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真如堂の菩提樹が満開とのニュースをきき、朝お散歩に行ってみる。葉の生い茂る大きな樹にたくさんの薄黄色の花。これが菩提樹の花かー。おみごと。
菩提樹といえばお釈迦さまがその樹の下で悟りを開いたイメージがいちばんに思い浮かぶ。でもこの菩提樹とインドの菩提樹は別の木なのですね。インドの菩提樹は中国の地には合わず、葉の形が似ている(でも科はぜんぜん違う)別の木を菩提樹として、それが中国から日本にも伝わり、ここ真如堂の本堂の前にも植えられた。お釈迦さまへ想いを馳せて。
境内には沙羅の花も開花目前。日本の沙羅は夏椿。沙羅もまたインドの沙羅双樹とは別の木。当時のひとびとのお釈迦さまへの想い、遠きインドへの憧憬を感じる朝でした。
以下ウィキペディアより。
仏教三大聖樹
無憂樹(マメ科):釈迦が生まれた所にあった木
印度菩提樹(クワ科):釈迦が悟りを開いた所にあった木
娑羅双樹(フタバガキ科):釈迦が亡くなった所にあった木 |