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2003.7.31 [木] 11:04 pm

晴れ。暑かった。

先日の原宿シカゴで買った半巾を、風呂上がりに浴衣を着た時に締めてみた。
そしたら、おなかのポケットの中に何か、硬くて薄いものが入っていることに気づいた。
帯板かな?と思って引っ張り出したら、「あられ・おかき 赤坂 柿山」のパンフレットだった。
帯板の代りに入れたのだろうか。大事にしまっておいてそのままうっかりシカゴに売っちゃった、とかいうんじゃないと思うけど。
で、このパンフが随分と古い。
裏の店舗一覧を見ると、例えば電話番号は
「03-356-○○○○」てな具合に局番に3が抜けている。
更には、
「西荻店 国電西荻窪駅北口」とあり、国電時代かあ。
「三井銀行筋向かい」は、今はもう三井銀行ないし、
「吉祥寺ステーションセンター」は、今で言う吉祥寺ロンロンのことだろうな。
「委託売店 八王子西武」だけど八王子西武はもうないぞ。
東京23区の市内局番4桁化が’91年、
国鉄民営化が’87年、
三井銀行と太陽神戸銀行が合併したのが’90年、
ロンロンはいつからあるのか?ちょっとわからん。
八王子西武も、私が中学か高校の時くらいまではあったような気がするが・・・。
とりあえず、国鉄民営化前の’87年以前のパンフであるらしい、ということかな(ロンロンがその頃に既にあったらもっと昔、ということか)。
つーことは、約15年ものあいだ、この帯の中に挟まっていたのか、これは。
せっかくだからとっておくべきか?
しかし何のために?
それにしてもシカゴ、こういうものが入っているかチェックしないのかねー。

2003.7.30 [水] 5:03 pm

雨のち晴れ。
蒸し暑くなった。もうじき梅雨明けか。

昨日、母に借りた木綿をちり緬みたいにした浴衣を洗った。
生乾きで畳んで、夕べのうちに寝押ししたものを、
今日の午後になって天気がよくなったので再び干した。
先日の土日に着たものだが、お財布をいつものように懐にいれていたら、お財布の赤い色がかすかに浴衣にうつってしまっていたので、慌てて洗ったのだ。
汗をかいたりしたから色移りしやすかったのかもしれないけど、以後気をつけよう。

2003.7.27 [日] 

晴れ後くもり、夜に雨。
今日もいい天気。

キーワードの爽快バブシャワーが方々の薬局で探すも見つからず残念に思っていたら、
リリコさんが親切にも買っておいてくださったという。
今日はその受け渡しを名目に、
これもやはりキーワードの明治神宮鶺鴒で優雅にビアーを飲もうじゃないの、
ということで原宿に集まった。
せっかくの鶺鴒なので彩香さん、ミホちゃん、ヤトゥコさんにも声を掛け、
原宿のアンティーク屋さんを周ってからビアガーデンへ、というコースにした。

本当に盛りだくさんの一日だった。
とてもカワイらしい着物や小物に囲まれながらも振り切るようにしてそれらを諦め、
しかしシカゴではついに負けて半巾を買ってしまった。
これなら小さいからカバンに隠して家族にばれない様に持ち込めるだろう・・・。
途中原宿のどこかで、住宅のようなギャラリーで人物画の展示会をやっていた。
好奇心でふらりと入って即、なんというか、ちがう世界に入っちゃったなあ、という感じがしそそくさと出て来たが、出て来て一言、リリコさんが、
「火曜サスペンス劇場みたいだね」
と言ったのが、今の私達が感じた異世界を上手く言い当てていてすごいと思った。
そう、正に火サスの如し。
美人スタッフ達はモノトーンでシックに装い、皆モデルのような顔立ち背丈、
エレガントに振舞い、出展者の若いオシャレ〜な男性も控えめながら気さくに私達に話し掛け、
会場は有名人からの豪華な花束で埋まり、
中庭には友人らしきこれもオセロみたいに白黒お洒落なナリをしたカップル、
強いて難を挙げれば、テーブルに置かれたモテナシ用のお菓子が、何故かチーズおかきとかその手の、しょっぱいツマミだったことくらいかな。
菓子から推察するにどっかにファンタオレンジとかも置いてあるかもしれない。
でもって、あの中の男女には見えない愛憎関係が絶対あって、やがてワインを口にした誰かが絶対倒れて、今ここにはいないけど年配のパトロン女性と若き画家との関係も絶対明るみに出て、犯人逮捕のきっかけは展示された絵のモデルの髪型を少し変えたら意外にもあの人にそっくり・・・、ということろから始まる、絶対そうだよ。
そういう非日常的な空間にいたのか、私達は。
危なかった。危うく事件に巻き込まれるところだった。

鶺鴒はもちろん素晴らしかった。また来たいと思った。
話も食事もはずんで楽しい夕べでした。
最後は熱海秘宝館の話題で盛り上がり、客もまばらとなった閉店間近の森の中に、
私達の、「秘宝館」「秘宝館」「秘宝館」「・・ほうかん」「・・かん」・・・という声が木霊した。
延べ100回くらいはこの言葉が連呼されたと思われる。
帰り道、過激な話題に興奮し、思わずすっぽ抜けてしまった私の下駄が植え込みの木の下に入り、
これを彩香さんが拾ってくださった。お世話を掛けました。
今日はみなさん、本当にありがとうございました。

2003.7.26 [土] 

晴れ後くもり。
久しぶりにいい天気。

着物好きの友達4人と西荻ツアーをした。
ちょうど今日から豆千代がオープンなので、他にも幾つかある西荻のお店を周ることにした。
欲しいものは幾つもあったが、
最近は以前の買い過ぎのせいで置き場に困るようになって来たことと、
着物に興味を持ち始めた買い物狂いの妹その3を牽制するためとで、
目立つものが買えず、帯締めばかりあちこちで買って帰った。
晩御飯はムーハン。おいしかった。閉店まで喋り続けた。

2003.7.25 [金] 9:52 pm

くもりのちどしゃ降り。
さっき町内放送で、どこか近所の道が通行止めになったと行っていた。

パートさんが昨日、畑の作物をまた猪だか猿だかにやられた、と言っていた。
もう少しでおいしくなるから後で収穫しよう、という矢先にきれいにもっていくという。
おいしくなるまで待つか、取られる前に収穫するか、難しい選択だ。獣の方も同じように、今とるか、もう少し待つか、とタイミングを見計らっているに違いない。
猪に取られた、猿にもってかれた、熊に食べられた云々といろいろ聞くけど、本当なんだろうか。
獣に見せかけた、実は人間の泥棒なんじゃなかろうか、とも思う。
だって、明日収穫して干し柿にしよう、と話していた翌朝に、渋柿が一つ残らずとられていた、
という場合、この会話を猿が理解した訳はないだろうし、猿なら渋柿とっても嬉かないだろうし、
採って干し柿にできる人間が盗んだんだと思うんだけどなあ。

キーワードの風鈴のところを読んでいて、そういえばうちにも風鈴があることを思い出した。
というか正確にはドアチャイム。
兵庫県の明珍という、鉄の火箸できたとてもキレイな音を出す風鈴やドアチャイムだ。
http://www.e-himeji.com/...
今のドアチャイムは火箸を二本吊るして、互いに触れると音が出るもの。
以前、火箸の間に鉄の歯車を下げて、この歯車が箸に当たって鳴るおもしろい風鈴があった。
とても気に入っていたのだが、何と家を建て替える時にこの風鈴を天井に吊るしたままうっかり家を壊してしまったのだ。
ユンボ(?何か重機)でぐわしゃ、とやったので、気づいた時にはどうにもならなかった。
風鈴というと夏の風物詩だけど、明珍はいつ聴いてもキレイな音だ。

2003.7.24 [木] 7:10 pm

晴れ。珍しく晴れて暑かった。

数日前の朝日新聞にも出てたけど、山百合がちょうど見頃だ。
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/...
自然にそこいらに生えてきて誰か手入れをしている訳でもないのに、直径20cmくらいの馬鹿でかいらっぱのような花を、茎をしならせてつけている。
多年草なので、毎年同じあたりにちゃんと、お約束を守って咲いてくれるから嬉しい。聞いた話では、球根が分かれて毎年一株づつ増えていくので、そこに幾つ咲いているかで何年前からあったのかがわかるとか。
最近道路沿いに伸びた草を刈っている人達をよくみかけるが、彼らは誰に言われなくとも当たり前のように、山百合を見つけたらそこだけ刈り残しておく。
他の草と一緒にばっさりやってしまうことはない。これにどんな花が咲くか知っているから、つい残しておきたくなるのだと思う。
月見草があるときもそう。
うちの周りにもホウズキが自生しているが、これもそうやって残されて増えていった。
一見ガサガサしたテキトーな作業の中にも、意外と細やかな神経が遣われているものなのだなあ。

以前住んでいたアパートは一階の部屋で、わずかな地面には雑草に混じって濃い紫のすみれが咲き、毎年少しづつ増えて行ったが、あるとき手入れに来た庭師の人が、構わず刈り取っていってしまった。細やかな神経の使われていない人だなあ、もー。
その前の年までの人はちゃんとすみれを残していったのにさー。
当然だけど翌年からはもうすみれは咲かなくなった。もー。

2003.7.23 [水] 9:27 pm

くもり後雨。
寒かった。

昨日のトウモロコシは、うま〜かった。
一人で2本食べてしまった。
で、今日の夕飯には別のパートさんから頂いたキュウリに塩をつけて食べた。
これも、うま〜い。

うちも、20年位前までは少しは野菜を作っていた。ジャガイモ、キュウリ、トマト、茄子、大豆、菜っ葉類、等があったと思う。
手入れが面倒くさくてやめて、以来、「はたけ」とは名ばかりの荒れ地になった。
今では夏には私の背よりも高い草がびっしり生え、数年前からはニセアカシヤの木までしっかり生えてしまった。よっぽど気合いれて開墾しないと畑にはならないだろう。
自然って、ゆっくりでも着実にあるべき姿になっていくのだね。

今ではご近所からもらう一方の野菜だが、この辺では大抵の家で何かしら作っている。
皆、沢山の野菜を作っているが、しかし逆に、「○○だけはつくらない」という変な決まりを持ち、それを頑なに守っている家もある。
あるパートさんの家では、キュウリを作らないという。
正確には、作ってはいけないのだそうだ。
この人は嫁に来て姑からそう教わって以来作っていないというが、作ると何か悪いことが起きる、と代々言い伝えられているらしい。
一度この姑が、少しならよかんべ、とキュウリを植えたところ、しかしその後この人は癌で亡くなったという。それで余計にキュウリは植えられない、ということらしい。
しかし、キュウリ植えたから癌になった訳じゃないと思うがねー。
他にも茄子を植えてはいけない家、というのもあるらしい。
母方の祖父の家では昔、正月のしめ飾りに竹を使ってはいけない、とされていたそうだ。家人はそれに従っていたが、ある時いつも頼んでいる大工さんが、そういうことに構わず竹を入れて作ってしまい、しかしそれでも何も起こらなかったという。
そういう思い込みって馬鹿馬鹿しくもあるけど、それを真面目に守っている人を見ると、私とは違うものを見たり感じたりできる人のようで、ちょっと羨ましくもある。

2003.7.22 [火] 7:33 pm

先日、留守の間に誰かが採れたてのトウモロコシを数本、うちの玄関の前に置いていった。
誰からなのか、心当たりがあったので父が電話してみたが、その人ではないという。
分からないままで食べていいもんかどうか、迷ったまま今日になってしまい、結局食欲に負けて皮をむいたところ、粒がそろって実のぎっしり詰まった立派なものであることが分かった。
これだけすごいものを作れる人といえば・・・、と思い当たったのが、あるパートさんのお姑さんだ。電話してみたら案の定、留守だったので置いていったとのこと。
とてもとてもありがたーい。

ここんちの畑は一体どうなっているのか、是非一度見てみたいもんだと常々思っている。
別に農家ではなく、お姑さんが好きでしていることらしいが、とにかくいろんな野菜が、しかも沢山とれるらしい。
基本的に野菜は買わない、うちで採れるものだけ食べて、ないものは食べない、のだそうだ。

思い出せるお裾分け頂いた野菜だけでも、
トウモロコシ、キュウリ、茄子、インゲン豆、スイカ、柚子、ピーマン、オクラ。
他に、南瓜、メロン、白菜、ほうれん草、その他菜っ葉類、ブルーベリー、ジャガイモ、薩摩芋、シソ、ねぎ、玉葱、人参、大根、トマト、唐辛子、シシトウ、カブ、小豆、そして米。
他にもまだまだあると思う。

トウモロコシは今回のように数本づつを他のパートさん達にも分け、近所に分け、その上親戚にダンボール箱で送り、もちろん家族6人が食べる分も確保できるくらい、沢山沢山作るという。トウモロコシだけでも、どれだけ広い畑なのか。
もち米と小豆もあるので、砂糖以外100%自家製の大福、というのをご馳走になったことがある。その辺に生えていたヨモギを入れたものまであった。
もちろん、普段のお米も買う必要なし。
キュウリや茄子は、夏の終わりになると家族では食べきれなくなるとかで、米の紙袋(って分からないですね)に満杯にして持って来てくれる。
米はこのおばあさんだけでなく、近所の人達と共同作業で田んぼを管理しているらしいが、それ以外は全部一人でしているとか。
いやいやまったく、すごいもんだねー。

2003.7.22 [火] 5:52 pm

朝方は晴れ、のちくもり、時々雨。

今日は、保健所職員が巡回指導に行くのでそのつもりで、という通知を予めもらっていたので、パートさん達はお休みだけど仕事場を開けて待っていたら、
しかし今になってもまだ来ない。
来ないならそれでも別に構わないけど、どうしたんだろ?

夏休みは何して過ごすか、海外旅行に行きたいなと思っていたが、ぐずぐずしてるうちにもう間近になり、結局面倒くさくなってやめた。
で、ようやく予定が立ちました。
今年の夏は、南京玉簾の訓練に精を出すことにした。
師匠、よろしくお願いいたします。

2003.7.21 [月] 9:45 pm

くもりのち雨。

午前中に20日〆の請求書を作り、午後からそれをポストに入れがてら映画を観に行った。
前売券買って、ぐずぐず観ないでいるうちに今週の金曜までで終ってしまう事が今更分かったので、慌てて今日観に行った映画は「デッド・コースター」。
「ファイナル・デスティネーション」というB級映画の続編だった。楽しかった。

前に吉祥寺ユザワヤの押し花コーナーに、透明の樹脂の中に押し花を埋め込んでキーホルダーを作る、というセットがあったような気がする。
何か他のものをいれてアクセサリーにしたらいいなあと思っていたけど、
中ざくらさんの日記に本物のサワガニが入った帯留、というのが載っていて、
私もこれホシイ!となり、いつか真似して作ってみようか、と思いついた。
サワガニなら、ほれ、今年はあちこちで沢山みかけるので、特に今日のように大雨が降った後は簡単に手に入る。うまくいくといいなあ。

ずっと昔、テレビの子供向け番組で実写版の「スパイダーマン」がやっていた。
うろ覚えだけど、ある回に登場した女の子が、水晶玉みたいなのがついたペンダントをしていて、その中にはでかい蜘蛛が入っていたように思う。
当時はあれが気味悪く思えたけど、
今だったらああいう帯留があれば喜んで着けそうだなあ、私。

2003.7.20 [日] 10:10 pm

くもりのち雨。
蒸し暑かった。

昨日は好奇心から余計な寄り道をしたために映画に間に合わず、
今日こそはと映画「トーク・トゥー・ハー」を観た。
変な話だったが面白かった。
この映画館のあった高島屋のどこかで、持参した風呂敷きを一枚なくしてしまったようだ。
明日問い合わせてみよう。
ついでに東急ハンズへ寄った。
例の南京玉簾がおいてあるかも、と期待したのだ。ちゃちなおもちゃみたいなのを買ってみて練習したら面白かろう、と思ったのだが、
意外とちゃんとしたものっぽくて、1万円近くした。
これは師匠にちゃんと確認してもらってから勝った方がよさそうだ。

今日のかっこうは、紺地に白く蜻蛉の小紋を型抜きした麻着物、
何やら夏の花らしきものが手書きされた麻の帯。

2003.7.19 [土] 

くもり。
涼しかった。
今日はちょっといろいろ予定があった。
もしかしたら来週か再来週に試食販売会をすることになりそうなので、
会場となる売り場を覗きに行き、試食に使う小皿やスプーンを合羽橋で買い、ついでに浅草へお参りして、何か映画を観る、というもの。
結局映画は観られなかったが、予定外に「歌舞伎四百年展」を観た。
が、合羽橋の問屋が閉まる前に行かなきゃという焦りがあってゆっくりできず、残念。
中ざくらさんの日記によれば、ちょうど同じ頃に会場にいらっしゃったらしく、偶然とはいえ結局お会いできずこれも残念。

浅草に寄ったついでに、何となく確認したい事があって花やしきの裏側の辺りまで出かけていった。
軍艦マーチが流れるパチンコ屋やいかがわしいビデオの店などが並ぶディープな商店街を記憶を頼りに探し回って、そこを見つけた。
そこはラブホテル、というより「連れ込み」というのがふさわしい宿屋だった。別にここへ連れ込まれたことも、男性を連れ込んだ事もないが、しかし、女子6人で泊まった事はある。
学生の時にサークルの夏合宿と称して、観光のあとの宿として皆で泊まったのだ。
宿を予約したのは私。
こういう宿で予約も何もないのだろうが、そもそもこういう宿だと知らずに、電話帳に載ってて、電話したら宿のおばちゃんが何の抵抗もなく女子だけの予約を受けてくれたので、何も疑問に思わず決めてしまったのだ。
何も疑問に思わず、というと少し嘘になる。電話でおばちゃんは、
「殿方はいらっしゃらないんですか?」と聞いたからだ。
「殿方」なんて変な言い回しだなあとおもったけど、でも深く考えなかった。
思えば変な客だったのだと思う。
予約して、団体で、しかも全員女子。
こっちは、素泊まり三千円、2人づつの個室で風呂付き、観光地に近くて便利、と思って喜んでいたのだが、いざいってみると入り口に、
「ご休憩、お泊まり、ご商談」
とあり、たまげた。
もちろん一緒に行った下級生達もたまげただろう。よくぞおとなしくここに泊まって、その後もサークルを辞めないでいてくれたものだと思う。
あの時の宿屋がまだあるのか、ちょっと確認したかったのだ。
で、ありました。何も変らずに。
変ったのは宿泊料で、お泊まり4500円になっていた。
物価に合わせてスライドしたものか。
その他の休憩やら商談も1000円くらいずつ上がっているのだと思う。
しかし、こういうところでする商談ってのは、一体どんなものなのだろう?

2003.7.18 [金] 6:58 pm

くもり。
昨夜はだいぶ雨が降ったようだった。
だからなのか・・・・またしてもカニが!
一体何しにくるのかね。
しかし今日のは既に死んでいて、蟻がむらがっていた。

仕事用ボイラーの煙突の先に周りの木々の枝や葉がかぶさり始め、
煙突からの熱気で燃えたりしたら大変だ、ってことで、
今日は森林組合というところの人達に来てもらった。
森林組合では、枝打ちとか、今回のように邪魔になった木を切ってもらうとか、また薪の販売もしてくれる。
今日切ってもらったのはニセアカシヤの木。
ギャギャギャーンという電鋸の音がとても痛々しい。
この木は、冬の間は葉が落ちて向こうの景色が好く見えるが、暖かくなると枝々の隙間をうめるようにびっしりと葉を茂らす。
木の向こうは谷川になっており、対岸にはバスの終点がある。
木がまだ低かった頃には運転手さんがバスをおりてぶらぶら休憩している姿がよく見えた。
周りに他の人家はなく人通りもないところなので、運転手さんのなかには開放感のためかそこで用を足していく人がいた。
一応車道に背を向けて、谷川に向ってこっそりしているつもりなのだろうが、
申し訳ないけどこっちからは木々を通して丸見えであった。
パートさんの一人は、ある運転手が用を足しながら片手で缶ジュースを飲んでいるところを見てしまったという。
むむ。
別のあるパートさんは、「最近は木が邪魔になって見えない・・・。」
とこぼしていたが、これでまた見通しがよくなったね。

2003.7.17 [木] 5:08 pm ちかんでんしゃ

くもり時々晴れ。
比較的さわやか。

母が、先日近所でウズラの親子が道を横切るところをみた、と言っていた。
ウズラの親子。かわいいな。
ウズラってどんな鳥?と尋ねたら、
「ええとね、このくらいの大きさで、手足があって・・・」
という大変要領を得ない、子供でも出来るような説明だったため、結局わからなかった。
のび太君か、まったく。

パートさんと盛り上がった今日の話題は、痴漢の話。
こんな痴漢、あんな露出狂、などの体験談を披露(≠自慢)し合ったが、
中でも気の毒でそして気味が悪かったのが、
ひとつの電車内で続けて3人の露出狂にあった、という話だ。
隣に座った人が露出狂で、席を移動したらそこにも別のがおり、ちがう車両へ移ったらまたしても別のが、という、まことに悪夢としかいえない時間を過ごしたという。
(本日の題名にポルノ映画のようなえげつない言葉を冠してしまったが、けっして観に行った事はない。あしからず。)

仕事の後、またも草刈りをした。
春と違って雑草が成長してかたくなり、刈り辛くなってきた。
ふと、今の私もこんな感じかな、と思った。
こんなふうに筋っぽく、若芽の頃を過ぎて食えない状態なのだろうな。
そう思うとむきになって余計に鎌を振り回したが、
同時に、簡単には食われない、やわな鎌には刈り取られない強さを身につけた時期でもあるのかな、とも思った。
こうして時々草刈りしても、秋になればちゃんとどれかが生き残って実をつけるのだから、強情な草のようであってもいいのかも。

それにつけても痴漢三連発って・・・。

2003.7.16 [水] 5:11 pm

くもり時々晴れ。
蒸し暑かった。

一周年パーティの皆さんの写真を拝見して、楽しかったひとときをハンスウした。(げふっ、もぐもぐ。)
この日の皆さんの日記も拝見した。
参加できて楽しかった方も、ご都合つかなかったり遠方だったりで参加できなかった方も、皆さんそれぞれにこの日を楽しんでらっしゃったのですね。
えりりんさんの日記も拝見した。
こちらこそ、感謝感謝です。
添付された写真を見たら、KIMONO真楽の看板の下に「婚礼料理試食会」とあった。
こんなことが行われていたとは気がつかなんだ。
婚礼料理ってどんなのだろう。

着物を着るようになったきっかけは沢山あるが、日本人なのに日本の民族衣装を着た事ないっていうのが悲しかったから、というのもある。
衣装だけでなく文化全般について、外国の人に紹介できるほどには知っていない。
これもちょっと寂しい。

パートさんの一人が若い頃、一人でイタリアを旅した時に、どこだかの修道院に暫く逗留させてもらった事があるという。
互いに言葉は通じないがもてなしてもらい、
幼い少女達は地元に伝わる踊りと歌まで披露してくれた。
踊り終わった彼女たちに、
「今度はあなたに日本の歌と踊りを見せて欲しい」と頼まれた時、この人はどうしたか。
日舞やら長唄やら、何も心得がなかったこの人は、
大きな声で炭坑節を歌いながら踊ってみせたそうだ。
これ、いただき。
とっさに炭坑節を思い付いたこの人の面白さに感心した。
炭坑は大抵の国にあったから、踊りのふりをみて少女達にも何のことかわかってもらえたらしい。
同じ立場に私がなってたら、きっと何も思いつかなくて困っただろう。踊りでなくとも日本をうまく説明できたかどうか。
何かの時に使わせて頂きます、炭坑節。

で、思ったんだけど、私も南京玉簾が出来るようになったら、もっと異文化交流できるよなあ。炭坑節もいいけど、南京玉簾もいただき。
しかし、「南京」とつくだけあって、ルーツは中国なのだろうか。そしたら「日本の」にならないのか?

2003.7.15 [火] 9:49 pm

くもり。涼しかった。

鼻ブラシ二日目にしてふと思ったのだけれど、これを使っているともしかして、
鼻の穴が大きくなるのでは?気のせいか?
鼻を内側から突っ張ることで鼻が高くなるかと密かに期待していたが、それどころではなさそうだ。

先日の一周年パーティの帰りにいい気分で電車に揺られていたら、車内で傘を振り回している人がいて恐かった。傘でドアをガンガン叩いたり、吊り輪をはたいたり。やがてこの人は降りていったけど、恐ろしいなあ。私も含め酔っ払いの多い時間帯なのかな。

去年見かけた電車の中の不思議な人は、不審な行動が恐かったけど、しかし楽しくもあった。
車両の端の席でうとうとしていた私は、どこからともなく聞こえる舟木一夫「高校三年生」の歌で目を覚ました。
何でこんな歌が聞こえるんだろと辺りを見回したら、
私のすぐ脇の、車両と車両を繋ぐ連結部分のドアに挟まれたわずかな空間に男が一人入り込んで、そこで朗朗と唄っていることが分かった。
変な人だなと思っていたら、この人がドアを開けてこちら側の車両に移り、私の向かいの席に座ってしまった。ジャージにサンダル履き、手には競馬新聞を持っていた。
寝たふりしながら観察していると、「高校三年生」を唄い終えた彼は、窓を開けて顔を出し外に向って、「♪仕方がないんだ君のため〜♪」今度は千昌夫「星影のワルツ」を唄い始めた。
ここまでの二曲、すごく上手いって程ではないけど聞いていられる位の歌唱力だった。頼めば三橋美智也「潮来のいたろう」くらい唄ってくれたかもしれない。
「星影のワルツ」を丸々披露し終えると、今度はやおら懐からメモ帳を取り出し、ぱぱぱっ、と何かを書きつけ、そのメモを破りとってチャっ、と私の隣でやはり寝ていた若い女性に向けて放り飛ばした。
電車がちょうど立川に着き、オジサンは競馬新聞を抱えてさっさと降りていったが、隣の彼女は素知らぬ顔で寝とぼけていた。
あのメモに何が書かれたのか気になり、彼女には悪いがこっそり横取りして広げてみた。
そこにはヘタクソなひらがなで、
「たいへんかわいい」
と書かれてあった。彼女に向けた恋文であったのか。
してみるとさっきまでのあの二曲は彼女に贈る歌だったりして。
かなわぬ恋ですな。そりゃ仕方がないよ。

2003.7.14 [月] 11:46 pm

くもり。

今日の仕事では煤だらけになることが分かっていたので、例の鼻ブラシの効果をみるには打ってつけの日だった。
で、確かに効果はあった。すっきりした。使い心地も悪くなかった。
しかし、その時の状況を克明に描写して、生々しい想像をかきたて、皆さんのトラウマとなるのはやはりはばかられるので、ここは一つ自主規制して、効果があった、とだけ記しておくことにしたい。

借りて来た映画「雨に唄えば」を観た。初めて観たけど楽しかった。

2003.7.13 [日] KIMONO真楽

雨ときどき曇り。
今日のメインイベントは言わずと知れたKIMONO真楽の一周年パーティです。

お天気が心配だったけど、ちゃんと外で写真撮れたし庭を散策できたし、カンカン照りで暑いよりは却って過ごしやすかった。
これも霊験あらたかなぬほりんさんの呪術が効いたからに他ならない。

会場はどっちを向いても着物姿ばかりで、ほんと飽きることがない。私にとっては初めてお会いする方が殆どだったが、名札のお陰でだいぶお顔を憶えられました。
こういう会を企画して実行するって、きっとすごく技量のいることなんだと思う。
着物好きで、楽しく話せて、そしてこれだけの企画力のある人がいて、という条件が満たされてこそ実現できた会なのだなあと、三拍子そろったことに感謝します。

驚いたことに、私が通った着付け教室の先生が中ざくらさんの先生と同じ方だった。しかも、教室の場所は違えど、同じ回の修了生同志だった。びっくり。世間は狭いものですねー。

南京玉簾はすごかった。
初めて本物をみた。かなり憧れを感じました。
私もああいう芸を何か身につけたいものだと改めて思ったけれど、帰りの電車でいろいろ考えたら、あれを何かもっと実生活に役立てる方法はないか、とも思うようになった。
例えば、ちょっと離れたところにある壁のスイッチを座ったままで南京玉簾を使ってONにする、とか
向こうでヘッドホンして寝ている妹を起こすのに南京玉簾をしゃーっとやって背中を突ついてやる、とか
要はマジックハンドや飛び道具として使えないものかな。
まだまだ研究の余地有り。

2003.7.12 [土] 

晴れ後くもり。
案外と日が出て、暑かった。

キーワードにあった「伊勢半 べに資料館」へ行った。
間口の狭い本当に小さなお店だが、
中にはキレイな紅板とか紅椀(?)、櫛笄が展示されていて楽しかった。
「小町紅 小」を買ってみたが、水性なので普通の口紅と使い心地がかなり違った。
お店で付けさせてもらったところ、予想外の色にちょっとびっくりした。
もともとの唇の色などによって同じ紅をつけても発色が違うとかで、私の場合は随分赤く発色したのでお店の方が驚いていた。生肉食った後のような鮮やかさだった。
私としては多少黒っぽい、緑がかった色を期待したのだが。
ほんの少量をうすーく伸ばしてつけられるので、ナチュラルメイクには向いていると思う。

映画「ターミネーター3」を観た。
初日だからまあまあの入りだった。面白かったが前作の方が好きかな。
同じアクション映画といっても「マトリックス」などとは違って、
もっとごつごつした重みのある暴れ方だった。
シュワルツェネッガーは何だか老けたようだった。

2003.7.12 [土] 0:58 am

晴れのち雨。
午前中は日差しが強かったが、午後から雨になり蒸した。

日曜日の準備をして、映画「ミクロコスモス」を観ていたらこんな時間になってしまった。
「ミクロコスモス」は虫を接写した半ドキュンメンタリーといったところ。
とっても美しくてかわいくてドラマチックな映画だった。
とくにカタツムリのいちゃついているところがとても愛らしかった。
家族でそろってみたが、テントウムシの交尾のシーンでなぜか気まずい雰囲気になったのが情けない。
同じ監督の「WATARIDORI」も面白かった。

毎週土曜の晩は妹その1の家に泊めてもらっているが、
この土曜日は翌日が1周年パーティでもあるし、いっちょ豪勢にホテルに泊まりましょ、
ってことで、さっそく予約しました。
本当は会場に近い都ホテルがよかったんだけど空いてないみたいだった。残念。

ここんとこ、油断すると頭の中にすぐ「チェッチェッコリ・・・」の歌(みなこさんの日記参照)が流れ、なかなか鳴り止まないので大変だ。
無理矢理別の歌を流そうと努力するが、そういう時に限って中島みゆき「わかれうた」とかそういうじめじめしたものばかり浮かび、
「チェチェコリ」の能天気な単調さを駆逐することが出来ない。

2003.7.10 [木] 6:31 pm

雨ときどきくもり。
蒸し暑かった。

定期検診のために歯医者へ行った。
とりあえず何も問題なかったが、歯間掃除ブラシを勧められ、今後使うことにした。
ブラシ・・・。
今の私はブラシを見たら、それを鼻に入れたらどうなるか、ということしか考えられないように出来ているが、さすがにこれはちょっと使いにくそう。
鼻のために作られている訳ではないので当然だが、先が110度に曲がり、先端は歯間に入れやすい様に鋭く尖っている。
実は昨日、例のブラシでごそごそやっていてついに鼻血をだしてしまった。たいしたことなかったが、以来尖ったものは敬遠気味。

首都圏外に住んでいながら何故か幼い頃から新橋の歯医者にかかっている。地元には都市銀行がないため、東京へ来たついでに銀行へ寄って当面の生活費や経費のために現金をおろした。
ちょっとまとまった額になったので籠のバッグにポンと入れるのは心もとなく、
試しに帯に挟んでみたらこれが正にジャストフィット、帯板の代りにもなって丁度良かった。
今日運んだ現金は約70万だったが、この感じからすると500万くらいはいけそうだ。
幾らまで隠せるか一度試してみたいが、費用のかかることだけに無理である。
帰宅して父に、ホカホカじめっ、とした札束を渡した。

2003.7.9 [水] 10:09 pm またしても鼻の話

雨。
今日もじめじめ。

下駄の鼻緒の調節をしてみた。
歩き方が悪いのか鼻緒を締め直してもらっても、すぐに緩んでしまう。
ひどいと、締めてもらって2日続けて履いたらずるずるになったこともあった。
いちいちその度に履物屋へ行くのは大変なので、普段遣いのものくらいは自分でしてみようと思ったのだ。
土曜日にやはり締め直してもらった時に、前つぼのところのやりかたをじっくり観察したので、要領は分かっている。左右同じに締めるのが難しいが、まあなんとかなった。
調子に乗って持ってる下駄3足を締め直し、夏用の草履も締め直した。
とにかくきつめがよく、特に前つぼは、かずさんも日記に書いておられたけれど、きゅーっときつめが丁度良い。ゆるいと脱げそうで気を遣うので疲れるし、走ったり跳ねたりできない。
ちなみに、長谷川商店ですげてもらった草履の鼻緒はとてもしっかりしていて、金沢を3日間ずかずか歩きまわったけれどびくともせず、足にぴったりと添うような履き心地だった。
ここへ全部持ち込めればいいんだけどねー。なかなか行けないなあ。

今日はまだ鼻ブラシを使っていない。
鼻の中を気にせず放っておけば鼻毛がブラシのようになりますよ、というアドバイスを頂いた。
そういうものかも。
昔よく男友達から、「鼻毛が出ているよ」と指摘されたものだった。
当時から既にブラシのような鼻毛だったのだなあ。

2003.7.8 [火] 8:57 pm

雨。
一日じめじめしていた。

10年くらい前に某宗教団体が行っていた修行の一つ、鼻の穴に糸を通して口から出し、糸の両端を持ってごしごししごくアレ、
あれをすればきっと私の鼻の中もきれいになるだろう。
やらないけどね。
あまりブラシに頼りすぎると鼻毛がなくなりますよ、というアドバイスを頂いた。
ほんとにそうかも。
気をつけよう。

2003.7.7 [月] 9:58 pm

くもり。
涼しかった。

今日の仕事では煤だらけになることはなかったが、
好奇心で鼻の穴掃除ブラシを使ってみた。
が、その前にふと思いたって、
これって鼻の穴だけでなく、耳の穴の掃除にも使えるのでは?
と、耳にも突っ込んでみた。
はっきりいって気持ち悪いが、慣れれば大丈夫そう。
それどころか、耳孔内の壁の掃除にはぴったりで、特に私のようにハードタイプの耳垢をこそげ落すにはもってこいであることが分かった。
というのは嘘で、中耳炎にでもなるといけないので止めた方が良いことがわかった。
しかしこれ、良く考えたら一昨日に既に一度鼻に突っ込んだブラシだったんだよなあ。
耳に入れちゃったよ。まずったなあ。
で、鼻の掃除の方は、まだ慣れないのでおっかなびっくりやったためにあまり効果はなかった。
ブラシの軸の先が尖っていたのでこれをペンチで曲げてみた。
毛の硬さはやはりちょっと刺激的で、掃除以前にクシャミがでて困った。
どうやらこのままでは実用化するのはまだ難しそう。
そのうち慣れるだろうけど。

最近この界隈に野生の熊が出没しているらしい。
それも親子で。
子連れの熊は神経質になっているため大変危険だという。
駆除のために地元のハンターの人達が駆り出されていたが、
うちの近くに森のクマサンがひょこひょこ歩いている光景って、いいと思うんだがなあ。
駄目なのかなあ。

2003.7.6 [日] 

くもり時々雨。
少し蒸したが過ごしやすかった。
昨日に引き続き今日の格好は、紺地に撫子、柴、萩を白で染め抜いた麻着物に、ベージュっぽい博多の半巾帯。襦袢は去年適当に作った麻の二部式、初めて麻足袋を履いてみた。
全身殆ど麻尽くめ。
軽くて涼しくて気安くて、いいですな、麻は。

映画「ブルー・クラッシュ」を観た。女の子がサーフィンするお話。楽しかった。
会場にはこの映画に出てくるような若い男女が大勢いた。

2003.7.5 [土] 10:03 pm  酔っ払ってまたもネットカフェー

晴れ。
あまり蒸し暑くなくわたし的には過ごしやすかったが、豪州出身者に言わせれば今日は湿度が高いとのこと。

午後から浅草に行った。着物や小物のお店をふらつきたくて行った。
浅草寺では、またしても5円しか賽銭を投げなかったくせに10項目以上のお願い事をした。
いつものことながら外国の方が多く、2回も一緒に写真を撮られてしまった。いやあーまいったなあ。こまるなあ。もう。勘弁してよ〜。いやあいやあ。くねくね。

「手植ブラシ 藤本虎」というところで、細い「筒」を洗うためのブラシを買った。
細い筒、とは何か。
それはズバリ私の鼻の穴のことである。
普段から仕事で煤まみれになることが多く、そうすると当然鼻の穴の中も真っ黒になり、顔を洗う時にはいつも難儀する。
これをすっきり解決するには、鼻専用のブラシがあればいい!と常々思っていたのだ。
この店には「急須洗い用」などの「筒ブラシ」が数種類あるが、鼻の穴となると直径5ミリくらいか。それにふさわしいものを探して、あれこれ物色してみた。
店内で、まさかブラシをいちいち鼻の穴にあてがって確認してみるわけにももちろんいかず、大体の感覚で選んだところ、「ストロー洗い」というのが最も適しているように思えた。
そうか、鼻の穴というのはストローの穴くらいなものなのだな。
ブラシの毛を触ってみると微妙に感触が違ったので、
普段あまり鼻血を出さない丈夫な鼻の粘膜を持つ私であるが、一応一番柔らかいと思えるものを選んでみた。

店内で自分の鼻のサイズに合うか否か確認ができなかったので、帰りの地下鉄のホームでこっそり、周りに誰もいないのをいいことに、突っ込んで確かめてみた。
うん、直径はまずますといったところ。
しかし、このブラシは毛の部分が3cmほど。柄の部分は25cmくらいある。幾らなんでも私の鼻の穴は28cmもないぞ。
当たり前か。
とにかく実用化できそうなので満足することにして一安心したところで、
誰も見ていないと思っていたのに、幼稚園児くらいの小さな女の子が私をじっと見ていることに気がついた。
ぐ。
今更何のフォローもできないので、曖昧な薄笑いを浮かべたまま彼女を見送った。
今日、浅草寺のおみくじに
「今までの悪いことが洗い流されたようなすっきりした状況に」なると書かれていた一方で、
「油断あらば大事」ともあったが、これのことだったのか?

話が前後するが、仲見世の一本隣の路地を歩いていたら、お巡りさんが2名、新聞紙を持ってウロツイテいた。
なんだ何だ、物々しいぞ、と思ったら彼らと薬局店員の会話が聞こえた。
「そこにウンコしちゃったんんですか?!ったく、あのバカ!」
「そうなんすよ。」
「申し訳ないけど水か何かで流しておいてもらえますか。」
云々。
彼らの指差した方には怪しいヨゴレがあった。
今日はいろいろあるなあ。

時間が合わず映画は観られず。
「デッドコースター」という、「ファイナルデスティネーション」の続編みたいなB級映画を観たかったのだが。

2003.7.4 [金] 11:53 pm

晴れ。
暑かった。
地元の選挙の不在者投票へ行った。

母の着物の洗張り+シミ抜き+仕立て、私の紫無地お召の洗張り+仕立て、
が完了して返って来た。
まだじっくりチェックはしていないが、何十年来の汗染みがキレイに落ちて、
見違えるようになっていた。嬉しい。

楽しみにしていたのはこれだけではなく、
品物と同封された呉服屋さんからの手紙をばりばり開けて読んだ。
以前ネットオークションでやすう〜く手に入れた変な反物の端布を見てもらい、
これが何なのか、調べてもらったのだ。

日記にも書いたような気がするが、
糊がばりばりに効いていて、アイロンかけると糊が溶けてはりつく、横総絣の生地を反物で買って、
仕立ての練習のために何も考えずにそのまま縫い、
しかしあんまり糊がすごいので洗濯機に突っ込んで糊を落したら、急に縦しぼが現れて風合いが全然変ってしまった、ということがあった。
手紙によれば、これは「石下結城紬」の夏物の縮、だそうだ。
何でも、湯通しがもっとも大切で(!)、
普通に糊を落すと硬くなってしまう(!!)ので、
専門の業者に依頼する必要がある(!!!)、
のだそうだ。
しかしそんなこといったって、
もう「せんたっき」でがらがら洗ってしまったよ。
しかも糊をなるべく落すためにとネットにも入れずに。
今更どうにかなるのか、今度相談してみようっと。
何も知らないとは恐ろしいことだ。

2003.7.4 [金] 0:18 am

くもりのち雨。
今はどしゃ降り。
ここんとこウィンブルドンテニスを観ていて深夜になってしまうことが続いている。
今日もご贔屓のベルギーの女子選手、エナンの出る準決勝があったが、
残念ながら負けてしまった。

仕事の後、またしてものび放題の草を刈るべく、斬鉄剣(鎌ともいう)を持って薮の中へ。
仕事用巨大冷蔵庫の室外機の周りには、葛や藤などのつる草が生い茂っている。
毎年のことだけどこれらが機械の中にまで侵入し、放っておくと破壊してしまいそうな勢いなので、時々駆除しなくてはならない。
去年はうっかり草刈りをサボったら、藤のつるがラジエーター?の蛇腹の中にがっちり入り込んで、しかも薄いとはいえ金属でできている蛇腹をこじ開けて、ねじ曲げてしまっていた。
スゴイ。
で、今日も案の定、既に魔の手が忍び寄っており、かなりの面積を覆っていた。
五右衛門よろしく斬鉄剣を振り回し、ばっさばっさと倒していったが今日の切れ味はいまいち。
名刀(←うそ)も手入れが悪いということきかないのかもね。

相手の植物が生命力旺盛に襲い掛かってくるほどに、こっちもむきになって鎌を振り回すが、
しかしこれだけ懸命に生きようとしているものを、無下に切り倒すっていうのは、やっぱりちょっと申し訳ない気がします。

2003.7.1 [火] 6:06 pm

くもり後雨。
けっこう暑かった。

今日から地元の町長・町議会選挙が公示になった。
うちは周りに他の家がない、まさに山の中の一軒家だが、
沢山の宣伝車がうちの前を通り、うちだけのためにスピーカーで「○○でございます」をやってくれた。ご苦労さんです。
投票日は日曜だが、外出予定なので不在者投票に行くつもり。

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