| | 帯むすびの由来について、歌舞伎や江戸の風俗に重ね合わせて解説してくれます。
帯の話なのですが、そこから江戸庶民ののいきいきとした暮らしが浮かび上がってきて、とても楽しく読むことができます。
帯むすびに関して残っている文献があまりないそうで由来については作者の個人的な推察もあるようですがその解釈もとても面白く、まさに口伝といった感じ。
目次例
結びのはなし(一文字結び—奴さん
片わな結びと諸わな結び—基本結びその一・基本結びその二
雲竜と不知火—誓いの結び
神田結びと頭領結び—祭りの太鼓
割りばさみと片ばさみ—大和魂 ほか)
帯模様のはなし(兎—歩く絵画
金箔—咲美しい女
桜蘭—幻の織り
鴛鴦—遊び心
伊予縞—色男 ほか)
人生ひと口ばなし
がらくたばなし
帯人形と結び方解説
| | | 【オビノハナシムズビノハナシキモノクデン】
1500円 世界文化社 笹島寿美/著
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