| | 川島織物の工場の敷地内にある博物館。
展示物は160年余りの歴史のなかで川島が作ってきたものが主。特に皇室/政府の仕事にかかわる展示が多く、明治宮殿に納めた室内装飾のための大きな綴織の下絵とか、製作過程でされた明治政府とのやりとりとか、試作品の一部とかがあります。
明治宮殿の装飾なんかは、ものすごく贅沢だし、たくさんの税金が投じられてきた公共事業なわけですが、こういう仕事が技術の革新を進めてきたんだろうなあということも感じました。
1843年(天保14年)の創業以来、技術研究のため収集した8万点に及ぶ染織・織物資料も収蔵しているそうです。が、昨年完成した京都迎賓館に納めたものがたくさん展示されているためか、最近はそれらの展示はされていませんでした。
川島織物文化館は、京都の市内からひと山越えた「市原」という、ひろびろとした山間にあります。ちょっと遠いので行きづらいですが、鞍馬や貴船へ行ったときに一緒にするといいかもしれません。 http://www.kawashimaselkon.co.jp/...
| | | 【かわしまおりものぶんかかん】
京都市左京区静市市原町265
叡山電鉄鞍馬線「市原駅」徒歩7分 京都バス(32広河原行き・34静原行き・35市原行き)「小町寺」徒歩約3分 075-741-4120 10〜16時 土日祝休館 要予約
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2006/4/29更新 2006/4/29 登録 4974クリック/ 1回更新 |
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