KIMONO真楽:どきどき着物

	KIMONO真楽

えりりんの空間
どきどき着物	本・雑誌

イラストレーターの大橋歩さんが、ご自分の着物とそれにまつわる話を紹介した本。1989年出版。カジュアルな普段着や仕立て直した古い着物が、床に置き撮りされた状態で写真に収まっていて、「え？着物ってこんなにオシャレで楽しいものなの？」と目から鱗がボトボト落ちた衝撃的な本でした。それまで私の中で“面倒くさくて古くさいモノ”だった着物が、一気にお洒落心を刺激する素敵なアイテムに切り替わり、積極的に着物を着始めるキッカケになりました。大橋さんはとても自由に着物を楽しんでいらして、黒地の絣に真っ黄色な八掛をつけてみたり、好きな色だからとグレーの着物を呉服屋に「地味過ぎるのでは？」と言われつつも誂えてみたり、ホントにどきどきわくわくしながらたくさん影響を受けました。そして、そうか自由に楽しんでいいんだ！と元気づけられました。残念ながら誰かに貸したまま、今は手元に無いのですが、きっと今眺めても素敵な本だと思うので気持ちを込めてご紹介。同じく大橋さんの「きものでわくわく」も「着物は楽しい」もオススメです。

【ドキドキキモノ】

大橋歩著
文化出版局
1989年12月発行

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2003/1/29 登録
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03/1/29	陶子　「きものでわくわく」と「着物は楽しい」持ってます！そうだ、私のとっかかりは大橋さんだったんだ〜と思い出しましたよん。今読むと、「あー今では結構ふつうになってる事もこの頃は大変だったんだなー」…地味色の着物とか、紬の位置づけとか…と時代の流れも見えたりしますよね。
	お志津　わたしも「わくわく」持ってます〜。こないだ買ったの、へへ。
	けこ　イラストだけで写真は載ってないと思ってまひた（勝手に）。写真あるなら読みたいにゃ。
03/1/30	陶子　写真があるのは「わくわく」と「どきどき」だけだよー。なんかエロい本みたい…。
	ミホ　わたしもはじめてきものいいなあと思ったのは、大橋さんでした。でもそのころお金なさ過ぎて、はまるのはだいぶ後でしたけど。「わくわく」「どきどき」両方持ってます
	けこ　むっふ。やっぱり重なってないとエロくないんだね（違）。
	えりりん　大橋さんがキッカケな人、多いんですね。つか、当時の着物の本って、人差指の先まで緊張ポーズしたモデルさんが晴れ着を着てる....ってのしか無かったのだよね。置き撮りは、着物の魅力がストンと伝わってくる上、想像力をかきたてられちまうのだ。その辺がエロ本と共通する....って、ちがーよっ！
	けこ　さすがえろりん（ちがくない）
	かず　襟を詰めてお召しになるって書いてあった(たしか)のですが、お写真拝見したら、ほんとにすごいつめていた。詰めているというか、締めているに近いのではないかくらい。あんな着方もあるのだなーと思いました。
	陶子　ほんと（笑）。締めてるよね。でも、似合ってるからすごい。自分なり…が見つかるっていいな。
05/10/18	みずえ　私も持っています。初めて買った着物の本です。「袖を切らなきゃよかった」みたいな失敗話も書かれていて、確かに衝撃的でした。床置きってのも斬新でしたね〜。
	えりりん　あ、みずえさんも持ってるんですね。随分前の本なのに、ちっとも古くささを感じないのは、一貫した大橋さんテイストで選ばれているからなんでしょうね。時代がだんだん追いついてきた....って感じ。
05/10/19	みずえ　えりりんさん、ほんとですよね。これなら私も着物着たいかもって思わせてくれた初の本でした。って、みなさんそうおっしゃってますね〜(笑)。
05/10/28	ほさぷ　みずえさんの書き込みに便乗（笑）　私も十ウン年前、最初に買った着物本はこれでした。「普段に着物が着たいっ！」とわめく私に「面白そうだよ、この本」と母が差し出したのでした。今思えば、オカン、グッジョブ！