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2004.5.29 [土] 戦利品 |
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クラフトフェアは素敵な高価なものもあるけれど、お手頃なものもいっぱい。それを目当てに来る人も多いんですよね>私もね>笑
画像が今日の戦利品(別に値切ってないですよ!)。宙吹きガラスコップ6つと梨の木の箸(三谷さんのフォーク以来、すっかり梨ファンに)6膳‥しめて10600円。我ながら堅い買い物であった‥。>欲しいモノ、たくさんあったもん。
着物じゃなくて後悔したのは三谷龍二さんを見かけたのに、気後れして声がかけられなかった事!なんか‥着物ってそういうパワーがでるんですよね。は〜お話したかったな‥。 |
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2004.5.29 [土] 松本クラフトフェア |
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へ、行って来ましたよ→こんな感じhttp://www4.ocn.ne.jp/...
もう私は行くのが4回目なんでブースの多さにびっくりしませんが、「まわりきれない〜」という声があちこちから聞こえます。
以前は誰でも申し込めば出店出来たので、いっときはフリマみたいになっちゃったのです。ここ4年程は審査に通ったところだけが出せるようになりました。なので粒ぞろい(?)で見る方も嬉しい大変さが。
出品者もお客さんも県内だけでなく、全国から集まって来るから意外な人に出くわす事があったりしてモノ作りをする知り合いが多い私には2倍楽しい催しです。10年振りの再会、とかね>笑
そんな中、今年もハッピーがありました。
手紡ぎの麻をライフワークにやってる織手さんがいて、色々話してると私の顔を見て「前、お着物きてませんでした?」って言うの。(今日は違ったのでした。後で後悔することに!)
「へ?あーこの辺うろうろしてたかも‥」と答えてもう1回「やっぱり!思い出した!」お話した事のあった人でした。
それで盛り上がり、今度麻畑を見せてくれる事になったんです�。
日本でいい麻が手にはいりにくくなって、自己栽培に踏み切ったそうです。手紡ぎの麻って、私今まで知りませんでした>ふわふわで、なんか暖かそうなんです。
あ〜楽しい。しずっちにお酒の神様がいるのなら、私にはクラフトの神様がいるのかもしれません‥。 |
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2004.5.27 [木] 終わったと思ったら始まった |
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実は金、土、と続けて「うらの」さん、「光佳」さんとお邪魔してたのです。濃いでしょ?これは。(笑)
初恋の「うらの」さんで切ない思いをして、もう恋は当分いいわと思った次の日に運命の出会い‥‥私の貞操観念は?!>違
前置きはいいとして光佳染織さんのこと。>おいおい‥
「きものサロン」最近買わなくていいかなあ、と思う事もしばしばで、好みが以前にも増してピンスポット的になってきた。(だったら2ページだけの為に「メイプル」買う、みたいな)
そんな中、しつっこく見続けていた特集がある。2003年きものサロン春号「柳宗悦の美を受け継ぐものたち」‥館山の斉藤さんなども載っていたこの特集が大好きで、溜め息ついて見てたのです。
染織展覧会もしかり。好きだけど、自分が着られるとは思わなかった。
「光佳染織」さんはまさにこの世界。
色が、織りが‥ノックアーーウト!そして直にやり取りして下さるところが当然ノックアウト!雲の上じゃ、ないもん!
色も替えたり、細かい事にも対応してくださる、つまりフルオーダーメイド可能、なんです。もちろん技術あっての‥ですよね。
ここまで来てしまっていますよ>誰となく>笑
実力帯、欲しい〜〜〜!!!>誰となく
余談‥もう、誰、でも!「壇ふみ」になれる着物ありました。どうでしょう?どなたか。 |
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2004.5.24 [月] うらのさんの事 |
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「ミセス」という雑誌に連載されていた浦野理一さんの着物に出会ったのはもう9年位前のこと。
結婚して大阪から諏訪へ移り住み、散歩の途中で「うらの染織資料館」が目にとまった。当時、古着をメインに着物を楽しんでいた私にとって「うらの」は新鮮そのもの。組み合わせや、特に無地のたて節紬の帯に「なんてモダン!」と感激し、すぐのめりこんでしまった‥。「ミセス」のバックナンバーを借りて連載をカラーコピーし、ファイル作り(笑)。これを一体何度見ただろう?
そして初めてのお誂えも「うらの」さんで。まだ若かった私に「若い方が渋い色を着るのがいいんです。」と、御子息の範雄さんが選んでくれた藤袴色の無地。思えば、それからが私の着物の第2ステージのはじまりだったんだなあ。
作家、林真理子が「初めての縁があった呉服屋さんとは、初めてつきあった男と一緒」と書いていたけれども、何でも「初めて」というのは後々まで影響が残るものかもしれない。引っ越し、出産、育児‥と着物ブランクが長く、今だあまり成長していない私だから余計にだけど、「うらの」さんは今でも特別。そして好きなテイスト、<あたたかみのあるモダン>はおかげさまで一生変わらないと思われます。
先週の金曜日同じくうらのマニアである、みにひつじさんと連れだってもう間近に終焉を迎えるであろう工房跡におじゃました。
白い布で覆われたショーケースに残りわずかな反物達。私達は寂しい品数に少なからず落胆したけれど、広げてみていくと‥やはり大好きだから、1点1点が力を放ち出してきた。
やばい!これはもう止まらない。接客のアダチさんはずーーっと「うらの」にいらした重鎮。「うらの」の良さを深く知ってられるから、あの点数の中でもつぎつぎと素敵な組み合わせを見せてくれました。すごいのです。
あと、何回訪ねる事が出来るかしら?嬉しさと興奮と寂しさと。すべての感情がわあ〜っと大きい一日でした。みにさん、行くきっかけを作ってくれてありがとね!
私のたて節紬無地帯は江戸茶です>画像 |
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2004.5.23 [日] ぬけがら感? |
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濃〜い2日間(普段ゆるいから2年分くらいかも?!詳細は今度)が終わった。
今日は雨だし日曜だし薄〜く‥ぎりぎり生きてる(?)‥位にしようと決めてずっとパジャマです。あ〜〜〜自分が伸び切ったゴムのよう>笑。気持ち良いー。
(独り言)みにさん、アタシを大女扱い‥したね?162cmしかないっつうの。(人格変わって)‥でも、いい試合だったわ!またダブルスよろしくてよ>ひろみ!(蝶達と一緒に去る) |
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2004.5.19 [水] 私も閑です |
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実は洋服だって大好きなんだ。
着物を選ぶ基準(好み)って今まで着てたモノ=洋服によって培われてきたように思う。(そればかりじゃ、失敗することも多いけど>苦笑)「これを選ぶ理由」ってのが実は案外同じなのに気づく‥。同じ人間が選んでいるんだもの、あたりまえ!
と、いう訳でお気に入りの洋服がどの着物にあてはまるのか、妄想してみました。
○セントジェームスのTシャツ→上田紬‥ざっくりと丈夫な所が似てる。体型カバーも期待出来る。
○スリードッツのTシャツ→唐桟織‥気心地よしで綿なのにお出かけ着にもなる。着ていて安心、の大活躍もの。
○ユニクロのタートルネックTシャツ→古着の大島‥すごく気に入ってる訳ではないけど、便利>笑。致命的に汚れても覚悟ができてる。
○ジョンスメドレーのニット→久米島紬‥カジュアルにもよそゆきにも着れるスタンダード。(でも心は超よそゆき)
○マーガレットハウエルのワンピース→たて節無地紬‥流行は超えてきっと一生好き。ものを買う時はこれが軸になる。
一番嫌いなのは「箪笥の肥やし」。洋服も着物も自分が大事に出来る実力にあわせて増やしたいな。(と言いつつ靴とかばんは無尽蔵に増えていく〜‥まだまだだな!>自分)
画像は息子の服たち。親のせいで地味好み。 |
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2004.5.9 [日] たらの芽パーティ |
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原村の友人宅に集まって「たらの芽の天ぷらパーティ」!
この友人宅、かなりの山奥で冬には遭難するから行けない、ともっぱら評判です。で、駐車場にはベンツやBMWが並ぶフィンランドハウス‥どう見ても別荘‥だけど家族で住んでんですよ!1年中。>尊敬しちゃうなあ。
そしてたらの芽は当然売る程ありました。天ぷら油温めて野菜を揚げ始めてから採りにいったのに、いい頃あいにバケツいっぱいなって帰ってくるあたり‥。通行人は獣と猟師だけって本当だね!>笑
10年来の仲間ばかりで集う食卓には山菜の天ぷらに沖縄の泡盛あり、北海道の海の幸あり、香川人仕込みのうどんあり‥とバラエティ豊かでなんか豪華。‥皆、考えてみれば裕福になったよなあ‥もとい、歳とったって事か!
だって今やすっかり仲良しになった子供軍団が、大人の御馳走をかっぱらいに来るんだから。あー!それはそんなに食っちゃいかん! |
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2004.5.5 [水] GWにKW |
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なんてオヤジギャグが出てくる位、まったりGWでした。
で、やっと山葡萄の籠をKW化。
洋服に持つとこんな感じ>画像
これで仮面ライダーショーへもいってきましたよ。使えるヤツ>違うか
痩せなきゃ!>関係ないか |
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2004.5.4 [火] 上田紬の双子 |
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小岩井さんとこの上田紬。http://www.kanshin.jp/...縁あって最近2枚になりました。
健康優良児のこの双子、丈夫でつやつや。でも若い分、はりがあって身に添ってくれる感じはまだありません。ちょっとごそごそしています。いい意味でも「昔ながらの紬」という印象です。着込んだ方曰く「着れば着る程しっとりとした感じがでるわよ」‥つや、はり→艶、しっとり。それはしっかり育てなければ!
母(持ち主)である私は彼女達をスパルタ教育でいくことにしました。とはいっても、これを着て滑り台から滑り降りるわけではありませんよ。でも、それにちょっと近い感じ?バーベキューあたりには参加しました(笑)。なるべく普段着あつかいにする、という程度のスパルタで。そして洗い張りを早くしたいなあ。
何度か水をくぐるとすごく優しくなるような‥気がする(実感したい)
どうか双子がしなやかなレディに成長しますように。
ちなみに右が上田春子さん、左が上田秋子さんです>爆! |
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2004.5.1 [土] 三谷龍二展 |
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昨日、念願の木のうつわを手にいれました。
いいな、いいなと思い続けていたので松本の作家さんと知った時は
すごーく嬉しかったんです>これぞ御縁と決めつける(笑)。
そして待っていた個展で4、50点もの中から選んだ器です。
テーマは「毎日使えるものを」。
黒漆のどーんと大きな器もいいなあ‥と思っていたけれど三谷ビギナーとしてはとにかく使って使って、その良さを感じたい。
それにはやっぱりカトラリーが近道な気がしました。
それで、スパゲッティフォーク。梨の木で作られていてすごく固く、丈夫。「折れたというのは聞いた事がない」そうです。
これで食べると「なんか手で食べてるみたい!」‥旦那談
とてもいいです、口に優しくて。
それから山桜の角皿。山桜は三谷さんお気に入りの材料だと思う、よく見ます。四角の板から全部手で削り出した微妙な曲線がいい。
表面にも削り跡が残してあっていいお顔。
これも大きいのと迷ったけれどテーマに添って小さい方を。使い勝手がよさそうでこれから枚数を1枚づつ増やしていきたい。増えたら独り膳みたいにして、お菓子と飲み物を一人づつセットして出したりして‥。妄想がふくらむ〜。
ああ、新しい着物も嬉しいけど新しい器も楽しい。
どちらも最後に自分の手がはいる楽しみがたまらない‥。 |
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