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花兎の空間
宮尾登美子『錦』 本・雑誌 本・雑誌



『錦』
¥1890円(本体¥1800)
ISBN978-4-12-003935-5 C0093
2008年6月25日刊

2011年11月25日文庫版刊 ¥800円 

 ※
 
雑誌『中央公論』に連載された宮尾登美子さんの小説です。
連載は2008年3月で終了し、このたび単行本として刊行されます。


この小説の主人公は龍村平蔵(作中では菱村吉蔵)。

あの龍村の帯がどのように生まれたか。
名物裂の復元は如何にして行われたか。
それがどれほどの難事業だったのか。
それを成し遂げた龍村平蔵とは、どんな人物だったのか。
宮尾登美子さんの筆が織り出していきます。

宮尾登美子ファンにも、織物に興味のある方にも、オススメの小説です。

 ※

宮尾さんのエッセイ「『錦』うらばなし」(『銀座百点』2007年1月号に掲載)によると、この小説の執筆を決心してから連載開始までには25年かかったそうです。
その間、龍村平蔵を知る人に取材し、亡き人には墓参し、資料を集め、織りの現場へ何度も出かけたということでした。

 ※

中央公論新社の単行本情報ページ
http://www.chuko.co.jp/...

http://www.chuko.co.jp/...

【ミヤオトミコ『ニシキ』】


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2013/4/2更新
2007/4/16 登録
9613クリック/ 7回更新
感想
07/7/28 フー  おお。これはとっても興味深い。龍村平蔵さんのことよく知りたかったのです。読んでみます!
フー  ってまだ連載中なんですよね。単行本化が待たれます。
07/7/29 花兎  私は図書館の雑誌コーナーのお世話になってます。この前読んだとき、平蔵氏や息子さんが、西域のミイラの顔にかけられていた裂の再現に取り掛かっていました。
08/2/19 花兎  発売中の2008年3月号「中央公論」で最終回を迎えました。これから単行本になるまでどれくらいかかるかしら。楽しみです。
08/6/23 フー  もうすぐなのですね。楽しみ!
08/7/16 しょう  本日(7月16日付け)の讀売に宮尾登美子さんと高橋治さんの対談が載っていました。そだそだ、と思い出しさっそくぽちっ。読むのが楽しみです。
密偵おまさ  先日から本屋さんに行くたびに「どうしようかなぁ・・・」と手にとってはまた棚に戻すという・・・。やはり、これは読まねば!ですね。
花兎  讀賣ですね、図書館で読んできます!>しょうさん
そう、ちょっと重いですしね。でも面白かったですよ。>おまささん
08/7/18 花兎  しょうさんご紹介の対談はこれでしょうか?ONLINE版にも載ってました。ついでに正倉院御物に関してのこんな記事も。図書館に行かなくてもすみました〜
しょう  そうですそうです>対談 さて、本届きました。確かにかなり分厚いですね。楽しみです。そしてやはり桑ですか。
08/7/19 密偵おまさ  新聞記事のご紹介、ありがとうございます。さっそくブックマークに加えました!
しょう  一気に読み終えました。これは必読ですよ!
08/8/10 密偵おまさ  キーワード化してくださった花兎さん、そして「必読!」と教えてくださったしょうさん、ありがとうございました! わたしも一気に読了いたしました。
13/4/4 梨林  しょうさんからいただいて一気に読破しました。着物好きもそうでないかたも楽しめる本だと思います。
花兎  文庫版が出ていましたので、編集しました。本の重量を気になさっていた方、ちょっと軽量化されたと思いますよ〜
13/4/7 ちといち  15日まで大阪高島屋で「龍村平蔵『時』を織る。」開催中ですね。4/17から京都、4/25から日本橋、5/24から横浜と巡回展あり。楽しみです。
13/4/8 花兎  おお、そんな展覧会が。こちらに記事が。http://www.asahi.com/... 名古屋高島屋には来ないのかな—
13/4/20 しょう  展示会、一昨昨日行ってまいりました。初代平蔵さんはすごい!!圧倒的な力とあふれる才能を、残された作品からひしひしと感じました。
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