| | 上野公園は不忍池のほとりにある下町風俗資料館。
ここでは明治〜大正・昭和の庶民の暮らしを覗くことが出来ます。
1Fに商家や駄菓子屋さんが入った長屋、下駄の鼻緒屋さんなどが実際に使われていた家具や生活道具とともに展示されています。
なんといってもこの資料館の特徴は、実際に触れること!
たとえば駄菓子屋さんの奥の畳の部屋に履物を脱いで上がり、ちゃぶ台の前にそっと座ったり箪笥や押入を開けてみたりできちゃうのです。
小さな箪笥の中には帯締めや帯揚げや銘仙のきものがきちんと納まっていて、必要最低限のもの全部に手が届くような小さな範囲を大事に暮らしていた時代の人たちのことがとても身近に感じられ、すこし切なくなりました。
2Fには昔の玩具や、昭和の頃の銭湯があります。
番台に上がってみたら畳になっていて、てっきり椅子があると思っていたのでびっくりしました。
戦時中のポスターや台東区の当時の写真、庶民のきもの姿の写真なども展示されていて、昔の下町の姿を今に伝えています。
谷中にある付設展示場、旧吉田屋酒店もおすすめです。
きもの姿の宣伝用ポスターや、大きな枡や樽や徳利が見られます。
江戸中期から明治時代の商家建築の揚戸(あげと)と呼ばれる板戸は一見の価値あり。
開館時間と閉館時間間際に行くと開閉を見ることが出来ます。 http://www.taitocity.net/...
| | | 【シタマチフウゾクシリョウカン】
東京都台東区上野公園2-1
03-3823-7451 9:30-4:30(入館は4:00迄)月曜・年末年始休
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2005/6/3更新 2005/6/3 登録 2614クリック/ 1回更新 |
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