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2度目の仙洞御所、昨日に続いて両親と。
前に訪れたのは真夏の暑い日だったことを思い出す。
そのときはわりと「ふーむ」という感じだったのだが、この日ときたら、とってもすばらしかった。紅葉の新緑がふわあ〜っとやわらかく、シアワセな気持ち。苔の状態も最高。
「すはま」のあたりは桜がたくさん。が、数日前の嵐がすっかりもっていってしまっていました。桜がないからこそ他に眼がいくからいいのよ、とは母の談。その解釈はいかにも自分に都合がよい。でも、そう考えよう。何でもポジティブに。
でもって今日の特筆すべきことは、案内をしてくれる係員の方のお話が最高にブラヴォーだったこと! 離宮ずきの私は、桂離宮、とかく修学院離宮には何度も通っているのですが、これがもう人によって千差万別。そりゃあないよ、ということもある。
今日の方からはたくさんのことを教えてもらいました。そしてたくさんのユーモアも。最後には拝観者たちからの拍手。こんなことってほとんどないのです。
池にかかる橋の藤棚には成長中の藤のつぼみ。GW中がいちばんきれいとのこと。再訪を忘れぬよう胸にきざんであとにする。 |