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2013.5.21 [火] 茶を点てる |
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屋久島を去る前にお茶を点てる。茶室をつくったときいていたから、お茶とお菓子をお土産にしていた。いわゆる正式な茶室ではないし、茶道具が揃っているわけではないけど、鍋やらお盆やらいろいろ工夫してなんとか点前をしてみる。始めてみて逆勝手ということに気づく始末。
でも、それでも、ただ台所でお茶を点てて運ぶのではなく、茶室で点前をして、正座して背筋を伸ばして飲むお茶はやっぱり違って、場がぴんとして気もちいい。最後にきちんと「ありがとうございました」のお礼ができたような気がした。
お茶は珠の白、柳桜園。お菓子は雪まろげ、塩芳軒。
初めての子連れ/赤ちゃん連れの旅、どうなることかと思いきや「案ずるより産むが易し」でした。やや子もなんだかひとつ階段をのぼった感じがする。穏やかな日常も大切だけど、ときにはストレスもたぶん大事。それが人を成長させる。大人も一緒。 |
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2013.5.18 [土] 屋久島 |
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すこし前から陸マイラーになり、マイルでハワイを目指すことにしました(笑)。でも若葉マークゆえ要領がわるく、中途半端に期限が切れてしまうマイルあり。なので屋久島へ行くことに。5年振り、5回目。しかしやや子は4ヶ月になったばかり。だいじょうぶか、わたしたち。
旅の目的は友人宅を訪ねること。最高のロケーションに土地の木をぞんぶんに使って建てられた家。壁は真壁。竹小舞を組んで荒壁から・・・そんなこと、なかなかできない。屋久島によくそんなことができる左官屋さんがいたねとたずねたら、いやいや自分たちで調べて勉強して、昔漆喰をしたことがあるという島で唯一の左官屋さんと一緒に仕上げたのだという。一事が万事そんな感じ。でも、しっかりプロの仕上がり。
梅雨前を狙って来たけれど、空模様は例によって雨多し。でもある夕方は友人自作の野外五右衛門風呂に入りながら、海を、そして雲間から現れるモッチョム岳を拝めたのだった。かっこいい! |
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2013.5.6 [月] 根っこ |
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秋に枯れてなくなってしまった宿根草が春になり姿をあらわすと、とてもうれしい。昨年初めて植えた草花がいまいくつも花を咲かせてます。ミヤマナルコユリ(写真上)もそのひとつ。ちゃんと根付いて、顔をみせてくれました。こちらはたぶん正真正銘の山野草。はかなげで、いかにも深山の日陰で咲いてそう。もともと自生していたナルコユリ(写真下)はたしかに園芸品種ぽく、華やか。
しかし節黒仙翁さんと白花華鬘草さんの姿がみえない...。ぬぬ。土があわなかったかなあ。 |
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2013.5.1 [水] 大きく、二重に |
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晴れたり曇ったり時雨れたり...の冬天気。
夕方、お山さまを真ん中に、大きな大きな虹が出る。
しょうさんの写真すごい!
両眼でもとても捉えきれない大きな虹だったのに。
奇跡の一枚、NHKニュース610に出してほしー。
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連休恒例のStudio.Uenoの個展、はじまりました。
ガラスの帯留もたくさん出てます。茂庵の茶室にて、6日まで。
「硝子の作品展」
吉田山 茂庵 静閑亭
5/1〜6
11時半〜5時半 |
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