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2008.12.26 [金] ある日の夕暮れ |
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左京区高野川にかかる蓼倉橋から。
歩行者&自転車&犬猫などのみ通れる細い橋。
この橋の風情がけっこう好き。 |
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2008.12.24 [水] もみの木ケーキ |
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しばらく飽食が続いていたので、ケーキは小さいのでがまんした。18時半のマールブランシュはお店に入りきらないほどの人。なんとか買って帰ったケーキはいちごショートともみの木ケーキ。すんごく可愛くて、なかなか美味。超抹茶で、中には小豆も。 |
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2008.12.23 [火] 七五三 |
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七五三の写真が届く。
三歳五歳だったのはついこのあいだのような気がしてしまうのに。
支度はおばあちゃんがいろいろ工夫。
組み合わせが個性的で、面白くて、昔の女の子みたい。
鶴の総柄の着物は私たちも着たもので、元はだいぶ年上の従姉妹が着たものだったらしい。ということは50年近く前に誂えた着物。洗い張りして新たに仕立てて、小物はいろんなところで探してきた。紅白の帯締は2本の丸ぐけを背中で繋いだのだとか。
私は髪飾りをプレゼント。大徳寺門前のお店「おはりばこ」でとっても可愛いのをみつけました。
http://item.rakuten.co.jp/...
今は七五三も成人式も完全にお仕着せで、いわばコスプレのようだから、みていてあまり面白くない。ぺらぺらできつい色合いの貸し衣裳には目を覆いたくなる。百貨店できちんと誂えたお仕着せはとても立派ですごく完璧。でも何故か地に足が着いていない印象を受けてしまう。たぶんそれは、着物の組み合わせ、着かた、小物選び、髪形、全てのディテールにその人らしさが不在だから。だから「お人形さん」になってしまうのだ。
着物はあるから、帯を探そう、小物はこれとこれ…そうやって揃えていくと、組み合わせはどこか崩れて、あるいはよりぴったりと来る。自ずとその人らしくなっていく。
ももちゃんは、お仕着せのお人形さんではなくて、しっかりした七歳の女の子でした。 |
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2008.12.22 [月] 畑と忘年会 |
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昨日の天声人語は、畑、そして「すたれもの料理」の話題だった。やたらと頷くところが大きかったので以下引用。
“ひとくちに野菜畑と言っても季節によって趣は違う。盛んな緑をトマトの赤、ナスの紺が飾った夏に比べ、冬の色はつつましい。大根、白菜、葱、蕪、春菊。借りている市民菜園を見回すと、わが畑も、よその畑も冬の野菜が食べごろだ▼穫れ盛りの大根は、風呂吹きや、おでん種にして味わった。手塩にかけたと思えば、葉っぱも皮も捨てがたい。刻んで炒め、ごまをまぶして、ご飯にのせて食べてみた。何杯もお代わりが進む▼(中略)▼きょうは短日のきわまる冬至。畑の野菜は、弱った太陽から少しでも力をもらおうと、一心に冬日を浴びているようで健気だ。そうして根や葉が蓄えた滋養を、人間はもらうのである。素朴な感謝の心が、すたれものを生かす料理に込められている。”
冬の野菜はじっくりじっくり育つもので、一日でみるみる実が大きくなる夏野菜とはスピード感があまりに違う。それでも暖かい日が続くと一気に育ったりするから面白いし、逆に土の中で育った野菜は力強く思う。夏の野菜がエネルギーの発散としたら冬の野菜は蓄えている感じ。
わが畑で収穫待ちのものは、大根、九条ねぎ、わけぎ、ほうれん草、水菜、菊菜、らでぃっしゅ、ブロッコリ、キャベツ、サニーレタス系いろいろ。越冬してじわじわ育ち、春大きくなるはずなのは、玉ねぎ、えんどう豆、苺、にんにく。根っこが休眠中なのは、アスパラガス、みょうが。ハーブはディルとチャイブとパセリ。
なーんて羅列してみるとすごい畑のよう。だけど面積にしたら6坪くらいだろうか。もうちょっとあるかなあ。ちょびっとずつ植えているのであります。
立派に育った大根をはじめて引っこ抜いたときは、うおーっていう喜びでした。
今日はこれから我が家で忘年会。
畑のものもいっぱい食卓にのぼります。献立は...
・わけぎとゲソのてっぱい
・ごま風サラダ
・汲み上げ湯葉(大島家謹製)
・大根の皮のきんぴら(すたれもの料理)
・だしまき玉子
・ちりめんじゃこと大根おろし
・豚ばらと大根の炊いたん
・鴨ロースと水菜(とり京謹製)
・鯖のへしこ(枩田商店謹製)
・土鍋できのこの炊き込みご飯
・しじみ汁
・赤かぶの浅漬
・すぐき(谷寛謹製)
がんばったー。 |
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2008.12.14 [日] 北山ドライブ |
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めずらしく週末ドライブ。
季節がよかったら自転車でチャレンジしたいところだけど、もう寒くてくじけてしまう。遠いし、坂だし。たぶんすごく坂だし。
本日のコースは、鷹峰から京見峠(その名のとおり京都を見下ろす峠。若狭から旅してきたら、最初に京を見ることになるのはここなのだろうか)をゆき、「山の家はせがわ」というハンバーグ屋さんでお昼ごはんを食べる。そして北山杉の集落をいくつも通って、越畑という集落が目的地。とても美しいところで、京都でいちばん古い家があるときいていた。
越畑はすばらしかった。棚田が美しくて、ささやかな畑と家が点在していて、小さな学校がある。唯一大変人気のあるお蕎麦屋さんが一軒(予約でいっぱい)、それに感じのよい喫茶店が一軒(お休みだった)、それから無人の野菜売り場。無粋なものは何ひとつなく、空がとにかく近かった。天空の里!うつくしすぎる!こんな土地に憧れてしまうのです。
自転車ならばここから水尾の里へ、保津峡へ下ることができるようなのだけど、シビアな細道が続くというから亀岡経由で帰路。コーヒーが飲みたいなあ、と思っていたら「カフェタイム」という珈琲焙煎店を発見。入ってみればカフェではなく豆を売るお店だったけど、試飲といってエスプレッソとカプチーノを淹れてくれました。すごく美味しかったし、人がよかった。若人でした。京都市内の久世が本店で、嵯峨にもお店あり。買って帰った豆はエスプレッソと好相性。イタリアのマシンで煎っているとききました。また訪ねよう。 |
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2008.12.13 [土] すぐきの季節 |
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すぐきの季節がやってきた。
いつもの農家兼お漬物屋さんへ買いにゆく。
いくつか買うと、いつもおまけをしてくれる。
最近はおまけを計算して買う数を考えるのだ。
冬野菜はおいしいなあ。 |
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2008.12.3 [水] 晴天 |
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ふわー。気持ちいい。
こんなに空がきれいなことは、あんまりないぞ。
賀茂川右岸にて。 |
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2008.12.2 [火] 三日月と木星、金星 |
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稽古場を出て振り返れば、晴れ渡った西の空にうつくしい三日月。
その右下には明るい星がふたつ。
ちょうど月と木星、金星がすごく近づいているのだってときいたところでした。
ぴーんとはりつめた禅寺の空気とも相まって、月もふたつの惑星も、より一層うつくしく思えます。
すばらしいギフトを貰ったような嬉しい気持ちになって、少し遠回りして帰路につきました。
境内ではわずかな明かりにちょうど照らされた真っ赤な紅葉も。
ああ、きれいだー。 |
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