KIMONO真楽:墨流し染め

	KIMONO真楽

彩香の空間
墨流し染め	着物・帯

墨流し染め。この染め方は、水面に墨汁や顔料などを浮かせて、波紋様の柄を作り、その上に布や紙を当てて写しとるというやり方です。子供の頃図画工作でやったマーブル染めを思い出してしまいましたが、実は9世紀頃からの日本古来の伝統的な染め方だそうです。一反の反物を数人の職人のいきの合った一瞬の技。

展示会でハンカチを染めるところを拝見したのですが、何工程にも及ぶ染め物や織物に想いをはせている中で、あまりに一瞬の作業に唖然としつつ、30Ｍを超える反物を一瞬で染めるということをあらためて考えてみると、勇気がいる作業だなぁ・・・と。
思い通りにはなかなか出来ない一瞬の勝負。同じ模様や色合いは二度と出来ない偶然の産物であること。また、その一瞬の為に技を磨く職人の存在も知りました。
http://web.kyoto-inet.or.jp/...
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【スミナガシソメ】

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2004/10/4 登録
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04/10/4	えお　墨流し染めに限らず「勢い」に熟練した職人技を感じることがあります。そういう品を見ると圧倒されますよね。
04/10/6	彩香　たしかに、勢いに行き着くまでの鍛錬を想像すると、また奥深いですよね。