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2006.4.30 [日] 見納めの山桜

御所の森を走っていたときに
迎賓館の前の道ででくわした山桜(?)の木。
緑の葉と一緒に、白い桜がよく咲いていました。
今年見納めの桜かしらと思う。

2006.4.29 [土] 真楽の日

筍をいただきに、長岡京へ。
ほぼ着物姿の17人がお座敷にコの字に並ぶ姿はなかなか壮観。うふふ。

今日はOMOで作った伊勢木綿を初おろし。
木綿の着物自体がはじめてでうきうき。
おうちに帰ってからは、着替えずにごろごろしてみました。ごろりん。でもさすがに半巾貝の口とはいえ、洋服のようにリラックス〜まではいかないよね。

写真上:最後に記念撮影中。
写真下:光明寺の本堂の前に並んだみんなの履物。すてき。

2006.4.28 [金] 川島織物

川島織物文化館へ行ってきました。
前からずっと気になっていたのだけど、ただ遠く、そして土日お休みなのでなかなか行くことができなかった場所。

川島織物の工場の敷地内にあり、展示物は160年余りの歴史のなかで川島が作ってきたものが主。特に皇室の仕事にかかわる展示が多く、明治宮殿に納めた大きな綴織の製作過程で明治政府とのやりとり(修正というか校正というか)なんかも展示されていて面白い。下絵に付箋のようなものが貼られていて、例えば「刀ハ二本トスベシ」などと書かれている。猪の牙が1本か2本かとことについて、明治政府と川島が何度も議論したこととか。
そして、昨年完成した京都迎賓館に納めたものもたくさん展示されていました。主賓室の浴衣と兵児帯まで。花菱の文様でなかなかすてき。
あとは新幹線のシートのこととか。
そういえば現在開発中の新幹線のシートは、グリーン車を川島が、普通車を龍村が受注しているとのこと。先日お話した龍村の人は「普通車のほうが多いですから」と話していた...。そういう解釈もどうかと思うなあ(笑)。

そんな川島の仕事のとても興味深かったが、一番感銘を受けたのは休憩処に置かれていた川島織物の社史を纏めた本。『錬技抄 川島織物—四五年史』というもの。

ひとつの会社の社史の本とは思えない、ものすごい力の入った、ひとつの本。とても優秀な編集者が作ったことはすぐにわかる。最初の章は「伝統と創造」で「伝統とは何か」から入っていく。会社とか創業者の個人的な考え方ではなくて、一般的に伝統というものが何なのか、ということがずっと書かれてる。

そして、章が進むうちに、社史らしい内容になっていく。例えばこんなこと。すごい。
“辧次郎が27歳を迎えた春、父甚兵衛が病死して、二代目川島甚兵衛として、家名、家督を継承することになった。そして襲名後の彼は真っ先に川島家家訓三百三十二条を制定した。
その第一条で、「本商は、呉服、太物、染、悉皆、唐反物等の売買を主とし、必ず之を大切にすべき事。——限月物、腐敗し易き物、日を経て変化する物、蚕種紙、甚しき流行物、僅少の時候を争う物、及び通貨の売買並びに浮業は一切之を厳禁す。」と宣言した。”

いろんな仕事をしている川島織物。
全体像はよく分からないけれど、会社としての底力を十分に感じた一日でした。

下の写真は川島織物文化館のバス停「小野寺」(小野小町ゆかりのお寺)の庭の苔。

2006.4.27 [木] お召し

今日もまた「おじゃまむし」。
友人のお召し物選びを拝見。
ミラノに似合うすてきな着物になりそうです。

お召しやさんの話をいろいろおききして、講義っぽくなってきてこれまた愉し。
「一越」とは?
「おめしぬき(御召緯)」とは?
「もんいれ(紋入れ?)」とは?
いろいろわからないことが多い。
もっと知りたい。

午前中はきものMAPのためにうろちょろ。
大徳寺の近くの履物やさんへ行ってみました。
ホームページ(kyoto-getaya.com)のイメージで行ってみたら、とーってーもふつーの商店街の履物店だった。下駄というよりスリッパ屋さんやん(笑)。
いくらネットとはいえ、ここまで雰囲気変えてしまっていいものだろうかとしばし悩む。

2006.4.20 [木] 枝垂れ桜

下鴨生活もだいぶ落ち着いてきて。
半木の道も、いま満開です。
http://foohome.com/...

2006.4.16 [日] 煎茶のお茶会

煎茶のお茶会のお手伝い。
朝の6時半くらいから22時過ぎまでずっと着物。
お茶席スタッフは、だいぶ疲れました…。
慣れない正座のせいかしら。
長い時間の着物のせいかしら。
翌日はなぜか筋肉痛。

2006.4.9 [日] 床の間

大家さんから椿の花をいただく。
和な花器がないんだよなぁと思っていたら、
そうだお酒入がありました。

初めて床の間に花を置いた記念の一枚。

もっと葉は落とすべきでしょうか。
花心もすこしづつ養ってゆきたい。

2006.4.7 [金] 桜

お天気最高のお花見日和。
「疎水を行こうよ」をテーマに、下鴨から哲学の道まで
ずっとずっと自転車を走らせました。
http://foohome.com/...

2006.4.4 [火] 反巾love

今度煎茶のお茶会のお手伝いをさせていただくことになり、今日はお稽古に飛び入り参加。
きれいなお辞儀、きれいな歩き方。当たり前のようでいてぜんぜんできてないことをたくさん点検してもらいました。

ひさしぶりの着物は、やっぱり反巾。
母の昔の着物から仕立てた桜の染めにするか、それともこないだ天神さんでみつけたシンプルな反巾か。
ちょっと迷いつつ、やっぱりお稽古だし、シンプル路線に。

今日は「割り角出し」に結んでみました。少々長さが足りなくて、角出し部分がちんまりしてしまったのがちょっといまいちだったけど、まあまあいい具合かな。帯締は桜色の五嶋紐。

あーでももっと春らしい着物があったらいいのにな。
うすーいグレーのむじつむぎに、うすーい桜色の八掛がイメージ。
長襦袢も春らしい薄い色で…。
じょじょに、じょじょに。

今日嬉しかったのは、和室での着替・支度が思いのほか気持ちよかったこと。
そして着たあとに着物ハンガーをかける場所にも困らない。
うーん。お引越ししてよかった!

2006.4.3 [月] 新年度

新年度。
転機の春。
これから新しい一年です。

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