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拓ちゃんの空間
羽織 着物・帯 着物・帯

話題になったので気になって調べてみました。
うる覚えだったのでもう一度しっかり見直すと、勉強になりましたので、若輩者ですがKW登録させていただきます。

その昔、羽織は男性用の物だったそうです。
女性が羽織を着るようになったのは江戸時代の末期のこと。江戸深川の芸者が黒紋付の羽織を用いたと言われています。
明治に入って黒紋付の羽織を略礼装として着る習慣が広まったそうです。
最近また羽織が流行っているので、普段にはよく着ている方を見かけます。

サイト検索してみましたが、あまり詳しく記載のあるものがみつからなかったので、持っている着物本から‥

☆本羽織(着物の7/10くらいの丈)
 黒紋付、色無地紋付、絵羽模様の羽織をさす
 ミセス(ミスは着ない)が着物の格をあげる為に着用
 あくまでも略式
 素材は縮緬や綸子
 紋付羽織は表の五つ紋が正式だが、三つ・一つでもよく、陰紋・縫紋でもOK
 吉凶両方に使えるがあくまでも略礼装
 絵羽羽織は紋はつけても付けなくても良い


☆中羽織(本羽織より2〜3センチ短め、着物より50センチくらい短い丈)
 織りでも染でもOK
 防寒や塵除けにと役割が豊富
 マチありの仕立て。
 最近は長めが流行りのようなので長羽織と言っていますがこの仲間に入るようですね。

☆茶羽織(着丈の半分)
 素材はウールや紬
 普段着用
 マチのない仕立て方

(長さはあくまでも標準寸法ですが、流行や体型により加減あり)

昭和30年代頃の長さはお尻が隠れる程度の短めが主流だったようです。
現在は膝の上下7〜8センチあたりの長さが多い様です。

その他薄物・単・袷仕立があります。

☆乳の位置
羽織紐を通す(付ける)乳の位置も羽織ったときに帯の上〜帯締めの間にくるのが綺麗とされているようです。


*調べた範囲でのKW登録ですが、参考になれば‥
間違いやご指摘があれば宜しくお願いします。


【ハオリ】


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2004/9/10更新
2004/7/2 登録
9117クリック/ 3回更新
感想
04/7/2 かず  男のものっていうか、女がそんなに金かけちゃいかん(ぜいたくしちゃいかん)ということで(男尊女卑)女性の正装は羽織なしなのですよね。だから今でも女性の正装は羽織なしの帯つき。 その御触れに逆らったのが深川芸者ってのが興味深いですね!
拓ちゃん  テレビの時代劇で見たことあるような‥江戸末期だからもしかして時代錯誤でおかしいのかも?
鯱之  まぁ、江戸の時代の服装のカブキは深川芸者が始まりってのは服装だけじゃなくて髪型もそうだし、下駄もそうだし。やっぱり先端を行く人はそういう職業なのは今も昔もかわらずかな?(芸能人=芸者ですから)
  深川芸者は、確か理由があって、男名に羽織で男として振る舞っていたような気がします。幕府公認の遊郭ではないから、男を雇ってるんだとか何だとか言うの。違ったかな?
フサエ  あ、そううそう「豆奴」とか「梅吉」等、源氏名を男の名前にしたのもその理由です。で、その方が色っぽい(ちょっと倒錯趣味ですね)というのでさらにお客が増えたと聞いたことあります。
04/7/12 しょう  拓ちゃん、KWありがとう。さらに勉強になりました。話はそれますが芸者さんの格好してみたいですねぇ。
拓ちゃん  やりたいやりたい!確か京都でなれるはず!?
04/9/9 くにえ  最近お会いした女性は、羽裏を表にして着ているそうで、へぇ〜と感心。
そして、その話を聞いたとき、そこにいた男の子もバンドか何かの衣装で、同じように着ていたそうで、それが着物を知るきっかけだったとか。これまた、へ〜。流行なんですかね。
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