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2009.12.31 [木] 大晦日

雪の舞い散る大晦日。お昼まではお掃除。スタートが遅かったから。夕方になってようやくお餅を買いにふたばへ、正月コーヒーの確保にカフェ工船へ、などなど。

すごーく寒くてしゃきーんとした空気の大晦日です。

2009.12.20 [日] 夕暮れの橋

昼間は曇天でも、朝と夕方は晴れることが多い気がするのは気のせいだろうか。

寒いなか自転車をこぎこぎ。川沿いから見上げる橋には情緒がある。今日は橋の写真を何枚も撮りました。

2009.12.18 [金] 葱とすき焼き

さむいさむい。とても寒い。でもこれで野菜が甘くなっていくと思うと嬉しい。凍らないように、身を守るために糖を溜めるのだったっけ。凍って細胞が傷ついたところを治癒するために糖やアミノ酸を作り出すという説もあるようだ。
いずれにしても、とろとろの餡入りになって、さらに太くなって(冬の九条ねぎは長ねぎと同じくらいの太さになります)、美味しい葱になりますように。真冬に再度葉山牛とコラボしたいものです。

遅ればせながら、先日『danchu1月号』を手に取る。“「すき焼き」劇場”むちゃくちゃ参考になりました! いくつもの老舗すき焼き店の作り方が丁寧に解説されていて、最も気になっているRound2の肉の焼き方(あるいは煮方)についても全て触れられておりました。三嶋亭はRound1は鉄鍋に白砂糖をまぶしてその上に肉投入なのだけど、Round2はそれは省略(焦げすぎるもんね)して、肉の上から白砂糖をぱらぱら。ふむふむ...。

2009.12.12 [土] 落ち葉を集める

秋は落ち葉で堆肥を仕込むのが正しい(?)ファーマー。というわけで落ち葉堆肥初挑戦。落ち葉掃きが行き届いていない空き家の前の道で、土のう袋に紅葉の落ち葉を詰める怪しい人あり。代理お掃除のような、盗人のような。

ぎゅうぎゅうに落ち葉を詰めて、米ぬか・土・水を加えて、ついでに飲まなかった濁り酒のどろどろ部分を入れてみた。そしたら翌朝にはホカホカに。日本酒の醸し力さすが!

2009.12.12 [土] 恵文社で関美穂子展

なにげなく恵文社に立ち寄ったら、関美穂子展の会期中。久しぶりにお会いできて嬉しい。活動の場がどんどん広がっている関さん。今回のオオモノは「襖」。型染で挿絵を描いた絵本や、いつものマッチ、ブックカバー、それにデザインしたマスキングテープなども、とにかく関ワールド全開。ちょこちょこお買物させてもらいました。きものや帯も製作中(これから?)とのこと。
会場の様子はこちらに。21日まで。

2009.12.10 [木] ようやくストーブ

昨冬メンテナンスをせぬまましまっていたストーブ(日本船燈製)。芯のまわりを解体してお掃除。灯油は11月の中旬に買ってあったのに、本日ようやく着火です。

ほあ〜。あったかい。CO2的には使うべきでないのだが...。

2009.12.9 [水] ブロッコリー!

ブロッコリーがもりもり生長中。
今年ふたつめの収穫。採りたてのブロッコリーはホントにホントに美しくて、とても美味しい。
そうだこれをこの間の晩にもみんなに食べてもらいたかったなあ。茹でるくらいなら、キッチンをお借りできたのに...。

多くの木は葉を落としているけど、今でもときおりゆっくり紅葉する紅葉をみる。畑に行くまでの道沿いの木も、こんなにきれいな赤。

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紅葉の唄を口ずさむ日々。改めて歌詞を確認。この唄は碓氷峠の風景をきっかけにできたのだそうです。

紅葉」/高野辰之
(一)
秋の夕日に照る山紅葉
濃いも薄いも數(かず)ある中に
松をいろどる楓や蔦は
山のふもとの裾模様
(二)
溪(たに)の流れに散り行く紅葉
波にゆられて離れて寄って
赤や黄色の色様々に
水の上にも織る錦

2009.12.8 [火] 冬到来

金土日、やすみなく遊んでいたら、嬉しいいただきものがたくさん。パネトーネ、シュトーレン、サンタさんなどのクッキー、クリスマス柄ボトルのお酒。クリスマス気分が一気に高まる。

ストーブも出さなくちゃ。エアコンは空気は温まるけど、気分が温まらないのだよね。

2009.12.5 [土] きもの供養の日 夜の部

夜はさらに高橋さんにお世話になり、メインダイニングをお借りして“リストランテ真楽”オープン。
最初はてきとうにケータリングでも…と思っていたのに、みんな参加してくれるし、せっかくだしと美味しいもの食べてもらいたい&食べたい(笑)。ということでついエスカレート。ご協力いただいたみなさまに感謝。そして差し入れをしてくれた方たちにも。

写真は前菜が並んだテーブル。ひととおり食べたころにリンデンバームさんからさらに前菜(まさにこのお皿×2)、そして温かいメインディッシュのお届け。おいしいお総菜の入ったお鍋がみっつ。食後のデザートはタルトタタン。
食べ物はちょっと多かったかな。20人分のパンっていったいどのくらい用意したらよいのだろうかと、よくわからなくて多めにオーダーしてしまいました。でもワインはもう少しあってもよかったのか。そうあと2〜3本。20名(うち5名は下戸さん)で11本、十分だと思ったのに(笑)。またの機会の教訓。こんなメニュウでした。

高橋徳さんにはじめてお邪魔したのは4年ちかく前。いつもいつも、温かく迎えてくださって本当にありがとうございます!

--
お総菜店のリンデンバームさん、とてもよかった。元はレストランを営んでいたお店だから、ケータリングは何でもござれ。フランス語の分厚い本を手渡され、ここから食べたいものを選んでくださいって、うきゃー。普通のお持ち帰りでは生ベーコンがお気に入り。なにげにパンだっておいしいし、タルトタタンも。ぜひごひいきに。場所は丸太町東大路西入ル北側。 http://www.linden-baum.jp/

そして鴨ロースを作ってくださった遊時さんも。鴨ロースは定番メニュウではないそうですが、何より蕎麦がおいしい。おかずも、お酒も。 http://sobayuji.com/

2009.12.5 [土] きもの供養の日 昼の部

いつもお世話になっている高橋さんに誘われて、KIMONO真楽のメンバー20数名と法然院を訪ねました。
趣旨は“きもの供養”。日々着させてもらっている自分の着物や、 親や祖父母、親戚知人などから譲り受けた着物に改めて感謝する機会に、そしてさらなる素敵なきものライフを祈念する一日になったらいいなと願って。

しとしと雨の中のスタートだったけど、貫主さんのお話をきいているうちにお天気は回復してきたようで、暗い本堂に陽が差し込んできた。雨の音はするのに、ときおり、そして何度も。光を受けると、黒光りした須弥檀、阿弥陀さまの前に散華された25の白の菊はさらに美しく、阿弥陀さまはいっそう神々しい。忘れがたい光景。
梶田さんのお話は、仏教のこと、宗派による考え方のちがい、それらがうまれた時代背景などをわかりやすく揉みほぐして教えてくれるものだった。そして他力とは、南無阿弥陀仏とは。

吉田山や京都市内を見下ろすお部屋で食事をとりながら、般若湯/長珍5055を控えめに口にしつつ、ひとりずつ着てきたきものについて話をしていった。それを着ていた誰か、それをつくってくれた誰かの存在をこんなふうに共有できるってすばらしいな。これでもう、きもの供養の会は大成功。

そう、友がこんなことを書いていた。引用してみよう。
——着物とは不思議なもので、自分のあとの後継者を見つけておきたくなるものらしい。自分の生活における役割は終わったから次の人に、と自然に思えるのが着物なのだな。リサイクルの感覚とはまた違う気がする。一つの人生に多くのモノが集まりそれがたまに贈与交換されるという視点ではなく、一つのモノの上に多くの人生が重なっていく視点。もともと自分の所有自体が、その着物の、長い人生ならぬ「モノ」生の一場面でしかなかった、とでもいうような。由緒を尋ねる茶道具のような。

写真は法然院特製のお煎餅と方丈庭園。
この一時を感謝。ありがとうございました。

2009.12.4 [金] ふたたび秋の修学院離宮

修学院離宮を再訪。同じく朝いちばん。あれから1週間。葉はだいぶ落ちて、あるいは枯れて、さらに晩秋の風情。

晴れたり雨がふったりの気まぐれな空模様でした。自転車は雨ですっかり濡れてしまったけど、お庭のほうはまた格別。

一乗寺「オレノパン」でお茶を飲んで帰る。ここのお茶&パンはすごくいい。休日のブランチにまた来たいなと思いました。

2009.12.3 [木] うつわの話

数ヶ月前のある日はカフェ工船でうつわ談義。
なぜここにはこんなにすてきな存在感のあるうつわばかりがあるのだろう、なぜこんなにセンスがよくなれるのだろうか、若いのに。と不思議に思うほどだった。例えば湯冷ましに使っている陶器のピッチャー。

彼女のお父さんは輪島で漆をする人だというのはきいたことがあったのだけど、もとは器を扱うお店をしていて、しかもバーナード・リーチ工房の総代理店でもあったとか。その後うつわ好きが高じて作るほうに、漆作家になってしまったのだという。

ああ、そんな環境で育ったんだなあ、そんなバックグラウンドがあったのかと、ようやく分かった気がした。そんな話をしつつ撮ったのがこの写真。この小さなピッチャーもバーナード・リーチ工房のもの。後ろにあるのがそのうちお願いしたいと思っている大きな栗盆。彼女の父親、瀬戸國勝さんの作。

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そうそうコーヒーにも漆の器が使われていて、この日は白漆のカップ。カフェオレはよくこの器に入れてくれる。

2009.12.2 [水] 今日の法然院

近くに行ったから様子をうかがいに。
ちょうど16時くらい。すでに門は閉まり、夕方のお勤めなのだろうか。すぐ上から鐘の音とお経をよむ声がきこえてきました。5日はどうぞよろしくお願いします。

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ツリーハウス、瀬戸國勝さん、李青・李白、いもや(笑)への反応うれし。

2009.12.1 [火] 賀茂川右岸より

月にみとれる帰り道。
比叡山から大文字山へつづく山なみがずうっとみえる。
シルエットは長い長い吊り橋のよう。
このかたちは縄文時代から、いやもっと前から、変わっていないんだよなあ。

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