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2006.9.27 [水] 思い立って |
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自転車をこいで光悦寺へ。
平日の昼間。
鷹峯の光悦寺には誰一人居ず、独り占め。
なんて美しいところだろうとゆったりと楽しみました。
9月のおわり。
紅葉がわずかに色づいているところも。
写真下は芝生のような苔。
これはもう、嫉妬どころの騒ぎではない。
ああ我が家の杉苔は、いまだあまり元気がなく…。 |
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2006.9.20 [水] 虫干し |
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爽やかで穏やかで、空は優しい青。
虫干しして!と誘われているみたい。
箪笥をあけて、空気を入れました。
こともあろうに、最近ちっとも着物を着ていない…。
まだニューフェイスの単衣の紬に、帯を乗せてあれこれ思案。
これはとっても「こうとな」着物。
春単衣には苦心したけれど、秋単衣にはいろいろ楽しめそう。
赤を入れるとなかなか好みになってきた。 |
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2006.9.17 [日] くだんのオークション |
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今日がライブオークションの日だった!
遊びで入札したつもりだったけども、
早速サイトにアップされたPDFファイルをのぞいてみてみると…。
どきどき…。
丹波布座布団:惨敗
蝶々銀糸袋帯:惜敗
という結果に。
残念なようなほっとしたような…。
ああでもやっぱりちょっと残念だあー。
なんて思ってしまうのが、オークションの怖いところ。 |
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2006.9.12 [火] 行列のできる絣店 |
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友人を訪ねて西陣の絣やさんへ。
きれいな仕事場で、師匠と奥さんと友人の3人が絣括り。
本当に、家業なのだよね。
毎日毎日工夫を重ねて、絣を括って緯糸を作る。
昔の縞帳(絣帳?)を見せてもらい、
こんなまあ大変なもの(めんどくさいもの)を
よくこんなに作ってきたなあ…。とただただ唸る。
安価な機械織の久留米絣などは、どうやって染めているんだろう? |
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2006.9.10 [日] BBQ! |
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雲ヶ畑で半日過ごす。
緑が濃くて、ときおり雨が降って
おいしいごはん。やさしい人たち。
心地のよい時間です。 |
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2006.9.8 [金] 呉服街の本屋さん |
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町の風景を撮りにいく。
三条通西洞院角にある森晴進堂という本屋さん。
室町界隈ならではの本屋さん。
図案の元になる美術書や、呉服関係の本だけを扱うお店。
古本も、新しい本も。少し昔には、こんな本屋さんがものすごくたくさんあったのだそうだ。
森晴進堂は、紋帳『平安紋鑑』の発売元でもあるもよう。 |
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2006.9.2 [土] 古裂會 |
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知人の案内のもと古裂會へ潜入。
とても面白かった!
掛軸というものの魅力をはじめて感じる。開眼しそう。
でもやっぱり布に目がゆく。
配色が面白い帯とか、丹波布の座布団とか、芹沢けいすけの暖簾とか。まず落札しないだろうというお墨つき(?)をもらいつつ、最低価格でふたつ入札してみたり。どきどき。
古裂會は写真を自由に撮ってよく、調子にのってぱしゃぱしゃ。
烏丸通りからすぅっと少し入ったところにあるこんな空間。もとは機屋だったのではないかという古い建築(屋根がのこぎり状の、工場の形)がうまく改装されていました。すてきだった。 |
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2006.9.1 [金] 九月 |
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今日から九月。
うそのように涼しい一日。空が高く、やさしく青い。
いい季節が巡ってきた喜びと、夏が去っていってしまうさびしさ。こんな日に毎年思うこと。あーでもきもちいーよー。
夏休みも終わったことだし空いているだろうと、今日は図書館で調べもの。『きもの産業白書』を手にした。昨晩倒産したたけうちグループ。その成長要因とは、なんていう記事もあり、そして小売業の売上高でぶっちぎりトップ、2004年度呉服売上高467億円、なんていうのを見ているとちょっと暗くなってくる。
2006年版の冒頭の記事にちょっとコケる。「インターネット社会におけるオタク系衣料——きものの行方」お、おたくなのか・・・。確かにそんな面もあるかもしれない・・・。
そしてよき時代。『京の室町』という本をはらはらと捲る。こんな時代は戻ってくることはないだろうけど、なにかヒントはあるのかもしれない。これは古本屋さんで探してみよう(だって総合資料館は本の貸し出しをしてくれないのだ)。 |
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