
こんなに寒いのに健気だなぁ、と見上げながら急ぐ。
今夜は道が混んでいて約束の時間ぎりぎりなのだ。

カウンターにはすでにSちゃんとBさんが座っている。
今月7日がお誕生日だったので、そのお祝いをしてもらう。
まずはシャンパーニュのロゼで乾杯。肌寒いのでこっくりした
白を飲み、次はスペインの赤、95年。ソムリエのおねえさんが、
リリース直後に飲んでこれは絶対寝かせて置きたいと思った
ワインだそうだ。どんぴしゃ飲み頃!ヘーゼルナッツ、カカオ、
ほのかに黒胡椒も感じる。あぁ、こう言う出会いがあるから
ワインはやめられません。

Sちゃんから茜・玉葱・矢車で先染めされた素敵な帯揚げ。
Bさんからはシャープなストライプがかっこいい器。
そしてSちゃんのお友達Kちゃんからは、お手製のバッグ。
とても見事なバッグです。着付けをちょこっと教えただけで
こんなお礼をいただいちゃっていいのかしら。でもうれしー。
日曜日には別のKちゃんから美味しいお菓子BABBIもいただいた。

自分ではもったいなくて買えないものをプレゼントされるのは
本当にうれしい。幾つになってもお誕生日はいいものだと
改めて実感(笑)そして心優しい友人達に心から感謝!

2004.3.21 [日] 活け花部

晴れて良かった。
今日のお花は、
●枝物:木五倍子(キブジ)・別名 木藤(キフジ)
キブシ科キブシ属 原産地 日本、中国
*イチョウと同じ雌雄異株、秋には銀杏に似た実がなる
●花:スプレーギク モナリザ(白)・舞風車(赤紫)

今年は枝物で和物を積極的に活ける、という目標。
Y部長が見つけてくれた中目黒の昔ながらのお花屋さん。
さすがに枝物強し。しかし、枝物に強いお花屋さんは
花物に弱い(というか種類が少ない)というジレンマ。
今日はお彼岸でしかも日曜日。心配していたように
お花がほとんど菊でした(苦笑)個人的にあまり菊が
好きではないので(まだオコチャマですね・笑)悩みつつ
スプレーギクを二種。変な先入観のないメンバー達からは
ブーイングが出ず、ほっと胸を撫で下ろす。
本当は一重のオールドローズなど合わせたいところ。

家にも何もお花がないので、ハッピージェネレーションと言う
名前のチューリップを買う。葉が白い斑入りでめずらしい。
これは渋谷駅の青山フラワーマーケットさんで。

ドリフ世代なので、悲報にショック。
いかりや長介さんのご冥福を心よりお祈りします。

2004.3.20 [土] 試飲会

近所の酒屋さんのスタンディングバーでブルゴーニュの
生産者を囲んでワイン会。雨コート・雨下駄・雨傘...
とても寒い夜でした。

会の方は生産者を囲んで和やかなけれど真剣な良い会。
この作り手はビオディナミでワインを生産しているのだが
特にそれを売り物にしている訳ではないと言う。
土の持つ力をひき出して良いワインを造ろうと思ったら
畑に農薬を撒く行為は考えられないだけだそうだ。
他にもっと良い方法があればビオディナミにもこだわらないと
言う。確かに良いゴールを目指して方法があるわけで、
方法が最初にありきではありませんよね。ビオで作られて
いたって美味しくなかったら何の意味もない訳だし。

この生産者、フレデリック・コサールさんと言うのですが
年齢は40歳、ソフトでシャイな物腰と強い信念、そして
ワインに対する愛がある。冷静な、けれど深い愛。

物作りはすべての世界で共通していると思いました。
「愛と信念、そして柔軟な心」、やはりこれでしょうか。

昨年末小松屋さんで購入した雨下駄はすこぶる具合良し。

2004.3.19 [金] 武蔵小山

少し前に大阪に戻った友人が出張で上京。
彼を囲んで飲むことになり、武蔵小山の「川島」まで。
美味しい肴とめずらしい日本酒の数々、
出てくるもの出てくるもの、ほとんど知らないものばかり!
着物同様、良いものを作っている作り手さん、
たくさんいるのですねぇ。

遅れて入ってきた年配の男性四人連れ。和気あいあいと
いい雰囲気。一人の方が私たちにタバコを吸ってもいいですか?
と尋ねてくる。こう言う風に言われるとタバコが苦手な私も
嫌な気はしません。笑顔で「駄目です」って答えました(おいおい)。
そうしたら「そんなつぶらな瞳で言われては」(高校生のころ
“ハイランドの目”と呼ばれてました)と一番端っこの席に移動
してくれました。素敵なオジサマです。

今日は出先で着物を着替えなくちゃいけない訳あり
だったので、私にはめずらしく半幅。知人の作家に
オーダーしたウールの織。チャコールグレーの裏を
見せて締めてみました。縞の表もいいけれど無地の裏も
いい感じ。
鏡のないところで着替えるのは、やはりまだ難しいなぁ。

写真は紅一点(一応ね・笑)の私だけサービスしてもらった
「食用鬼灯」のカラ。
ホオズキ、好きです。ここのはとても美味しかった。

2004.3.18 [木] やったぁ!

ううう、開花宣言の今日、サッカーも「桜咲く」!
養花雨は文字通り花を咲かせる雨となりました。
とても幸せです。満足です。嬉し涙です。うぅ〜。

シャンパーニュのロゼ「MARC HEBRART」で乾杯。

2004.3.17 [水] 消費行動

日記を読むとBBSがきっかけで、多くのメンバーが
消費について考えているようだ。ときには色々真面目に
考えることも大事だよね(と自分に言い聞かせている・笑)
ただし、「古着購入」がNGで「お誂え」をやみくもに
奨励している訳ではないですよ。“真っ当なものにお金を払って
そのお金が正しく社会で循環する”ことを私は望んでいるのです。

さて、今日は午後からお見舞いのお花を手配しに行く。
場所は新宿伊勢丹地下2階、BPQCにある「more than words」。
http://www.kanshin.com/...
用事が済んだところで、7階の呉服売り場でも冷やかさそうと
あがっていくと、松栄堂さんが特別販売をされていた。
http://www.kanshin.jp/...
いつもは伊勢丹には置いておらず、日本橋三越まで行かなくて
いけないので、この機に下記アイテムを購入。
極品防虫香・誰か袖匂い香(詰め替え用)・香(MARINE)

同じく匂い香をご覧になっていた上品な御婦人がお声を
掛けてくださる。とてもきれいな日本語。今は亡き、
お花の先生にとても雰囲気が似ていた。やさしくて品があり、
それでいて温かみもある物腰。素敵な方に着物姿を褒められると
本当にうれしいです。祖母の着物を着ているときに出会ったことが
余計にうれしい気がしました。

松栄堂さん、銀座8丁目に店舗もあるそうです。

2004.3.16 [火] サッカーU-23

私が観てると負けないぞジンクス記録更新中!
やったね。やったぞ。よかったぞ!
阿部君と大久保君に拍手!!

それにしてもどきどきです。はぁ〜。

2004.3.13 [土] 恵比寿

午前中様子を見たら大丈夫そうだったので恵比寿の
遊中川さんへ。  http://www.yu-nakagawa.co.jp/
坂野友紀展を見に行く。
金属を使ってスプーン・フォークやお皿などを作って
いる坂野さん。今回は遊中川さんとのコラボレーション、
取っ手が彼女のバックが多数出ていた。これが大人気で
ほとんど売約済み。
私はアルミのボタンを、洋服を作っている知人への
プレゼントに購入。いただいた桜茶が美味しかった。

会場で真楽のKさんにお目にかかる。一緒にお茶をして
楽しいお喋り。型染めの帯が素敵でした。

遊中川さんは新宿伊勢丹の7階にも入っていて麻の小物類が
すてきなので、ちょっとしたプレゼントによく利用しています。
季節ごとに出る、袋入りの飴がとてもかわいい。

2004.3.12 [金] 復帰

ようやく熱が下がる。ごそごそと起き上がり真楽をチェック。

かずさんの日記にあったリグロインとベンジンの違い
私にとっても永遠のテーマです(笑)
前に呉服屋さんで聞いたときは、リグロインはベンジンより精製度が
低く、揮発しにくいので、扱いやすい、ということだった。
辞書で調べたら、
●リグロイン
沸点が60〜120℃のガソリン。実験室用の溶剤として用いる。
普通,ベンジンのことをいうことが多い。
●ベンジン
石油を蒸留、精製して得られる,沸点がほぼ30〜120℃のもの。
ガソリンの一部をなす。引火しやすい。燃料・溶剤・しみ抜き用。

と言うことはリグロインはガソリンでベンジンはガソリンの
一部と言うこと?

ベンジンと石油ベンジン、ちょっと面白いサイトを見つけました。
http://www.google.co.jp/...

2004.3.11 [木] 高熱

仕方なく一日ベッドの中。
着物も片づけられず。とほほ

2004.3.10 [水] 小格子

今日は友人のお店のお花を活け替える。
さっそく小格子を着て出掛けようと先日半襟型染め講習で
お世話になった「ころもや」さんの半襟をちくちく。
それにしても半襟を掛けるたびに針を指に刺す不器用な
人も珍しいのでは(苦笑)

昨日書きそびれてしまったが、木村さんに今度の個展に
出すアイテムを見せていただいた。個人的には
「小千谷・更紗」がキーワード。思い掛けなく探し物が
見つかるなど、木村さんをお訪ねするといつもハッピーな
ことが。展示会がますます楽しみになりました。

http://www.kanshin.jp/...

出先で唐桟の白小格子大好評。呉服店で逆セールストーク
などしてみたり(笑)
色違いの小格子を着たさっちんに偶然会う。

夜、またも熱が出る。う〜ん。

2004.3.9 [火] 豊玉と幕張

昨年春の一衣舎さん個展で、斎藤さんにお願いした
白っぽい小格子を取りに伺う。もちろん出で立ちは唐桟。
帯は山岸さんの桜色。
小格子反物で見たときも良かったけれど、仕立て上がると
またぐっといい。
航空絹布の色が、もう少し紫がかった小豆色を想像
していたのだが、どちらかと言うと紺に近い。
そのせいか、さらにすっきりした印象。衿はまた
バチ衿に。袖を通すが楽しみであ〜る。
この紺ヴァージョンは真楽メンバーSさんのところに
婿入りしているはず。

その後は幕張まで足を延ばす。FOODEXへ行くのは初めて。
Macの展示会以来の幕張はちょっと遠かった(笑)
取り合えず知人が出展している海外出展ゾーンへ。
なんとも面白すぎる展示会ではありませんか。
キモノだったので、海外から来ている方はもとより
日本の方もとても親切にしてくださる。キモノ効果は
絶大ですね(笑)ちなみに会場ではお一人キモノ姿の
女性を見ました。韓国パビリオンのチマチョゴリ姿の
スタッフも素敵だったなぁ。

それにしても規模の大きい展示会でほんの一部、
イタリアパビリオンとその周辺、しか見られなかった。
出来たら最終日にもう一度。新たに仲よくなったイタリアーノが
自分のところのオリーブオイルをプレゼントするから、と
わざわざ昨夜電話をくれた。やっぱり行かなくちゃ!(笑)

2004.3.7 [日] イベント

今日はシチリアのトラーパニ市主催のイベント。
イベントだしお天気もいいし、個人的にも記念日だし。
と言う訳でいつも地味な私にはめずらしく華やかに。
こう言うときは昔着物です。自分で仕立てた物は皆渋めなので(笑)

イベント会場は有楽町の外国特派員協会。トラーパニ市の方や
リストランテのオーナーに再会出来たのは良かったけれど、
なんと専門の通訳を頼んでいなかったようで、たいへんなことに。
私が誘った友人が通訳として駆り出されこき使われてしまいました。
誘った私の立場が!(涙)
それにしてもイタリア人、もとい、シチリア人たら。
何を考えているのだろう。何も考えていないのよね(涙)

会場に着物姿は私を入れて三人でした。その内の一人大島を
着ていらした方は、山梨県にお勤めでなんと私の出身地都留市の
オフィスにお勤めでした。昨年研修でイタリアへ行ったそうです。
奇遇です。

この日はイベントの前にとても大切な人からお誕生日の
祝福を受ける。ありがとう。

2004.3.6 [土] 工房見学

長板中形染の松原染織工房さんへ。
http://members2.jcom.home.ne.jp/...
装道さんの見学に混ぜてもらう。
工房の所在地は江戸川区松島、関東大震災後、こちらに
移られたようだ。戦前はたくさんの染め物屋さんが
あったけれど、今は数件とのこと。

型を置いて防染糊を置く作業と藍瓶での染め行程を見せて
いただく。とは言っても装道さんはなんと60名!そこに
一人混ざっての見学はなかなか辛い。これはもう一度真楽で
来なくては(笑)

藍が付着染料で生地の中心には染み込まず裏に抜けない
というのも初めて知った。だから裏表違った柄のものが
あるのね。そうかそうか。言われてみれば納得!

染めは糸を染めるのとは違い、糊のついた反物を染めるので
糊が脱落しない、三回から四回が限度だそうだ。
藍は空気に触れて酸化して初めて色が出る。デモンストレーションの
木綿のハンカチも最初に引き上げたときは青より薄い緑色。それが
しばらく空気に触れさせているとだんだん濃くなっていく。
それを何回か繰り返す。
ジーンズなどを染める化学染料は98%が色素だけれど、自然の
藍は7%色素があれば御の字とのこと。

藍瓶は温度を20度以上にするため、瓶四つ事の真ん中に火を
入れる場所があり、おがくずを燃やしている。瓶の深さは
かなりあって、下の方は茶色。藍色は表面だけなのね。
藍のご飯は「フスマ」だそうだ。昔は簡単に手に入ったものが
だんだん入手が困難になって来ていて、道具周りから難しい
状況になっていると、これはどこでもよく聞く話。

染めの説明をしてくだった松原孝司さんが冗談めかして
いつまでやっていられるんだか、とおっしゃっていた。
戦時中は平和産業とされいったんは廃業に追い込まれた
長板中形。戦後、復元された江戸時代の紺屋の火を消さない
ためにも重要無形文化財「長板中形」保存のためにも
まずはお金をためて、反物を1反手に入れたい(^^)

そうそう5月に展示会があるようです。松原さんの反物を
欲しいと思っている方は、その展示会がチャンスのようです。

2004.3.5 [金] 啓蟄

今日で晴れて病院通いから開放される。
「治りが早いね」とドクターに言われてるんるん(笑)
午後は久しぶりにお茶のお稽古。冬ごもりの虫と
一緒に動き出す私。伝言でも多くのお見舞いを
いただきました。うれしいなぁ。真楽っていいなぁ。

病院で会計を待つ間に長嶋さんのニュースを知る。
後で新聞を読むと、父の経緯とまったく同じ。
倒れた年もほぼ一緒、60代後半はひとつの山ですね。
そんなこともあって、とても気になる。父は糖尿病も
あったので、4ヶ月後に逝ってしまいましたが、
持病のない長嶋さんはきっと元気に回復なさるでしょう。
お祈りしています。

サッカーU-23はUEAラウンド最終戦を2対0の勝利。
疲労もピークのようだったが、気力の後半戦には拍手!
それにしてもUAEの選手、後ろからラグビーのような
反則はいかがなものかと.....

2004.3.3 [水] 雛祭り

しばらく安静に、を良いことに真楽をのんびり
見ながら過ごす。でも雛祭りの用意が何も出来なくて
しょんぼり。そんなところへ荷物が三つ!

一つは知り合いの作家(テキスタイル)・峰島さんから
オーダーしていた半幅帯。
もう一つは、友人から桃の節句のお菓子。
最後の一つは、別の友人からバースデーカードと素敵な
お誕生祝い。(今度の日曜日がMy Birthdayなんです)

しょぼんな気持ちはどこかに吹き飛び一瞬にして
ハッピーな気持ちに。だってどれも本当に嬉しい物ばかり。

半幅を織ってもらった峰島さんはスウェーデンで
テキスタイルを勉強したせいか、渋い色みの物でも
どこかクリアで、そこがとても魅力。
フルオーダーは今度の帯が初めてだったらしい。
悩みながらもとても楽しんでくれたようだ。
具合が良くなったらさっそく締めてみよう。

2004.3.2 [火] 扁桃炎

日曜日の夜から喉と身体が猛烈に痛み出し熱が
39度5分をマーク。いよいよインフルエンザ
かと思ったら、扁桃炎でした。
そう言えば姉は良く子供の頃に腫らしていたなぁ。
私は初扁桃炎です。

しばらく大人しくしています。
皆様も季節の変わり目、くれぐれもご自愛の程。

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