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汗ばむ陽気。ようやく法然院へ。
やわらかなグラデーションにみとれてしまう。ときどき風にふかれるままに布たちがふわっと踊る。しなやかだ。いや布なのだからそんな動きは当たり前なのだけど、何故かのびのびとしなやかな感じを受けるんだ。
昨年のばら染めのいちばん好きな布がまだお嫁にいっていないことを知り、ちょっと気持ちがざわつく。もうしばらく、お嫁にいかないといいな。
会場の部屋にはいろいろな生き物が行き来。緑色のカナブンとか、すごく大きな蟻んことか。昨年観た番組「京都法然院 いのちの庭」を思い出す。居るんだよな。このすぐ裏に、フクロウやムササビ、たくさんの生き物が。
おいしいお茶をいただいた。中国の野生の茶の木から作るという鳳凰単叢 蜜蘭香というもの。まさにフルーツの甘い香り。こんなふうに香るお茶があるなんて、びっくりしちゃった。
佐藤竜子さんの個展、明日まで。 |