| | 場所は京都・美山町茅葺きの里内。
藍染め作家、新道弘之氏の私設美術館。
一階は工房として、二階は同氏の藍染めのコレクションの展示室として公開されている。
受付を済ませ、一階奥への扉を開けると工房。
藍の香りに迎えられる。
地面には藍甕が埋め込んであり目を惹く。
藍の建て方は「色々試して結局これが一番だった」と、江戸時代からの方法で行っているとの事。
糟も田に帰しているという。
そのそばには新道氏が開発したという絞り染の道具もあり、それで染めたという作品が展示されていた。
とても素敵なもの。
浴衣として出したいんだと、若い人たちにも本物を着てほしいんだと想いを聞かせていただいた。
完成がとても楽しみである。
階段をあがると屋根裏部分となり、コレクションの展示室。
コレクションは中国、チベット、インドネシアなどの世界各地から集まってきた、興味深いすばらしいもの。
まだまだコレクションはあるらしのだけれど、広さの関係で全部は無理なんだと残念そうにおっしゃっていた。
茅葺き民家の構造を内部から間近で目にできることも貴重。
気さくな新道さんの、藍への想いがつまった素敵な美術館である。
http://www.kanshin.jp/... http://www.geocities.jp/...
| | | 京都府北桑田郡美山町字北41
0771-77-0746 10:00〜17:00 休館日:水、木(祝日は開館)※冬期12/1〜3/19は土、日祝日のみ開館 入館料250円(高校生以下無料)
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