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2003.7.28 [月] き・・き・・・

某所の某レストラン?へみなこさんたちと。

オーナーさんが沖縄出身ということだが・・・
店内には○伝ついた龍郷と秋名の反物が・・・

が・・・

くすん。

2003.7.27 [日] いちいち

今日も骨董市。
昨日と同じ夏お召し。買った露店にみせにゆく。

帰るころに、浴衣を来た女性を発見。
旦那さんが赤ちゃんを抱いていた。
その女の人は「ごめんねーもう飽きちゃった?もうすこしまってね」といって着物をめくっていた(笑)

陶器のおにーちゃんがこなくなってさみしい。
お願いしたいものいっぱいあったのになあ。

2003.7.26 [土] 逃げる日

みなこ姫と浅草へお買い物に。
前から日にちを決めていたのだが、前日になってハタと気付いた。
「・・・もしや明日は、川開きでは?」(←数年前に教えてもらった用語だけど好きなので使いまくっている)

ががーん。
ということで、さっさと浅草橋方面へ逃げることに。
花火は好きですが、人ごみはすきじゃないです(泣)

雷門で待ち合わせて小物などを買う。
浴衣の人がいっぱい。でもさすがに浅草。年配の方なんかはすっきりした紺地の浴衣や、涼しげな着物姿。いいですなあ。

逃げるように浅草橋へ。その後渋谷へ。

今日寄ったお店の店員さんはみなさん「今日は花火かい?どこで見るの?」と。花火じゃないんだなあ。

今日は白地に水面模様の涼しげな夏お召しに半幅。足袋を履いていたんだけど、短く着ていたので途中で脱いでしまった。

2003.7.23 [水] うな〜

「おたすけくらぶ」の悉皆工場へ見学にゆく。
前々から、社長さんに見学においでーと誘って頂いてて
かなーり興味があったので、ひとまずみなこさんなどお誘いして工場へ。

湯のしの機械、ガード加工をする機械、オゾン発生器?、洗い場(板の上に布がはってあって、そこに着物を置き、とろんとした透明の液体:石油のうわずみをのせ、刷毛で洗うところ)、仕上げをする場所など、隅々まで爛々として見学させていただく。
フフフ。そしていくつか盗み見をしてきましたよん。
仕上げのとき(洗った後の着物はふくろになっていたりしわしわになっていたりしてそれをアイロン技術?でキレイにするとき)に、アイロン台みたいなのじゃなく、机の上にせんべい布団みたいなのを置き、その上に厚いフェルトが3枚くらい重ねてあったこと。縫い代の部分が表にひびかないように、スチーム(これがまた工場用のすばらしきスチームアイロンで、ボタンを押すとシュー!!!と出るのです)をさっとあてること。アイロンを当てるのではなく。着物は洋服用のハンガーにかかっている場所もあって、私も家ではほとんど洋服ハンガーにかけていて、袖に皺がはいりやすくてムムムと思っていたのだが、こちらでは、袂にA4くらいの紙がいれてあったこと!いいものを見た!

工場の方はどなたもにこやかにあいさつしてくださって
感じがよく、いろいろ見せてくださり、こちらの不躾な質問にも快く応えてくださった。
ネットの方はいろいろな面白いものや古いものをあちこちから見つけてきていてとても勉強になるし、着ている姿を拝見したりご本人に会えたりすることで、やる気も出る、と工場長さんからのオコトバ。だいたい呉服屋さんが、エンドユーザとの間にはいっているので、こういうところの職人さんたちはエンドのことをまったく知らずに仕事をすることになっているのが通常なのだ。私が仕立てに出した数少ない着物のほとんどは、仕立て屋さんと直接やりとりをして仕立て頂いていて、仕立て屋さんにもそういうお話をたくさん聞いていた。実際に使う人と接すること、実際に仕事をしてくださる方と接することはとても大事だなあと改めて思う。

偶然、そちらの仕立てなどされている札幌の着物加工会社の女社長!さんにお会いすることもできた。江戸っ子の女性に近いものを感じる。パワーがあって、面倒見がいいのだ。

そして、次回の野望。自分で洗物を…してみたいなと。
あとですね、忘れてたのだ。検針をしたい着物があったのです。。。。次回は必ずや。

さっそく吊るした着物の袂には紙をいれてみた。さくっと。

2003.7.20 [日] 長野の旅 小布施編

次は小布施へ。

北斎館にゆく。なんどか行きそびれていたので。北斎漫画がとても興味深かった。
小布施はとても観光地になっていて、バスとバスの観光客でいっぱい。なにやら外人のプランナー?さんが入ってからめきめき観光力がついたとかつかないとか。酒屋さんでは、お約束のように店員に間違えられたけど、めっちゃお土産袋もってるって私!!
茶屋でかき氷と、おやきを頂く。黒雲がみえて風が出てきたので車に急いで帰路についた。

えーんどうしよう、あの紬…

2003.7.20 [日] 長野の旅 須坂編

 朝起きて、朝食を頂き(これまた多いのです…)、須坂を目指す。ちょっと日が出てきたけれど、やはり涼しい。
 今日は、京都に行ったときの黒い夏お召しセット。しじらが雨でやられたら、というために持ってきたのだけど、日がちょっと出そうだったしこれを着た。

 民宿の方に見送られて戸隠を後にする。下界へ戻ると暑くなってきた。

 須坂では田中本家の朝顔がお目当て。庭に青い朝顔がいっぱい咲くということで。まだ少し早かったけれど、青い朝顔はとてもきれい。天上の青(Heavenly Blue)とう名がついていて一番好きな朝顔です。やはり原種はいいですね。
満開の写真→田中本家HP http://www.valley.ne.jp/...
 展示は、夏モノの着物やパラソルなどが企画展示されていた。初代吉向の器などもいっぱいあって見入る。

 次は、須坂クラシック。こちらは夏なので夏物、浴衣の染め型などで、展示は地味だった。

 須坂はちょうど祇園祭らしく、あちこちで赤い傘に幔幕をはったような山車がめぐっていて、太鼓や笛の音がする。

2003.7.19 [土] 長野の旅 戸隠編

着物とは関係ないですが…
 今晩の宿は戸隠。毎年お蕎麦を食べに、新蕎麦の時期に行くのですが、今回は夏もいいかもねーと来てみました。
 長野市から車で3,40分だなんて思えないほど涼しい。紫陽花がきれいでした。中社でおみくじをひき(<-神主さんがひいてくれるおみくじ。オススメです)、鏡池に行き、いつも泊まる民宿で一泊。ごはんが多くて大変なのです。完食するのが。今年はおかずとご飯とお蕎麦じゃなく、おかずとお蕎麦のみだったので苦しみながらも食べきりました。食後に、旦那さんが蛍を見につれていってくれるとかいうことでしたが、食べ過ぎて動けず断念(というか食べ過ぎで寝ていました)。

画像は雨っぽい鏡池。紅葉の頃などは美しい世界です。

2003.7.19 [土] 長野の旅 上田編

 明け方、長野へ出発!
 雨っぽくて寒いとの予想で、しじらに襟付き半襦袢+半幅帯締めつき。小岩井工房さんを意識してそれっぽいものを。

 山梨で人を一人ひろって、計3名でまずは上田は小岩井紬工房をめざす。

 お休みなのに開けていただいて、工房の見学を。工房の奥様が向かえてくださった。機がいくつもあって、どれも糸がかかっている。織柄のはいったもの、格子のもの、無地の半幅などなど。説明を受けながら糸やら糸巻きやらを拝見する。やーこれははまりますねえ。ご好意で機織をちょこっとさせていただいた。試しに見せてくださった奥様と、自分達の目の違いに唖然とする。

 次は縞帖を見せていただいた。かわいい格子や縞がいっぱい。お部屋には紬の反物が山になっている。本当に宝捜しの気分。いろんなのを当てさせていただいた。紬の山、帯の山、男物の山(市崩しのざざんざ風っぽい見た目のものが多かった)、お召しの山!お召しが山になっているなんて初めてみました。そして、気になるものも発見しました…今算段中ですくすん。

 奥様はとてもお茶目でかわいらしい方で、いろいろ着物などのお話をして長居をしてしまった。
また行きます!

後ろ髪をひかれつつおいとまする。宝の山よ、さらば。

画像は、友人と奥様と私、かわいい格子たち、男物の市崩し、お召しの山!

2003.7.18 [金] 寒い日々。

明日から長野へ行きます!出発は4時。
しかーし雨っぽいのです。
しかも気温が20℃だというのです。

着るモノがありませぬ…
6月と7月入れ替えたい気分。←単の悔いが。

2003.7.13 [日] 祝の会

待ちに待った八芳園パーティ。
そろえておいた真楽セットをいそいそと出して着つける。
一衣舎さんとこで出会ってしまった通称「おしりちゃん」。(一応私の中ではシャボン玉なんだけど(笑))文三郎さんのもので、藍染めの麻。青に水色の大きな○がういている。(モウコハン付) 帯は白紗献上三本独鈷。真中が瓶覗。水色の三分紐に貝のブローチを帯留にして、根付は上野さんの雲!!!足元は白木の高右近で博多?の鼻緒。H製。くふふ。芝さんとこでゲットした浴衣地のカーネーションの髪飾りは、はずかしいので現地で付けることにした。
とりあえずお太鼓にして家を出る。

いろいろ焦って探し物してて、遅刻してみなこさんと更衣室入り。
ののちゃんに着付けをば。紋紗の名古屋帯なんてうらやましい!若いっていいなあ!という思いを込めて適当に羽根付の帯に。すいません、名はないです。そんときの思いつきなんで…<お問い合わせの方
更衣室で、のりんさんと、スーニさんと合流。
ののちゃんの後、今度は私がみなこさんに帯を結んでもらう。どうしても後見(浜千鳥)にしたかったのです!自分では無理だということが事前に発覚したために応援を頼みました。めでたく結んでもらえ、ほくほくして会場へ。

ぞくぞくと着物人が集まってきてわくわく。いろんな着こなしや素材やお話でとても楽しい。目にも楽しい。華やかでいいですねえ。
はづきさんの祝電に感激し、玉すだれに爆笑。キャンドルサービスのような玉すだれサービスが面白かった。
会食後はお庭で撮影会。玉すだれも大活躍。

お茶を飲んで失礼しましたがよい一日でした。
みなさんありがとう〜

後見結び
http://www4.ocn.ne.jp/...
速すぎてわからないGIFアニメ…私が締めてもらったのとちと違うやりかたぽい
http://www.kikimimi.ne.jp/...

2003.7.12 [土] ちくちく

みなこさん亭でちくちく。
ちょっとあるものをちくちくした。フフ。
そして、帯結び勉強会?ちっくに。
がんばってみなこさん!ということで帯をお願いする。

この間美容院にいってカットとパーマをしたんだけど
髪を下ろして洋服でみなこさんちにいったら
「5歳若く見える」
ええと、いつも何歳にみえるんでしょうかー?(笑)
若く見られることはそうそうないのでありがたく見られておこう。

家に帰ってもちくちく。
八芳園用の半襟をつけたけど、ちょっとひきすぎてよれてしまった…
つけなおす気力がなく寝てしまう。ぐー。

2003.7.7 [月] 七夕

みなこさんと共に仕立て屋さんへ。
買ってしまったものを受け取りにゆく。
順調に仕上がって嬉しい。
寸法のことなどいろいろお話した。

その後、絵織ちゃんと待ち合わせて、キンカ堂→東京タワーへ。
途中、イタリア人でなんとYRPで携帯の仕事をしているエンジニアの2人組と出会う。浴衣に興味をもったらしいが、まさか野比のエンジニアだなんて…。おどろいた。
東京タワーは霧が出ていて幻想的。ノッポンも幻想的…。浴衣の人達もちらほらいた。男性も2名発見。営業時間ぎりぎりまで居座った。

左下の画像は、ノッポンにメロメロになってノッポンを激写する絵織ちゃんを激写するみなこさんを激写。

2003.7.6 [日] 京都!着物でおでかけ

お昼頃朝ごはんを頂き、着替える。今日の着物は夏お召しに半幅。お召しは黒にみえるんだけど茶の糸もはいっている。縞と竹の柄。袖がながーいのだ。半襦袢スリップ?に襟つきで着た。つぼつぼさんも浴衣に麻帯を。紺とグレーのよろけみたいな縞にベージュに青とピンクの格子の帯。名古屋帯で軽めの銀座に。広いお庭で記念撮影したりして、おでかけ。

念願の中村軒へ!(途中で思い出したのだけど)
かき氷をたべるのだー。お店にはいったとたんにどしゃぶり。桂川の向こう側がみえなくなるくらい振っていた。わたしはゆず氷、つぼつぼさんは、かつら女(板状の葛)。おいしかった。しあわせ〜。みなこさんにも遠隔報告したり。雨が止まないので、ついでに金つばなども頂く。おいしかったです。また来よう。

次は比叡山中腹の上野さんちへ!
暮れかかった頃到着。山は更に涼しい。今度はワンコがお出迎え。ひたすら吠えられる…。しばらく吠えたらなついた。毎回吠えられるらしい。
工房にはいろんな作品があちこちにあって、惹かれるものがたくさんあってコマッタ!本当に。あれもこれも欲しいようー。と思いながら工房を後に。はっぱのポットとか、ソラマメビアマグとか、もちろん帯留とかもういろいろ。指輪だけ頂くことにした。

短かったけど面白い旅でした。次回はもっとゆっくり行くぞ〜。

2003.7.5 [土] 京都!つぼつぼ亭の巻

そのままつぼつぼさんと待ち合わせ、ピックアップしてもらって蛍鑑賞!
谷に蛍が舞っていて、霧もでていて幻想的。

そして今晩の宿、つぼつぼ亭へ。黒虎四ツ白のうに丸ちゃんがおでむかえ。カワイイ…。玄関でしばしごろごろする。ご飯のあと、お決まりの箪笥御開帳!洗い張りした銘仙とか紋紗の名古屋帯、しかも、波に千鳥柄!!!とかを拝見する。そんなことをしていて夜は更けた…正しい真楽的夜?

画像はうに丸ちゃんと、翌日のお庭での私(つぼつぼさん写す)。

2003.7.5 [土] 京都!キケンな界隈の巻

解散後に知人と古着屋さんへ。
しかししまっていて路頭に迷う。そこで偶然発見した「やゝ」!
ついつい入ってしまい、いろいろ物色。すごーくかわいいビーズのバッグがあった。青のベースで、勾玉モヨウなのです。ひとだまみたいな勾玉が青の3色で。うううほしかった。知人は薄物の羽織をお買い上げ。黒に銀ラメでおおきなユリが縫い取ってあった。あと簪も物色。竹の丸に福良雀の簪がかわいかったのだけど、双方には「一生似合わないだろう」ということで却下。私はチープな花紋のアルミのもの。知人は網代に芭蕉の銀。知人はショートだったのですが。
品揃えはかなり良かったです。それなりに高かったのでまあよかったなと…。

バスで高島屋まで行き、買い物をしてからホテルに戻って、帯だけ替えて、舞妓ショーをみる。今晩の舞妓ちゃんは宮川町の小桃ちゃん。黄色い絽に紫の鉄線の柄。黒に金の蝶の帯。頭はお福でおおきな翡翠の簪にでかい薔薇の帯留。かわいかった。顔がまるくって。定番の祇園小唄など舞っていた。帰るとき、雨草履にあの舞妓さんたちの雨コートをお召しだった。黒の掛け襟に麻の葉の振袖コート。あれ、どうなってんだろうなあ。

2003.7.5 [土] 京都!お茶会の巻

ひさしぶりの京都。
今回は観光ではなくお茶会メイン。

天気予報は雨。某家元K庵の会なので外をうろついたり待ったりしなくてはならないため、雨仕様でポリにポリ。帯だけ絹。行くまでは、絶対暑くて死ぬ!と思っていたけれど、京都はすずしかった。
ミントグリーンに霰で白やピンクが飛んでいるポリ絽にポリの白い絽の襦袢。帯は白の絽綴。

9:30にホテルに集合してから移動。下足番から受付から案内からすべて男性で着物!紋付袴。でも全く違和感を感じなくて(これは私が見なれてるだけかもしれないけど)なんとも思わなかった。十徳の方は袴なしですとんとした着姿。十徳を間近で見るのは初めてだったのでじろじろ見てしまった。紐とか襟とかいろいろ。

待ち時間に着物の観察。だいたいみなさん無地の紋付で、帯がいろいろ。紋絽みたいのとか、紋紗(←縦絽の次に欲しい夏物)とかもいらした。並んでいるとき前方に、無地の生紬のおばあさまがいらして「かっこいい!!!」と社中の知人と絶賛していた。が、よくみたら訪問着だった。裾に草が青くそめてあった。素敵だ〜。社中の方も黄色い紋紗の方がいて、素敵だった。欲しいなあ紋紗。
並んでいるときに外人さんの団体が。男性の袴が長いこと!殿中でござる!とかできそう…女性はみなさんくびれが大きいようでめりはりのある着姿。

最後のお席の道具やのご主人(社長?)の袴が、薄墨の絽縮でかっこえかった…そのお席で出た替えの、大樋さんのお茶碗に惚れる。欲しいなあとつぶやいたら先生が「ん百万ねえ」と。いや、レプリカでいんです。レプリカで。仙叟好み宇都彫り八代大樋。いやーよかった。

おそうめんをたべて、抹茶アイスを食べて、資料センターをみて解散。

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