| | アンティークが好きで、よく骨董市で染め帯を買います。
たまったので一気に解いてみました。
古い匂いがあるものは芯がカビていることが多いようです。(参考)
胴の二重巻きの下になる部分&お太鼓の中側のシミが最も多いです。汗を吸う所ですね。
芯の外し方ですが、名古屋帯はお太鼓上の三角の部分の合わせ目を解き、そこから垂れ先方向、手先方向に分けて裏返しています。
白い綴じ糸(しつけ糸みたいな太目の糸)で帯地の耳の部分に帯芯が縫い付けてありますのでそれをほどいていくと帯皮だけになります。
芯を入れ替える場合、この状態から新しい芯を元の通り綴じつければよいかと思います。(そんなに難しくないとは思いますがこつが要るのでご注意〜)
帯芯の種類ですが、昔は荒めに織ったゴワゴワした綿芯が多く、現代のようなしなやかな三河芯は無かったようです。
再利用不可なのもありますが、キレイなものを漂白剤につけて洗ってみました。
さっぱりしますがやはりかなりの分厚さで、現代に普段締める帯の芯としては重いようです。どうしてこんな重い芯を使ったんでしょうね〜
帯芯の変わり種として、ボール紙(むかしのバフン紙?)、5月の節句の幟などが出てきました。
| | | 【フルイオビシン】
昭和初期
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