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2004.4.30 [金] 

晴れ。たいへんさわやか。

 パートさんはもう連休ということでお休みにしてもらっているが、この間の在庫を既に一部切らしてしまったので、先日から一人仕事してます。
 せっかく1人だからと、気になっていた実験をしてみた。そしてうまくいった!よかった。これでオーストラリアの牛でも大丈夫よー!

2004.4.28 [水] 

晴れ時々雨。

 私も方言ネタ。と思ったら、しょうさんと殆ど同じでした。でも「シンギリシンギリ」というのは知りませんでした。
 「えんこ」はやっぱり座ることやエンストなど、これも同じ使い方してるけど、随分前に夢の島へ行った時、真っ直ぐな路の脇に立っている何本もの電柱にそれぞれ、
「ゆめのしまでーす」
「ゆーかりのきでーす」
「えんこのこやま」
と書かれた物が順番に、繰り返し貼ってあった。まったく意味不明である。ユーカリやら夢の島やらはともかく、「えんこのこやま」って何?


と思って検索したら、その辺りの肥料屋さんの看板だそうだ。
へー。

2004.4.25 [日] 

晴れ。

 来月の葉山芸術祭でのステージに向けて、みなこさん宅で玉簾の練習をさせてもらった。それだけでなく、美味しい塩やきそばと中華コーンスープもご馳走になった!ご馳走様です。
 ビデオでチェックまでしてもらったお陰で、細かいことまで確認できた。後はこれを確実にこなせるようにするだけねー!って、それが難しいんだけど。

 真楽の新歓パーティーはおお賑わいだった。あれだけ図々しく喋りまくる私ですが、とても人見知りです。実は見えないところでじゃじゃ漏れに汗かいています。なので、皆さんの方からお声がけして下さって、すごくすごく嬉しかったです。
 お店の照明がやや暗めでいい感じでしたが、せっかくの皆さんのお召し物がよく見えなかったのが残念。しかしこの薄暗さのお陰で私の袖山にでっかくついた染みも見えずにすんでよかったんだけど。
 今日の着物は、白地に赤で木目のような縦縞が織り出してあるアンティークのお召。遠目に見ると、アメリカで食べた脂身の多いベーコンのようだ。去年この格好で金沢の兼六園を歩き、ものすごくまわりから浮いていたのを思い出す。

画像はリリコさん提供。
この日の着物です。

2004.4.24 [土] 

晴れのちくもり。

 竹橋にある国立近代美術館工芸館へ行った。http://www.momat.go.jp/...
 ここの収蔵品のなかにはキモノなどの布類が多くあるとかで、時々入れ替える常設展には必ず布ものがはいっていると、何かの雑誌で読み、気になっていたのだ。
 美術館の建物自体もおもしろい。それこそ小学生の頃から、高速道路を通る度に見掛けていたこの洋館に、一度入ってみたいと思っていた。
 この建物は、近衛師団司令部庁舎として明治時代にに建設されたとか。http://kngtsan.hp.infoseek.co.jp/...
 母の幼い頃の話では、戦後にこの建物が宮内庁だかのお役人の官舎になっていたことがあったそうで、クラスメイトがここに住んでいたという。一度遊びに行ったが、お邸の中を幾つもに区切って何世帯もが住んでおり、廊下にはコンロなどが出てそこで煮炊きしている様子がうかがえ、通路の高い天上に小さな裸電球がポツンポツンとついていて薄暗い、気味の悪いところだった、のだそうだ。
 今は美術館なのでもちろん中へ入れるが、観てまわれるのは全体の極一部だけ、内装に昔を思わせるものは殆どなく、今時の美術館と何ら変らなかった。ちょっと残念。
 で、展示の方も、期待したほど布物がなく、でも一点だけあった着物は芹沢けい介の型染めの付け下げ小紋だった。「所蔵作品展 アール・デコの精華」というのもおもしろかった。
 先週、先々週に続きまたしても浅草へ行き、黒塗りの下駄を買った。真田紐の鼻緒〜♪。恒例の浅草寺のおみくじは「小吉末」というもので、吉には違いないけど内容はしょぼかった。家業がうまくいかなくなる、と書かれていた。やめてよ、ちょっと〜!かずさんの以前の日記にもあったけど、確かにこういうのは引かないにかぎるかも・・・。

 今日から映画「KILL BILL Vol.2」が始まる。映画館で並んでいたら、先週一緒に映画を観た人が偶然来ていた。またも一緒に映画鑑賞、ご飯食べて帰った。この人と喋ってるといつも閉店になる。

画像は、国立近代美術館工芸館。

2004.4.23 [金] 

晴れ。ややくもり。

 家の脇に流れる川の向こう側、橋の土台の一角に、キセキレイが二羽、ちょこちょこ跳ねていてかわいいなあと思い、双眼鏡でまたしてもストーキングしていたら、丸い視界の中に何か長くて変なものが入ってきた。よく見たら、1mほどもあるでかい蛇だった。橋の土台、というか橋げたの壁面を登って来ており、あれだけの高さをよくぞここまで、しかし何を目当てにやってきたのか、まったくわからない。さっきからキセキレイが騒いでいたのはこのせいだったようだ。
 気になって調べたら、あれはヤマカガシのようだった。キセキレイはレモンイエローとグレイの羽の色、ヤマカガシも黒と黄色をしていて、なんだかおそろいでちょっときれい。まあ、私は双眼鏡で覗いているだけで、まさに対岸の出来事なので恐くないからこんなこと言えるのだけど。

画像は、その辺に生えていたきのこ。

2004.4.22 [木] 

晴れ。夏のように暑かった。

 夕方、母が
「あそこの詐欺が云々」
とぶつぶつ行っているので何事かと思ったら、鳥のほうの鷺だった。100mほど向こうの杉の木のてっぺんに、鷺みたいなのが一羽、立っていた。双眼鏡で覗こうとしたら飛び立ち、結局分からなかったが灰色の鶴のようでもあった。こういうの、昔はもっといたんだけどなあ。
 ここんとこ気候がいいせいかきれいなものやかわいいものがどんどん増えている。
 今朝は電線にシジュウカラがとまっていたので、やはり双眼鏡でストーキングさせて頂きました。
 他にも、一輪草が土手に咲き広がっているし、山吹は満開だし、ニセアカシヤも咲き始めたし、今日は藤のツボミがほころんでいるのを見つけた。山桜も、つくしも、スミレも、紫大根も、ホトケノザも、毒があるという紫ケマンも、みんなきれい。そしてみんな勝手に自生している。楽でよい。
 昨年暮れにペンキ屋がひっくり返してもう駄目だと思っていた鉢から、台湾カラマツソウの小さな芽が出ていた。それも沢山。えらいぞ。復活、しかも増えているなんて。
 その隣の鉢からは、いつのまにか楓が芽を出し、20cmくらいに育っていた。木になるつもりなんだろうか。
 庭作りをしてみたいとも思うけど、放っておいても勝手に何か生えてくるので、やっぱやらなくてもいいか。面倒だし。

画像は一輪草。多分。二輪咲いているので二輪草かもしれない。

2004.4.19 [月] 

くもりのち大雨。寒かった。

 本日真夜中に玉葱が届くから、と言われた。20日午前1時半頃になってトラックがやってきた。夜中に玉葱1t運びました。

2004.4.18 [日] 

晴れ。今日もいい天気。

 昨日に引き続き今日も韓国映画。「悪い男」を観た。面白かった! が、人に勧めていいのかどうか。というか、お勧めしないでおいたほうが無難。
ここんとこ日本に来ている韓国映画がなんだかどれも面白そう。
 あ、そうだ昨夜また「冬のソナタ」観るの忘れた。パートさんにこのドラマを落ち着いてみていられない、と話したら、嫌だと思っても最低10分は我慢してみてごらん、そしたらはまるから、と言われた。そうなのか。 
 この数週間ずっと行こうと思いつつ行っていない博物館へ行くつもりが、結局行かずにまたも映画。今度のは「インザカット」。昨日からの映画はどれも年齢制限のあるのばっかだなあ。

2004.4.17 [土] 

晴れ。暑いくらい。

 日頃は暑い血潮が煮えたぎり、充血ぎみの私だが、毎年春先に一度、血が足りなくて具合が悪くなる日が来る。それが今年は今日だったようだ。
 浅草合羽橋に用事があり、ここで買い物していた頃から徐々に悪くなり始め、こらマズイ、とどこかに陣取れるようなトイレはないかと徘徊して、喫茶店など探したがなかなか見つからず。とりあえず六区方面へ向えば何かあるだろうと期待したが、あるのは風俗のお店ばかり。こんな昼日中には営業しておらず、していたとしてもちょっと遠慮したいところ。前方に「ホテル」とでかく書かれた看板があったのであてにして進んだが、ついてみたらやはり、
「大衆料金 休憩○○円 お泊まり○○円」
というやつだった。
 休憩、本当はしたくてたまらないんだけど、ここをやりすごし、ああもうだめだ!と思ったところでようやくデニーズを発見した。
 入店待ちリストに10人くらい載ってる混み様だったが人を掻き分け掻き分けしてトイレへまろびこみ、そこで1時間ほどくつろがせてもらった。こういう時のトイレはもう殆ど私のお部屋状態で、頬ずりしてるあったかい便座は優しいお友達だし、オムツ替えシートは心地よい枕兼脱いだ着物の置き場だしで、やりたい邦題だ。
 この後人と映画を観る予定なので、それまでの間にも何か1本観ようと思っていたのに叶わず、浅草寺でお参りとおみくじだけした。おみくじ、またしても「凶」だった。験直しに再びひいたら「吉」だったが、吉のくせに碌なことが書いてなかった。
 夕方に待ち合わせた人と観たのは韓国映画「殺人の追憶」。面白かった。
 映画の話をいっぱいした。この人と映画の話がちゃんと出来ると、ちょっとほっとする。

2004.4.13 [火] 

くもり。寒かった。

 パートさんによると、町内の「はら」と呼ばれる地域の住宅地で、空き巣が相次いでいるという。それも、空き巣に入られた方が何かを盗まれていることにまったく気付かずに暫く過ごしてしまい、お金が消えていても僅かづつであるために自分の思い違いかと思ってしまうほど、巧妙なのだそうだ。被害に遭った家はどこも家の中を荒らされておらず、財布などの中身だけが抜かれているらしい。
 この地域は田舎のご多分に漏れず、普段から玄関のカギをかけずにいる家が多い。空き巣もそれを承知で入ってくるのだろう。感心することではもちろんないが、何だか「鬼平犯科帳」言うところの本格の盗賊、みたいだな。

 「はら」で空き巣被害があったらしい、と聞いた時、私にはそれが町内のどこなのかわからなかった。町といっても広く、その中に人里が点在しているところなので、細かい地名は馴染みがない。
 パートさん達の会話に時々出てくる耳慣れない地名のなかには、はっきりいって意味不明、それは本当に日本のどこかなのか?というものがある。
 よく聞くのが「はらでろ」で、「はらでろの吉男さんが云々」といわれてもちっともわからない。それはどういう字を書くのですか?と尋ねたら、多分「原平呂=はらていろ→はらでろ」だそうだ。
 「へへー」というのもある。これは正しくは「扁杯=へはい」で、「へへー」。バス停の名前にもなっているので確かだ。他には「わったいら」で、「上平=うわたいら→わったいら」と思われる。
 あと変なのは「はめーば」で、会話の中に「アメーバに嫁に来たみち子さんが云々」とか出た時には、「アメーバ?って何?」とさっぱり見当がつかず、これも尋ねたら、どこだかたの地名なのだが、どういう字を書くのか、いってるパートさん達にもよく分からないらしい。私の勝手な想像では、「飯前場=はんまえば→はめーば」となっている。

2004.4.11 [日] 

晴れ。

 博物館に行く筈が、夜更かししてB級映画を堪能してしまったために行けず。
 本日の映画は「ディボース・ショウ」。面白かった。
 京王デパートの催事場で質流れ物市をやっていたのでちょっと寄った。着物があるだろうということで。
 あったけど、きっと着物のコーナーだけは質屋ではないところがやってたんだろうなあ。呉服屋の在庫品という感じだった。もちろん中古もあったけど。
 一万円くらいの黒っぽい大柄の大島がよく使い込んであって気に入ったが、どうしてこんなに安いんだろう?サイズをみてもらったら裄が66cmもあって、丈も充分。お店の人が、
大島がこんなに安いことは他ではないですよ、お勧めです、
というけど、何故安いのかは説明してくれず。自分であちこち調べたら、上前にカビっぽいシミが数箇所あり、きわめ付けは、後ろ身頃の帯に隠れる辺りに10cmくらいの剥ぎが入っていた。なるほど〜、だから安い訳ね。
 だまって売りつけるのではなく、一言いってくれればいいのにね〜。結局買わず。欲しかったけど、今はもっと明るい、軽やかなのを探したいのだ〜。

2004.4.10 [土] 

晴れ。暑いくらい。

 友達の家に集合して、食べ物持ち寄りパーティーと着付け練習会をした。
 沢山おしゃべりしたけど、韓国のテレビドラマ「冬のソナタ」の話題も少し。私はあれが前からダメで、あれだけ人気があるのだからきっとちゃんと観たら面白いんだろうなあと思うのだけど、体質に合わないというか・・・。今晩NHKで再放送があるので観るように、ということになり、妹宅で挑んでみたが、やはり駄目だった。10秒もったかどうか・・・。来週、また挑戦だ!

2004.4.9 [金] 

晴れ。

 借りてきた映画「テープ」を慌ててみた。明日返さねば。
 おもしろかった、けど・・・。時間がなくて半襟付けしながら観たかったので珍しく日本語吹き替えに設定してみたけど、なんかこれ、見てなくても話が充分通じるのね。

2004.4.8 [木] 

雨のち晴れ。午後になっていい天気。

 先日の浅草寺でお守りを買ったら、はなまつりですから、と甘茶のティーバッグをもらった。
 甘茶って飲んだ事ないなあ、ということで楽しみにしていたら、知らなかったけど、本当に本当に甘いのね!!甘味料入ってんじゃないか?ってくらいに。
 ニオイは青臭いというか草のニオイだが、味は蜂蜜のようなやや癖のある甘さで、うっかりティーバッグを急須に入れっぱなしにしておいたら、物凄く甘くなってしまった。これはなるほど、甘露だわ。
 浅草寺の説明に因れば、お釈迦様が生まれた時に甘露の雨が降り、それを産湯にしたとかで、花祭りには甘露になぞらえて甘茶を飲むのだそうな。甘茶の茶っ葉は、アマチャヅルの葉を蒸して揉んで緑汁を除いて乾かしたものだそうだ。
 アマチャヅルは確かそこいらに普通に生えている筈。どういう形態だったかもう忘れたが、見つけると摘んで帰る人もいる。まさかあれがここまであま〜いお茶になるとは知りませんでした。
 ついでに、花祭りがお釈迦様の誕生日だという事も知りませんでした。ずっと命日だと思ってました。そして人にそう吹聴してまわってしまいました・・・。
 リリコさんの日記にあった、「甘茶でカッポレ」の語源が
「アマンチャ・デ・カプリオーレ」というイタリア語だというの、面白い・・・。http://www.kanshin.jp/...

2004.4.5 [月] 

晴れ。風が冷たい。昨日の雪は全然残っておらず。

 一昨日の浅草で、前から気になっていた伝法院通り「よのや櫛舗」へ行った。行って、すき櫛を買った。ツゲが欲しいなあと思っていたが、よく見たら他に桜や椿の木で作った櫛もあった。おもしろいなあ。どうせなら他にないものを、ということで椿の櫛にしました。うれしい。
 椿も、こんな大きな櫛を作れるくらいの大木になるのだなあ。年輪が美しい。大事にしよう。http://www.kanshin.com/...

2004.4.4 [日] 

雨。うちの方は雪。寒かった。

 千鳥が淵をお散歩の筈が、寒くてやめた。
 今日の映画は「ペイチェック」。面白かった。ここんとこ映画を観ておらず、久々に「ぴあ」を買ったら完全に流れに乗れていないことがわかった。反動でTSUTAYAで3本借りてしまった。観きれるのだろうか。

2004.4.3 [土] 

晴れ。とてもとてもいい天気。

 達磨を買いに浅草へ行った。妹の学校のイベントで達磨があるといいらしいので、だめもとで探しに行ったのだ。
 達磨って、普通どこで売っているんだろう?あの選挙事務所にあるようなのは、選挙特需とかでシーズンになると大量に作るのだろうか。年末になると達磨の行商人が来る、とあるパートさんが言っていたが、今はそういうのもないという。日本臭のする土産物なら浅草、という気がしたので行ってみた。
 そしたら案外簡単に見つかった。仲見世入って数軒目で早速に。他に招き猫なんかもあった。
 達磨は、ころんでも本当にすぐに起き上がる。どうせなら起き上がり度のよいものをと、店頭で幾つかごろんごろんさせてもらって、活きのよい達磨さんを選んだ。
 
 なんだかいつもよりも随分と着物姿の人を見掛けるなあと思ったら、隅田川着物スタンプラリーって、今日だったのね!キーワードちゃんとチェックしてたつもりが、うっかりしてました。去年は雨でも決行したために賞品の当選率がよかったらしく、次回こそは必ずや参加を!と意気込んでいた筈なのだが。来年こそは・・・。
 参加の皆さんのお召し物はとても豪華なものが多く、早々と木綿単に下駄履き、といういでたちの私は、なんだか物凄くみすぼらしく感じたりして・・・。春だし、気分を変えて柔らか物を着たくなった・

 映画を久しぶりに見た。「マスターアンドコマンドー」。面白かった。

画像は、浅草寺近くの桜。

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