KIMONO真楽
ホーム
キーワード一覧パーソナリティ一覧つながり一覧ニュースヘルプ
キーワード最新5: 「さよならは別れの言… | KIMONO真楽同窓会 | 猫心〜にゃんはーと | 和服猫 | ホセイン・ゴルバ「時… | ...more

フーの空間
最近の5件
2016年 2月
2015年 8月 | 7月 | 2月
2014年 12月 | 7月 | 5月 | 4月 | 3月 | 2月 | 1月
2013年 12月 | 11月 | 10月 | 9月 | 8月 | 7月 | 6月 | 5月 | 4月 | 3月 | 2月 | 1月
2012年 12月 | 9月 | 8月 | 7月 | 6月 | 5月 | 4月 | 3月 | 2月 | 1月
2011年 11月 | 10月 | 9月 | 8月 | 7月 | 6月 | 5月 | 4月 | 3月 | 2月 | 1月
2010年 12月 | 11月 | 10月 | 9月 | 8月 | 7月 | 6月 | 5月 | 4月 | 3月 | 2月 | 1月
2009年 12月 | 11月 | 10月 | 9月 | 8月 | 7月 | 6月 | 5月 | 4月 | 3月 | 2月 | 1月
2008年 12月 | 11月 | 10月 | 9月 | 8月 | 7月 | 6月 | 5月 | 4月 | 3月 | 2月 | 1月
2007年 12月 | 11月 | 10月 | 9月 | 8月 | 7月 | 6月 | 5月 | 4月 | 3月 | 2月 | 1月
2006年 12月 | 11月 | 10月 | 9月 | 8月 | 7月 | 6月 | 5月 | 4月 | 3月 | 2月 | 1月
2005年 12月 | 11月 | 10月 | 9月 | 8月 | 7月 | 6月 | 5月 | 4月 | 3月 | 2月 | 1月
2004年 12月 | 11月 | 10月 | 9月 | 8月 | 7月 | 6月 | 5月 | 4月 | 3月 | 2月 | 1月
2003年 12月 | 11月 | 10月 | 9月 | 8月 | 7月 | 6月 | 5月 | 4月 | 3月


2013.8.10 [土] じろうその後

清里でヤマネのじろうと出会ったのは三年前の夏。ある日よたよたと歩く姿をみかけ、とても弱っているようだったので「やまねミュージアム」の人たちに電話で相談しつつ、二晩預かったのだった。そして京都へ戻る前の日にやまねミュージアムのひとたちに預けた。その後ミュージアムでしばらく過ごし、わたしたちが保護した場所に放したと風のたよりにはきいていた。

で、この夏三年ぶりにやまねミュージアムを訪ね、じろうの消息をきくことができました。
その年は森へ帰すには小さすぎて生きていくことは困難だと思われミュージアムで冬を越し(ヤマネは冬眠する)、翌年は順調に成長はしたものの毛が抜けてしまったりとあまり生育がよくなく、もうひと冬ミュージアムで過ごし、翌々年(つまり1年前)に捕食トレーニングをしてひとりで生きていけるであろうことを確認したのちに、食べものがいちばん豊富にある8月、森に帰したとのことだった。

今年の春、お隣さんちの布団の間にヤマネのものと思わしき巣の跡が残っていて、この夏も屋根裏を歩く小さな足音がするという。ヤマネは生まれた場所からあまり動かないというので、それらはおそらくじろうなんじゃないかとミュージアムの方がおっしゃっていた。夜行性だし姿はみせないんだけども、たぶん、じろうは今も元気です。だとしたら、ほんとうに嬉しい。

私の知っているじろうは親指くらいで本当にちっちゃかったけど、今は立派になっているんだろうなあ。といってもヤマネなので、キウイよりちっちゃいくらいの大きさのはずだけども。

保護中はスイカやチーズを食べさせてあげていたっけ。そのとき撮ったビデオを見返してみると、まるで乳をのみつつ眠りにつくたまちゃんに何もかもが似ていてびっくり(笑)。ま、同じ哺乳類だしね。

ヤマネのじろう(30秒ほどの短い動画です):http://www.youtube.com/...

13/8/11 びわ
動画見せてもらいました。一心にスイカにかぶりついている姿に神々しささえ覚えました。
フー
ほんとうですね。一心にスイカにかぶりついて、一生懸命に息をして、無心に生きようとがんばっている姿だと思います。

2013.8.3 [土] 葱を干す

早朝、九条ねぎを掘り起こして干す。

「干しネギ」づくりは初めてのこころみ。こんな感じでいいのかなあ。竹にくくりつけて朝日をいっぱいに浴びる東側の軒先、簾掛けに掛けてみる。農家の軒先のよう。あるいはなんだか魔除けのような光景。
しばらく留守にするけれど、落ちないかしら、雨はかからないかしら。ちょっと心配。なんといってもこの葱、ここまでくるのに1年ちかくかかっているのだから。

九条ねぎは(伝統的なやりかたでは)種蒔きから収穫まで1年と数ヶ月かかる。秋に種を蒔いて、春にいちど引っこ抜いて、広い場所に植え替える。夏にはまた引っこ抜いて、半月ほど天日で干してカラカラにする。それを秋にもういちど植える(干すことで葉っぱの養分が白い球根みたいな部分にぐぐっと溜め込まれ、そのパワーが秋から冬にかけて花開くという)。そして冬に収穫——そんなスケジュール。たいへん!畑をずっと占有するし、手間もかかる。

ので、夏のおわりに売り出される「干しネギ」を買って植えるのがふつう。いままでそうしてきた。でも昨年の秋、種を蒔いて、干しネギづくりにチャレンジしてみました。なぜかというと、九条の地で九条ねぎを代々作り続けてきた農家の今井さんの種を引き継ぎたかったから。最初は取材でお会いして、その後ご病気でこれが最後の干しネギになりそうだと買わせてもらったのが一昨年のこと。今井さんの九条ねぎはものすごくスペシャルに旨い。下仁田葱みたいに太くて、とろっとした甘い「アン」がはいってて、力強い。

今井さんの畑を継ぐひとはいない。いちばん暑い時期に掘り起こして干す作業が何といってもしんどいと言っていた。でも種を引き継いでいる農家さんはたぶん何軒かあって、それぞれ同じ京都でもその土地にあったかたちにすこしずつ種は変わっていく。わたしは超素人だけどなんとか続けていきたいなあ。

とはいえ手入れがぜんぜんゆきとどかず、できばえはいまひとつ。細くて貧弱で、今井さんの九条ねぎには遠くおよばない。でも、まずはうれしい。今年はこれで作ってみる。秋には平行してまた種をまいて、もうすこし立派な干しネギに育てられるよう、おいしい九条ねぎを育てられるよう、ガンバリマス。

2013.8.1 [木] サトイモ科

うれしい東京土産。初めていただいた「揚最中」
すかっとした姿もさることながら、何より味もさることながら、ほんと包み紙が洒落てます。しかもサトイモ科の葉っぱが全面に。葉っぱのまわりで輪になって踊っているカエルさんたちのゆるーい感じもたまらない。

サトイモ科の葉っぱはじつにうつくしい。今年はじめてサトイモ(何か東北の伝統品種なんだけど失念)を植えてみて、ちょっと遅かったのでちゃんとできるかわからないけど、力強い葉脈、大きくて肉厚な葉に日々惚れ惚れしているのでした。描きたくなる気持ち、わかるわあ。

13/8/11 かんから
先日は楽しいひととき、ありがとうございました。
お家を出た後、サトイモの葉っぱを見せていただくのを忘れたことに気がつきました。>涙
写真で拝見できてよかった。たしかにキレイですねぇ。そしてなんとも力強い!

メンバーログイン
新規メンバー登録
お店お店
素材素材
着物・帯着物・帯
小物小物
着こなし着こなし
How To & TipsHow To & Tips
メンテナンスメンテナンス
本・雑誌本・雑誌
イベント・場所イベント・場所
ノンカテゴリノンカテゴリ

KIMONO真楽 について | KIMONO真楽の利用規約 | Syndicate this site Powered by 関心空間