| | ふんふん成る程、あかぬけないなあ…と若い時に思っていた
着物雑誌のコーデも「美人に見せる」という理由のもとに
出来上がっていたのか。「センスよく見せる」ではなく!
と、膝をポンと打ちたくなる本です。
私の微妙ーなお年頃では比重をどちらにかけるのか、
大変悩ましいところ。
「センスよく…」は地味に傾く危険大。高価なものは老けて見える。
(幸い持っていませんが…)
真楽の着物巧者の先輩方も、幾度かの年齢の壁を越えていらっしゃった
と耳にします。そういった壁を乗り越えるにも、この本はお役立ちかも
しれません。
流石にページをめくるごとの女優さんの美しさは溜め息もの。
それだけで気分がアガります。
大変「良いもの」をお召しになっているのに着物より本人が主役に
なっているのは、実際このコーデ理念によるところが大きいのでは?
とかく着物好きは、衣装の方をより覚えていたりするものですが
「垂涎もの」だけど女優の美しさの陰に隠れている着物たち…
…本当の「衣装」とは?そんな事を考えたりもして。
ー3%のピンクが美人度を増す
ー紅を含むジャパンブルー(藍)
ー帯は「黒じゃない黒」を選ぶ
ー縞のきものには丸紋の帯
ー江戸小紋は無敵の美人きもの
上記は個人的に気になったキーワード。 http://www.sekaibunka.com/...
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2014/6/20更新 2014/6/20 登録 1533クリック/ 1回更新 |
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