| | 今回紹介させていただくのは無形文化財に指定されています東八拳(籐八拳)です
東八拳は江戸時代の中頃に ( 当時は東八拳とはいわなず籐八拳と言いました ) お酒の席での座興として始まったものですが、
庶民の間に大流行して,作法を重んじルールを決めて勝負を楽しむグループがいくつも出来ました。
狐拳、庄屋拳、在郷拳、名主拳、藤八拳など多くの名称を持ちますが、
いずれも狐と鉄砲(猟師)と庄屋の三すくみの
力関係で勝負をしていました。
江戸の中期から数拳にかわり狐拳が主流になってきましたが、
やはり拳酒といわれる酒席での遊びと(お座敷芸)、土俵を挟んでの勝負そのものを楽しむのとが、
はっきり二分されていたようです。
その後の名称は藤八拳と言うのが一般的になり幕末から明治の中頃まで
庶民の間で圧倒的な人気をはくし、歌舞伎の演題にまで用いられました。
東八拳というのは「じゃんけん」と同じ、いわゆる三すくみで勝ち負けを競うものなのですが
「ぐう」、「ちょき」「ぱあ」ではなく 「狐」、「鉄砲」 、「庄屋」
という三つの力関係で勝ち負けを決します。
勝負は,三回連続して勝つと一本取り、
三本勝負で二本先取した方の勝ちとなります。
一回拝見させていただきましたが、テンポがとてもよくお座敷芸としてとても楽しい遊びではないかと思います。
今回拝見させていただいたものは、土俵を挟んでの勝負で行司、検査役が四人いて正式な物を拝見させていただきました。
一つ一つの動作に切れがありなかなか面白かったです。 http://homepage1.nifty.com/...
| | | 【トウハチケン】
日本東八拳技睦会 事務局 03−5565−5267 東京都中央区築地 4−2−7−702
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2005/10/9更新 2005/10/9 登録 4953クリック/ 1回更新 |
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