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くもり時々雨
山梨市にある、徳和渓谷というところへハイキングに。わりと気軽なコースのようで、こんなところが近くにあるとは知らなかった。
んが、登山口から順調に進んでいくとまもなく、立ち入り禁止とかかれたゲートが閉まっていた。ええ〜?なんで?そばに「熊注意」という看板があったので、これのせいなんだろうか?としかたなく引き返す。
と、近くの集落で会った人が言うことには、あれは車はこれ以上入るなという意味であり、歩く人は門を越えて進んでも構わない、別に熊のせいで閉まっているわけではない、とのこと。そうなの〜?今から引き返そうとも思ったけれど、雨が降りそうだったのであきらめて温泉へ行くことにした。
ら、道中のやってるんだかやってないんだかよくわからない飲食店のおばあさんに呼び止められ、お茶飲んでいきなさいよ、と。何も注文しなくてもお茶飲んで休んでいけばいい、というのでお言葉に甘えることにすると、なぜかぞろぞろと煮物やら漬物やらさくらんぼやらがたくさんが出てきて、「で、今日は何にする?」。え?やっぱり注文しなくちゃならないの?もうお弁当食べた後だったのでおなかいっぱいだけど、まあビール飲みたいからいいか、と注文すると、「じゃあつまみがなくっちゃね」と頼んでもいないお刺身が出てくる。どうしていいのかわからず、ビールの値段を尋ねると、「600円だけど、1000円も置いていってくれればいいから」と、どういう計算なのか。
これはおばあさんの策略にはめられたのでは?と思うものの、何度も同じことを繰り返して話したり、終始マイペースでことを進めていく様子、その後現れた地元のおじいさんとの掛け合いも含め、ドリフのコントみたいでおかしくて、とにかく出されたものを食べきって、1000円置いて逃げるように出てきました。逃げながら友達と、志村けんのあれは、ネタじゃなくてきっと本当にああいうおばあさんが身近にいたってことなんだよ、と笑った。
画像は、徳和渓谷の一部 |