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2009.7.29 [水] 金継3回目 |
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まだまだ雨つづき。湿気は絶好調、毛穴も快調に開いているに違いない。しかし金継3回目、おそるおそるやってみる。
スムーズに進んでいた器には、今日ようやく金を蒔くことができました。最後の漆をほっそーい筆で丁寧にうすく載せて、絶妙のタイミングを見計らって、ふわふわの筆で金を蒔く。何度も蒔く。そして最後は真綿に金をつけてやさしくふわふわと撫でてあげる。そうしたら金は途端に輝きをみせてくれた。
作業のあとにはなぜか日本酒を飲んでいた。漆には触っていないけど、やはり毛穴から吸収したのであろう。そしてお酒で身体にまわしてしまった。翌日は早くもかぶれが発生....。
懲りない。だけど前よりかマシだ。 |
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2009.7.26 [日] 雨の合間に |
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雨つづき。3日ぶりに畑に行くと、収穫すべきものがいっぱい。大きくなりすぎたものもちらほら。日照不足でダメになってしまったトマトもあったけど、いろいろ種類が揃ってきたぞ。
左から、ゴーヤ、長くてブツブツのキュウリ、茄子、緑の茄子、うす紫の茄子、白茄子。短くてピクルスに使われるようなキュウリ、万願寺唐辛子、ミディトマト。
ある日は収穫物を差し入れ。すると数時間後にこんな形になって食卓に出された。茄子に十字に切り目を入れて、塩もみ。間には紫蘇の葉。
なんともしゃれている...。
磨き漆の木のお皿も素敵。
見習いたいものだ。 |
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2009.7.25 [土] 岡本〜御影 |
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かぼちゃ供養の券があるけど行く?と友人から電話。昼間の雨と夜の予定に阻まれて安楽寺には行けずじまい。けれどこの日からちょうど5年なんだ、ということに気づく。狙ったわけではなかったのだけど、忙しい彼女と“出会って5周年記念日”のデート。
せっかくあの界隈に行くのだから。フロイン堂でパンを一本。時間も余ったからひと駅歩いてみよう。阪急岡本駅から御影駅まで歩くことにする。神戸市東灘区。落ち着いた住宅街。山が近い、緑が豊か。石垣が住宅街としての歴史をしのばせる。線路の向こう側、こっち側を行き来しながら、雰囲気のある小道をたくさん通った。しかしけっこう遠かった。天神祭だからというわけではないけど今日は浴衣。たくさん歩いて、下駄はまただいぶ磨り減ってしまった。
着いたお店は御影駅のすぐ前の「ふくあかり」。駅前ただ一軒の店は、まるでオアシス。彼女の到着をまちながら、どれも美味しそうなお品書きから献立を考える。暑かったからビール、琥珀ヱビス生。野菜の揚げ浸し、出し巻き卵、あなごの天麩羅、鴨のつくね焼き、酒肴三種、玄挽きせいろ。お酒は「富久錦」純米2年熟成(だったかな)と、灘のお酒「灘泉」。すてきな内装、ごはんはどれもこれも美味。 |
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2009.7.21 [火] お弁当づくり |
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ここ最近、ときどきお弁当を作ってあげている。←えらそう
そんなことようしない、と思っていたけれど、意外にも楽しくなってきた。例えばある日はこんなオベント。 |
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2009.7.15 [水] 展示会→鉾町→夕涼み |
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室町できものの展示会を拝見。とても気に入っている帯をふたたび見せてもらい、やはりいい帯だと再確認。いずれ、いずれ、と念じて去る(笑)。すばらしくセンスのよい結城紬も。抑制のきいた絣柄が憎いんだなあ。
それから暗くなる前の鉾町をお散歩。友人ともばったり出会ってしばし一緒に。肌着や着付け小物のワゴンセールなどを物色して、モスリンの腰紐を買いました。菊水鉾では「したたり」を。
もっとも美しいしつらえ、そう毎年思っていた商家が「無名舎」だったことに今年初めて気がついた。平素の姿とあまりに違うからか。一階も二階もすべて開放している姿は、雰囲気がまったく違うし、大きさも倍くらいに感じる。普段は立派ながらもひっそりとしているのに。この変貌ぶりは見事。まさにハレとケ。
写真は無名舎、そしてすぐ前の北観音山の懸装品。どんな場面なのかな。人間と一緒に犬か狐も具足をつけている。ユーモラスで可愛い。
暮れる時間は新町通でビールといろいろをご馳走に。熱々のライスコロッケが美味。楽しい宴は夜までつづく。 |
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2009.7.15 [水] そうだ、暑い! |
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青空、昨日に続いて35℃予報。しかし今日は風鈴がよく鳴っている。心地よい間隔で。
今日は宵宵山。祇園祭が盛り上がってきました。夕涼みのお誘いも舞い込む。突然の誘いほど心ときめくものはありません((C)さっちゃん)。浴衣で出掛けたいけれど、うーむ。 |
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2009.7.9 [木] 麦茶に思う |
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ためしてガッテンの料理関係の番組が好き。昨日は麦茶がテーマだった。つぶつぶの麦で淹れた麦茶が「昔懐かしい昭和の麦茶」「過去の麦茶」とされていたことに大層違和感。自分で炒ったことはさすがにないけど、つぶつぶで出してるぞー。昭和じゃないぞー。と思ったのは私だけではありますまい!
といいつつ1分でできるなら(笑)、ガッテン流も試してみようと思った。しかし最後にインスタントコーヒーが要るのかあ。“昭和な”我が家の台所にはそんな便利なものはない。やっぱりつぶつぶで正しく淹れよ。 |
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2009.7.8 [水] 脱クルマ |
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家族会議の結果、懸案だった車をいよいよ手放して、より爽やかに暮らすことにしました。そしてガリバーの査定を受けてみる。そしてITな状況に驚く。今や中古車というのは現物を見ずして買うことが一般的(?)なのですね。査定結果はその場ですぐにデータ化され全国の拠点で共有され、すぐに(本当に、すぐに)買い手とマッチングされてしまう。すごいよー。そしてうまくいけばその資金は私のロードバイクに充てられる。
2000年ごろ行われていた「京都パブリックカー」の試み。とても賛同していたけど実験で終わってしまった。脱クルマ、最後に背中をぐいっと押してくれたのは、カーシェアリング「プチレンタ」やガソリンスタンドを拠点にした新しいタイプのレンタカー(全国的には「ニコニコレンタカー」、京都でいえばMKの「おおきにレンタカー」の存在。ウェルカム!格安レンタカーは朝日新聞の記事で知りました。
写真は寝巻きにしている浴衣。お気に入りです。 |
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2009.7.7 [火] 漆かぶれその後 |
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漆を使ってから3週間。さすがに収束。でも治ったと思ったら新たなブツブツがでてきたり、なかなか身体はしつこく抵抗をしているようでした(涙)。
皮膚科の見立てではだいぶ酷いほうとのことで、ステロイドをわりとたくさん投与。金継は続けたい。枇杷の葉エキスを仕込むかな。うん。
しかし驚くべきは、最初ひどかった顔だけが数日で治り、しっとりつるぴか肌になったこと。金継のセンセイの予言どおり、触ってうっとり近年まれにみる剥きたて卵なのでした(笑)。そしてその状態を今もキープ。漆エステと言っても間違いではないかもしれない...。 |
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2009.7.6 [月] 桐箪笥 |
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『きもののお手入れ&お直し』(世界文化社刊)が届く。何故って、本のなかで“きものの保管”について書かれたページに以前取材時に撮影してもらった桐箪笥の写真が使われているから。いやこの本、ホントによくできてます。めっちゃ勉強になる。内容が濃くて、読み応え十分!
「きもの*BASICルール」でも5月と6月はそんなことをあれこれ話してきたけれど、なーんだ、この本があれば事足りるかも(笑)。
さて私の桐箪笥、ある日引き出しの引き手がひとつ外れてしまいました。さてどうしたらよいだろうか、ひと段だけ厳重に包んで四谷へ送る!? まずは 松本さんに連絡すると、修理道具を携えてすぐに修理に飛んできてくださいました。ひたすら恐縮。ありがとうございました! |
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