| | こちらは、舞妓の世界を舞台にした小説です。
京都は祇園甲部の置屋、吉乃家を舞台に、ひょんなことから中学1年生の男の子が舞妓に!
という設定は奇想天外なのですが、
見習いを経てお店出し、季節ごとの行事など、舞妓や花街の世界が垣間見える小説です。
男が舞妓?うーん、絶対ばれるでしょう、という突っ込みどころは数々あるのですが、目をつぶりましょう!と思わせる愛らしいお話です。
季節ごとの着物や花かんざしの描写もあり、きもの好きの方も楽しめるのではないでしょうか。
作者の奈波はるかさんは、京都の大学で学ばれていたということで、京都弁も違和感ありません。
2007年4月現在コバルト文庫より23巻まで(番外編含む)刊行されています。
| | | 【しょうねんまいこ ちよぎくがゆく】
奈波はるか 「少年舞妓・千代菊がゆく!」 ¥440(税込)
商品を見る 集英社(コバルト文庫)
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