| | お値段は張りますが、内容は大変充実した和裁の本。
かなり詳しく仕立ての技法やコツを、豊富な写真と共に図説しています。
美しい仕上がりのための工夫も惜しげもなく披露されているのが有難い。
裾広がりにならず形の良い着物になるように、後ろ幅、前幅ともに裾で0.8cm(2分)詰めるやり方は、私も早速取り入れてみました。
裾から40〜50cmの膝の辺りから自然と斜めに裾すぼまりになり、0.8×4=約3cm短くなる計算です。目立たぬ工夫ですが、さりげなく効果が期待できるような気がしています。
この本は女物だけでなく男物や子供物、コートに帯にもんぺまでと、まるで和裁の百科事典のよう。
着付や畳み方、和裁用具の解説まで載ってます。
これ一冊あれば、かなり重宝すると思います。
| | | 【ズセツキモノノシタテカタ】
「(図説)きものの仕立方」 村林益子著 紫紅社 15,000円 1989年刊
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