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すばらしく気持ちのよい日。爽やかな日。
昨年と同じ場所で葵祭一行を見物。今年もまたお天気に恵まれてよかった。思うことはいつも同じなのだけども、本当にかさねの色がすばらしい。配色の教科書のようだ。今日新たに気づいたことといえば男女比がそう20:1くらいだってこと。いやもっと女性率は低いかもしれない。
見物後は西陣へ。紫明通りから鞍馬口通りを走る。鞍馬口通りは味わい深すぎる、とつくづく。帰宅中の高校球児たちとやたらとすれ違う。途中でみつけたトムソーヤーというパン屋さんがよい。発酵バターを使っているというたっぷりとしたクロワッサン126円はこのご時世ふんばっているなあと関心しつつ明朝のパンに買う。楽しみ。
途中、着付け教室の「セミナー」で訪ねた産地問屋さんが五月人形の店に変わっていたことに驚き、一方ある大きめの帯メーカーでは社屋前にタクシーがやたらと並んでいるなあと思いきや中からぞろぞろと女性たちが出てきた。「セミナー」に違いないと思う。
そんなことはさておき、目的地は塩野屋さん。なぜかお米の買出し。養蚕農家の作ったお米を分けてもらいました。お蚕さんは農薬のついた桑はもちろん、そばで農薬を使っているだけでもその桑を食べてくれないから、養蚕農家の農産物は安心と言われているのだそうです。低農薬コシヒカリを5kg分けてもらい、メッセンジャーバックに詰め込んで帰路。
西陣への往復によく通る小川通(不審庵〜今日庵)では年若い青い眼(いやグレーかも)の業躰さんをみかける。着物がものすごくよく似合い、美しい人でした。溜息がでるほどに印象的。 |