| | 古都奈良が秋の色に染まる頃、奈良国立博物館で
『正倉院展』が開催されます。
正倉院宝物は、聖武天皇が崩御した後の四十九日にあたり、お后の光明皇后が天皇御遺愛の品々を東大寺大仏に献納したことにはじまります。
この折の品々が東大寺の正倉であった現在の正倉院宝庫に収められ正倉院宝物の核となっていきました。
光明皇后の深い思いから、大仏に捧げられた聖武天皇遺愛の品々は、千年の時を越えて天平の香りをいまに伝えてくれます。
今年の正倉院展は、光明皇后1250年御遠忌にあたることもあり、皇后ゆかりのとても繊細で華やかな品々が数多く出陳されています。
「螺鈿紫檀五弦琵琶」をはじめとする精緻な装飾がほどこされた工芸品。
美しい錦や、鮮やかに染め上げられた麻織物、いまはまぼろしとなった技法、夾纈(きょうけち)で染められた聖武天皇遺愛の屛風など、1250年経てもなお輝きつづける宝物の数々。
この機会にぜひ、正倉院宝物の素晴らしさに触れ、天平の息吹を感じて見ませんか。
【第62回 正倉院展】
●奈良国立博物館 新館
●期間 平成22年10月23(土)〜11月11日(木)
会期中無休
開館時間:午前9時〜午後6時
※金曜日、土曜日、日曜日、11月3日(祝) は午後7時まで
※入館は閉館の30分前まで http://www.narahaku.go.jp/...
| | | 【ショウソウインテン】
奈良市登大路町50番地 〒630-8213
0742-22-7771 観覧料金 一般1000円 (900円)、高校生大学生700円(600円)
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2010/10/31更新 2006/9/24 登録 4336クリック/ 4回更新 |
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