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先日平らな道ですっころびました。
どうして転んだかというと、裾が広く・床すれすれの長い麻パンツを穿いており、走っていたら裾にすぽっと靴(サンダル)がはまってしまったのです。
おっちゃんたちに話すと、「つまり“殿中でござる”だね!」と言われる。いやちょっと違うんだけど...。
そんなことはさておき、かなり派手に転んでしまったので、ひじ・ひざを負傷。転んだ直後はくらくらしてしばらく立ち上がれなかったくらい。転んだときの衝撃がつよくて...。
ふらふらしつつ家に戻ってとりあえずマキロンで消毒。病院に行けといわれたものの、転んでつくった擦り傷で病院なんてなぁ(しかも平らな道で)。健康優良児を自慢としている私としてはプライドが許さない。
近所のオダ薬局(創業寛政八年=1796年、京都で最も古い薬局のひとつなんだって)にてお医者さんでだいたい使われているというイソジンの消毒薬と大きな絆創膏とガーゼを買って帰り、それでまた消毒。
でも片方の肘はちょびっとえぐれていたりして(痛い話ですみません)、傷もなかなか治らないし、それになにやら骨が痛むような気も・・・。もしや肘にちっちゃなヒビでも入っているのではないかとどきどきしていた。しかしながらやっぱり今更病院は行きたくない。小心者的に骨のヒビとか傷の治療についていろいろ調べました。
たどり着いたのがこのサイト。
新しい創傷治療 〜「消毒とガーゼ」の撲滅を目指して〜
http://www.wound-treatment.jp/
傷ができたら、消毒して、ガーゼをあてて保護。乾いてかさぶたができて、それがとれたら治る。
・・・それがこれまでの常識なのに、それと180度違うことを主張されているのです。
傷は水で流すだけでよい。
消毒は意味がなく、また逆に害がある。
ガーゼは意味がなく、また逆に害がある。
傷は乾かしてはいけない。しっとりの状態を保つべし。
さすればずっと早く治癒する。
うそー!夜中にひとりで騒ぐ。
数々の痛い治療例をみつつ、これはすごいとすっかり目から鱗がぼたぼた。
その後またいろいろ調べたらこの湿潤療法というのはだいぶ浸透しつつあるようで、バンドエイドからもキズパワーパッドというのが出ているし、近所にもその治療をしてくれるお医者さんがあった。私は知ったのが遅かったので病院にはやっぱり行かず、家庭でできる湿潤治療を工夫しキズ治療にいそしんでおりますが(だいぶ治りました。骨はぜんぜん大丈夫だった。ホッ)、今度転んだらそのお医者さんに行こうと思っています。 |