| | 溝口健二監督の作品です。レンタルビデオの棚で「歌行燈」を借りようと思ったら、貸し出し中だったので、かわりに借りてみた、という消極的な動機でした。
祇園の芸妓と舞妓の生き方を描いた作品で、原作は川口松太郎です。新派で上演してもおかしくないようなストーリーだったので、「あれ?」とクレジットを確認したら、川口原作でした。
スタッフ・キャストなどは、http://www.jmdb.ne.jp/...
をご参照いただければと思います。
とにかく、祇園が舞台ですから、主演の木暮実千代も、その妹舞妓の若尾文子も、ほぼ全編、ずーっときものです。若尾文子の初々しい舞妓姿は、ほんとうに可愛いですし、木暮実千代の芸妓も、姐さんらしいきもので、「ああ、これがカラーだったら・・・」と、ちょっぴり残念でした。
途中で、酔ってふらふらになった若尾文子が、きものをパッパと脱いでいくシーンがあるのですが、舞妓さんの刺繍半襟って、こういう風につけるんだというのが見られて(そんなのに感心するのは、私だけかもしれませんね・・・)、よかったです。 http://www.allcinema.net/...
| | | 【ギオンバヤシ】
大映 1953年 溝口健二 木暮実千代 若尾文子
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