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2009.1.29 [木] おみやげです

トップページの「裁縫特集」に連動して(?)
ニコニコ印のしつけ糸(KW参照)を仕入れてきました。

新年会でお会いするみなさまに京土産です。
先着10名さまにさしあげます!

すぐなくなっちゃうのとさびしいので、宴が始まってから。
そのさい、合言葉が必要です。
ということにしてみました(笑)。

「みんなの縫糸」
「○○○○○○○」

お忘れなく!

2009.1.28 [水] 岩手/愛媛/山口

盛岡の雑誌「てくり」が届く。すごくいい。自分の町に対する誇りと愛着が伝わってくる。一歩離れたところからの視点も、そこにはあるような。

今日新たに聞いたところでは、先日ポン酢にしたダイダイは、単身愛媛にゆきみかん農家になり、根付こうとしている25歳の青年が育てたものだという。

数日前に『海を渡ったブタ〜自立をめざす万葉の島』というドキュメントを観た。山口放送制作のドキュメントで、のちに全国放送されたもの。
北海道の畜産大学を出て北海道で仕事をしていた氏本さんという人が、50代後半になって子豚2頭を連れて故郷の祝島に帰る。“限界集落”と表現される島で、いやそうじゃないんだって、がんばっている。
ブログを拝読するに、豚の赤ちゃんが昨日新たに生まれたよう。涙がでるほど、かわいい。
離れた土地のひとびとの暮らしを身近に感じるここ数日です。

2009.1.27 [火] 天気予報

そろそろ日曜日のお天気が気になり始める。
日本気象協会、葉山町の天気によると、晴時々曇。
信頼度はBで、確度がやや高い予報、とある。
信頼度って面白いなあ。なるほどう。

2009.1.26 [月] やるなあ

あるカフェでのこと。
お手洗いに入ったら、広々した空間に、ほのかにとてもいい香り。水を溜めるタンクの上は、水が流れているのではなく、閉じてあるタイプ。そこに資生堂石鹸が置いてありました。
クラシックなこの石鹸、すばらしい香りを発するのだなあと関心。今度買ってみようと思う。

それからしばらくしてそのカフェを再訪。同じようにその香りにほんわりといい気持ちになる。でもまてよ、石鹸の香りって、そんなに長く続かないものなのに...。
石鹸を手にとってくんくんとしてみると、あれ、この香りと違う(笑)。ではこの香りは一体どこから。香りの元を探してみたら、見えないところに隠して置いてあったのは、エスケー化学の消臭剤でした。

消臭剤、にくきもの。
美味しいものを食べているとき、ふいにお手洗いのドアが開きあの化学的なにおいが届くとすごくがっかりする。途端にごはんが美味しくなくなる。

しかしこの消臭剤は、色も形もごくごくシンプルで、香りもすごくよい。遅ればせながらこういう消臭剤も進化しているのだなあ、と思う。そして彼らの(カフェの)演出もこころにくい。寺町今出川下ル、THE GREENというお店です。自家製ソーセージのランチが美味しい。

ちなみにこの消臭剤、エスケー化学のサイトを探しても見つからず。おかしいなあといろいろ検索していたら、どうやらアスクルの限定品みたいでした。そうかアスクルか。

2009.1.24 [土] 寒い夜の楽しい晩餐

寒い日です。夜はちょっと賑やかに、おうちでお鍋。

本日は「ためしてガッテン」の大根おろし特集でやっていた「みぞれ豚しゃぶ」でした。
大根おろし1本分をお鍋に入れてわかして、豚ばらをしゃぶしゃぶ。たれは昨日はじめて仕込んだダイダイのポン酢に、ごま油をちょびっと加えて、小口切りの葱も一緒に。これがとってもおいしい。締めはお蕎麦、胡椒がミソ。我が家では鍋界の大型新人現る!と大好評です。ぜひお試しあれ。
http://www3.nhk.or.jp/...

ポン酢はこのレシピで。醤油:果汁:みりんの割合は5:5:1.5、それに昆布と鰹節を合わせて、1日おいただけ。すごく簡単で、すごくおいしい。香りも最高。ポン酢はこれまで買うものだったけど、作るに限る!と改心しました。ダイダイを分けてくれた友に感謝。

2009.1.18 [日] 理想の日めくり

昨年につづいて、厄除けの立木観音へ。二度目となれば、700余段の石段もそれなりに調子よく登りました。

茶屋ではこんな日めくりカレンダーを発見。日めくりが好きで毎年カレンダー会社の友人から売れ残りを貰うのがここ数年の常となっており、今年もそろそろかなーと期待していたり(笑)。しかし今日みつけた日めくりカレンダーは素晴らしくグッドデザイン。これを使いたい。
裏をみたり、最後のページを見てみたり、メーカー名が書かれていないかチェックしたけれど、全く何の手がかりもなく。う〜ん、見つけられるかなあ...。

2009.1.16 [金] 絽刺し

「盛り上げ力」について、もうひとつ。
着物や帯ばかりでなく、小物も大事。特に数奇屋袋は普段のお稽古で使っているものはそぐわないですよ、と仕事・お茶・着物の先輩である植田さんからアドバイスをもらい、奥からごそごそと取り出したのが、頂きものの小さなポーチ。

これは知り合いから、貴重なものだよ、今ではほとんど作られていない刺繍なんだから、ときいていた。これが刺繍?とちょっと不思議な思いだった。半分信じてなかった。
だいぶ古いものようで、欧米への輸出向けに作られていたものかもしれない。桐箱に英語で説明書きがあったから。そこにはEvening Purseとあった。いわゆる数奇屋袋の形ではないけれど、ちょうど懐紙や袱紗がきれいに入る。ということでこれを持っていきました。

近くに座っていた方から褒めてもらって、それはたぶん絽刺しというものだと思うと教えられた。はじめてきく名前。ぐぐってみたら、あら灯台下暗し。りりぃさんのKWから以下引用。

遠く飛鳥、奈良時代にはじまり、江戸時代には京都の公家をはじめ上流の女子の間に趣味として流行した絽刺。専用の絽絹地(着物の絽とはまったく別物)に同じ絹の金・銀・色糸等で、織目の孔を一目ずつ拾って刺し、模様、文様、文字などを表す刺繍で、格調高い日本独自の伝統工芸です。奈良の東大寺に奈良時代の敷物の一部が遺されていると聞いております。

う〜ん。興味津々。すごく素敵なのですよ。
そしてまた、京都に絽刺しの工房があることも知る。「絽刺しの一日体験」なんてこともされている。これはゆかねばなるまい。興味のあるかた、ご一緒しましょう。

2009.1.16 [金] 松本のおやつ

おきな堂のシナモンクッキー、メモメモ。
マサムラの天守石垣サブレもお気に入りです。
松本ではないけど、木曽福島の木曽路の味アーモンドクッキークッキーも好き。
あー食べたくなってきた...。

2009.1.14 [水] 迷いいくつか

先日の稽古始め、道行を初おろし。
自分で誂えたものは長い羽織一枚しかなく、これまで冬はたいへん困っていたから、ようやく、ついに、着地です。
長らくコートにするか道行にするか、道行ならばどの衿の形に?ぐずぐずと迷っており、それがまた二の足を踏んでいた原因でもありました。
そして最終的には、道行衿の変形バージョン(森田空美さんがよくこの形にされていますね)になりました。色はこれまた悩んだすえに黒。肩裏もまた悩んだすえにぼかし。結局無難ラインなのか(笑)。
でもね、生地がとてもよいのですよ。地紋プラスふくれ織、という雰囲気の複雑な織の布。早速お気に入りです。
(そういえば今思い出した。モーリーさん、雨コートのキーワードっ。いつまでもお待ちしております!)

初稽古の着物についてもけっこう迷っていました。初釜ではなく稽古始めということだったから、色無地にしようと前の晩に決めたのだけど(この組合わせに)、着てみたら地味に感じて付下訪問着に着替えることに。つまりは「盛り上げ力」((C)植田さん)が感じられなかった。でも結果的にはどっちでもあり。いろいろと、悩ましい。

--
ありがとう!>モーリーさん

もうひとつ長らく悩んでいた雨コート、ただいま仕立てていただいている最中。
そろそろ仮縫いかな。楽しみ…。
これでようやく雨の日でも着物が着れるようになる。

2009.1.11 [日] 稽古始め

大徳寺の境内はほんのりと雪化粧。わが家と緯度はまったく変わらないんだけどな、いやむしろ少し南だ。たぶん200メートルほど。流れている空気が違うとはいつも感じるところだけど、どうも気温も違うみたい。

はじめて参加した初稽古。先生の点ててくれた濃茶は本当に美味しくて、すばらしくて。おいしいお茶を、食事をお酒を時間をシェアして、新年のご挨拶。いいな。いいな。こういうの。まわりは朗らかな顔ばかり。幸せな気持ちに満たされる一日でした。

2009.1.7 [水] うしどし

さあさあ。なんといっても今年は丑年。
元旦に読んだ「翼の王国」干支占いでは
今年はジャンプ、大いなる飛躍の年となるであろうとの予告です。
うむ!もりもり行きましょう。

2009.1.3 [土] 三が日

三が日は京都から東京へ、東京から横浜へ。

元旦のお雑煮は白味噌と丸餅、大根、金時人参。山盛り。
二日は鶏の入ったお澄まし。焼いたお餅、蒲鉾や三つ葉など。関東風。
三日は蛤の入ったお澄まし。焼いたお餅、小松菜や大根入り。オマケは白焼きの穴子です。

写真は白味噌のお雑煮と、三世代坊主めくりの図。
コドモたちは下の句の札には触れもせず、坊主めくり専門。
百人一首もやってみたら?勉強になるよ?と思ったりする。けれどそんなこと誰が言える。わが家の百人一首といったら、取り札は綺麗なまま、読み札のほうは角がこすれて、中の厚紙が見えちゃってるよ。
かくして世代は引き継がれてゆく...。世代間連鎖だ。

2009.1.1 [木] 元旦

新年あけましておめでとうございます。
2009年もどうぞよろしくお願いします。

元旦は京都から東京へ移動。
冬の京都は基本は曇天。朝は晴れだと思ったら、どんより曇って時雨れて曇ってまた晴れたり。とにかくころころ変わって忙しい。
東京に着いたら空には雲ひとつない、まさに快晴。太平洋側はすごい。こんなに違うものかと思う。

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