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寅の空間 琳派百図展 イベント・場所 社団法人日本伝統染色工芸保存協会創立三十周年記念特別展「琳派百図展」が開催されます。 尾形光琳の名を冠した琳派芸術の美を探究し染色で表現する現代染色作家が製作した着物や帯、総点数242点が一堂に会する展覧会です。 今回の展覧会は「美の継承」をテーマに、京の地に斬新な装飾芸術を花開かせた本阿弥光悦、俵屋宗達、尾形光琳、尾形乾山、江戸琳派まで琳派芸術の全貌と真髄を取り上げた作品が並びます。 琳派百図展　東京展 会期　平成１９年１０月２０日（土） 　　　午前10時〜午後5時 観覧料　1,000円（着物を着た方は無料だそうです。） 会場　時事通信ホール 　　　東京都中央区銀座5-15-8 　　　電話　03-3546-6606　　　 主催　社団法人日本伝統染色工芸保存協会 10月1日に京都文化博物館で行われた「琳派百図展」京都展に審査員として参加してきました。 審査会は琳派百図展に出品される作品の中から優秀作品に賞を授与し、技術者の向上を図るとともに入場者の鑑賞の目安にするためのもので、第30回記念特別展ということでなぜか私にも声が掛かりましたので、審査会、授与式及び晩餐会に出席してきました。 現在一線で活躍する京友禅の作家、職人が名誉のために賞を競う展覧会には、当然のことながらこれでもかという力作が多く、日本の美意識の原点といわれる琳派の流れを汲む絵画的な作品が主でした。 時代の流れに会ったいわゆる売れ筋や客に媚びるようなものではなく、予算を度外視した自由な新たな美への挑戦は古都の伝統染色への誇りが感じられました。 242点の中から私が推した波濤桜図は、夕闇に染まる鴨川のさざ波の向う岸の満開の枝垂桜を無線友禅で表した訪問着で、幾重にも重なる桜の花びらが闇に浮かび上がる妖艶な様を絵羽全体に描ききった迫力ある作品で、大胆さの中に緻密さがある、久々に出会った潔い作品でした。 京都新聞社賞が授与されたので是非会場で見てください。 会場には琳派の屏風や掛け軸も飾られるのでこちらも必見です。本物はすごい。古典はいつも新鮮です。 時事通信ホールへの地図　http://www.jiji.com/... 東京メトロ日比谷線・都営浅草線の東銀座駅から徒歩1分 東京メトロ銀座線・丸の内線・日比谷線の銀座駅から徒歩7分 なお、販売会ではありませんので、着物に触れたり、着てみたりすることは出来ません。 私もちょっと羽織って着てみたかったけどそれは出来ませんでした。ザンネン。 【リンパヒャクズテン】 東京都中央区銀座5-15-8 03-3546-6606 社団法人日本伝統染色工芸保存協会 amazonで検索 楽天で検索 Googleで検索 2007/10/18更新 2007/10/3 登録 5901クリック/ 1回更新 ▽最近の8件 [全12件を表示] 07/10/4 かんから　 琳派の画風が現代のデザインにどう生かされているのか、ぜひ見てみたいです。 京都新聞の記事も参考になりました。＞フーさん それにしても着物だと観覧が無料とは！会場での装いも楽しみ？（笑） あっこ　 無料なんですね。ほー。古典も現代ものも楽しみですねえ。 07/10/5 ぼたん　 観たかった〜〜京都も東京も一日なんですね。残念 あっこ　 私もこの日研修でした…orz 07/10/21 しょう　 伺いました。“波濤桜図”は残念ながら東京会場へは来ていませんでした。素晴らしい技術が受け継がれて行きますように。そしてそれを普段の生活に少しでも取り入れて身近に感じることができればと思います。 07/10/22 えりりん　 真楽メンバーもたくさん見に行けたみたいですね。私もたくさんの力作、拝見したかった。 07/10/25 寅　 波濤桜図の件、主催者に問うたところ京都新聞社賞授与ということで京都新聞社に飾られていたそうです。当然東京会場にもメインに飾られるものだと勝手に思い込んでいまして申し訳ございませんでした。 しょう　 なるほど！そう言うことだったのですか。拝見できず残念でしたが、そのお陰でスタッフに親切にしていただきましたし、また何かの機会に拝見できる日もあるかな？と密かに期待しております。

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