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青衣の空間
鹿角細工の帯留 小物 小物



奈良といえば鹿さん。
その鹿さんの角を使った伝統工芸品が「鹿角細工」です。
芸術性の高いものから実用品に至るまで、職人さんの技でひとつひとつ手作りされています。

毎年、秋に行われる「鹿の角切り」は奈良の風物詩となっています。
鹿さんの角は、冬から春にかけて自然にとれて1年で生え変わりますが、秋に気の荒くなる雄鹿が他の鹿を傷つけたり、人に危害を与えないよう行われるのが「鹿の角切り」で、鹿さんと人が仲良く共存するための方法なのです。

鹿角は、根元、先端、表面と中心部によって、色や透明感が微妙に違い、月日を経ると艶もでてくるそうです。

昔は帯留や和裁のへらなどたくさん作られていたそうですが、現在“帯留の需要がない”ということで、商品の中心はブローチやループタイ、ストラップになっています。
奈良公園周辺のおみやげやさんでは、どこでも扱っている鹿角細工ですが、「帯留はありますか?」とお聞きすると「今は着物を着る方がいないから作っていないんですよ」というお答えが返ってきます。とても残念です。

写真のものは鹿角のブローチですが、以前は帯留によく使われたデザインだそうです。

毎年生え変わる角を使っているので、お値段もリーズナブル。
「職人さんにもっと帯留を作っていただきたいなあ・・・」という願いをこめてKWいたしました。


【シカヅノザイク】


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2006/6/28 登録
5351クリック
感想
06/6/28 KURA  あの鹿さんたちは奈良時代、神鹿として飼われたのが始まりだそうですね。 お守りにもなりそう。
生え変わるものだし、時間が経つと変化していくのもいいですね。
今月奈良旅行したばかりなのに、わーん、また奈良に行きたくなりました〜。奈良ってほのぼのよいところですね〜。
しょう  皆で「帯留めはないのですか?」と問い合せをしましょう。奈良を訪ねたら実行します!
さくらこ  奈良の鹿角細工。先日、私もいいご縁を頂戴しました^^♪万寿菊、銀杏、唐草など、象牙に劣らない上品な質感と、驚くほど繊細な細工!お値段がとてもリーズナブル(¥3000くらい〜)なことにビックリしたんですけれど、そっか、毎年生え変わるからなんですねー。ナットク。こんなに繊細な手仕事。なくしてしまうのは惜しいです。
06/6/29 青衣  KURAさんがおっしゃるように“神の使い”として
千年以上前から大切にされてきた鹿さん達。とても人になついていますが、あくまでも野生動物であり今は国の天然記念物に指定されています。天然記念物が商品になっているって、考えてみたらすごいことかも。
ぼたん  さくらこちゃんずる〜い(笑)万寿菊、唐草気になりますこんど見せてね!注文すれば帯留って作って頂けるのですか?
さくらこ  だって〜(笑)。「・・・。」ってものも多いんですが^^、根気よくさがすと素敵なのが見つかりそうです。ぼたんちゃんも、お好きなんじゃないでしょうか。それ、近々お尋ねしようと思ってます<オーダー。みんなで、いざ奈良へ!って感じ?^^言われてみれば、ほんとすごいですよね<天然記念物。
さくらこ  それにしても、青衣さんの竹&笹の帯留。見ればみるほど素敵ですね〜♪
06/6/30 KURA  ”神の使い”。。。鹿さん、本当にそんな感じしますね〜。天然記念物!これもすごい!
3000円から。。。私でも買えます〜♪
おみやげやさんをチェックする時間のなかった私。いつか奈良リベンジ!
青衣  みなさま、ぜひぜひ奈良へおいで下さいませませ〜♪
皆様のお声が届けば職人さん達の認識も変わると思うんです。
06/7/1 乃りこ  以前、別の工芸品のお店ですが、ブローチやバレッタに作られている細工を見て「これで帯留を作って」とお願いしたことがあります。少し奥でご相談されたようですが、引き受けていただけました。作って売っているお店なら挑戦する価値ありかも、ですよ。
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