KIMONO真楽:金沢和傘

	KIMONO真楽

雅紅の空間
金沢和傘	小物

こちらでもすでにＫＷ化されているようなのですが、お店に行ってきましたのでアップしたいと思います。

松田さんは金沢和傘唯一の職人さんとなりました。
御年８★才、後継者はいないのです。
（以前一人女性のお弟子さんがついたのですが、今は産休とのこと）

染之助・染太郎のあの傘も松田さん作。
女優さんや、銀座のお店などもこちらへ注文をされているようです。

注文受けるノートを見せてもらったのですが、
そこの１ページに傘の柄の図と、「うなぎ」の文字が。
「うなぎってなんですか？うなぎやさんからの傘の注文？それともうなぎの柄？」とお聞きしたら、

「これは浜松の人の注文で、うなぎを贈ってくれたんで、
忘れんように書いたんや。頂き物したら早よ仕上げんなん。」とのことでした。ははっ！（笑）
個人的にはうなぎ柄の傘を見たかったけど。。

金沢和傘と各地にある和傘との一番の違いは、開いたときに見える骨部分に５色くらいの多色の色糸を繊細な網目で渡してあるところです。

柿渋やいろんな物を使って、強度のある傘にじっくりと仕上げていく。根気の要る仕事です。

柄を持ち込んでオリジナルなものも作れます。５万くらいからかな？普通のものなら３万円くらいです。
ちょっと高いんですが、ぜひほしいと思っています。
夏のボーナスで、と考え中。

傘の色に白が入っていると色白に見えるそうです。
真っ赤も可愛いのですが、顔も真っ赤に見えるんですよ！
これが凄い差なのです。色選びも重要です。

先日、京都の名舗展に京和傘がありましたが、金沢和傘のほうが無骨且つ繊細で、質実剛健な武家の文化の現れのように感じました。

金沢・クラフト広坂　でも購入できます。

〒920-0962 金沢市広坂1-2-24
TEL：076-265-3320
FAX：076-265-3321
営業時間：10：00〜18：00
定休日：水曜日
URL:http://www.hokuriku.ne.jp/...
E-mail:mailto:hirosaka@blue.hokuriku.ne.jp
http://www.hokuriku.ne.jp/...

【カナザワワガサ】

２〜５万円。
松田和傘店
金沢市千日町7-4