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2006.5.28 [日] |
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色止めしてもらうのを忘れてた単木綿がでてきた・・・。
し、しまった。もう時期なのに! |
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2006.5.27 [土] |
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自分が、でかい流派にはいっててよかったなと思うのは
相伝以外のことを調べるとき(テキストがいっぱいある)。
こまったよと思うのは、
テキストが多すぎてどれをもってれば完了なのかわからないとき・・・。
ちょっと前の着物本ラッシュみたいなもんですよ、常に。
私は所属流派に誇りをもってるわけじゃないんだけど
うちが一番!と思ってると
他をけなしたり、つるんだりするんだろうなあと
なんとなく思う。
一回流派を変えた経験があるし、
流派合同のお茶席を何度か経験してるからかね?
でもまあ遠州さんとこの帛紗のたたみ方に
すっごい興味がある私はたぶん異端であろう(笑)
張り合ってもしかたないよなあ。
文化に勝ち負けはないからね。
勝ち負けで判断しがちなのって、欧米文化だよね(笑) |
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2006.5.26 [金] 3:11 pm |
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技術係さまおつかれさまです。
夏は楽しくなりそうですね!
うちらは恵まれてるなあ。
お茶部もちまちま妄想中です。
くふふ。
最近襦袢反を2反買ったのですが
両方水柄。
水玉に水紋。
出来上がるのが楽しみ!
古着が多いうちの箪笥ですが、
サイズがまちまちなので、
そろそろ統一していこうかと考え中。
あんまり気にしないほうなんだけど
襦袢が出すぎるんだよねー。 |
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2006.5.22 [月] |
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素敵なおばあちゃんになるためには
素敵なおばちゃんにならねばならぬ。たぶん。
ある男性作家が、おばちゃんにならないためには、
みたいなのをかいてたことがあった。
たしか、以下3点。
・むやみに大声を出さない。
・人の話をよく聞く。
・主張しすぎない。
注意していきたいデス。 |
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2006.5.20 [土] |
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貴重なお話を聞いた。
同じ刈安、同じ紅花でも、
育つ土地が違うと、染色につかったときに色が違うこと。
昔の人に、何にも知らないんだなあといわれた気分になった、
というようなことを仰ってた染色の方。
昔の叡智はどんなふうにしたら伝えていけるんだろうねえ。 |
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2006.5.19 [金] |
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なんだかアンテナの調子が悪くて
へんてこな方向に進んでばかりいると思ったここ数日。
仕事帰りに乗り換え駅で
またみたくない状況に遭遇したり。
乗ってから一駅分目をつむってたら、
仕事のことを思い出し、
PCあけて確認などしていたら
隣に乗ってきたおばさまが覗き込んできて
Wordのツールバーの出し方を聞かれた(笑)
ちなみにそのとき私が開いてたファイルはPowerPoint・・・。
やってみせたものの、覚えまい・・・と思い
付箋に書いて差し上げたら
それを文庫に貼ってらしたんだけど
文面が気になってたずねたら、
岡倉天心の茶の本。
天心の別荘がご実家の近くだとか、
出版社に勤めていたとか、
コンピュータは覚えられないとか、
いろいろ聞いた挙句、別れ際に聞いたのは、
「わたくし、家庭画○のお茶のページを書いてましたのよ。」
ええええええええええ!
はやく聞いていたら聞きたいことがもっとあったのに!
驚いてお名前も拝聴しわすれたさ。
調子が悪いのは頭のようです。
その後乗り換えた電車はホームに人が転落して5分止まりましたが
まあ気のせいだと思おう。 |
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2006.5.18 [木] 呪術。 |
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呪術っていうとおどろおどろしい方を考えがちだけど
呪は、祈ると同じ意味。
これは、神と対話し、その力を借りるための術だと思います。
神さまっていうと擬人化されがちだけども
神っていうのは自然のことで、自然ていうのは、あるルールのことだと私は思っています。
自然界というか、この世にある全てのものに関する基本ルールみたいなものがあって
それはたぶんだれにもわからないけど
すごく単純で、たぶん1つだけあるんじゃないかなと。
単なるカンだけど(笑)
この神との対話がうまくいくと
いいことが起こったり、願い事がかなったり、
起こることがわかったりします。
うまくいかないと、
悪いことが怒ります。
端午の節句では、邪気をはらう剣のカタチを残した薬玉をつくりました。
香りの強いかんきつ類の花、皮、ヨモギも使いました。
これも、呪術です。 |
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2006.5.17 [水] 音と言葉 |
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音楽は、人の心に影響をあたえやすいらしい。
感情移入しやすいというか。
音楽セラピーみたいなのもあるしね。
なぜか。
たぶん、音が波だからだ。
物理学方面の話になるけども、
物質ってのは、硬くて重さもあって、ものが実際にあるものにみえるけど
ほんとはそうじゃなくて、
「なにかがある確率がとても高い場所」らしい。
もっというと、その何かってのは
波、らしい。
まー私は専門家じゃないので間違ってるかもしれませんが。
波は、イコール、エネルギー。
人の体も細かい波のかたまりで、
音は直接的なおおきい波だから
影響を与えやすいんだろう。
昔の日本人は、そういうことをきちんと知ってたんだと思う。
だから言霊信仰みたいのがあって、
口から発した言葉、音が、力を持つってのを
知ってたんだろうな。 |
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2006.5.15 [月] |
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お茶は、うちではあんまり点てない。
抹茶が飲みたい!って切実に思うことは少ない。
#甲殻類をたくさん食べた後くらいかな。
抹茶にいろいろいれたものは飲むんだけど。
社中の若い人も、
うちで点てるとあんまりおいしくないって言っていた。
それはわかる。
きちんとお点前すると、集中する。
そこにしっかり焦点をあわせて、待って、
集中して頂く。
だからおいしいんだと思うんだよね。
日常にさっといれるのもいいんだけど、
自服ってのはお菓子とのタイミングがうまくいかないし
場をつくって集中するのが結構むずかしいんだと思う。
自分のために、お茶を点てるってのは
むずかしいのかなあ。 |
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2006.5.14 [日] |
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しばらく不思議ちゃんキャラでいきます(笑)
おかしいこと書いても心配しないでください。
人は、水がないと生きていけない。
まず、水が必要。
水はすごく特殊な分子だっていうのを
教わったことがある。
どこにでもあるありふれたもんが
なぜ特殊なのか?って聞いたときすごく疑問に思った。
温まりにくく、冷めにくいこと、
地球上で、唯一、固体が液体より軽いこと、
表面張力が強いこと、無味・無臭・無色透明であること、
なんでも溶けやすいこと、磁場の影響を保つこと。
この特殊な水がないと、地球の生き物は生きていられない。
そういうのを、昔の人は感覚的にちゃんと知ってたんだなと思う。
水はすべての源。(←ちゃんとさんずい付き)
その大事な水に感謝するのは当たり前のことだったんだろうな。
太陽を信仰するのと同じように。 |
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2006.5.13 [土] 水に呼ばれている。 |
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雨のなか下見などした後、
ひさしぶりに呉服屋さんへ。
お目当ての店員さん(というか・・・)は、
若い女性の接客をしていて、
41回ローンで、なんてやってるのを横目にみつつ
ひさしぶりだなあこの雰囲気、と思いながら
他の方にいろいろ見せていただく。
本当は、海島綿が狙いで
本当に、買おうと思っていたんだけど
いつのまにか綿レースを買っていた・・・・。
すっごいかわいい小千谷があったのだけど、
それより驚いたのは、
科布の帯が、5,6本もあったこと。
全通のもじりはすばらしかった。
あんなお値段で大丈夫なのだろうか。作り手が。
買った綿レースは、水玉柄。
相談にいきますんでよろしくです>師匠 |
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2006.5.12 [金] はじまりは |
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端午じゃなかった。
たぶん正月?
陰暦の正月に若水を汲んだのが始まりなのかもしれない。
伏線を張るか、一度にワープするか。
うーん無理かなあ。どうだろ。 |
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2006.5.10 [水] |
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うーん
あまりにいろんなことがつながりすぎて
頭がパンクしそうだ!
端午の節句関係の話を2つ追加。
・あやめ占い
言い忘れてしまったのだけど、KWにもあがってるこの本に
菖蒲の葉を結んで軒に挿し、
次の日に蜘蛛の糸が通っているかで占いをする
というものがありました。
やろうと思ってて忘れたので旧暦でやろうかな。
蜘蛛は神の使い。
・さつき忌みについて
神聖な田植えを行う女性が物忌みをしたのだけど
これには他にもいろんな話があるようで
男も男でこの時期物忌みに入ったという話もあり(成人になるため?)
物忌みってのは、禁欲をして、神になるための儀式らしいのですが
物忌みの間、ヒモのようなもんをつけるらしい。
深いところにはまった気配がするんだけど
端午が始まりでよかった。 |
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2006.5.8 [月] 疑問の残りなど |
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社中:
もともと、会社は「社中」が語源。
つまり、社中の方が先にあった。
社中の、社は、一定の目的の元に集まった組織を指す。
六色吹流し:
六色になるものを捜索してみた。
・釈尊が菩提樹の下で悟りを開いた時に放った六色の光
この六色は陰陽五行説の五色「青」「赤」「黄」「白」「黒」に紫を加えたもの
この六色は陰陽五行説の五色、すなわち青・赤・黄・白・黒とその上に紫を加えたものである。紫が至上の色とされたのは、中国では天=北=玄=黒が至上の色とされていたが、北=黒の観念に陰陽五行説の正色・間色の概念が導入
・紫 以水之黒克火之赤合、赤黒即紫。北方間色。
水の黒を以て火に克つこれ赤と合して、赤黒即ち紫となる。北方の間色なり。
とあり、皇帝は紫衣を着ていたからだとされる。(注2)中国で皇帝の服色である紫が、日本では正四位以下の冠の色に充てられているのは注目される。
檜扇も六色なので、+紫かな?
なぜ糸なのか:
調査中・・・・。わからん。ここは深そう。
お道具がないぶん、その他でがんばってみたので
自然と季節感満載のお稽古になりましたね!
さーて次はどうしようか。 |
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2006.5.8 [月] |
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流派が違って手が変わるってのは当たり前なので、
私は、その差がわかって逆におもしろかったです。
違うってことで楽しんでましたよ。
それが何を意味するかってのを考えるのが楽しいです。
お茶は儀式的側面があるので、
ある程度ルールを守った上に成り立つものだと思ってるし
初心者の方には、違いがあるんだなというのが
わかってよかったんじゃないかなと。
違う流派の方と交流することって少ないですしね。
教える場ではないし、それ以上の興味があれば
気の合うところへ習いにいかれたらいいわけだから。
気持ちの持ちようも人それぞれだし、
流派によって作法もそれぞれ。
どっちがいい悪いではなく、
ただそれだけではないかなと。
そんな私は最近藪内流がキニナリマス。 |
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2006.5.7 [日] 端午の節句@お茶部 |
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あいにくの雨だったけど、
そのおかげで緑がきれい。
お庭を見ながら盛りだくさんな一日。
端午にちなんだお話を聞き、
薬玉をつくり、
おいしいお弁当とおいしいお菓子とお茶を頂き、
わいわい楽しく。
邪気を払い、また元気に楽しくすごせますように。
みなさんどうもありがとう! |
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2006.5.4 [木] |
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着物きて、ふらふら渋谷へ。
ポンペイ展が混んでいたので松涛美術館に移る。
伊東深水などに日本画を習った台湾の陳進展をやっていた。
静かでよかったなあ。
台湾の原住民?の写真がすごく興味深かった。
着ていた民族衣装が、どうみても着物柄。
大柄の菊の友禅みたいな模様とか、疋田とか。
連れ立った人に聞いたのだけど
その部族では、日本語(カタカナ)が公用語のひとつになっていて
酋長の名前がカタカナだったりするとか。
さわやかだったので、白地に黒の細かい格子の紬に
松原さんとこの半幅。 |
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2006.5.1 [月] 私の最新KW。 |
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陰のカネ、陽のカネ。
伏犠と女禍(また字がないな)。
曲尺と規矩。
魯班尺。
陰陽五行の次は易。
みんなつながってる。
手探りでドアを開けたら
いきなりきれいな景色を見られることがある。
これはあれだったんだ!っていう発見は素直にうれしい。 |
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