| | 江戸のお伊勢様、芝大神宮で戴けるお守りのようなものです。
千木(ちぎ)=千着と読み替え、箪笥に入れておくと
衣装が増える→それだけ裕福になる→ということはいいご縁がある
というご利益があるともいわれています。
芝大神宮の宝物を模したもののようで、
戦前は、祭礼(何日もやっているので"だらだら祭"と言われる)のときに売り出されていたようですが
評判がよかったため、戦後は、社務所で常時販売しているそうです。
#が、ないこともあるらしい。
名前の由来については、
千木(神社の屋根の上にでてる棒みたいなの)から作ったからその名があるとか、
藤蔓でつくった器に食べ物を載せていて、それを千器と言ったとか、(→藤の絵が描いてあるし)
いろいろ説はあるようです。
本体は経木でできており、中に大豆が入っています。
ぎっしりじゃなく、上から1,2,3粒。
雷避けになるそうで、雷がきたら食べればいいんだとか。
五行の話で言うと、五穀の大豆は水気だけど、形は金気かなあ。
雷は木気なので、そうすると金剋木を意味するのかな。
(=節分の豆まきの逆理論。節分では金を殺して木気を助ける)
うーん興味深いです。
藤の花が描かれているのは、元はお鮨をいれてたものらしく
鮨は藤にかざすと腐りにくいからだとか(←この由来が知りたい!)
近くにお屋敷があったお武家様、大久保さんの家紋に由来するだとか、
こっちもなんかいろいろ説があるようです。
と、いろいろ書きましたが、
かわいいんですよ要は!
カラカラ鳴る音もなんだか懐かしい感じがします。
箪笥に入れておくといいそうですよ。
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