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2011.6.9 [木]
改修/畳 その2
畳の話
、つづき。匠のナイスな提案について。
玄関の間には二畳の畳が縦に敷かれている。2枚の畳はもちろん同じ大きさで、畳の継ぎ目は部屋の真ん中=芯を通っている。
いっぽう玄関からみて正面には柱があって、柱から左は和室への襖、右は廊下への襖があるのだけど、その柱は部屋の芯を通っていない。だから柱と畳の継ぎ目がずれてしまっていた。「なんかここ、ずれているのだなあ」とぼんやりと感じていた。
そこで匠は、畳を柱の芯に合わせてはどうか、という。左の畳を小さく、右の畳を大きくつくる。2枚の畳の大きさがちがうことになるし、玄関すぐの障子とは芯が通らなくなる。けど障子が閉まっていれば畳と芯がずれていても気にならないし、開いてたらほとんどわからない。正面の柱に芯が通すほうがよいのでは、との提案なのだった。そんなこと考えもしなかった。なるほど!
して、結果はとてもよかった。柱と芯が通ることで、空間が「ぴしっ」とした。何かおさまりのよくなかったところが、ぴったりとおさまった感じ。本来こうおさまるべきだったんだ、と思える。畳の大きさは5センチちかく違うはずなのに、そちらはまったく気にならない。さすがです。こういうところまで、眼を配れるんだなあ。
部屋の寸法取りだって、本当に細かかった。畳を二階にあげるときの慎重さにも驚いた。若き弟子たちが運ぶのだけど、なにがあっても壁に触れないように細心の注意を払っているのがわかる。大丈夫、この家の壁はちょっとくらい当たったって無問題。…そう心のなかで思いつつも、今日庵の壁にぶつけたら大変だもんね。つねに、細心の注意なんだな。(畳の話、もうすこしつづく)
11/6/10
ぬほりん
最近、葉山の畳職人を取材した時にいろいろ話聞きました。畳屋おそるべしですね。大工の腕は畳屋がよく知ってる。歪んだ部屋にもぴったり収まる畳を仕立てる。匠の技です。
フー
ほんとですねー。
『京の大工棟梁と七人の職人衆』
という本に畳屋さんがでてくるのですが、そこで畳屋さんが話していたエピソード。とても厳しいお施主さんがいて、畳を納められたあと、その畳職人の前で、畳の継ぎ目に名刺を差し込もうとされたそうです。入らなければ合格、入れば不合格。なんとか入らなかったようで胸をなでおろしたというお話でした。で、わたしもやってみました。もちろんかえられたあとですよ(笑)。ぜんぜん入らなかったです。おみごと!
えりりん
畳、面白いです。西と東では基本的な大きさも違うけれど、京都は畳を敷いた後に敷居をはめて大工が微調整するのに対し、関東は建物に合わせて畳を作って最後に畳を敷く。だから、一枚ずつ微妙に大きさが違うから、部屋のどこに敷く畳か決まってて、裏に「八北西ト」などの記号が書いてあるの。家のは書いてあった。京都は書いてないのかな?とにかく、西も東も、隙間なくぴっちりきっちり仕上げるのが職人の腕なのですね。
フー
畳のあとに敷居、というのは初耳。おもしろいなあ。でも今回の家では確認してないけど、前の家の畳には暗号のような記号が書いてありました。こんどきいてみよう。んでとにかく隙間なくぴっちりきっちり。すごいですね。
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