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2005.12.17 [土] 西陣の本2冊 |
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読書記録。
『西陣手織り一代 ——西田小雪聞書き』青木健作著/地平社・現代かたりべ双書/1983.6
『京都西陣、愛すればこそ』田中峰子著/悠飛社/2000.8
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明日は本当に寒くなりそうだ。最高4℃・最低−4℃。ふえ〜...。
雪道情報はユキイロドットコム。 |
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2005.12.16 [金] 中之島生活2 |
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今日のお昼は椅子のないカレー屋さん(つまり立ち食い)へ。トマトとヨーグルトだけで煮込んだインドのチキンカレーです。さささっとご飯を食べて、ワインショップ「タカムラ」へと急ぐ。会社から10分強。
しょうさんの日記から気になっていたシャトー・ド・サンコム バケット・プレス。それに サンダルフォード2003 カベルネ・ソービニヨンを手に、ほくほく帰路につく。 |
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2005.12.15 [木] 中之島生活 |
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お昼ごはんは美しい大正建築のダイビルへ。
CABO d'EL PONIENTE(カボ・デルポニエンテ)の今日のメニューは、サラダ・ベシャメルソースがおいしいマカロニグラタン、もちもちカリカリのバゲット、チーズケーキとアイスクリームのミニデザートに、カフェマキアート。とてもよかったです。
入れなかったけど「大大阪」もとてもいい雰囲気。
この喫茶室はArts&Craftsというリノベーションに力を入れている建築事務所が運営しているよう。 |
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2005.12.10 [土] 顔見世 |
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さむい日。
西陣の不動産屋さんに行き町家で話し込んでいたら身体はすっかり冷え込んでしまい(不動産屋さんのほうは身半纏を着ていてあったかそうでした)、岡崎のうどん屋さんでほっこり卵とじうどん。ああうどんは関西なり。一気にあったまる。
そんなことをしていたら突然顔見世興行の夜の部を観ることができるという幸運に与る。感謝。
坂田藤十郎はんのお姫様。
尾上菊之助くんのお姫様。
一日に両方観るというのは面白い体験。
双方とも素晴らしく、菊之助の気品溢れるお姫様には始終うっとり。藤十郎はんは幕があいたときの印象こそは「姫、でか!」なのでありますが、次第にそんな印象はどこへやら。最後に花道を帰っていくときの初々しい姫の表情に感動をおぼえました。
華やかな顔見世興行。一気に気持ちは歳末らしくなり。 |
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2005.12.9 [金] 松竹 |
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チケットWeb松竹なるものがはじまっていたことを知る。
空席照会ができる。便利なり!
http://www1.ticket-web-shochiku.com/... |
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2005.12.5 [月] ノルウェーから来たツリー |
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12/1に点灯した大阪市庁舎前のザ・ワールド・リンキングツリー。
今年もサンタさんの故郷、ノルウェーからやってきました。
こないだ何かで検索していたら、こちらのコラムに流れ着き。
http://www.taizou.jp/...
こんなお店(ギャラリー)が銀座にあるのですね。 |
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2005.12.4 [日] お煎茶の会 |
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はじめてお煎茶の会。
ひさしぶり着物。
でも雨(涙)。
はやく雨コート問題を解決しないとねえ(単にもっていないという話です)。
お茶会では町家のいろんな場所に秘密というか工夫が隠されていて、イースターエッグを探すような楽しみがありました。
おこわが美味しかったなぁ。
町家への引越しが近々実行されるかもしれない今日この頃。筋屋町町家の観察も興味深かった。やはり玄関の土間はいい。そんなお家が見つかるといいのに。 |
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2005.12.3 [土] 織寶苑 |
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龍村つながり。
南禅寺界隈にある龍村美術織物所有の織寶苑へ。
普段は非公開だけど、ここ数年は春と秋に公開されており、私ははじめて。
『樋口可南子のきものまわり』の撮影場所にもなっています。
紅葉の盛りは過ぎていたけど、灯台躑躅(どうだんつつじ)がよい色づきでした。まさに借景の庭園。色とりどりの東山がすぐそこにこんもり。別世界みたいだ。
疎水の水がふんだんに庭園内にひきこまれていて、池は澄んだ水。
苔の上に落ちる紅葉と松葉の重なり。紅葉の葉の黄色から赤へのグラデーション。
友禅のモチーフをそこかしこに見つけた。 |
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2005.12.2 [金] 北のほうへ |
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今日はお休み。
水曜から京都に遊びにきている両親とようやく会えました。
ちょっと寒空。
鷹ヶ峰の光悦寺、正伝寺、鳥居本の化野念仏寺などを巡る。
化野念仏寺の紅葉のあかさといったら、本当に凄かった。
ぞくぞくするような透き通った紅。この秋一番のもみじでした。
京都を囲む山々はどこをみても錦繍。
夜はおうちでお鍋です。 |
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2005.12.1 [木] 思案中 |
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白生地メーカー・伊と幸さんの長襦袢を検討中。
送っていただいた菊唐草の地紋はとってもうつくしい。
好きなんだなぁ。こういうの。
縮緬朱子というもので、肌にもしっとり馴染みそう。
こういうはんなりとした地紋にはどんな色を重ねるとよいのでしょうか。はんなりの王道にはしたくないから思案のしどころ。
先日伊と幸さんを訪ねて、白生地にまつわるいろんなお話をおききしました。
伊と幸の松岡姫という生地は、庄内藩のお侍さんたちが廃藩置県の後、刀から鍬に道具を持ちかえて庄内の松ケ岡地区を大変苦労をしながら開拓したことにはじまること、いま月山山麓の蚕のみを使用し、松ケ岡で糸を作り(製糸会社はもう2社しか残っていないとききました)、丹波で織っていること・・・などなど。
織物の世界の糸づくり、染料、染め、括り、織り、砧打ち、など、さまざまな工程のことを見聞きすることは少なくないけど、染物の世界の白生地がどんなふうに作られているのか、どんなものがあるのか、あまり知る機会がなかったかもしれない。
今後も、注目。 |
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