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2003.6.30 [月] 六月おしまい

明日から七月。
今日の井澤屋 http://www.izawaya.co.jp/ のウィンドウ。
祇園祭の山鉾・堤燈ダイジェストです。

私はなんとなく南観音山http://www.geocities.co.jp/... がすきだ。女人禁制をいち早くやめてしまい物議をかもしているあたりが(→http://www6.plala.or.jp/...)。それに山に上がるための拝観料みたいなやつもここはとても安く設定していたり、とにかく良心的に町のひとびとが頑張って支えている感じ。
一方で巡行の先頭をつとめる長刀鉾は気取った雰囲気を感じて、あまり近づかない。

明日から祇園や河原町は祇園囃子が流れ始めます。

2003.6.29 [日] 夏日

久しぶりの晴れの日。
暑かったなあ。
もうすぐ祇園祭。そんな感じがしてきました。

宮脇賣扇庵へ扇子入れを探しに行く。※写真上
これhttp://www.foohome.com/... を仕舞うためのもの。
そのまま鞄に入れていたら、やはり傷んできてしまったから。

夜、撮っておいたビデオを観る。
BS-i(TBS系のBSデジタル放送)
「夏の沖縄紀行・宮古上布」
「夏の沖縄紀行・泡盛」
NHK BS-2
「日本きもの紀行・信州紬」http://www.kanshin.jp/...
宮古上布の新里玲子さんはとても上品な知的な雰囲気の方だった。『琉球布紀行』http://www.kanshin.jp/... を読み返したら宮古上布の世界に入る前はスチュワーデスをしていたとのこと。なんとなく納得。

今回の「日本きもの紀行」は信州紬。お蚕さんが出てきた。野蚕も。※写真下
輝くうす緑色。うつくしいなあ。

2003.6.28 [土] 大山崎小旅行気分

大山崎山荘美術館 http://www.asahibeer-oyamazaki.com/
「睡蓮2003 ガーデン 山荘の時間」へ。
友人が“大山崎山荘図鑑を完成させる”という
たのしいワークショップをするというのだ。

雨のなか急な坂道をのぼってのぼって行った。
すてきな空間だった。

金沢健一さんの作品「音のかけら」に夢中。
やっと出会ったこの楽器。
ずっとこの音を鳴らしていたい。

緑をいっぱい吸ってよい時間を過ごしました。

帰りに小森袋物店http://www.kanshin.jp/... へ寄り、籠巾着を受け取る。
すてきに仕上っていました。わーい!
一周年パーティに持っていきます。

2003.6.27 [金] ふたたび満る安

ヤボ用にて仕事を午前中お休み。

ついでにちょっと。八坂の塔近くの呉服屋さん、満る安さんへ。
先週末みた絽の小紋。まだありました。
若い人むけだし大柄だからそう決めはる人はいませんね、とのこと。うーむ・・・
はい。とりあえず今日は携帯のストラップを買いに来たのであった。帯締の「渡敬」 http://www.wata-kei.co.jp/ 製。緑と黒の市松にしました。900円。私の中では蛍のイメージ。それかカナブン。かなりかわいいです!※写真上

蛍といえば白川の蛍はすっかりいなくなってしまった。やっぱりもう出てこないのかなあ・・・数日前にニュースステーションで「この雨が蛍は好きなんです!」と言っていたのに。と思って過去の自分のページを見てみたら2000年http://foohome.com/... も5/28に観察していた。ふむ。今年もほぼ同じ日に初めてはっけんしたし、だいたいそんなものか。と思って調べたら蛍は桜前線と同じように北上するのだそうです!(ほたる前線:http://www.ewi.co.jp/...

満る安ではこの間と同じくウールの反物も見せていただく。反物2万、仕立て1万5千円(税込み)。ホントおりこう。前向きに考えよう。色合いは5種類。
来週から沖縄へ行くこと、その他しばしおしゃべり。もし琉球で反物を買ったら仕立てだけでもお安うやりますよ、と言ってくれた。僕らも勉強になりますしーって。お店の方、ほんとうに若い。先日の日記に30代前半と書いたけど、訂正。呉服やさんだからそんな若いことないような気がしてしまうのだが、ふつうにみると20代半ばくらいの感じ。満る安はこの方のおじいちゃんが作られたお店だそうです。

そうだ、先日帯締の「渡敬」さんにお電話で小売をしているのか問い合わせてみました。やはり製造・卸のみで小売はやっていないとのこと。京都では、きねや、井澤屋、ゑり萬が多く取り扱いがあり、百貨店にはほとんど卸していない、と。
私が買ったストラップは、きねやが扱っている市松の三分紐http://www.kyoto-kineya.co.jp/... と全く同じものが使われていると思う。

仕事帰りに大阪・京橋の百貨店に寄る。
一軒呉服屋さんが入っていたから夏のメッシュの前板を探しに行った。ここはどくどくしい振袖とかそのレンタル、浴衣で商売を成り立たせている感じのお店なのだが、ここ以外にもう一軒呉服屋さんがありました。心斎橋にあるという呉服やさん「中村屋」の支店。http://www.keihan-mall.co.jp/... なかなかよかった。※写真下
目についたのは、空色の夏塩沢と微妙なブルーと桃色が入った白の紗献上。それと細かい十字絣の大島。

おまけ。
今日、野球中継の合間に聞いたラジオCM(だいたいこんな感じ)

 女:あれ?あんたかっこええスーツ着とるやん
 男:あ、コレオーダーメイドやねん
 女:そんなんごっつぅ高いんちゃうのん?
 男:仕立て込みで2万5千円やねん
 女:安っ!そらあたし彼氏に教えよ〜
 男:ってアンタわしの女房やん!
 女:オトコも見てくれ重要やし。それで、彼氏
 男:あー確かにそうやなあ。・・・ってなんでやねん!こんなんやってられるかい!
 ♪ちゃんちゃん♪
 男・女:ほなさいなら!

大阪って大阪って・・・。よよ。

2003.6.24 [火] いつもカメラ

携帯をかえた。

使い心地はなかなか。
液晶は240×320ピクセルの高精彩。カメラは100万画素。
今後はこれhttp://www.zdnet.co.jp/... でばしゃぱしゃ撮ろう。

2003.6.22 [日] きもの好きふたり

おともだちと二人できもの散策。
彼女は同じ会社の東京本社のひとで、きもの好きということを最近お互い発見したのだ。そうして今日京都にてきもの散策と相成りました。
八坂神社で待ち合わせ。八坂さんではちょうど結婚式が始まるところだった。白無垢って綺麗だな。※写真上

満る安(呉服)
ちりめん山椒のお店「はれま」 http://www.harema.co.jp/ へ行く途中、偶然見かけた呉服屋さん。親子丼の店「ひさご」から「はれま」や八坂の塔へ向かう道の右側(西側)にある。趣味がとってもよさそう。入ってみたら本当にセンスの良いものがたくさんあった。しかも「おりこうな」お値段で。どちらかと言えば紬が多そうだが柔らかものもあり、洗練された柄ゆきのウールなど日常的なものある。鷹ヶ峰のとある工房で作られたものが多いとのこと。また呉服以外には、渡敬の帯締めがありました。
クリーム色の絽小紋(手描きで大柄の小紋・仕立て込・税込7万8千円)にさんざん惹かれたが、初心者にして夏物二枚はまだ早いと思いぐっと堪える(といいつつ未練が・・・)。
しかしここはほんとうによい店だ。今後京都でもっとも多く立ち寄る店になりそうな予感。三代目というご主人(といってもとても若い。30代前半かな)は気さくなよい感じのひと。うれしいなり。
Googleで調べたら一件のみひっかかった。知る人ぞ、のお店らしい。納得。
http://www.kyoto-tv.com/...
 ↓
かづら清老舗(かんざしやさん・東大路四条西入ル)
http://www.kyoto-wel.com/...
夏の丸かんざし、いいな。
 ↓
ない藤(履物)
http://www.kanshin.jp/...
ウィンドウ覘くのみ。すてきねーーーはああ。と二人で溜息。
 ↓
茶房かとうで一息。
祇園・巽橋近くのお茶屋さん「かとう」が土日の昼間のみ本当のお茶を出している。※写真中・下
中に入ったらそこはお座敷ではなくクラブのような設えになっていた。
 ↓
ゑり萬(帯揚)
http://www.kanshin.jp/...
夏の帯揚をみにゆく。無地にしようかなあ(飛び絞りの半額だし)と思っていたが、やはり飛び絞りにしてしまった・・・。白地に薄めの空色。
帯揚のほか、帯を見せていただいた。付け帯に仕立ててあるものがたくさん。でもわたしはここのつるんとした染帯をどんなふうに合わせたらすてきなのか、まだイメージがわかないのです。
 ↓
伊と忠(履物)
http://www.kyoto-itochu.co.jp/
ちらりと覘く。
 ↓
ゑり正(和装小物・寺町四条上ル西側)
http://www.erisho.com/
真田紐で作られた振舞紐
http://www.kanshin.jp/...
http://www.erisho.com/...
を見に行く。
かなりがっしりとしていて「男物」の印象。
もう少し軽やかなのがいいな。
 ↓
小森袋物店(オーダーメイド和装小物)
http://www.kanshin.jp/...
お休み。残念。
 ↓
大島履物店(錦小路富小路西入ル)
http://www.kyoto-nishiki.or.jp/...
市場のなかの履物やさん。前にチェックしていた下駄(桐・小町型)を購入。グレーと赤の鼻緒をすげてもらった。5200円。がしがし歩こう。
 ↓
宮脇賣扇庵
http://foohome.com/...
一緒の彼女がすてきな扇子を選んだ。よい具合の銀地に椿の絵。持ち扇子は夏に使うからといって夏の柄でなくてもかまわないとのこと。
男性用の竜馬の名のついた柿渋染めの扇子がすごくよかった。しっかりしていてシンプルで、艶があって。
 ↓
イノダコーヒ(堺町三条下ル)
http://www.inoda-coffee.co.jp/
コーヒーフロートで一息。
きものをはじめ、いろんな話に花が咲く。
イノダは最近営業時間が20時までになった。よかったよかった。これまでは18時閉店だったのだ。
 ↓
三条ぶらぶら、先斗町ぶらぶら
 ↓
再び祇園へ。
友人おすすめの「八咫(やた)」でお食事&お酒。
しっとりした祇園の新橋通。入るのにかなり躊躇する店構えだったが、中に入ったらビックリの和モダンな店でした。
麦焼酎兼八、やっぱりおいしいぃぃ!

キャンドルナイトの夜は外で過ごしてしまった。
だけどとっても楽しい一日でした。

2003.6.21 [土] 麻の襦袢受け取り

ちょっと疲れがたまっていたし、遅起き。
午前中はお掃除やら片付けて、りゅうきゅう紀行の宿を予約したり。よさそうな宿はけっこういっぱいだった。みんな早くに旅行の計画を立てるものなんだなあといつもながら思う。那覇は「沖縄第一ホテル」という個性的なホテルと、首里の紅型工房が多くある地域にあるという民宿の二つを移動することにした。

その後、麻の襦袢を受け取りに!
耳がちょっと黄ばんでいる、おばあちゃんの遺した反物。「小千谷本麻織紋紗」と書かれてます。9.5mしかなかったので「袖口」を二重にすることが出来なかった、とのこと。でもおなかのところはしっかり二重になっていて、裾が傷んだらここから出せますから、と。なるほど、うまいことできてる!
本当にギリギリまで使って仕立ててくださいました。残りの布。※写真上

午後は久しぶりに鴨川へ。アイラブ鴨川なのに、久しぶりとは不覚であった。蒸し暑い土曜日。子供たちはもう川に入って遊んでいた。オトナとしては荒神橋西詰のカフェ「ホホエミ」にてアイスコーヒー。鴨川ベストの荒神橋にあるこのパン屋カフェはとても好き。※写真中

その後ふらふらしつつ、祇園を通って帰ったら今日はふたり、舞妓さんとすれ違った。舞妓さんは通りを歩くときはすごく仏頂面だしあまりじろじろ見たら悪いかなと思ってしまうのだけど、しかしきものを観察したい。ひとりは博多帯。舞妓は博多をよく結ぶ。豪華なきものと博多帯のだらりかーと意外なのだけども。もうお一人は水色のきものに山吹色の帯。わりとカジュアルな印象でした。※写真下

2003.6.20 [金] 麻の襦袢

先週の土曜に「むら上」で仕立てをお願いした麻の長襦袢が出来上がったと連絡あり。
早い!

たのしみだー。わくわく。明日とりにゆこう。

2003.6.19 [木] 甲子園

今日も大勝タイガース。
こわいくらいに強い。

雨のあとの甲子園は低い空を雲がぐんぐん動いて
少し夕焼け。

空、輝く天然芝、黒い土、白のユニフォーム。
蔦のからまる甲子園はほんとうによい球場だと思う。

2003.6.18 [水] りゅうきゅう紀行

琉球にとても惹かれていて、横浜に居たとき他の町へゆきたくて、住処を変えるなら京都か沖縄だと思っていた。その後願いはかなって京都に住むことになり、現在その暮らしを楽しんでます。

きものに興味を持ったら、やはり琉球の紅型・織物に惹かれてしまう。澤地さんの本を読んでますますその思いはつのるばかり。上原知子さんの唄声http://www.kanshin.com/...にも出会ってしまった。

りゅうきゅう、りゅうきゅう、と唱えていたら渡りに船。兄ファミリーが七月に沖縄へ行くというので、便乗することにしました。

日程決定。七月の二週目に行ってきます。
渡嘉敷島2泊、那覇3泊、石垣2泊。渡嘉敷以外は一人旅です。

2003.6.16 [月] きになる三条

京阪三条駅の周辺が再開発中。
かなりできてきた。
こじんまりと町屋風に作った2階建ての建物が四角にぐるっと配置されていて、真ん中は大きな広場。
少ない予算でベストを尽くした感じがして、好印象。
しかしどんなお店が入るのだろう。
きもの屋さんが入るといいな、スタバとかタリーズじゃなくて「モーニング」を出す喫茶店が入ってほしいな、けいはんジューサーバーはきっと入るであろう・・・などと想像。
毎朝使う駅なので、どきどき。

2003.6.15 [日] マトリックス後

マトリックス・リローテッドで頭パンクしつつ。

祇園田中屋 (履物)
昨日の大島屋と見比べる。もちろんこちらのほうがよい。でもまあ値段が半額以下と考えると大島屋に軍配。
「竹表」の下駄がよかった。一万円。
 ↓
今昔西村
http://www.konjaku.co.jp/
昨日みた帯締め、買おうかなあ。
しかし紺の結び目の部分が帯留めみたいになるものと思っていたら、そうでなく脇のちょっとした飾りなのだった。うーん。残念。やめておきました。

夕方、府立図書館へ。またきもの本をいっぱい借りる。
『衣匠美』白洲正子 世界文化社
http://www.amazon.co.jp/...
『日本の染織・紅型』吉岡幸雄 京都書院
http://hb3.seikyou.ne.jp/...
『染めの事典』(シリーズ染織の文化1)朝日新聞社
『日本染織地図』(シリーズ染織の文化3)朝日新聞社

「美しいキモノ」をぱらぱら読んでいたら、これから阪神巨人戦の虎キチから当日券が少しあるよ!と電話。うーん。いいな。しかし今から甲子園にゆく元気はないのであった。

2003.6.14 [土] 雨ふり散策

今日は雨ふり。でも小降。負けずに散策。
きものに興味を持つまでは、週末のお散歩といったら自転車だったから、雨の日はつい晴耕雨読でぐうたらするパターンだったのだけど、きもの散策ならば近所で済むから歩いて行けるし、四条や河原町はアーケードがあるしでなかなか便利だ。どちらかといえば嫌いなアーケードの恩恵にあずかるようになってしまった。うむ。

むら上(町の小さな呉服屋さん)
近所の呉服やさんを初めて訪ねる。麻の長襦袢の仕立てをどこでお願いしようかと考えていたら、近所に「仕立て」と看板を出している呉服屋さんを見つけたのだ。夫婦でやってらして、よい感じがしたので、こちらにお願いすることにしました。
古川町商店街から脇道を入ったところにあり、ホントちっちゃい店ながら、呉服・小物を扱っていて、仕立て・悉皆もやっているよう。麻の長襦袢の反物は亡くなった祖母が箪笥に遺していたもので、この間母が私にくれた。
 ↓
裂菅野(アンティーク着物)
あの宮古上布はどうなったかなあまだあるかなあと思いつつ、ショーウィンドウをのぞく。
 ↓
やゝ(アンティーク着物)
http://www.kanshin.jp/...
絽の染帯(刺繍あり)ですてきなものがありました。さりげなく、少し豪華な感じ。4万円。※写真上
 ↓
染司よしおか
http://www.kanshin.jp/...
初めてのれんをくぐる。柿渋染のかばんがすてきだった。
よしおかを出て少し歩いたところで、すっぴんの井上八千代さんとすれ違う。浴衣のようなきものをぐさぐさっと着て、黄色の半幅帯。髪もばさっと下ろしてらした。同じ並びのお宅に帰ってゆかれました。だいぶ離れてから、思わず後姿をパチリ。※写真中
 ↓
今昔西村(アンティーク着物)
http://www.konjaku.co.jp/
小物をみにゆく。たくさんの方が仰るように、着物と帯がシンプルだと小物選びがほんと楽しいです〜。サーモンピンクがかった赤の帯締め。紺の結び目がポイントになっていてすごくお洒落。よいなあ。5千円。とりあえず保留。
 ↓
井澤屋(和装小物・四条南座前)
http://www.izawaya.co.jp/
帯締めはあまり惹かれるものがない。鹿子の半襟がなかなか。でも袷用だ。舞妓さんサイズの籠巾着、赤地に白の飛び絞りのもの。かわいい!しかしバランス的にこの大きさはどうなんだろう。かばんが歩いてる、みたいになってしまう気もする。
 ↓
きねや(和装小物・河原町蛸薬師下ル東側)
http://www.kyoto-kineya.co.jp/
絽の刺繍の半襟がかわいい。今度着物をもってきて合わせてみることにした。岡崎店よりこちらのほうがいいな。
 ↓
ゑり正(和装小物・寺町四条上ル西側)
http://www.kyoto-teramachi.or.jp/...
ちょっとのぞく。特にこれ!というものはみなかった。
 ↓
大島履物店(錦小路富小路西入ル)
http://www.kyoto-nishiki.or.jp/...
錦市場のなかの履物やさん。味わいぶかいというより・・・さえない(笑)。お店のおじさんうたた寝してるし。下駄安い。いいかも。気を遣わず歩ける。鼻緒を見せてもらう。皮のようでいてビニールだった。皮はあるのか訊いてみたら「皮は置いてないんやわー」。そうおっしゃるときの感じがもうなさけなーい感じで、おもろい。
 ↓
小森袋物店(オーダーメイド和装小物)※写真下
http://www.kanshin.jp/...
バティック(コットン)のワンピースの生地を、七寸籠にオーダー。芯を入れて、裏地も着くから、こんなコットンの生地でも大丈夫、とのこと。いろんな柄の入ったワンピースだったから布のどの部分を使うかあれこれ相談して決める。紐と裏地の色も。
親子でやってらして、おふたりとも気さくて楽しかった。
友達が中学生の頃着ていたワンピース。何に使うか分からぬまま、とりあえず布がすきだから貰っておいた。何年か経ってこんなふうに甦ろうとは! 出来上がりが楽しみ。籠巾着になった姿をその人に知らせなくては。今オランダに住んでいます。
 ↓
みのや(呉服)
http://www.kyoto-wel.com./...
一昨年の夏、こちらで浴衣地の反物を購入した。正統派をめざし、白地に朝顔の浴衣。それ以来初めて訪ねる。ビルの一番奥にある呉服やさん。下駄を作ったとき、ない藤の女将さんから教えてもらったお店。
 ↓
ながもち屋(京都大丸)
http://www.kanshin.jp/...
袷、黒地の琉球絣。すてき。18万。

ここまで。
100円バスで三条河原町まで行き、六曜社で珈琲。本日のスペシャル「ハワイコナ」は香りが素晴らしくて美味しかった。花のような甘い香り。やるなあおさむさん。さすが珈琲屋!(勝手に呼びすて、ごめんなさい。笑)
そしてごはんの材料を買って帰りました。夕食のメニューはブリトー。それとにんじんポタージュ。トマト。

2003.6.12 [木] ゑり萬

『婦人画報』を立ち読み。ゑり萬の帯揚げが載っていました。そこにあったのは飛び絞りではなく、菊唐草の地紋で無地のもの、やさしめの色がいくつか。6500円。こんなのもあったのか。はよ言うてーな、と思ってしまいました。こんどまた行ってみよう。夏物も見せていただこう。

2003.6.9 [月] 初夏衣&道明

ながもち屋(横浜そごう・リサイクルきもの)
http://www.kanshin.jp/...
長い思案の末、初の夏衣はながもち屋の麻のきもの(新品・仕立済み・白地に細かい絣)・麻の夏帯に決定。いざ、買いに行く。そしたらもう一本ピンクの絹の夏帯も見つけてしまった。とても気に入り、二本の帯で楽しむことに。いいいい! 一周年パーティーのきもの、決まりました。>えりりんさん!
 ↓
道明(帯締め)
http://www.kanshin.jp/...
選んだ二本の帯は両方無地で、超シンプルな組み合わせになったから、少し華やかな帯締めを探したい。
着物を持ったまま上野広小路の「道明」へ。※写真上
何となく一番最初に手に取った帯締めが、着物を出して店主に選んでもらったところそれが一番合う、ということになりました。不思議なものだ。たっくさんの種類があるけれど、この着物に合うもの・年ごろ・好みのものと考えると「これしかない」という感じでした。※写真中

うきうき。うきうき。
夏のきものがようやく決まって、それに合う帯締めがみつかって、かなりウレシイ。
あとは半襟と帯揚だ。
あ、それと、着付けも・・・まだできないんです。はい(泣)。

蓮の葉でいっぱいの不忍池を眺めて※写真下 、地下鉄で田原町へゆき「ペリカン」でパンを買って、ペリカンの近所の蕎麦屋で430円のせいろ(すごい大盛り。やぶそばの2枚分くらい)をいただいてから、ごきげんさんで京都へ帰りました。

江戸よ! また会おう。

2003.6.8 [日] 東京きもの散策

初東京きもの散策、レッツゴー。

ながもち屋(横浜そごう・リサイクルきもの)
http://www.kanshin.jp/...
母が目をつけておいてくれた麻の夏の着物を見にゆく。なかなか。サイズもぴったりです! 帯も麻の無地でいいものがあった。しかし今日の道のりは長いゾ。まだまだこれから。
 ↓
相徳(品川・桐箪笥)
http://www.kanshin.jp/...
セールのお知らせをはがきで頂いており、よい機会なのでお邪魔する。インターネットの話になり、なんとKIMONO真楽のしょうさんのキーワードを見たと言われる。
桐箪笥は西へゆくほど高いこと、今や東京では箪笥のブライダル需要なんてものはほぼなくなっている、最近の桐箪笥の技術革新、相徳がやっている宮内庁などの仕事、等々いろんな話をおききしました。
相徳さんの箪笥は中(引き出しと引き出しの間の板部分)に空気穴があり、わりとスムーズに開け閉めができる。大きさや引き出しの数はもちろん、桐の質、桐の使い方を少しはしょったりすることによって予算にあったものを作ってもらえるとのこと。
 ↓
いざ銀座へ。
まずは銀座八丁目の中華料理「維新號 銀座本店」でごはん。
http://www.ishingo.co.jp/
むかしのレストランの雰囲気。友人のお勧め「とりそば」はホントおいしかった。スープが凄い。水餃子もいけます。湯のみがかわいい。※写真上
 ↓
銀座小松屋(履物)
パンプスのようなエレガントなお草履。でも私は小判型がやはりスキだなあ。
 ↓
銀座久のや(和装小物)
http://www.ginza.jp/...
帯揚や手拭をみる。まあ帯揚は京都で選ぼう。更紗で作ったとっても可愛い竹篭がありました。
 ↓
松本糸舗(呉服)
http://www.kanshin.jp/...
閉店??
棚ごとすっかりなくなって店のなかはほぼ空っぽになっていました・・・
 ↓
銀座むら田(呉服)
お店には男性二人がいらっしゃった。ボケツッコミコンビでなかなか面白かった。
商売人らしいツッコミ役の方から三百万円の宮古上布とかを見せられてしまう。すごい目くらまし!そういうのを見てしまうと、柔和な方の薦めがボディーブローのように効いてくる。三十万?二十万?まあまあのお値段じゃない・・・なーんて一瞬思ってしまうから恐い。
母が黄八丈をいたく気に入り、また越後上布の帯ですてきなものがありました。
 ↓
青山みともつむぎ館(呉服)
http://www.aoyama-mitomo.co.jp/
琉球の染織と夏のきもの:6月6日(金)〜17日(火)
期間中は10%オフとのこと。
紺の絣の夏大島を合わせてもらう。合わせてみたら母に紺や黒より白のほうがよいと言われる。確かにそうかも。袷用の白大島もすてきだったなあ。それと紅型帯(知念貞夫作)。
そしてナントむら田で見たものと全く同じ黄八丈がここにも!
これはかなり「出会い」。似合っていたので母に強く薦めるが躊躇してやめてしまわれた。残念。ちなみにふたつの店舗。付いていたお値段は、けっこう違いました(笑)。
 ↓
銀座越後屋(呉服)
http://www.ginza-echigoya.co.jp/
東西工房展:6月6日〜8日
着いたらもう展示会が終わっていました。ざんねん。
 ↓
銀座もとじ和織(呉服)
http://www.motoji.co.jp/
http://www.kanshin.jp/...
ショーウィンドウに置かれた帯地は、読書中の『琉球布紀行』の表紙の紅型と同じ型のものでした。
お店の方々がみなさん若くて感じもよく、すっかりファンになってしまいました。なんてよいお店なんだろう。
もとじの魔力にかかって、危うく清水の舞台から飛び降りるところでした。まだ早いまだ早い、良いものはまだ先にとっておこう、となんとか頭を冷やしたけれど、草木染めの白大島紬、それに城間栄順さんの紅型の帯(縮緬地)を合わせてもらい、それはもう本当にすてきだった。※写真下

銀座きもの散策はここまで。ふぅ。

思ったことは、「銀座はすごい!」
京都にあるものと全然ちがう。紬は銀座だ、とひしひし感じました。特に「みとも」と「もとじ和織」にノックアウト。気のきいた良いものがいっぱいいっぱい揃っていますね。

2003.6.7 [土] 待ちぶせ

急に予定が変更し、鎌倉のお酒の会に少し参加できそう!になる。
長谷駅の待ち合わせに間に合わなかったから、鎌倉・長谷のアンティーク着物やさん「花ぐるま」へ。でも誰もいらっしゃらない。もう別のところに行ってしまったのかな・・・と思いつつ夏の着物を見せていただいていたら、KIMONO真楽一行、到着。
わーい!
今日お会いしたみなさんとは初対面だけどなつかしい感じがしました。京都でもそう思うのだけど、例えば着物という興味を持ったことで、身近にあったのに今まで目に入っていなかった人や店や技がぐっと近寄ってくる。関心って面白い。

花ぐるまの二つのお店をまわったところで時間がきてしまい、今日はここでお別れ。
その後江ノ電沿線の兄の家へゆき、子供と走りまわりました。※写真

2003.6.6 [金] 紅型と初お目見え

琉球紅型の帯「蝶とすずらん」※写真(宮城里子さんの作品)と初お目見え。「きもの市場」で惚れてしまい、母と一緒に考えようと実家に送ってもらっていた。
だけど、色調が思っていたものより幼い感じがしたのと、あまりに紅型らしくないところが、どうも印象と違い悩んでしまう。
うーん。先日きもの市場を訪ねたときも、Webで見た印象と実物が違うものが多かったのだけど、やっぱりネットで買うってむずかしいなあと思ってしまった。

2003.6.5 [木] 東京出張

半年振りに東京へ。本社へ出張。
しかし今回の裏テーマ(表?)は「きもの」だ!

2003.6.1 [日] 裂 菅野にて

今日は西陣へ散策にでかけようとも思ったが、天気があまりよくないし近所をうろうろすることに。
裂 菅野(東大路三条下ル西側)へ。通崎さんの本にも登場する古着のお店。この間は店主がお留守だったから再度行ってみる。

前に来たときに大胆な麻の葉の上布が飾られていた。今日は同じく上布のまた別のもの。きいたらどちらも宮古上布だったとのこと。蝋引きしたような風合いにすごく惹かれる。でもこういう麻のきものは着慣れていないとなかなか着こなせない、それに若いうちから地味な着物を着なくてもいいと思うし、お値段もはるしあまりお勧めしないけれど、と。
といいつつ、こんな柄ゆきならと言って奥から出してきてくださったのがこれまた特別にすばらしい宮古上布。細かな柄や絣ではなく、濃紺地に鮮やかな青と白の大きな柄の入ったもの。あー・・・なんてすてきなんだろ。
古い宮古上布は柄がのびのびとしていて、今のきっちりした絣よりずっと好き、とおっしゃっていました。私もそう思った。
気になるお値段は20万円。こういうものはお値段がいいからなかなか普通の人の手に渡らず、業者さんに売ることになってしまう、と。古い宮古上布は京都の家から出てくることが多いのだって。だから京都以外の骨董やさんが菅野さんのお店にも仕入れに来るのだそうだ。前に私がみた麻の葉も業者さんの手に渡ったとのこと。
一応羽織ってみたものの、裄が許容範囲を越えていた・・・半袖みたいな印象になってしまう。

どんなものがお勧めかたずねたら、銘仙をいくつか出してくださった。絵画のような幾何学の銘仙。如何にも通崎さんが着こなしそう。だけど残念ながら私には自分のきものという気持ちがしなかった。銘仙は最近人気で仕入れがむずかしく値段も跳ね上がってしまった・・・とおっしゃってました。

途中から一人お客さんが入ってこられて、そのひとは軽い結婚パーティで着る夏のきものを探しに来ていた。お互いあれやこれや出したり羽織ったり、これはいいわよとかちょっとダメねとかいいつつ、楽しい時間を過ごしました。その方の着物は決定。この日は予算に合ったコレ!という帯が見つからず、少し見繕ってみますということになり、今日はここまで。

私はガマンガマン。慎重にもう少し探すことにします。

菅野で一時間ほどやいやいやったあと、府立図書館へ。
きもの関係の本をいっぱい借りました。

『壇流きものみち』壇ふみ 世界文化社
http://www.kanshin.jp/...
『琉球布紀行』澤地久枝 新潮社
http://www.kanshin.jp/...
『染め織りめぐり』JTBキャンブックス芸術11
http://www.amazon.co.jp/...
『手描友禅染の技術と技法』京都市染織試験場
http://www.amazon.co.jp/...
『織りの事典』(シリーズ染織の文化2)朝日新聞社

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