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しょうの空間
山岸幸一 ノンカテゴリ ノンカテゴリ



最近とても魅力的な反物に出会いました。その作者が山岸幸一さん。2/27の日記にも書いたけれど、皆さんに知っていただきたくてキーワードにします。私はこの方の紅花染を見て、紅花染に対する気持ちが大きく変わりました。

以下は山岸さんを特集したテレビ番組のビデオで知った、山岸さんの姿です。



家は白鷹お召しを織っていたそうだ。化学染料で染めて機械で織る、いつしかそれに疑問を抱き、草木染を始めた。染は水が命。その命の水を求めて山形県米沢市の赤崩という場所に工房を構え、染料を取る草花を育て糸を紡ぎ、織る。
紅花も今はほとんどが食用に向いた種類。なので染に適した最上紅を自ら育てる。染は一番きれいに染まる真冬に行う(寒染)。一冬で二回染め一年寝かす。翌年また二回染め、水で洗い一年寝かす。染め上がった糸も織って欲しいと糸が語りかけるまで待つ。すべてが、良いものを作ろうとした結果自然と行き着いたプロセスだ。そしてその工程を楽しみながら喜びながらの物作り。何より心が大事だと話す。作り上げた反物も袖を通されて初めて命が吹き込まれると言う。


そんなお話を聞かなくても私が見た山岸さんの反物は光っていました。訴えかけるものがありました。手にとってみたい、あててみたいと思わせる、久しぶりに心から感じた素敵な作品でした。
皆さんもどこかで山岸さんの作品に出会ったらぜひご覧になってください。

写真は帯です。

http://www.e-chikiriya.co.jp/...

【ヤマギシコウイチ】


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2009/9/16更新
2003/3/19 登録
10549クリック/ 7回更新
感想
03/3/19 ミホ  うやあ〜素敵ですねえ。生で見たらもっと引き込まれそう・・・。おばあちゃんちが山形だから、土産な紅花染めや博物館な紅花染めは見たことがあるんですがこういうのは・・・。は〜素晴らしい
かず  一番左のピンクの紅花欲しいかも・・・!
03/3/20 はな(萩の月)  私も紅花ならピンクが一番欲しいです。
はづき  素敵ー!いいなー!真ん中の紫の格子、着て見たいです。
しょう  私が見た山岸さんの草木染は藍と紅花。藍ももちろん素晴らしかったのですが、紅花がこんな色が出るんだ!となんとも言えない素敵な色でした。
えりりん  一番左の着物、桜の季節に着ていたら素敵でしょうねー。実物が見たいです。
えお  私もおそらく同じ番組を見ました。寒い中での作業中がとても印象的でした。作品、みてみたいなぁ。
陶子  画像じゃ、良さがやっぱり分からない。実物、見たいーほんと。
奥さんパートにでてるって件がおかしくて日記、覚えてました。
しょう  和織さんにまだあると思います。見せてもらってもうかつに手が出せないお値段なので安心してご覧下さい。それでも「これを着てみたい」と言う誘惑にかられてしまいましたけど(笑)
陶子  値段、おおよそ知ってます。(笑)
雑誌にね、ちらっとでてたの。でも無地の値段だったし、もっとすごいのかも…。まあ、関係ないか。個人的には。ははは。
03/3/24 しょう  絵織ちゃんテレビで観たの? 私はビデオをお借りしました。
えお  今年に入ってからTVで観ました。30分くらいの番組だったかな。番組の最後に女性が山岸氏のピンクの着物を着て登場、という終わり方でした。
しょう  私が観たのは、女性のシーンはなかったなぁ。ピンクと言うことは紅花ですね。今の季節に着たら映えるでしょうねぇ。
05/2/11 はな(萩の月)  昨日、しょうさんが山岸さんの帯を締めているところに遭遇しました。本当に惚れ惚れするような帯でした。うらやまし♪
しょう  大好きな帯なのでそう言っていただけるととても嬉しいです!後ろ姿もいいんですよ(笑)お見せすればよかった。着尺もすてきなので今度お店で見てくださいね。
05/9/5 しょう  和楽10月号「森田空美のきもの美巡礼」で山岸幸一さんの紅花紬が紹介されていました。雪の中、糸を竿にかける山岸さんの姿、糸の見事な色。惚れ惚れしてしまいます。9月16日(金)から21日(水)まで銀座もとじ・和織で山岸幸一展開催。
06/6/29 しょう  このKWをご覧になり問い合せフォームでお問い合せをお送りいただいたRさんへ。お返事を申し上げましたが、該当アドレスなし、とメールが戻って来てしまいました。手立てがないので、こちらに書かせていたただきます。(この感想欄読んでくださるといいのですが...)
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